育成ゲームなのに、死ぬ。 死にまくる。
すぐ死ぬマンボウをめげずに大きく育てていく「死に育てゲー」が話題になっています。
「生きろ!マンボウ!-3億匹の仲間はみな死んだ、放置系ドット育成ゲーム-」です。
名前長すぎ。
「3億匹の仲間は」とか書いてあるので、大量のマンボウが現れてどんどん間引かれていくのかと思ったのですが、そういうものではなく、ちゃんと1匹のマンボウを大事に育てていきます。
でも死ぬ。
広告付きの無料育成ゲームなので、「どうせそこいらの無料アプリと同じ粗悪なネタゲーだろう」と思っていたのですが、意外としっかりと作られています。
これなら話題になるのも頷けますね。

海の中をマンボウの稚魚が漂っていて、周囲にはプランクトンやクラゲなどの「エサ」が現れます。
エサをタップするとマンボウが食べ、体が大きくなり、体重が増えていきます。
ある程度大きくなると体が進化し、徐々にマンボウらしい姿になっていき、背景も変化します。
しかしエサを食べるだけではなかなか大きくなれません。
そして画面の下部には「ぼうけん」という悪魔の誘いのコマンドが。
これをタップすると「体がかゆい」「ひなたぼっこ」など、およそ冒険らしくない、しかしマンボウには危険極まりないチャレンジが提示されます。
そして実行し、成功すれば体重が大きく増えますが、失敗すると・・・ 死にます。
じゃあ地道にエサを食べてれば死なずに済むのかと思いきや、たまにクラゲがビニール袋だったりして、喉に詰まって死にます。
もはやマンボウにとって、何もかもがデンジャラスです。
しかしご臨終しても、毎度おなじみの「強くてニューゲーム」のボタンが現れ、パワーアップした新しいマンボウが誕生します。
そして「新しい死に方」を発見する度に体重増加ボーナスが増え、体験した死因に対する耐性がアップし、さらに死亡時の体重に応じて MP(マンボウポイント)を得られます。
MP は新しい冒険やエサを登場させるのに使用でき、これによってゲームをどんどん有利にしていくことが出来ます。

※寄生虫を振り払うため、大空へ飛び出すマンボウ。 そして死ぬ。
自分のジャンプの落下で死ぬのは、スペランカー以降の虚弱キャラのお約束。
冒険には「ぼうけんポイント」が必要で、1時間に1回分しか回復しませんが、いくらでも冒険できたらゲームになりませんしね。

※そして死んだら強くなる。 死因は豊富に用意されていて、見つけるほどパワーアップ。
まさに俺の屍を越えてゆけ。
おもいっきりネタゲーですが、同じ冒険での死亡確率はどんどん減っていき、エサが原因の突発死も一度起こると二度と起きません。
新たな死因が見つかるほど次回以降の育成は目に見えてラクになるので、「死んでリトライ」を繰り返すゲームでありながらも「パワーアップの面白さ」を実感できます。
ちゃんと「育成ゲーム」になっていて、死にゲーなのにマゾゲーではありません。
細かい部分もきちんと作られていて、エサをタップすればその場所に移動するし、体重が増えれば実際に大きくなるし、マンボウを押せばプニプニします。
こういうところをちゃんと作っているのは良いですね。
ドット風のデザインもユニークです。
難点は広告が目立つことで、下部に広告バナーがあるのはもちろん、メニューにも広告画面への移動ボタンがあり、他のアプリの宣伝ウィンドウも現れ、冒険前に「ひまつぶし」なる広告ボタンも出るなど、広告誘導の多さには「必死さ」を感じます。
どうやら開発者も生きるのは大変なようですね。

※エサを食べてるだけで死ぬことも。 マンボウにとって日常はサバイバル。
右の画像は MP でアンロックしていける「エサ」のみなさん。 上位のものを入手すると明らかに育成は早くなります。
死んでリトライを繰り返すゲームなのに、育成ペースは実感できるほど速まっていく、この逆説的なバランスがなかなか絶妙。
アプリ本体は無料で、MP(マンボウポイント)を購入する課金はありますが、必須ではありません。
最初に見た時は死にまくる様子を見て笑うだけのアプリかと思いましたが、ちゃんとストレスなくゲームを進行できるバランスになっていて、テーマがおバカなのに作りはおバカではありませんでした。
そのこと自体が良い意味でおバカです。
この手の無料ゲームとしては、「なめこ」以来の秀作かも。
とりあえず話のタネに、やってみるのをオススメします。
・生きろ!マンボウ!(以下略 (iTunes が起動します)
すぐ死ぬマンボウをめげずに大きく育てていく「死に育てゲー」が話題になっています。
「生きろ!マンボウ!-3億匹の仲間はみな死んだ、放置系ドット育成ゲーム-」です。
名前長すぎ。
「3億匹の仲間は」とか書いてあるので、大量のマンボウが現れてどんどん間引かれていくのかと思ったのですが、そういうものではなく、ちゃんと1匹のマンボウを大事に育てていきます。
でも死ぬ。
広告付きの無料育成ゲームなので、「どうせそこいらの無料アプリと同じ粗悪なネタゲーだろう」と思っていたのですが、意外としっかりと作られています。
これなら話題になるのも頷けますね。

海の中をマンボウの稚魚が漂っていて、周囲にはプランクトンやクラゲなどの「エサ」が現れます。
エサをタップするとマンボウが食べ、体が大きくなり、体重が増えていきます。
ある程度大きくなると体が進化し、徐々にマンボウらしい姿になっていき、背景も変化します。
しかしエサを食べるだけではなかなか大きくなれません。
そして画面の下部には「ぼうけん」という悪魔の誘いのコマンドが。
これをタップすると「体がかゆい」「ひなたぼっこ」など、およそ冒険らしくない、しかしマンボウには危険極まりないチャレンジが提示されます。
そして実行し、成功すれば体重が大きく増えますが、失敗すると・・・ 死にます。
じゃあ地道にエサを食べてれば死なずに済むのかと思いきや、たまにクラゲがビニール袋だったりして、喉に詰まって死にます。
もはやマンボウにとって、何もかもがデンジャラスです。
しかしご臨終しても、毎度おなじみの「強くてニューゲーム」のボタンが現れ、パワーアップした新しいマンボウが誕生します。
そして「新しい死に方」を発見する度に体重増加ボーナスが増え、体験した死因に対する耐性がアップし、さらに死亡時の体重に応じて MP(マンボウポイント)を得られます。
MP は新しい冒険やエサを登場させるのに使用でき、これによってゲームをどんどん有利にしていくことが出来ます。

※寄生虫を振り払うため、大空へ飛び出すマンボウ。 そして死ぬ。
自分のジャンプの落下で死ぬのは、スペランカー以降の虚弱キャラのお約束。
冒険には「ぼうけんポイント」が必要で、1時間に1回分しか回復しませんが、いくらでも冒険できたらゲームになりませんしね。

※そして死んだら強くなる。 死因は豊富に用意されていて、見つけるほどパワーアップ。
まさに俺の屍を越えてゆけ。
おもいっきりネタゲーですが、同じ冒険での死亡確率はどんどん減っていき、エサが原因の突発死も一度起こると二度と起きません。
新たな死因が見つかるほど次回以降の育成は目に見えてラクになるので、「死んでリトライ」を繰り返すゲームでありながらも「パワーアップの面白さ」を実感できます。
ちゃんと「育成ゲーム」になっていて、死にゲーなのにマゾゲーではありません。
細かい部分もきちんと作られていて、エサをタップすればその場所に移動するし、体重が増えれば実際に大きくなるし、マンボウを押せばプニプニします。
こういうところをちゃんと作っているのは良いですね。
ドット風のデザインもユニークです。
難点は広告が目立つことで、下部に広告バナーがあるのはもちろん、メニューにも広告画面への移動ボタンがあり、他のアプリの宣伝ウィンドウも現れ、冒険前に「ひまつぶし」なる広告ボタンも出るなど、広告誘導の多さには「必死さ」を感じます。
どうやら開発者も生きるのは大変なようですね。

※エサを食べてるだけで死ぬことも。 マンボウにとって日常はサバイバル。
右の画像は MP でアンロックしていける「エサ」のみなさん。 上位のものを入手すると明らかに育成は早くなります。
死んでリトライを繰り返すゲームなのに、育成ペースは実感できるほど速まっていく、この逆説的なバランスがなかなか絶妙。
アプリ本体は無料で、MP(マンボウポイント)を購入する課金はありますが、必須ではありません。
最初に見た時は死にまくる様子を見て笑うだけのアプリかと思いましたが、ちゃんとストレスなくゲームを進行できるバランスになっていて、テーマがおバカなのに作りはおバカではありませんでした。
そのこと自体が良い意味でおバカです。
この手の無料ゲームとしては、「なめこ」以来の秀作かも。
とりあえず話のタネに、やってみるのをオススメします。
・生きろ!マンボウ!(以下略 (iTunes が起動します)
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