※ iPhone AC の Civilization Revolution の攻略ページを2にも対応させています。
http://iphoneac.com/civilization.html
人類 5000 年の歴史を再現した壮大な戦略/開発シミュレーションゲーム「シヴィライゼーション」シリーズ。
その中毒性は「麻薬ゲーム」と言われる程で、世界でもっとも評価されているゲームの1つとして知られています。
その Civilization Revolution(シヴィライゼーション レボリューション)に、「スマホ / タブレット専用の」続編が登場し、大きな注目を受けています。
「Civilization Revolution 2」です。
iOS 版の Civilization Revolution は DS 版をベースにしていたので、グラフィックがスマホのゲームとしてはショボかったのですが、それを PS3 / XBOX 版の 3D グラフィックに変更しています。
ゲーム自体はあまり変わっていないので、PS3 版をプレイしていた私としては「2というより、単なる PS3 版の移植」にしか見えないのも本音ですが、iOS 版しかプレイ経験がなかった人にとっては見違えるほどのグラフィックの進歩なので、ファンなら乗り換え必須でしょう。
元々完成されたゲームなので、あまりヘンにイジってゲームが壊れるのも問題ですしね。
なお、Android 版の開発も行われていますが、現時点では発売日は未定です。
ゲームの基本システムは、ターン制の戦術シミュレーションです。
フィールドは四角いマスで区切られていて、ユニット(コマ)を動かして周辺を探索し、敵がいれば戦闘を行い、全て動かし終えたら次の人のターンに移ります。
ただ、このゲームはマップ上に「都市」を築くことが出来ます。
都市は周辺のマスから食料や資源、交易力などを得ることができ、ユニットは都市で資源を使って生産しなければなりません。
地形はゲームごとにランダム生成されるので、世界がどんな姿をしているのかは、探索によって明らかにしなければなりません。
都市は食料が貯まることで人口が増加し、発展していきます。
海からは交易力も得られ、研究かゴールドに変換することができ、研究力を蓄積することで「青銅器」や「騎乗」「陶器」などの新技術を発見することが出来ます。
青銅器を発見すれば防御に強い「弓兵」を、騎乗を発見すれば移動に優れる「騎兵」を作れるようになり、ユニットが強くなっていきます。
陶器を発見すれば都市に穀物庫を建設でき、平原から得られる食料が増します。
ゆくゆくは「航海術」や「内燃機関」「飛行機」なども発明され、文明はどんどん近代化し、より豊かになり、より遠くへと勢力を広げることが出来るでしょう。
しかし人類の歴史は戦いの歴史。
探索を進めていけば、いずれ他の文明と遭遇することになります。
平和的に付き合えば技術交換を行うことも出来ますが、相手がずっと友好的とは限りませんし、土地には限りがあります。
豊かな土地が競合する地域にあれば、戦争は免れません。
十分な軍事力を用意できれば、相手の都市を征服して領土を広げる事も出来るでしょう。
ゲームの最終目標は複数用意されています。
技術研究を進めて宇宙移民を達成する「科学勝利」、他の文明をすべて征服する「制覇勝利」、さらに「経済勝利」や「文化勝利」もあります。
様々なプレイスタイルで勝利を目指せるのが、このゲームの魅力の1つですね。
※エジプトのクレオパトラと遭遇。 とりあえず平和な関係を結んでおきましょう。
ただし指導者には性格があり、好戦的なチンギスハンやサラディンだといきなり宣戦布告してくるので注意。
今作の新しい指導者はアメリカの「ケネディ」とイギリスの「チャーチル」ですが、両方とも条件を満たさないと使用できません。
※攻撃前の戦力表示。 同じユニットを3体集めると「軍団」を作れ、戦力が3倍になるので、それにしてから攻め込むのが基本。
でも「戦士」とかで都市を落とすのは困難なので、出来れば「カタパルト」か「騎士」以上の軍団を作って攻勢に出たいですね。
そして今作 Civilization Revolution 2 が、前作と異なっている点ですが・・・
まずはグラフィック。前述したように PS3 / XBOX 版準拠のものになっています。
戦闘シーンも、マップが拡大してシームレスに 3D の兵士達が殴り合う場面に移ります。
他には・・・ ないかも。
いやホント、良くも悪くもグラフィック改善版なので、基本システムは前の通りです。
技術や文化遺産などが少し増えていますが、ゲームを大きく変えるようなものではありません。
ですから手前味噌ですが、攻略を知りたい方は iPhone AC の シヴィライゼーション レボリューション 攻略 をご覧下さい。
ほぼそのまま使えます。
ただしインターフェイスは変化していて、慣れるまで使い辛さを感じますね。
マップ上のユニットの選択は「押しっぱなし」になっていて、タップしただけだと現在選択中のユニットの移動先指定になってしまいます。
都市画面で開発済みの建物をチェックする時はピンチ操作を行うのですが、ボタンで切り替えられる方が良かった気がします。
都市の交易力を研究にするかゴールドにするか切り替えるボタンも、前作は画面下の解りやすい位置にあったのですが、今作は左上の小さなボタンになっていて、どこで切り替えるのかしばらく悩みました。
ゴールドを使ってユニットや建物を買う「緊急生産」のボタンもかなり小さく、解りにくくなっています。
難易度は前より落とされているようで、「酋長」「国王」「天帝」などの5段階から選べるのですが、酋長は前にも増して簡単です。 マップも小さく、敵も少なく、手軽に終わります。
「国王」でも最初から戦士ユニットが1体用意されていて、マップも狭め。
より短時間で終われるよう調整しているのが伺えますね。
「今回は1プレイが1時間ほどで終わる」というコメントがあったようですが、それは酋長でやった場合の話でしょう。
一方「皇帝」や「天帝」の場合は、前とあまり変わりません。もちろん1時間では終わりません。
マップのサイズや敵の数も前作と同じぐらいになります。
前作に慣れている方は、いきなり「皇帝」か「天帝」でプレイした方が楽しめるでしょう。
細かい部分には調整が加えられているようです。
例えばスパイや潜水艦などのステルスユニットは、前作はコンピューターには見えていて、全然ステルスじゃなかったのですが、今回はちゃんと見えなくなっています。
船に付属している民兵で敵都市の様子を確認できたのも修正されています。
また文化遺産や古代遺産を見つけると、一枚絵が表示されるようになりました。
こういう演出があると、より「歴史ロマン」を感じられて良いですね。
他に達成すると報酬を貰える中間目標や、防壁のある都市で反撃を受けずに攻撃できる「砲撃」が加えられています。
※都市画面。 生産している資源の量は上部に書かれています。
ピンチイン操作で建築物と偉人のリストが表示されますが、解りにくいので何とかして欲しい。
またゴールドと研究の切り替えは左上、青い矢印の部分にあります。 前作も解りにくかったけど、ボタンは大きかった。 今回はボタンまで小さいので気付かずにプレイする人も多そう。
さらに緊急生産ボタンは右上に小さく表示。 これは最初全く気付かなくて、今作は緊急生産がなくなったのかとさえ思った。
しかもこのボタン、資金が足りない時は出て来ないので、余計にその存在が解りにくい。
※今回良いと思ったのは、この文化遺産などを見つけた時に出る絵と解説。
こういうのがあると世界感が深まりますね。 出来れば偉人にも用意して欲しかった。
※テクノロジーツリー。 ここは前とあまり変わらないのですが・・・
ユニットや文化遺産の「陳腐化」(特定の技術の発見により時代遅れになる)が解りにくいのが難点。
文化遺産の陳腐化はゲーム内ヘルプの「シヴィロペディア」で調べられますが、翻訳がおかしくて「陳腐化技術」が「文化遺産テクノロジー」になっている。 意味が合ってない・・・
今作の大きな変更点は、「シナリオ」と「ライブイベント」かもしれません。
シナリオは「最初から技術を持っている」「戦闘禁止で科学勝利を目指す」などの一定の条件でプレイするもので、マップはやはりランダムですが、様々なシチュエーションで遊べます。
私的には実際の地球のマップで遊んでみたかったのですが、残念ながらそういうものはありません。
ただ、定期的にシナリオが配信される「ライブイベント」があり、「アメリカ独立戦争」のシナリオなどが配信されていて、これはマップが実際のアメリカ大陸になっています。
こちらの方に今後面白そうなものが出てくるかもしれません。
価格は 1500 円。 iOS アプリとしては高め。
でも PS3 / XBOX 版の移植と考えれば、1500 円というのは安いというか、ベスト版価格です。
シヴィライゼーションは私もあまりにハマり過ぎて、一時「禁酒」「禁煙」ならぬ「禁シヴィ」をしなければならなかった程です。 特にやばかったのは1と4。
レボリューションはやや簡易化されているとはいえ、人類の歴史を辿る壮大なゲーム性とハマリ性は維持されています。
「これを人に勧める奴は人でなしだ!」と言われるゲームですが、スマホで本格的なゲームをプレイしたいなら、手に入れておくべきアプリでしょう。
・Civilization Revolution 2(iTunes が起動します)
・攻略ページ:Civilization Revolution 1 / 2 攻略
http://iphoneac.com/civilization.html
人類 5000 年の歴史を再現した壮大な戦略/開発シミュレーションゲーム「シヴィライゼーション」シリーズ。
その中毒性は「麻薬ゲーム」と言われる程で、世界でもっとも評価されているゲームの1つとして知られています。
そんなシヴィライゼーションを家庭用ゲーム機向けに簡略化したものが「Civilization Revolution」です。
iOS でも 2010 年に発売され、多くのプレイヤーを虜にしてきました。
その Civilization Revolution(シヴィライゼーション レボリューション)に、「スマホ / タブレット専用の」続編が登場し、大きな注目を受けています。
「Civilization Revolution 2」です。
iOS 版の Civilization Revolution は DS 版をベースにしていたので、グラフィックがスマホのゲームとしてはショボかったのですが、それを PS3 / XBOX 版の 3D グラフィックに変更しています。
ゲーム自体はあまり変わっていないので、PS3 版をプレイしていた私としては「2というより、単なる PS3 版の移植」にしか見えないのも本音ですが、iOS 版しかプレイ経験がなかった人にとっては見違えるほどのグラフィックの進歩なので、ファンなら乗り換え必須でしょう。
元々完成されたゲームなので、あまりヘンにイジってゲームが壊れるのも問題ですしね。
なお、Android 版の開発も行われていますが、現時点では発売日は未定です。
ゲームの基本システムは、ターン制の戦術シミュレーションです。
フィールドは四角いマスで区切られていて、ユニット(コマ)を動かして周辺を探索し、敵がいれば戦闘を行い、全て動かし終えたら次の人のターンに移ります。
ただ、このゲームはマップ上に「都市」を築くことが出来ます。
都市は周辺のマスから食料や資源、交易力などを得ることができ、ユニットは都市で資源を使って生産しなければなりません。
地形はゲームごとにランダム生成されるので、世界がどんな姿をしているのかは、探索によって明らかにしなければなりません。
都市は食料が貯まることで人口が増加し、発展していきます。
海からは交易力も得られ、研究かゴールドに変換することができ、研究力を蓄積することで「青銅器」や「騎乗」「陶器」などの新技術を発見することが出来ます。
青銅器を発見すれば防御に強い「弓兵」を、騎乗を発見すれば移動に優れる「騎兵」を作れるようになり、ユニットが強くなっていきます。
陶器を発見すれば都市に穀物庫を建設でき、平原から得られる食料が増します。
ゆくゆくは「航海術」や「内燃機関」「飛行機」なども発明され、文明はどんどん近代化し、より豊かになり、より遠くへと勢力を広げることが出来るでしょう。
しかし人類の歴史は戦いの歴史。
探索を進めていけば、いずれ他の文明と遭遇することになります。
平和的に付き合えば技術交換を行うことも出来ますが、相手がずっと友好的とは限りませんし、土地には限りがあります。
豊かな土地が競合する地域にあれば、戦争は免れません。
十分な軍事力を用意できれば、相手の都市を征服して領土を広げる事も出来るでしょう。
ゲームの最終目標は複数用意されています。
技術研究を進めて宇宙移民を達成する「科学勝利」、他の文明をすべて征服する「制覇勝利」、さらに「経済勝利」や「文化勝利」もあります。
様々なプレイスタイルで勝利を目指せるのが、このゲームの魅力の1つですね。
※エジプトのクレオパトラと遭遇。 とりあえず平和な関係を結んでおきましょう。
ただし指導者には性格があり、好戦的なチンギスハンやサラディンだといきなり宣戦布告してくるので注意。
今作の新しい指導者はアメリカの「ケネディ」とイギリスの「チャーチル」ですが、両方とも条件を満たさないと使用できません。
※攻撃前の戦力表示。 同じユニットを3体集めると「軍団」を作れ、戦力が3倍になるので、それにしてから攻め込むのが基本。
でも「戦士」とかで都市を落とすのは困難なので、出来れば「カタパルト」か「騎士」以上の軍団を作って攻勢に出たいですね。
そして今作 Civilization Revolution 2 が、前作と異なっている点ですが・・・
まずはグラフィック。前述したように PS3 / XBOX 版準拠のものになっています。
戦闘シーンも、マップが拡大してシームレスに 3D の兵士達が殴り合う場面に移ります。
他には・・・ ないかも。
いやホント、良くも悪くもグラフィック改善版なので、基本システムは前の通りです。
技術や文化遺産などが少し増えていますが、ゲームを大きく変えるようなものではありません。
ですから手前味噌ですが、攻略を知りたい方は iPhone AC の シヴィライゼーション レボリューション 攻略 をご覧下さい。
ほぼそのまま使えます。
ただしインターフェイスは変化していて、慣れるまで使い辛さを感じますね。
マップ上のユニットの選択は「押しっぱなし」になっていて、タップしただけだと現在選択中のユニットの移動先指定になってしまいます。
都市画面で開発済みの建物をチェックする時はピンチ操作を行うのですが、ボタンで切り替えられる方が良かった気がします。
都市の交易力を研究にするかゴールドにするか切り替えるボタンも、前作は画面下の解りやすい位置にあったのですが、今作は左上の小さなボタンになっていて、どこで切り替えるのかしばらく悩みました。
ゴールドを使ってユニットや建物を買う「緊急生産」のボタンもかなり小さく、解りにくくなっています。
難易度は前より落とされているようで、「酋長」「国王」「天帝」などの5段階から選べるのですが、酋長は前にも増して簡単です。 マップも小さく、敵も少なく、手軽に終わります。
「国王」でも最初から戦士ユニットが1体用意されていて、マップも狭め。
より短時間で終われるよう調整しているのが伺えますね。
「今回は1プレイが1時間ほどで終わる」というコメントがあったようですが、それは酋長でやった場合の話でしょう。
一方「皇帝」や「天帝」の場合は、前とあまり変わりません。もちろん1時間では終わりません。
マップのサイズや敵の数も前作と同じぐらいになります。
前作に慣れている方は、いきなり「皇帝」か「天帝」でプレイした方が楽しめるでしょう。
細かい部分には調整が加えられているようです。
例えばスパイや潜水艦などのステルスユニットは、前作はコンピューターには見えていて、全然ステルスじゃなかったのですが、今回はちゃんと見えなくなっています。
船に付属している民兵で敵都市の様子を確認できたのも修正されています。
また文化遺産や古代遺産を見つけると、一枚絵が表示されるようになりました。
こういう演出があると、より「歴史ロマン」を感じられて良いですね。
他に達成すると報酬を貰える中間目標や、防壁のある都市で反撃を受けずに攻撃できる「砲撃」が加えられています。
※都市画面。 生産している資源の量は上部に書かれています。
ピンチイン操作で建築物と偉人のリストが表示されますが、解りにくいので何とかして欲しい。
またゴールドと研究の切り替えは左上、青い矢印の部分にあります。 前作も解りにくかったけど、ボタンは大きかった。 今回はボタンまで小さいので気付かずにプレイする人も多そう。
さらに緊急生産ボタンは右上に小さく表示。 これは最初全く気付かなくて、今作は緊急生産がなくなったのかとさえ思った。
しかもこのボタン、資金が足りない時は出て来ないので、余計にその存在が解りにくい。
※今回良いと思ったのは、この文化遺産などを見つけた時に出る絵と解説。
こういうのがあると世界感が深まりますね。 出来れば偉人にも用意して欲しかった。
※テクノロジーツリー。 ここは前とあまり変わらないのですが・・・
ユニットや文化遺産の「陳腐化」(特定の技術の発見により時代遅れになる)が解りにくいのが難点。
文化遺産の陳腐化はゲーム内ヘルプの「シヴィロペディア」で調べられますが、翻訳がおかしくて「陳腐化技術」が「文化遺産テクノロジー」になっている。 意味が合ってない・・・
今作の大きな変更点は、「シナリオ」と「ライブイベント」かもしれません。
シナリオは「最初から技術を持っている」「戦闘禁止で科学勝利を目指す」などの一定の条件でプレイするもので、マップはやはりランダムですが、様々なシチュエーションで遊べます。
私的には実際の地球のマップで遊んでみたかったのですが、残念ながらそういうものはありません。
ただ、定期的にシナリオが配信される「ライブイベント」があり、「アメリカ独立戦争」のシナリオなどが配信されていて、これはマップが実際のアメリカ大陸になっています。
こちらの方に今後面白そうなものが出てくるかもしれません。
価格は 1500 円。 iOS アプリとしては高め。
でも PS3 / XBOX 版の移植と考えれば、1500 円というのは安いというか、ベスト版価格です。
シヴィライゼーションは私もあまりにハマり過ぎて、一時「禁酒」「禁煙」ならぬ「禁シヴィ」をしなければならなかった程です。 特にやばかったのは1と4。
レボリューションはやや簡易化されているとはいえ、人類の歴史を辿る壮大なゲーム性とハマリ性は維持されています。
「これを人に勧める奴は人でなしだ!」と言われるゲームですが、スマホで本格的なゲームをプレイしたいなら、手に入れておくべきアプリでしょう。
・Civilization Revolution 2(iTunes が起動します)
・攻略ページ:Civilization Revolution 1 / 2 攻略
外部に記事を配信し始めたせいか、最新作を早く書くために大雑把になってませんか?