たった2隻の艦隊で、やたら強力な航空戦力を持つテロリストに立ち向かう、タップだけで楽しめる戦争アクションが登場しています。
Battle Group 2」です。

元はパソコン(Steam)で販売されていたゲームで、ミサイルを発射する場所をタップするだけの簡単なルールですが、なかなか激しい戦闘が展開されます。
ジャンルとしてはディフェンスゲームになるでしょうか。

解る人にしか解らない表現ですが、シンプルにした 2D 時代の「鋼鉄の咆哮」や、すごく進化した「ミサイルコマンド」と言えば、ピンと来る人もいるかも。
開発したのはオーストラリアのメーカーです。

Battle Group 2

戦艦は自動で移動し、外周から戦闘機やらミサイルやらが飛んで来ます。
画面をタップするとそこにミサイルが発射されて爆発。
その爆発に巻き込んだ敵にダメージを与えられます。 敵のミサイルも撃墜して防ぎます。

ミサイルは連射可能ですが、撃つごとに装填数が減っていき、なくなると再装填されるまで撃てなくなります。
よって外すと敵を落とせなくなりピンチになります。

また、ミサイルは撃った位置に到達してから爆発するので、動きの速いの敵を狙う場合、その移動先を撃たなければなりません
距離と速度を考えて撃たないと当たらないので、なかなか難しいですね。

ただ、船によっては対空機銃や迎撃ヘリなどの補助装備を搭載しています。
対空機銃は近くの敵機やミサイルを何発か撃ち落とし、ヘリはしばらくの間ミサイルを自動で撃墜してくれます。
一度使うとしばらく再使用出来ませんが、いざと言う時には助かります。
船は2隻ありますが、僚艦はこの特殊装備のみを搭載しています

Battle Group 2
※こんな風に敵の移動先を狙わないと当たらない。
距離が近い方が当てやすいので、あえて引き付けるのも1つの手。


Battle Group 2
※ボス戦もあります。 テロリストとの会話シーンもありますが、メッセージは英語・・・
このステージは夜間なので、暗視スクリーンのようになっています。


ステージクリア制のゲームで、ゴールまで到達すれば勝利、戦果に応じて資金となるドラム缶(燃料)が手に入ります。
敗北した場合はペナルティとして燃料が減るので、クリアできないようなら簡単なステージを繰り返してパワーアップしてきた方が良いですね。

初期バージョンは僚艦の耐久力が減った場合、回復するまでしばらく待たないといけなかったのですが、このソシャゲ的な仕様はアップデートで撤去されました
現在はステージが終われば耐久力はすぐに全快します。

そして燃料を貯めることで、新しい軍艦の購入とパワーアップを行えます
船には旗艦用と僚艦用があり、タイコンデロガ級やアイオワ級、オリバーハザードペリー級など実際のアメリカの軍艦をモチーフにしています。
オリバーハザードペリーにはヘリポートがあり、アイオワは2門の水平砲撃が可能など、それぞれの艦に特徴があり、僚艦には空母も存在します

パワーアップは耐久力アップや装填数アップなどのシンプルなもののみで、武装の選択などはありませんが、効果がはっきりしているので、強化の実感は得られますね。

Battle Group 2
※使用艦船の選択画面。 以前はダメージを受けた僚艦はしばらく回復しなかったので、その間は他の艦を使う必要があったのですが、今はダメージはすぐに回復するようになりました。
ソシャゲ的な仕様が後で撤回されるのは珍しく、ありがたいですね。


Battle Group 2
※ステージ選択画面。 撃墜率に応じて評価が付けられます。
船の購入額は普通にプレイを通して貯められる程度なのでご安心を。


価格は 300 円。 シンプルなゲームなので、やや物足りない感もありますが、そのぶん解りやすく、誰でも楽しめるゲームになっています
全 31 ステージで、ボリュームはそこそこ。 長すぎず短すぎずと言ったところでしょうか。
燃料(資金)を購入したり、収入を2倍にする課金がありますが、必須ではありません。
ちなみに Steam 版は $7.99 なので、スマホ版の方がお得。

ゲーマー的には、搭載する武器を選べたり、もっと軍艦であることを生かしたカスタマイズを導入して欲しいとも思うのですが、このゲームはあえて複雑にならないようにしている感もあります。
スマホやタブレットで遊ぶゲームとしては、このぐらいの方が良いのかな・・・
元はパソコンのゲームだけど。

ともあれ手軽に楽しめるので、ちょっとした時間で遊べて、相応にアクション性のある、非ソーシャルなゲームを探している人には良いですね。

Battle Group 2(iTunes が起動します)