※スマホ版ドラクエ2の攻略を こちらのページ で公開しています。
1987年に発売された「ドラゴンクエスト」シリーズの2作目が、遂にスマホに登場しました。
「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」です。
言わずと知れた、ゲーム史に残る大名作ですね。
ドラクエシリーズの案内アプリ「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」にアップデートで追加されており、よってプレイするにはポータルアプリのダウンロードを行って、その後に 500 円のアプリ内課金で購入しなければなりません。
ドラクエ2はシリーズで初めて「パーティー制」を取り入れたゲームです。
ドラクエは当初から3の形が構想されていましたが、まだ RPG が知られていなかった当時の日本にいきなり複雑なシステムを持ち込むのは難しいだろうということで、1作目は勇者1人で冒険し、2作目は3人パーティー、3作目でメンバーのカスタマイズを導入する形で進行していきました。
ドラクエ2が出た 1987 年は 初代ファイナルファンタジー が公開された年でもあり、日本で RPG の大ブームが巻き起こるきっかけとなった年と言えます。
スマホ版のドラクエ2は、1993 年に発売されたスーパーファミコン版を元に開発されているとのことですが、グラフィックは 2005~2006年 に公開されたガラケー版をベースにしています。
正確にはガラケー版をスマホ用に改修したもののようで、「スーパーファミコン版を元にした」というのは、その時に加えられた修正(中断セーブの導入、ゲームバランスの調整など)が適用されているという意味だと思われます。
レイアウトは今回も縦画面専用。
画面下に十字キーが表示される、スマホ版の ドラクエ1 や ドラクエ4 と同じ操作スタイルです。
ただ、十字キーの操作性が向上しており、ドラクエ1の時よりスムーズに動かせます。
前作は「最初の部屋から出られない」など、大げさな批判まで出ていたのですが、今回はそこまで叩かれることはないでしょう。
グラフィックはスマホ版ドラクエ1とほぼ同じ。
ただ、前作は主人公の絵が崩れているように見えた人もいて、批判の対象になっていました。
今回は主人公や町娘のドット絵が変わり、特に目の周りが解りやすくなっていて、この点で批判を受けることはないと思われます。
微調整が加えられていますが、基本的にはスマホ版 ドラクエ1 と全く同じインターフェイスです。
ボタンのサイズや文字サイズ、フォントなども変わっていません。
戦闘時の操作性も同じですね。
モンスターがアニメーションしていて、ボタンにもアイコンが付いていた ドラクエ4 と比べてしまうと、やはり見劣り感はあります。
ただ、攻撃や魔法の演出はあるし、元々ドラクエにはアニメーションなんてなかったので、やっていて違和感を感じることはありません。
文字も読みやすく、スマホでも遜色なく「ドラクエ」を楽しめます。
※攻撃すれば斬る演出が出て、ギラを唱えれば炎が、バギを唱えれば竜巻が出ます。
右の画像は「福引き」のシーン。 簡易的なスロットで、これが発展して後のカジノになります。
※フィールドとマップ画面。 今回もスマホ版ドラクエ1の時と同じく、いつでも全体マップを確認可能です。
街やダンジョンの位置も表示されていて、オリジナルより迷子になりにくいですね。
オリジナル(ファミコン版)との違いですが、まずゲームバランスが異なっています。
仲間や魔法が強化されているようで、一部の装備の性能も調整されています。
オリジナルのゲームバランスを忘れてしまったので、具体的にどの程度ラクになっているのかは解らないのですが、3人そろうまでゲームを進めた限りでは、確かに少し簡単になっている気はしますね。
とは言え、油断するとすぐ死んでしまうドラクエらしいシビアなバランスは維持されているので、無理は禁物です。
経験値やお金を稼ぎながら進み、序盤は「やくそう」を必ず携帯しておきましょう。
他には「預かり所」が存在し、ここでアイテムやお金を預けられます。
アイテム所持数もドラクエ1の時と同じく1人8個から 10 個に増加、またオリジナルにはなかった「ちからのたね」「いのちのきのみ」などの強化アイテムが加えられています。
また「かぎ」は持っていればタップするだけでドアを開けられます。
そして何より、今では当たり前ではありますが、「ふっかつのじゅもん」がなくなり、中断セーブとオートセーブが追加されました。
もうプレイヤーを愕然とさせる「じゅもんが ちがいます」の悲劇は起こりません。
ただ、ショックなメッセージと共に呪いミュージックで追い打ちをかける「おきのどくですが ぼうけんのしょは きえてしまいました」が新たに導入されているかもしれませんが。
※左の画像はオープニングのムーンブルグ襲撃シーン。 これはオリジナルにはなく、北米版以降に追加されたものです。
右はポータルアプリでの購入画面。 余談ですが、このパッケージ絵について「ジャンプしているローレシアの王子のお尻をサマルトリアの王子が剣でプスッと刺し、サマルトリアの王子の頭をムーンブルグの王女が杖でコツンと叩き、それを見てハーゴンが笑っているように見える」というのをどこかで読んで、それ以後そんな風にしか見えなくなりました・・・
価格は冒頭でも述べたように(ポータルアプリ内の課金で)500 円。
ドラクエ4 や ドラクエ8 よりは、さすがに安めです。
日本に RPG を広めるきっかけとなった歴史的な作品ですが、やはり 27 年前のゲーム。
今となっては古いのは否めず、近年のゲームしか知らない人が、今からこれをプレイして楽しめるのかどうかは解りません。
ただ、非常に丁寧に作られているゲームであり、ドラクエらしい「成長していく楽しさ」を実感できます。
かつて楽しんだ人なら、懐かしみながらプレイしていく事ができることでしょう。
iTunes のアプリ説明文には、さらに「ドラゴンクエストIIIも近日配信予定」の記述があります。
こうしてドラクエが次々とスマホに移植されていくのを見ると、改めて時代の流れを感じますね。
・ドラゴンクエスト ポータルアプリ(iTunes が起動します)
・スマホ版 ドラクエ2 攻略 (本家 iPhone AC 内)
1987年に発売された「ドラゴンクエスト」シリーズの2作目が、遂にスマホに登場しました。
「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」です。
言わずと知れた、ゲーム史に残る大名作ですね。
ドラクエシリーズの案内アプリ「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」にアップデートで追加されており、よってプレイするにはポータルアプリのダウンロードを行って、その後に 500 円のアプリ内課金で購入しなければなりません。
ドラクエ2はシリーズで初めて「パーティー制」を取り入れたゲームです。
ドラクエは当初から3の形が構想されていましたが、まだ RPG が知られていなかった当時の日本にいきなり複雑なシステムを持ち込むのは難しいだろうということで、1作目は勇者1人で冒険し、2作目は3人パーティー、3作目でメンバーのカスタマイズを導入する形で進行していきました。
ドラクエ2が出た 1987 年は 初代ファイナルファンタジー が公開された年でもあり、日本で RPG の大ブームが巻き起こるきっかけとなった年と言えます。
スマホ版のドラクエ2は、1993 年に発売されたスーパーファミコン版を元に開発されているとのことですが、グラフィックは 2005~2006年 に公開されたガラケー版をベースにしています。
正確にはガラケー版をスマホ用に改修したもののようで、「スーパーファミコン版を元にした」というのは、その時に加えられた修正(中断セーブの導入、ゲームバランスの調整など)が適用されているという意味だと思われます。
レイアウトは今回も縦画面専用。
画面下に十字キーが表示される、スマホ版の ドラクエ1 や ドラクエ4 と同じ操作スタイルです。
ただ、十字キーの操作性が向上しており、ドラクエ1の時よりスムーズに動かせます。
前作は「最初の部屋から出られない」など、大げさな批判まで出ていたのですが、今回はそこまで叩かれることはないでしょう。
グラフィックはスマホ版ドラクエ1とほぼ同じ。
ただ、前作は主人公の絵が崩れているように見えた人もいて、批判の対象になっていました。
今回は主人公や町娘のドット絵が変わり、特に目の周りが解りやすくなっていて、この点で批判を受けることはないと思われます。
微調整が加えられていますが、基本的にはスマホ版 ドラクエ1 と全く同じインターフェイスです。
ボタンのサイズや文字サイズ、フォントなども変わっていません。
戦闘時の操作性も同じですね。
モンスターがアニメーションしていて、ボタンにもアイコンが付いていた ドラクエ4 と比べてしまうと、やはり見劣り感はあります。
ただ、攻撃や魔法の演出はあるし、元々ドラクエにはアニメーションなんてなかったので、やっていて違和感を感じることはありません。
文字も読みやすく、スマホでも遜色なく「ドラクエ」を楽しめます。
※攻撃すれば斬る演出が出て、ギラを唱えれば炎が、バギを唱えれば竜巻が出ます。
右の画像は「福引き」のシーン。 簡易的なスロットで、これが発展して後のカジノになります。
※フィールドとマップ画面。 今回もスマホ版ドラクエ1の時と同じく、いつでも全体マップを確認可能です。
街やダンジョンの位置も表示されていて、オリジナルより迷子になりにくいですね。
オリジナル(ファミコン版)との違いですが、まずゲームバランスが異なっています。
仲間や魔法が強化されているようで、一部の装備の性能も調整されています。
オリジナルのゲームバランスを忘れてしまったので、具体的にどの程度ラクになっているのかは解らないのですが、3人そろうまでゲームを進めた限りでは、確かに少し簡単になっている気はしますね。
とは言え、油断するとすぐ死んでしまうドラクエらしいシビアなバランスは維持されているので、無理は禁物です。
経験値やお金を稼ぎながら進み、序盤は「やくそう」を必ず携帯しておきましょう。
他には「預かり所」が存在し、ここでアイテムやお金を預けられます。
アイテム所持数もドラクエ1の時と同じく1人8個から 10 個に増加、またオリジナルにはなかった「ちからのたね」「いのちのきのみ」などの強化アイテムが加えられています。
また「かぎ」は持っていればタップするだけでドアを開けられます。
そして何より、今では当たり前ではありますが、「ふっかつのじゅもん」がなくなり、中断セーブとオートセーブが追加されました。
もうプレイヤーを愕然とさせる「じゅもんが ちがいます」の悲劇は起こりません。
ただ、ショックなメッセージと共に呪いミュージックで追い打ちをかける「おきのどくですが ぼうけんのしょは きえてしまいました」が新たに導入されているかもしれませんが。
※左の画像はオープニングのムーンブルグ襲撃シーン。 これはオリジナルにはなく、北米版以降に追加されたものです。
右はポータルアプリでの購入画面。 余談ですが、このパッケージ絵について「ジャンプしているローレシアの王子のお尻をサマルトリアの王子が剣でプスッと刺し、サマルトリアの王子の頭をムーンブルグの王女が杖でコツンと叩き、それを見てハーゴンが笑っているように見える」というのをどこかで読んで、それ以後そんな風にしか見えなくなりました・・・
価格は冒頭でも述べたように(ポータルアプリ内の課金で)500 円。
ドラクエ4 や ドラクエ8 よりは、さすがに安めです。
日本に RPG を広めるきっかけとなった歴史的な作品ですが、やはり 27 年前のゲーム。
今となっては古いのは否めず、近年のゲームしか知らない人が、今からこれをプレイして楽しめるのかどうかは解りません。
ただ、非常に丁寧に作られているゲームであり、ドラクエらしい「成長していく楽しさ」を実感できます。
かつて楽しんだ人なら、懐かしみながらプレイしていく事ができることでしょう。
iTunes のアプリ説明文には、さらに「ドラゴンクエストIIIも近日配信予定」の記述があります。
こうしてドラクエが次々とスマホに移植されていくのを見ると、改めて時代の流れを感じますね。
・ドラゴンクエスト ポータルアプリ(iTunes が起動します)
・スマホ版 ドラクエ2 攻略 (本家 iPhone AC 内)
3はGBでしかやったことないし買いそう