私がスマホ&タブレット最高の戦術シミュレーションだと思っているゲーム「Great Big War Game」。
その Great Big War Game を手軽にアレンジしたアプリが登場しました。
Great Little War Game 2」です。

元々 Great Big War Game は、スマホ用の戦術シミュレーション「Great Little War Game」を拡張したものです。
今回はその Great Big War Game を再び初心者向けに縮小したような感じで、よって Great Big War Game をやり込んだ私としては物足りなさがあるのですが、これから始める方にはピッタリだと言えますね。

Great Big War Game は結構時間のかかるゲームだったので、マップが小さくなり、もっと短時間でサクサク進められる今作の方が、スマホには合っていそうです。

Great Little War Game 2

大戦略やファミコンウォーズの様な、ターン制の戦術シミュレーションゲームです
六角形のマス(ヘックス)で区切られた戦場に、兵士や戦車などのユニット(コマ)が配置されていて、1ターンに全ての味方ユニットを動かすことが出来ます。
これを自分と相手が交互に繰り返します。

ただ、このゲームは一般的な大戦略型のゲームとは違う独自ルールも多く、例えば攻撃後の移動が可能で、移動力の範囲内で「移動 → 攻撃 → 移動」という動かし方ができます。
また「高さ」や「射界」の概念もあり、ちょっと複雑なルールです。
その辺もあって、今回の初心者向けバージョンの作成に繋がったのかもしれません。

このゲームの主なルールを箇条書きにすると以下のような感じです。

・ユニットは耐久力制。
・ZOC(敵に接すると移動できなくなるルール)はない。
・味方ユニットでも通り抜けられない。
・飛行ユニットと陸上ユニットは同じマスに混在可能。
・移動力が残っていれば、攻撃後の再移動が可能
・移動力が残っていれば、ユニットの再選択・再移動も可能
射界がある。 曲射ユニット以外は障害物越しの攻撃は不可。
高さがある。 高所にいるユニットは射程が伸びる。
・施設も攻撃可能。 施設の耐久力がなくなると破壊される。
占領はエンジニアを使って行うが、実行後にエンジニアは消える
・耐久力がない施設で生産をすると作ったユニットの耐久力も低い。
・施設の生産場所にユニットを置いておくと耐久力が回復する。
・生産直後のユニットでもすぐに行動可能。
・輸送車から降りたユニットも降車直後から行動可能。
敵の生産場所を塞げない。(そこにユニットを置くと消えてしまう)

基本は Great Big War Game と同じですね。
ただし、前作とは以下の点で違いがあります。

索敵ルールがなくなった。だから索敵ユニットはない。
燃料と弾薬がなくなった。だから補給や墜落もない。
・兵舎や工場などを1発で占領可能。(前作は2回必要)
・中立の油田を占領すると $100 入手。(エンジニア購入費が戻る)
・テクニシャン(技術兵)はいない。
・対人攻撃力の高い火炎放射戦車がある。

索敵と補給をカットしたのは、いかにも「初心者向け」って感じですね。
占領も容易に行えるようになっています。

全体のルールはここには書ききれないので、手前味噌ですが iPhone ACGreat Big War Game の攻略ページ をご覧下さい。

Great Little War Game 2
※ステージのクリア条件は大抵「敵の将軍を倒す」か「敵の司令部を破壊する」。
将軍を倒す場合はスナイパーの1発で片付きますが、司令部の場合は建物を何度も撃って耐久力を減らさなければなりません。 建物に強いバズーカ兵か戦車を送り込みましょう。
味方の将軍を一定ターン守る、というステージもあります。


Great Little War Game 2
※敵ユニットには普通に移動するものと、動かない固定砲台と化しているものの2種類があります。
これは長押しすると区別可能で、左の画像のように移動可能な場所を示す緑の枠と矢印が出てくる場合は動くユニット。
右の画像のように赤い枠しか出てこない場合は動かないユニットです。


そして今作の特徴と言える部分ですが、まず縦画面になりました
さらにマップサイズが全体的に小さくなり、10~20分ぐらいでクリアできるステージが多いです。
いかにも「スマホ用」って感じですね。

横画面の方が見やすい場合も多いので、縦画面オンリーなのは良し悪しですが、外出先でも手軽に遊べることを強調したいのかもしれません。

また、ステージをクリアしたり、ステージ内にあるアイテムを取ることで「★」が貯まり、これでユニットのパワーアップやアンロックを行うことが出来ます。
「★を使ってパワーアップ」というのは前作からあったのですが、アンロックは今回からで、逆に言うと今作は★を使ってアンロックしないと新ユニットが登場しません

私は Great Big War Game と同じように、ゲームの進行で徐々に新ユニットが出てくるのかと思っていたので、しばらくアンロックに気付きませんでした。
前作のプレイヤーの方はご注意を。

そしてゲームの難易度が全体的に落とされています
前作もそれほど難しいという訳ではありませんでしたが、今回はもっと低めですね。
複雑なゲームなので、このぐらいの方が入門用としては良いと思います。

マップの作りも、「特定のユニットや攻略法を使えばラクにクリアできる」という感じになっている事が多く、プレイヤーに作戦を意識させようとしているのが伺えます。

気になるのは、これは前作の時からだったのですが、ユニットの能力や相性を把握し辛いこと
ユニットをタップしても能力に関する表示がなく、生産画面に「大雑把な」表記が付いているだけ。
攻撃力などの詳細を知りたい方は Great Big War Game ユニットデータ一覧 で確認して下さい。
正直、このページを作らなければならなかったというのが、このシリーズの難点でしょうか。

Great Little War Game 2
※左は生産画面。 ステータスはこの画面の下部に小さく書いてある。
でも重要な表記なんだからユニット選択したら出てくるようにして欲しい。
右はユニットのアンロック&強化画面。 前作では課金ユニットだった Medic(衛生兵)も普通に使えるようになっています。


Great Little War Game 2
※司令官のタコ踊りが相変わらずムカツク。
右はステージ選択画面。 航空ユニットを使えるのはステージ 21 からなので、それまではアンロックする必要はありません。


価格は 300 円。 クオリティーとボリュームを考えると、安いぐらいだと思います。

まあ Great Big War Game の「焼き直し」と言ってしまえばその通りで、だから前作のプレイヤーが今作もやる価値があるかどうかは微妙ですが、私はまたプレイしたいと思っていたので、こうして新しいステージを攻略していけるのは嬉しいですね。

シリーズ未経験で戦術 SLG が嫌いでない人には、ぜひ試して欲しいゲームです。
そしてこのゲームに慣れたら、ぜひ Great Big War Game の方もチャレンジして欲しいですね。

Great Little War Game 2(iTunes が起動します)