※スマホ版ドラクエ3の攻略を こちらのページ で公開しています。
2013年11月に ドラクエ1 がスマホに登場し、2013年12月に ドラクエ8、翌2014年4月に ドラクエ4、6月に ドラクエ2 が移植されてきました。
そして先日、ドラクエの初期シリーズ「ロト三部作」のトリを飾る、名作として語り継がれるドラクエの3作目がスマホで公開されています。
「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」です。
この作品は「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」に含まれており、単体のアプリではありません。
ポータルアプリをダウンロード後、アプリ内課金(1200円)で購入します。
ドラクエ3は 1988 年にファミコンで登場後、スーパーファミコン、ゲームボーイカラー、ガラケーなどに移植されて来ましたが、スーパーファミコン版以降はグラフィックが強化され、内容にも改修が加えられています。
具体的には、ゲームバランスの調整、新職業の追加、グループ攻撃武器の追加、ちいさなメダルの追加などです。
ただしスマホ版には、スーパーファミコン版にあった「すごろく場」や、モンスターの攻撃モーションはありません。
今回もガラケー版の移植ですね。
ドラクエ3は様々な職業のキャラクターを自由にパーティーに加えることができ、「ドラクエの完成形」と言えます。
当初からドラクエはこのスタイルを想定していましたが、RPG が知られていなかった当時の日本にいきなりこの形式を持ち込むのは早いだろうということで、1から3を経て段階的にシステムを広げていきました。
初期シリーズの世界設定も、この作品で一区切り付くことになります。
今回もレイアウトは縦画面専用です。
スマホ版ドラクエ1・2・4と同じ、画面下に十字キーが表示される、おなじみのスタイル。
ただ、今回は十字キーの操作性がさらに調整されたようで、かなり操作しやすいです。
2の頃から改善が進んでいましたが、今作は本当、操作性で気になることがありません。
コマンドも使いやすく、所持品がいっぱいの時にアイテムを買うと自動で整理してくれたり、対応するカギを持っていれば進むだけで扉を開けられるなど、プレイしやすくなっています。
HP を手軽に全快できる「まんたん」のコマンドも用意。
グラフィックも改善されていて、1や2のドットグラフィックは批判する人も多かったのですが、今作はより違和感のない見た目になっています。
と言うか、ベースになっているソフトが異なるようで、1と2のグラフィックはガラケー版の時に作られたものですが、3のグラフィックは 1996 年に発売されたスーパーファミコン版がベースになっていると思われます。
そのため前2作とは絵柄が違います。
1996 年はスーパーファミコンの最後期で、ドットグラフィックが一番洗練されていた頃。
その辺も影響しているかもしれません。
※ 1 と 2 はあえてオリジナルのドラクエ風にしたのかもしれませんが、やはり3のグラフィックが綺麗ですね。
※「さくせん」の中にある「まんたん」は便利なので活用しましょう。
戦闘中には攻撃演出が発生し、メラを唱えれば火の玉が飛び、ヒャドを使えば氷柱が現れます。
進行スピードはオリジナルと同じく、1にするより8にして連打した方が早いです。
ゲームの特徴は、ストーリーに合わせて仲間が増えていくのではなく、自分で命名し、職業も選んだキャラクターを3人加えて冒険する点。
ストーリーが重視される日本の RPG では、この形式のゲームは意外と少ないのですが、ドラクエ3は自由度が高く、「勇者・商人・遊び人・遊び人」という変則パーティーでも冒険が可能です。
それで冒険がスムーズに進むかどうかは別として。
ゲーム中盤になると「転職」も可能になり、これを利用することで「魔法も使える武闘家」や「回復も行える戦士」などを作ることが出来ます。
ただし主人公の「勇者」は転職できません。
スーパーファミコン版以降に加えられた新職業「盗賊」は、素早さが高く、成長も早く、なかなか強力です。
残っている宝箱を察知したり、敵からアイテムを盗むこともでき、真っ先に行動できるのでアイテムでサポートするのにも向いてますね。
本来なら ドラクエ4 から加えられた、自動戦闘システムの「さくせん」も盛り込まれています。
「ガンガンいこうぜ」「いのちだいじに」などの5種類の設定を元に AI が仲間の行動を自動化するもので、相手の残り HP を計算して魔法を使ってくれたり、ピンチになった直後に回復魔法をかけてくれたりします。
ちゃんと状況を判断した行動を行ってくれる、手軽で便利な機能で、もちろん「めいれいさせろ」にして自分でコマンドを入力することもできます。
スーパーファミコン版からのもう1つの特徴は、ステータスに関係する「性格」があること。
ゲーム開始時にプレイヤーはいくつか質問を出され、その答えによって性格が決まり、ステータスの初期値と伸び率が変化します。
仲間も作成時に振り分ける能力に応じて性格が決まり、本のアイテムを使って変化させることも出来ます。
ただ、(攻略サイトなどを見ない限り)どの性格でどんなステータスになるのかは「なんとなく」でしか解らないので、いまいち活用し辛く、解りにくいシステムの印象もあります。
まあ「最強キャラを作るまでやり込む!」とかでない限り、そこまで気にしなくても良いのですが。
※新キャラはルイーダの酒場の2階で作成します。
その際に任意のステータスを5回アップさせる事ができ、それによって性格、つまりその後の伸び率も変わります。
経験者の方は転職も考慮に入れたいところ。
右は夜の街。 昼夜の変化があり、BGM も変わります。
冒頭で述べたように、価格は(アプリ内課金で)1200 円。
1が 300 円、2が 500 円ですから、いきなり値上がりしている印象がありますが、3のクオリティーやボリュームはそれに見合ったものがあると思います。
とは言え「ドラゴンクエスト」ですから、注目度は非常に高く、やっぱり賛否が沸き起こるんだろうけど。
ドラクエ3は JRPG の金字塔であり、そのクオリティーが心配されていましたが、ベターな移植になっていると思います。
プレステ版 / DS 版がベースの ドラクエ4 よりは見劣りしますが、スーパーファミコン版 / ガラケー版からの移植であることを考えると、そつのない完成度と言えますね。
目立った欠点はありませんし、インターフェイスの改善も感じます。
優れたバランスの名作で、スーパーファミコン版以降に加えられたやり込み要素もあるため、携帯で RPG をやるなら押さえておくべき作品でしょう。
・ドラゴンクエスト ポータルアプリ(ドラクエ I / II / III 同梱)
・スマホ版 ドラクエ3 攻略 (本家 iPhone AC 内)
2013年11月に ドラクエ1 がスマホに登場し、2013年12月に ドラクエ8、翌2014年4月に ドラクエ4、6月に ドラクエ2 が移植されてきました。
そして先日、ドラクエの初期シリーズ「ロト三部作」のトリを飾る、名作として語り継がれるドラクエの3作目がスマホで公開されています。
「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」です。
この作品は「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」に含まれており、単体のアプリではありません。
ポータルアプリをダウンロード後、アプリ内課金(1200円)で購入します。
ドラクエ3は 1988 年にファミコンで登場後、スーパーファミコン、ゲームボーイカラー、ガラケーなどに移植されて来ましたが、スーパーファミコン版以降はグラフィックが強化され、内容にも改修が加えられています。
具体的には、ゲームバランスの調整、新職業の追加、グループ攻撃武器の追加、ちいさなメダルの追加などです。
ただしスマホ版には、スーパーファミコン版にあった「すごろく場」や、モンスターの攻撃モーションはありません。
今回もガラケー版の移植ですね。
ドラクエ3は様々な職業のキャラクターを自由にパーティーに加えることができ、「ドラクエの完成形」と言えます。
当初からドラクエはこのスタイルを想定していましたが、RPG が知られていなかった当時の日本にいきなりこの形式を持ち込むのは早いだろうということで、1から3を経て段階的にシステムを広げていきました。
初期シリーズの世界設定も、この作品で一区切り付くことになります。
今回もレイアウトは縦画面専用です。
スマホ版ドラクエ1・2・4と同じ、画面下に十字キーが表示される、おなじみのスタイル。
ただ、今回は十字キーの操作性がさらに調整されたようで、かなり操作しやすいです。
2の頃から改善が進んでいましたが、今作は本当、操作性で気になることがありません。
コマンドも使いやすく、所持品がいっぱいの時にアイテムを買うと自動で整理してくれたり、対応するカギを持っていれば進むだけで扉を開けられるなど、プレイしやすくなっています。
HP を手軽に全快できる「まんたん」のコマンドも用意。
グラフィックも改善されていて、1や2のドットグラフィックは批判する人も多かったのですが、今作はより違和感のない見た目になっています。
と言うか、ベースになっているソフトが異なるようで、1と2のグラフィックはガラケー版の時に作られたものですが、3のグラフィックは 1996 年に発売されたスーパーファミコン版がベースになっていると思われます。
そのため前2作とは絵柄が違います。
1996 年はスーパーファミコンの最後期で、ドットグラフィックが一番洗練されていた頃。
その辺も影響しているかもしれません。
※ 1 と 2 はあえてオリジナルのドラクエ風にしたのかもしれませんが、やはり3のグラフィックが綺麗ですね。
※「さくせん」の中にある「まんたん」は便利なので活用しましょう。
戦闘中には攻撃演出が発生し、メラを唱えれば火の玉が飛び、ヒャドを使えば氷柱が現れます。
進行スピードはオリジナルと同じく、1にするより8にして連打した方が早いです。
ゲームの特徴は、ストーリーに合わせて仲間が増えていくのではなく、自分で命名し、職業も選んだキャラクターを3人加えて冒険する点。
ストーリーが重視される日本の RPG では、この形式のゲームは意外と少ないのですが、ドラクエ3は自由度が高く、「勇者・商人・遊び人・遊び人」という変則パーティーでも冒険が可能です。
それで冒険がスムーズに進むかどうかは別として。
ゲーム中盤になると「転職」も可能になり、これを利用することで「魔法も使える武闘家」や「回復も行える戦士」などを作ることが出来ます。
ただし主人公の「勇者」は転職できません。
スーパーファミコン版以降に加えられた新職業「盗賊」は、素早さが高く、成長も早く、なかなか強力です。
残っている宝箱を察知したり、敵からアイテムを盗むこともでき、真っ先に行動できるのでアイテムでサポートするのにも向いてますね。
本来なら ドラクエ4 から加えられた、自動戦闘システムの「さくせん」も盛り込まれています。
「ガンガンいこうぜ」「いのちだいじに」などの5種類の設定を元に AI が仲間の行動を自動化するもので、相手の残り HP を計算して魔法を使ってくれたり、ピンチになった直後に回復魔法をかけてくれたりします。
ちゃんと状況を判断した行動を行ってくれる、手軽で便利な機能で、もちろん「めいれいさせろ」にして自分でコマンドを入力することもできます。
スーパーファミコン版からのもう1つの特徴は、ステータスに関係する「性格」があること。
ゲーム開始時にプレイヤーはいくつか質問を出され、その答えによって性格が決まり、ステータスの初期値と伸び率が変化します。
仲間も作成時に振り分ける能力に応じて性格が決まり、本のアイテムを使って変化させることも出来ます。
ただ、(攻略サイトなどを見ない限り)どの性格でどんなステータスになるのかは「なんとなく」でしか解らないので、いまいち活用し辛く、解りにくいシステムの印象もあります。
まあ「最強キャラを作るまでやり込む!」とかでない限り、そこまで気にしなくても良いのですが。
※新キャラはルイーダの酒場の2階で作成します。
その際に任意のステータスを5回アップさせる事ができ、それによって性格、つまりその後の伸び率も変わります。
経験者の方は転職も考慮に入れたいところ。
右は夜の街。 昼夜の変化があり、BGM も変わります。
冒頭で述べたように、価格は(アプリ内課金で)1200 円。
1が 300 円、2が 500 円ですから、いきなり値上がりしている印象がありますが、3のクオリティーやボリュームはそれに見合ったものがあると思います。
とは言え「ドラゴンクエスト」ですから、注目度は非常に高く、やっぱり賛否が沸き起こるんだろうけど。
ドラクエ3は JRPG の金字塔であり、そのクオリティーが心配されていましたが、ベターな移植になっていると思います。
プレステ版 / DS 版がベースの ドラクエ4 よりは見劣りしますが、スーパーファミコン版 / ガラケー版からの移植であることを考えると、そつのない完成度と言えますね。
目立った欠点はありませんし、インターフェイスの改善も感じます。
優れたバランスの名作で、スーパーファミコン版以降に加えられたやり込み要素もあるため、携帯で RPG をやるなら押さえておくべき作品でしょう。
・ドラゴンクエスト ポータルアプリ(ドラクエ I / II / III 同梱)
・スマホ版 ドラクエ3 攻略 (本家 iPhone AC 内)
変えてくださるとは(゚o゚
ありがとうございます‼️
ありがとうございます‼️