ファイナルファンタジーが初めて 3D 化された、今でもコアな人気を持つ RPG の金字塔の1つ「FINAL FANTASY VII」。
その中にあったバイクで疾走するミニゲームが、スマホ用にリメイクされて蘇りました。
「FINAL FANTASY VII G-BIKE」です。
「あの FF7 を題材にしたゲームがスマホに!」と言うことで、発売前から話題になっていたアプリです。
高解像度で描かれた、超イケメン&美女になったクラウドとティファの姿が公開される度、ネット上では期待する声が上がっていました。
スクエニとサイバーコネクトツーの合作で、サイバーコネクトツーはスマホでは ギルティドラゴン や フルボッコヒーローズ の開発、ジョジョ スターダストシューターズ への素材提供なども行っています。
アプリの価格は無料ですが、当然課金は存在します。
ハイウェイをバイクで疾走するゲームですが、アクセルやブレーキはありません。
画面をタップするとその位置に移動します。
次々と敵が現れ、タップするとターゲットマークが付き、接近と攻撃は自動で行われます。
普段は剣を振って攻撃しますが、道の端だと壁にガリガリ押しつけ、動きを封じながら連続ダメージを与えます。
また装備している「マテリア」に応じた魔法を使うことができ、ファイアやサンダーなどを周囲に放って追加攻撃を行えます。
魔法は一度使用するとしばらく使えませんが、待機時間はそんなに長くないので、割と連発することが可能です。
敵は早く倒さないと弾を撃ってきたり、周囲に爆発を発生させたりするので、そうなる前に倒しきれない時は離れて回避しなければなりません。
たまにバリケードがあったり、シャッターが降りてきたりするので、これも上フリックでジャンプしたり、下フリックでスライディングしてかわします。
ステージごとにクリア条件が異なり、多くの場合はゴールに到達すればクリアですが、指定の数だけ敵を倒したり、味方車両がやられないよう護衛するステージもあります。
1つのエリアは5ステージで構成されていて、最後にはボスも現れます。
ボスは様々な攻撃を繰り出し、そのうち必殺技も放ってきます。
この必殺技はムービーシーンのようになっていて、FF らしい見応えのある演出が流れます。
回避は出来ませんが、タイミング良くタップすることでダメージを軽減できます。
こちらも攻撃を続けているとリミットゲージが上昇していき、最大になると必殺技を繰り出せます。
そして「パートナー」を設定している場合、その仲間がこれまた見応えのある、ハデで超強力な技を繰り出してくれます。
ボス戦がムービー主体になっているのは FF らしいですね。
※ボスの電撃をスライディングで回避! でもこのゲームはジャンプやスライディングが必要な障害物は、あまり出てきません。
他のランニングゲームとはゲーム性が異なります。
※ティファの必殺技が炸裂中。 音ゲーのようにタイミング良く画面をタップするシーンがあり、成功するとダメージが増えます。
ステージをクリアするとルーレットを回せ、当たった強化素材をゲット出来ます。
武器だけでなくバイクも強化でき、HP やスピードが上昇します。
また装備しているマテリアには経験値が入り、レベルが上がれば強くなります。
素材を集めれば新しい武器やバイクを作ることも出来ますが、新素材を得るには先のステージに進まなければなりません。
なお、最初に作れるようになる「バタフライエッジ」や「シンラGUARD1000V」は最初の装備より弱いので注意して下さい。
ソーシャルゲームのようなアイテム課金型のアプリなので、スタミナ制です。
課金通貨を消費することで、ルーレットで入手できる素材を増やしたり、ゲームオーバー時にコンティニューすることが出来ます。
ただ課金ガチャはないので、無課金でも進めていくことは可能です。
※アイテムルーレット。 ボタンを押した後にルーレットが止まるタイミングはランダムなので、目押しはほぼ出来ません。
※クラウドがかっこいいメイン画面。 なんだか FF7 と言うより、格好良さを前面に出していた FF13 のような雰囲気があります。
グラフィックは本当に綺麗で、さすがと言うほかありません。
ボス戦の演出はまさに FF ですね。 クラウドの仕草もいちいちイケメンです。
ただ、ゲームとしてはぶっちゃけ・・・ 普通。
敵をターゲットすると自動で攻撃しに行く半オートの戦闘で、序盤はただ敵をタップしていればいいので、ハッキリ言って面白くありません。
障害物もたまにしか来ないので、プレイヤーのテクニックが要求される場面は少ないです。
エリア5の辺りから難易度が増してきて、攻撃と回避のメリハリを付けなければならなくなりますが、元々動ける範囲が狭いので回避は行い辛く、どうしてもパワープレイになりがち。
加えてステージごとに制限時間があるため、時間内にゴールに着けない場合や、指定の数の敵を倒せない場合、強化して来ないとどうしようもありません。
さらにボス戦も敵の必殺技を回避できないので、そのままやられてしまう場合はバイクを強化して HP を増やさないと「絶対に」勝てません。
攻撃力が足りず、必殺技を2回受ける状況の場合も同様です。
つまりテクニック云々ではなく、単に武器とバイクの強化の度合いで勝てるかどうかが決まります。
この辺はすっごくソーシャルゲーム。
また仲間のサポートアタックがないとボスに勝つのは困難ですが、仲間は1度使うと30分再使用できません。
もちろん課金すれば時間は短縮できますが・・・
そして強化して来るとしても、どの素材が手に入るかはルーレットで決まり、さらに多くの場合は1つしか入手できないので、素材集めは結構大変です。
課金すれば追加入手できますが、素材1つや2つのために課金通貨を消費するのは割高感があります。
「テクニックで何とか出来るけど難しい、だからラクにするために強化する」というのだったら、まだアクションゲームとして納得できます。
しかし「強化しないと絶対無理」と言うのは、アクションゲームとしてどうなんだと思ってしまいますね。
まあ「ソーシャルゲーム」として考えれば、それで普通なんですが。
※ボスの攻撃を食らい中。 回避はないので、軽減しても瀕死になる場合はバイクを強化しないと勝てません。
課金通貨でコンティニューも可能ですが、能力が足りていないと言うことは、そこで勝っても次で無理なので、やっぱり強化が必要です。
※すれ違うティファとクラウド。 ある意味、こういうのを見るためのゲーム。
全体としては、良くも悪くも最近のファイナルファンタジーらしいミニゲームと言う印象です。
演出やグラフィック、キャラクターの魅力は素晴らしく、それで押している感じ。
個人的には、イケメンが「凄いだろ? クールだろ?」と主張するために戦ってるような感じも受けますね。
私は Temple Run のようなテクニック重視のゲームを想像していたのですが、それが勝手な勘違いだったのかもしれません・・・
ソーシャルゲーム型であれば、地道な強化さえしていけば、アクションが苦手でもいずれクリア出来るでしょう。
最初からそういう風に考えられていたということでしょうか。
そもそもステージクリア制で、スコアを競うようなゲームではありませんしね。
現在はまだサーバーが不安定で、なかなか起動せず、「NOW LOADING...」の鑑賞会がずっと続いたりするのですが、この辺は今後改善されると思われます。
ゲーマー視点で色々と文句を言いましたが、最初から「アクション・ソーシャルゲーム」だと思っておけば、こんなもんかな、とも思います。
いずれにせよ、FF7 の世界観を広げるアプリなので、FF シリーズのファンなら一度は見ておきたいゲームと言えるでしょうか。
・FINAL FANTASY VII G-BIKE(iTunes が起動します)
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
その中にあったバイクで疾走するミニゲームが、スマホ用にリメイクされて蘇りました。
「FINAL FANTASY VII G-BIKE」です。
「あの FF7 を題材にしたゲームがスマホに!」と言うことで、発売前から話題になっていたアプリです。
高解像度で描かれた、超イケメン&美女になったクラウドとティファの姿が公開される度、ネット上では期待する声が上がっていました。
スクエニとサイバーコネクトツーの合作で、サイバーコネクトツーはスマホでは ギルティドラゴン や フルボッコヒーローズ の開発、ジョジョ スターダストシューターズ への素材提供なども行っています。
アプリの価格は無料ですが、当然課金は存在します。
ハイウェイをバイクで疾走するゲームですが、アクセルやブレーキはありません。
画面をタップするとその位置に移動します。
次々と敵が現れ、タップするとターゲットマークが付き、接近と攻撃は自動で行われます。
普段は剣を振って攻撃しますが、道の端だと壁にガリガリ押しつけ、動きを封じながら連続ダメージを与えます。
また装備している「マテリア」に応じた魔法を使うことができ、ファイアやサンダーなどを周囲に放って追加攻撃を行えます。
魔法は一度使用するとしばらく使えませんが、待機時間はそんなに長くないので、割と連発することが可能です。
敵は早く倒さないと弾を撃ってきたり、周囲に爆発を発生させたりするので、そうなる前に倒しきれない時は離れて回避しなければなりません。
たまにバリケードがあったり、シャッターが降りてきたりするので、これも上フリックでジャンプしたり、下フリックでスライディングしてかわします。
ステージごとにクリア条件が異なり、多くの場合はゴールに到達すればクリアですが、指定の数だけ敵を倒したり、味方車両がやられないよう護衛するステージもあります。
1つのエリアは5ステージで構成されていて、最後にはボスも現れます。
ボスは様々な攻撃を繰り出し、そのうち必殺技も放ってきます。
この必殺技はムービーシーンのようになっていて、FF らしい見応えのある演出が流れます。
回避は出来ませんが、タイミング良くタップすることでダメージを軽減できます。
こちらも攻撃を続けているとリミットゲージが上昇していき、最大になると必殺技を繰り出せます。
そして「パートナー」を設定している場合、その仲間がこれまた見応えのある、ハデで超強力な技を繰り出してくれます。
ボス戦がムービー主体になっているのは FF らしいですね。
※ボスの電撃をスライディングで回避! でもこのゲームはジャンプやスライディングが必要な障害物は、あまり出てきません。
他のランニングゲームとはゲーム性が異なります。
※ティファの必殺技が炸裂中。 音ゲーのようにタイミング良く画面をタップするシーンがあり、成功するとダメージが増えます。
ステージをクリアするとルーレットを回せ、当たった強化素材をゲット出来ます。
武器だけでなくバイクも強化でき、HP やスピードが上昇します。
また装備しているマテリアには経験値が入り、レベルが上がれば強くなります。
素材を集めれば新しい武器やバイクを作ることも出来ますが、新素材を得るには先のステージに進まなければなりません。
なお、最初に作れるようになる「バタフライエッジ」や「シンラGUARD1000V」は最初の装備より弱いので注意して下さい。
ソーシャルゲームのようなアイテム課金型のアプリなので、スタミナ制です。
課金通貨を消費することで、ルーレットで入手できる素材を増やしたり、ゲームオーバー時にコンティニューすることが出来ます。
ただ課金ガチャはないので、無課金でも進めていくことは可能です。
※アイテムルーレット。 ボタンを押した後にルーレットが止まるタイミングはランダムなので、目押しはほぼ出来ません。
※クラウドがかっこいいメイン画面。 なんだか FF7 と言うより、格好良さを前面に出していた FF13 のような雰囲気があります。
グラフィックは本当に綺麗で、さすがと言うほかありません。
ボス戦の演出はまさに FF ですね。 クラウドの仕草もいちいちイケメンです。
ただ、ゲームとしてはぶっちゃけ・・・ 普通。
敵をターゲットすると自動で攻撃しに行く半オートの戦闘で、序盤はただ敵をタップしていればいいので、ハッキリ言って面白くありません。
障害物もたまにしか来ないので、プレイヤーのテクニックが要求される場面は少ないです。
エリア5の辺りから難易度が増してきて、攻撃と回避のメリハリを付けなければならなくなりますが、元々動ける範囲が狭いので回避は行い辛く、どうしてもパワープレイになりがち。
加えてステージごとに制限時間があるため、時間内にゴールに着けない場合や、指定の数の敵を倒せない場合、強化して来ないとどうしようもありません。
さらにボス戦も敵の必殺技を回避できないので、そのままやられてしまう場合はバイクを強化して HP を増やさないと「絶対に」勝てません。
攻撃力が足りず、必殺技を2回受ける状況の場合も同様です。
つまりテクニック云々ではなく、単に武器とバイクの強化の度合いで勝てるかどうかが決まります。
この辺はすっごくソーシャルゲーム。
また仲間のサポートアタックがないとボスに勝つのは困難ですが、仲間は1度使うと30分再使用できません。
もちろん課金すれば時間は短縮できますが・・・
そして強化して来るとしても、どの素材が手に入るかはルーレットで決まり、さらに多くの場合は1つしか入手できないので、素材集めは結構大変です。
課金すれば追加入手できますが、素材1つや2つのために課金通貨を消費するのは割高感があります。
「テクニックで何とか出来るけど難しい、だからラクにするために強化する」というのだったら、まだアクションゲームとして納得できます。
しかし「強化しないと絶対無理」と言うのは、アクションゲームとしてどうなんだと思ってしまいますね。
まあ「ソーシャルゲーム」として考えれば、それで普通なんですが。
※ボスの攻撃を食らい中。 回避はないので、軽減しても瀕死になる場合はバイクを強化しないと勝てません。
課金通貨でコンティニューも可能ですが、能力が足りていないと言うことは、そこで勝っても次で無理なので、やっぱり強化が必要です。
※すれ違うティファとクラウド。 ある意味、こういうのを見るためのゲーム。
全体としては、良くも悪くも最近のファイナルファンタジーらしいミニゲームと言う印象です。
演出やグラフィック、キャラクターの魅力は素晴らしく、それで押している感じ。
個人的には、イケメンが「凄いだろ? クールだろ?」と主張するために戦ってるような感じも受けますね。
私は Temple Run のようなテクニック重視のゲームを想像していたのですが、それが勝手な勘違いだったのかもしれません・・・
ソーシャルゲーム型であれば、地道な強化さえしていけば、アクションが苦手でもいずれクリア出来るでしょう。
最初からそういう風に考えられていたということでしょうか。
そもそもステージクリア制で、スコアを競うようなゲームではありませんしね。
現在はまだサーバーが不安定で、なかなか起動せず、「NOW LOADING...」の鑑賞会がずっと続いたりするのですが、この辺は今後改善されると思われます。
ゲーマー視点で色々と文句を言いましたが、最初から「アクション・ソーシャルゲーム」だと思っておけば、こんなもんかな、とも思います。
いずれにせよ、FF7 の世界観を広げるアプリなので、FF シリーズのファンなら一度は見ておきたいゲームと言えるでしょうか。
・FINAL FANTASY VII G-BIKE(iTunes が起動します)
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
でも、その方が売れるんですよね