不気味な暗い屋敷の中で、徘徊するゴーストに怯えながらお金を集める、とにかく怖い 3D ホラーゲームが公開されています。
Eyes - the horror game」です。

パソコンのフリーソフトを iOS / Android に移植したもので、PC 版よりグラフィックや照明効果などは劣るのですが、全体的に薄暗く、モノトーンに近い画像になっているため、恐怖感は増しています。

ゲームとしては「おにごっこ」「かくれんぼ」であり、逃げ回りながら金貨袋を拾って脱出するというシンプルなものですが、本当に「恐怖感」の強い内容で、初回プレイはマジで怖いです。
数回プレイしても慣れないレベルで、怖さだけなら NO.1 ですね。

Eyes - the horror game

移動はスティックで行い、画面右側をスライドして視点を動かします。 操作し辛さはありません。
金貨袋を取ったり、戸棚を開けたりするのは対象をタップします。
ドアはそのまま前進することで開けることが出来ます。

屋敷の中は正体不明のゴーストが飛び回っていて、捕まったら1発でアウトです
プレイヤーに反撃手段はありません。
ゴーストが近くにいると、周囲の植木や壷などがカタカタと揺れ、唸るような不気味な音が聞こえ、至近距離にいる場合は主人公の息づかいがハァハァと荒くなります。

この恐怖演出がゲームの全てと言え、急に目の前のイスがガタガタし始めるとドキッとしますね。
「音」により恐怖感が倍増しているので、より臨場感が欲しい方はイヤホンを付けてプレイしましょう。
私は出来ませんでしたが。

そしてこの演出は攻略のポイントにもなっていて、これにより敵の接近や、逆に離れて行くのを察することが出来ます。
ゴーストは狭い部屋は巡回しないので、音と演出で敵の動きを察知しながら部屋から部屋へと移動していくのが攻略のポイントになります。

Eyes - the horror game
※向こうにうっすらとゴーストの姿が・・・ 通路で接近されると「RUN!!!」の文字が現れるので、急いで走って逃げましょう!
部屋の中にいて家具がカタカタ揺れている時は、逆に慎重に行動すべきです。


Eyes - the horror game
※タップすると反応する家具もいくつかあります。
このプリンターはタップすれば紙が出てくるので試してみましょう。
開けるのに鍵が必要な金庫や扉も存在します。

探索中、壁などに「」のマークが書かれている場合があります。
これはタップすると回収でき、取った回数だけ「ゴーストの見ている光景」を見ることが出来ます
これにより、ゴーストが今どこにいて、どちらに向かっているかが解ります。

ただ、それを知るには屋敷の内装が解っていないとダメなので、まずは数回プレイして全体の様子を覚える必要がありますね。

マップアイコンをタップすると手書き風のオートマップを確認することが出来ますが、これも大雑把な地図なので、やはり何度かプレイしないと詳細は解りません。
ただ、このマップのおかげで屋敷の構造は早く把握できます。
そんなに広い屋敷ではありません。

難易度は Casual、Normal、Hard の3つが用意されていて、脱出に必要な金貨袋の数が異なります。
また Casual は袋がキラッと光り、位置を確認しやすくなっています。

Eyes - the horror game
※ゆらゆらと揺れるゴーストの視界。 これは地下通路の光景。
地下は部屋が少ないので危険な場所ですが、倉庫の中はとりあえず安全です。


Eyes - the horror game
※マップはこんな感じ。 大雑把ですが雰囲気は良いですね。
1階の暖炉がある大部屋は普通にゴーストが入ってくるので要注意。


有料版と無料版(LITE)があり、無料版は広告が表示され、一部の部屋に入ることができません。
有料版(100円)は広告なし+オリジナル通りの内容で、さらにプレイ中の動画を保存し、フェイスカメラを使ってプレイヤーの顔も録画する「with replay」を利用できます。
(ただ、当方の環境では1度しか正常に動きませんでしたが)

ゲームとしては本当にシンプルですが、見つかっても逃げ回るしかなく、反撃や対抗手段がないからこそ恐ろしいというのもあります。

価格的に手軽に試せるので、蒸し暑い夏の深夜の納涼に、ぜひご活用下さい。

Eyes - the horror game(iTunes が起動します)
Eyes - the horror game LITE(無料版です)