先月末は iPhone 6 の話題で持ちきりでしたが、今回はそれにまつわる続報や、ネタ話などをまとめてお届けいたします。

iPhone 6 / 6 Plus、3日間で 1000 万台の売上げ(マイナビ等)

iPhone 5s / 5c は 900 万台だったそうで、それを越えるペースのようです。
そして今回の初期発売国には「当局の規制」の影響で中国が含まれておらず、にも関わらず前回を越えたことが注目されています。
なお、人気は iPhone 6 の方が高いと言われていますが、在庫は iPhone 6 Plus の方が少なく、アメリカでは2ヶ月待ちとか・・・


中国人バイヤーが大量発生(WEDGE Infinity)
iPhone 6 の行列に大量の中国人の理由(読売新聞)
米国でもトラブル、iPhone 6 で中国人殴り合い (Record China)
iPhone 6、中国の税関で数千台押収される(SPA!)
iPhone 6 の中国の「転売価格」が暴落(nifty、サーチナ)

そして中国で発売されなかった影響で、日本の Apple Store の行列に大量の中国人が入り込んでいたようです。 上のリンクは時系列順。
どうやら中国本土での転売が目的のようで、数倍の値段で売りさばける(はずだった)とのこと・・・
行列への参加は自由なので、それ自体は悪くないのですが、元締めと思われる人が大量の動員をかけて並ばせ、割り込みなどのマナーの悪い行為を繰り返し、警察が出動する事態になっていたのでシャレにならない。
ホームレスを大量に雇って並ばせていた中国人もいたようで、来年からは行列自体が規制されるかもしれませんね。
なお、中国と韓国は2次発売国からも外れています。(前回は2次だった)


歴代 iPhone のレスポンスタイム比較(Gigazine)

初代 iPhone から iPhone 6 Plus までをずらっと並べて、同時にベンチマークや起動テストを行っている動画が Youtube で公開されています。 なかなか壮観です。



初代 iPhone が登場したのは 2007 年。 日本での発売は 2008 年から。
その歴史は 7~6 年。 その間にスマホはこれだけ進化しました。
10 年後は一体どうなっているのか・・・ きっと想像もできない機能が付いていたりするのでしょうね。


Apple、「iOS 8.0.1」アップデートを撤回、問題を調査中(ITmedia)
「ブルースクリーンオブデス」「強制的に復元」など iOS8 バグ報告(Gigazine)

すでに iOS8 8.0.2 が公開されていますが、9月25日に公開された iOS8 8.0.1 が不具合だらけで、1時間後に撤回されるという事件が起きていました。
通信が急に圏外になったり、指紋認証が働かなくなったりしたようで、iOS のアップデートでここまで明確な不具合が出まくったのは初めてだと思うので、今更「ジョブズガー」とは言いませんが、ちょっと心配になります。
iOS8 の初期バージョンも、ブルースクリーンになって落ちるとか、勝手に復元モードになるとか、深刻な問題が発生する可能性があった模様。

ただ、当方で iOS8 にアップデートした iPhone 5 / iPad Air / iPhone 6 Plus は、目立った不具合は発生していません。
余談ですが「ブルースクリーン・オブ・デス」という呼び名に、何となくドルアーガを連想してしまった・・・


iPhone 6 は曲がる? ポケットに入れたら危ない?(J-Cast ニュース)
i紙ヒコーキ・・・ 曲がる iPhone 6 Plus ネタ続々(SPA!)
iPhone 6 の強度に問題なし、米調査報告(Touch Lab)

ネット上で話題になっていた iPhone 6 Plus の耐久性問題。
アメリカのとあるユーザーが「iPhone 6 Plus を 18 時間ポケットに入れて生活していたら、いつの間にか曲がっていた」という投稿を行い、「iPhone 6 は曲がる!」と世界的に話題になった・・・ と言うか、ネタにされた一件。

その後、iPhone で紙飛行機を折るとか、Apple 公認「伸ばし棒」が発売されたとかいうネタ画像がたくさん出回りました。
これを受けてアメリカの家電調査グループが iPhone 6 Plus の耐久試験を行っています。



ここは過去にも様々な家電の調査を行っていますが、最終的に「特に壊れやすい訳ではなく、通常使用において強度に問題はない」と結論付けています。

まあ実際のところ、みんなそんなの解ってて、そのうえでネタにして遊んでただけだと思いますが。
なお、この件で実際に Apple に問い合わせたのは9人だけだったそうです。


Hori 社製 iOS コントローラー、11月発売かも?(touch arcade)
Mad Catz 社製 iOS コントローラー、10 月発売(touch arcade)

まだ確定した話ではないのですが・・・
カナダの Amazon の商品リストに、開発中の HORI 社製 Bluetooth MFi ゲームパッドが加わり、発売日に 11 月と記載されているそうです。
ちなみに「MFi」と言うのは Made for iPhone / iPad のことで、要するに Apple 公認製品の意味です。

horicontroller

ただしアメリカなど、カナダ以外の Amazon には商品の追加はないようで、動向が注目されています。
なお、アメリカのゲームコントローラー専門会社 Mad Catz(マッドキャッツ)も 10 月に MFi コントローラーの発売を予定していて(日本での発売は不明)、こちらは本体を装着可能です。


「週刊少年ジャンプ」、電子版を月額900円で配信(J-Cast ニュース)
ジャンプ電子化で地殻変動起きる?(Web R25)

マンガ界の中心「週刊少年ジャンプ」が遂に電子書籍で配信されることになり、出版業界に少なからず衝撃を与えています。
雑誌の単体購入は1冊 300 円、定期購読だと月額 900 円で、現在のジャンプは 255 円なので、単体だと割高ですが、定期購読だと割安になりますね。
定期購読の場合、年6回発売される「ジャンプNEXT!!」も追加料金なしで読むことができます。
過去の人気作を週1話ずつ「復刻連載」という形式で配信する取り組みもあります。

jump

実際に1冊買ってみましたが、画質は良好でアプリの動作も良いですね。
起動時に落ちたり、再起動しないとマンガが開けないこともありましたが、この辺はアップデートで調整されていくと思われます。
いまだに「なんで紙より高けーんだよ」と言っている人もいますが、定期購読の価格はむしろ良心的でしょう。

そして電子書籍化の一番の利点は、かさばらない事と、取り置きしなくてもまた読めること。
ジャンプのような週刊雑誌は、この利点は特に大きいと思います。
ただ、巷の本屋さんにとっては、ますます厳しいご時世になっていくのは否めません。

なお、このアプリはジャンプの単行本を購入できる「ジャンプBOOKストア!」のアプリとインターフェイスやレイアウトが似ています。
ジャンプBOOKストア! は「i文庫」シリーズの開発者の方と共同開発していたので、おそらく今回も同じと思われますが、その i文庫 はニコニコ動画でおなじみの「ドワンゴ」が吸収することになりました。
ドワンゴも電子書籍「ニコニコ静画」を運営しているため、新たな展開があるかもしれません。
iTunes リンク:少年ジャンプ+
iTunes リンク:ジャンプBOOKストア!
参考ページ:iPhone / iPad 電子書籍 案内
参考ページ:i文庫HD 解説


「テトリス」が映画化(4gamer)

・・・何が何だか わからない・・・
「壮大な SF 映画」になるそうですが、内容はまだ不明です・・・
参考ページ:テトリス


セール情報(10/1)

セールアプリは少なめですが、長く楽しめる作品がそろっています。
リンクはレビュー記事に移動します。

Warhammer Quest(500円→無料)
 ミニチュアボードゲーム風の RPG。 追加エリア解放は有料。
欧陸戦争4: ナポレオン(200円→無料)
 ナポレオン戦争のターン制 SLG。 だんだん値下げされ遂に無料。
100 Rogues(300円→100円)
 ローグライク RPG。 トルネコシリーズとはゲーム性が異なる。
Sentinel 4: Dark Star(500円→300円)
 定番タワーディフェンスシリーズの最新作。 お勧めできる作品。
Bioshock(1500円→1100円)
 ホラーのアクションアドベンチャー。名作だが英語なのが難点・・・