全方位に弾幕を撃ちまくりながらダンジョンを探索する、爽快感のある全方向スクロールシューティングが登場しています。
Inferno 2」です。

2012 年に iPhone 版が発売され、XBOX でも配信されていた「Inferno+」の続編ですが、内容はあまり変わっていません。 
並みいる敵を一掃しながら突き進む「無双っぷり」はそのままですね。
価格も 300 円とお手頃です。 

見た目は異なりますが、ダンジョン探索アクションの名作「ガントレット」に似たところも多いです。

Inferno 2

ツインスティック制のゲームで、左スティックで自機を移動させ、右スティックを倒した方向に弾が連射されます。
操作で気になる点はありません。

フィールドは迷路状になっていて、どこかにある出口(EXIT)に辿り着けばクリアです。
ダンジョン内には薄い壁のような「ドア」がありますが、鍵を持っていれば開けることができます。
鍵は必要な分だけフロア内に置かれていますが、ショップでも購入可能。

ダンジョンには大量の敵と、敵を生み出す「コア」があり、それをショットで破壊しながら進んで行きます。
自機は拡散弾の SPREAD、連射弾の VULCAN、バラまき弾の SWARM、反射弾の REFLEX の4種類の武器を持っていて、自由に切り替え可能
どれも大量の弾を撃ちまくれ、爽快に敵を倒していくことが出来ますね。

また Power Upgrade と呼ばれる特殊能力も発動でき、これにも連射力が上がる OVERDRIVE、近くの敵に電撃を発する ELECTROSHOCK、敵弾を防ぐバリアの REPULSOR、全体の動きを遅くする SLOWMO の4種類があります。
ただしこれらはゲージが貯まらないと使用できず、使えるのはどれか1つだけで、切り替えはショップでお金を払って行わなければなりません。

お金は矢印マークのチップを取ると増え、回復やドローンの購入などに使えます。
ドローンは俗に言うオプション(支援機)で、被弾すると破壊されますが、ストックがあればすぐに補充されます。

敵を倒すことで経験値も入手でき、最大になるとレベルアップ。
アップグレードポイントを1つ貰え、ショットや特殊能力を強化できます

前作の Inferno+ はゲーム開始前に4つの自機の中から1つを選択、その機体が持っている武器しか使えませんでした。
パワーアップもショップでお金を払ってアンロックし、その後にポイントを振り分けるという解りにくいシステムでした。

今回はそれが改良され、武器や能力は状況に応じて使い分け可能、パワーアップシステムも解りやすくなっています。

Inferno 2
※反射弾を使って壁の向こうの敵を倒しているところ。
バルカンは狭い場所で、逆にスプレッドは広い場所で有効ですが、どれを使っても強いので、好みのものを一点集中で鍛えるのも良いです。


Inferno 2
※パワーアップメニュー。 ポーズ画面からいつでも呼び出せます。
ショットは3段階目まで上げることで、スプレッドは飛距離と射速アップ、バルカンはスタン&ノックバック効果、スワームは追尾+高速弾追加、リフレクスは反射時に弾が分裂します。
ミサイルは1段階目で所持できる弾数が2倍になるので、1つずつ上げておきましょう。


今作のもう1つの特徴が4種類のミサイルで、弾数制限はありますが強力な攻撃が可能です。
バラまき型や誘導型などがあり、これも自由に切り替え可能です。

ただ移動しながら使うことが出来ないため、回避が難しくなり、使いやすいとは言えません。
ミサイルでないと倒せない敵や、ミサイルで破壊できる壁があり、それらが出た時に使う感じ。
そのため複数の種類がありますが、使い分けるようなものではないですね。
またミサイルが付いた代わりに、前作にあったボムはなくなっています。

ダンジョン内にはすり抜けられる壁や破壊できる壁などの「隠し通路」があり、一方通行やワープゾーンなどのしかけもあります。
ボーナスステージに行ける隠し出口もあるなど、ちょっとした秘密が点在していますね。
20 や 40 などの区切りとなるステージではボスも登場します

Inferno 2
※ミサイルのうち、4つ目の PHANTOM は壁を素通りしてその向こうの敵を倒せるため、場面によっては有効です。
それ以外はどれも大差なし。 怪しい壁があったら壊せないか撃ち込んでみましょう。


Inferno 2
※ 矢印の場所にある青白い円はワープゾーン。 入ると別の場所に移動するのですが、移動先はワープゾーンに「どの方向から入ったか」で変わります。 つまりガントレットと同じ仕様。
ガントレットを知っていればピンと来るのですが、そうでない場合はちょっと解り辛く、思うように移動できないのをバグだと思っている人もいるようです・・・ 要注意。

やや難点だと思ったのは「薄い壁」があること。
これは弾だけ通し、本体は移動できないという壁なのですが、薄すぎて見辛い
序盤ステージから出てくるのですが、最初はその存在に全く気付かず、「あれ? なんで移動できないの?」と悩みました。
画面の明るさの設定にもよりますが、見えなくて悩んでしまうぐらいに薄いです。
一種のトラップかもしれませんが、これはちょっとどうなのかと。

【 追記 】
※オプションの「BG BRIGHTNESS」という項目を「HIGH」に変更すると、薄い壁も少し濃くなって見やすくなります。

それ以外に難点と思える部分はないのですが、前作と比較した場合、テンポが落ちたのが気になります。
今回は1ステージが長くなり、しかけも増えました。
ステージによっては行ったり来たりしながら「謎解き」をしなければなりません。

前作 は1ステージの時間がもっと短くサクサク進めたので、内容もシューティングですし、その方が爽快感があったと思います。
今回は探索の要素が強まった分、やや増長になった感じ。
あくまで前作と比較しての話で、テンポが悪いという程ではないのですが。

前作は1ステージが短く、40 ステージでエンディングだったので、結構早くクリア出来てしまい、ややボリューム不足でした。
今回はステージ数が倍増してボリュームが増えているので、1ステージが広くなったのも、短かった前作を反省してなのかもしれません・・・

Inferno 2
※薄い壁と濃い壁の違い。 ほんと、最初は気付けないほど解らない。
すぐにオプションを開いて背景の色を変え、視認しやすくしておきましょう。
 

このゲームを作った Radiangames は Xbox Live でヒット作を連発していたメーカーで、他にも Super Crossfire などの優れた作品を公開しています。
スピード感のあるゲームが多く、今作もこのメーカーの作品らしいですね。

遊びやすくて難易度も適度。
線画のグラフィックは好みが分かれるかもしれませんが、お勧めできるシューティングです。

Inferno 2 (iTunes が起動します)