伸びていく体に当たらないようにエサを取り続けるシンプルな「スネークゲーム」を、大宇宙の規模にまで拡大した、宇宙ヤバイ的なゲームが登場しています。
SNAKE」です。

ゲーム自体は単なるスネークゲームで、内容的には大したものではないのですが、ガス星雲から誕生した恒星がブラックホール化して蒸発するまでの悠久の時の流れを、こんなミニゲームに圧縮しているというのが、なにか理系的に来るものがあります。

妙に壮大で私的に好みなのでご紹介しておこうと思います。

snake

ゲームが始まるとガスを吹き出しながら進む彗星が現れ、画面をフリックするとその方向に曲がります。
そして周囲には次々と恒星が現れ、取るとスコアが入り、ガスが伸びていきます。

ただし巨大な恒星に飛び込んでしまうと取り込まれてミスになります。
またスネークゲームですから、自分が出しているガスに触れてもミスです。
よってガスが伸びてきたら、自分のガスで行き場がなくならないように動く必要があります

また恒星は時間が経つとブラックホールになり、触れるとそのブラックホールがどんなに小さくても吸い込まれてミスになります。

ルールとしてはこれだけで、ゲームとしてはシンプルですね。

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ただ、このゲームはその「宇宙っぽさ」が最大の魅力でしょう。

ガスが集束して恒星が誕生し、徐々に噴き出す炎が広がって巨星化していき、その後に超新星爆発を起こしてブラックホールになり、さらにブラックホールもしばらく経つと大爆発して蒸発します。
パッと変わるのではなく、途中のプロセスがあるのが良いですね

恒星がブラックホールになるには質量が太陽の 30 倍以上必要なので、このゲームの恒星は全てそれ以上ということになります。

さらに太陽質量のブラックホールの蒸発まで 10 の 68 乗、1無量大数年かかると言われているので、「じゃあこのゲームのプレイ時間はどんだけ長いんだよ」とか思ったりしてしまいます。
そういうのを考えながらやってると、もう壮大すぎて「宇宙ヤバイ」以外に表現しようがなくなってきます
ある意味「雰囲気ゲー」と言えるかもしれません。

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価格は無料。課金も一切ありません。
完全無料アプリとしては非常に高いクオリティーだと思います。
BGM なども雰囲気がありますね。

iPhone だと画面が小さすぎて壮大さに欠けるので、iPad がある人はそちらでのプレイを推奨します。
まあ機種を選んでやるようなゲームではありませんが。

なによりタダですし、宇宙サイエンスな人にはオススメです。

SNAKE(iTunes が起動します)