※スマホ版ドラクエ5の攻略を こちらのページ で公開しています。
スマホへのドラクエ移植も、この1年ですでに 1・2・3・4・8 が終わっています。
そして本日、また新しいドラクエが iPhone / Android で公開されました。
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」です。
ドラクエ5 はシリーズ作の中でも、特に評価の高い作品です。
主人公の誕生からスタートし、父との旅と成長の過程を経て、大人になった後に結婚相手を選びます。
そして子供を作り、その親として再び旅を続けます。
花嫁にビアンカとフローラのどちらを選んだかが、話のネタになりましたね。
また、モンスターが仲間になるというのも大きな特徴です。
当時すでにモンスターを仲間に出来るゲームは他にも存在していましたが、このゲームは仲間になったモンスターが成長し、特技を覚え、装備も行えます。
人間のパーティーメンバーとほぼ同じように扱える点に新しさがあり、様々なモンスターを仲間にして育成することは、やり込み要素でもありました。
スマホ版のドラクエ5は、ニンテンドー DS 版の移植です。
町やダンジョンは 3D グラフィックで表現され、様々なイベント演出も加わり、モンスターも攻撃時にアニメーションします。
DS 版にあった3人目の花嫁候補や、新しいカジノのスゴロク場など、オリジナル(SFC 版)にはなかった要素も加えられています。
開発元はスマホ版ドラクエ4と同じ「アルテピアッツァ」が担当。
ここは DS 版のドラクエ4~6の開発元でもあり、インターフェイスはほぼスマホ版の4を踏襲しています。
価格は 1800 円。 追加課金のない、完全買い切りのアプリです。
操作は画面下に表示される仮想パッドで行い、従来のスマホ版ドラクエと変わりません。
パッドの位置は左・中・右の3ヶ所に切り替え可能で、大きさも大・中・小の3つから選べます。
パッドの周囲には8方向のボタンがあり、スライド操作だけでなく、このボタンでも移動が可能です。
ボタンの反応範囲がやや小さい印象がありますが、使い勝手は悪くありません。
さらに今作は、画面のどこをスライドしても移動できるようになりました。
前作はパッドの位置をスライドしないと動けなかったのですが、今作はその必要はありません。 画面のどこを触っても OK です。
おかげで指のズレを気にする必要がなくなり、かなり動かしやすくなっています。
町やダンジョンは 3D グラフィックになっているので、視点を変更しないとドアなどが見えない場合がありますが、最下部に視点変更用の操作バーがあり、ここの左右にあるボタンを押しっぱなしにすると画面をグルグル回せます。
またスライドすると視点がその方向に 90 度回転し、中央をタップすることで標準の視点に戻せます。
しかし 3D のマップはリアルで見栄えがする反面、視点を変えることの煩わしさもあって、良し悪しと言ったところです。
頻繁にグルグル回さないといけないような、面倒なマップにはなっていませんが・・・
※船の帆の裏に何かがあるが、隠れていて見えない・・・
しかし視点をグルッと回すと、全貌が明らかに。
色々な方向から見渡せるカッコ良さがあるが、見辛い場所が多いと煩わしさも。
※ 3D 化されているため、高低差のある地形も多いです。
右はフィールドマップ。 地図機能があり、広域図と現在地を確認できます。
戦闘シーンのインターフェイスも、スマホ版ドラクエ4と変わりません。
ボタンが大きくて押しやすく、文字も大きめで視認性は良好。
また仲間の行動は AI まかせに出来るため、コマンド入力は主人公だけで良く、ボタンを押さなければならない回数も前より抑えられています。
ブーメランなどの全体攻撃武器なら「たたかう」と「こうげき」だけで進行できるのでかなりラクですね。
もちろんボス戦では AI をオフにする(作戦を「命令させろ」にする)ことも出来ます。
モンスターはその行動に合わせた様々なアニメーションを行い、結構ダイナミックに動きます。
魔法を使った際にも派手な演出が現れ、バギなら青、メラなら赤の光源が発生します。
ドラクエ5が登場したのは 1992 年であり、もう 20 年以上前のゲームですが、演出の強化により古くさい印象は受けません。
戦闘のテンポも悪くなく、アニメーションとメッセージ表示が平行して行われるため、「アニメの分だけ戦闘に時間がかかる」ということはありません。 ストレスなくプレイ出来ます。
ただ、ベースが DS 版ですからフィールド画面のドットは粗めです。
最近のゲームしか見ていない人だと、ショボく感じるかもしれませんね。
また iPad でやるとドットがかなり大きく見え、レトログラフィックな印象も受けます。
それはそれでドラクエらしかったりもしますが。
セーブは通常の教会でのセーブの他に、フィールドやダンジョンでの「中断セーブ」と、戦闘終了後に行われる「オートセーブ」があります。
セーブスロットは3つあり、クラウドセーブにも対応。
ただし町中では中断セーブできません。
また、スマホ版ドラクエの追加機能として、最初からアイテムをたくさん入れられる「ふくろ」を持っています。
フィールド上で仲間と会話するボタンもあり、「さくせん」の「まんたん」を選べば手軽に HP を全快することも出来ます。
※戦闘シーン。 静止画では解りませんが、モンスターがグニグニ動きます。
色分けされたマークは、敵が複数のグループに分かれている時に、それを表わすためのものです。
右は戦闘中にアイテムを使おうとしたシーン。 アイテムごとにアイコンが描かれています。
※スマホ版ドラクエ3にはなかった「すごろく場」も完備。
右はゲーム序盤、妖精の村に春が訪れるシーン。 花が咲き乱れ、花びらが舞う演出が追加されており、イベントが大幅パワーアップ。
ゲーム序盤に子供時代のフローラが現れるなど、ちょっとした伏線も追加されています。
これまでのスマホ版ドラクエの中で、一番「アプリとしての完成度」が高かったのは4でした。
そのドラクエ4のインターフェイスを踏襲していますから、5もかなり良い出来で、さすがアルテピアッツァと思えます。
ゲーム自体も名作との呼び声が高い5ですから、文句なしでしょう。
親子3代に渡るストーリーも、若干シビアで成長を感じられるゲームバランスも、ドラクエらしさにあふれています。
これでドラクエの移植も6作品になりました。
ドラクエが出る度に思いますが、これがスマホで遊べるようになるとは、良い時代になりましたね。
・ドラゴンクエストV 天空の花嫁(iTunes が起動します)
・スマホ版 ドラクエ5 攻略 (本家 iPhone AC 内)
スマホへのドラクエ移植も、この1年ですでに 1・2・3・4・8 が終わっています。
そして本日、また新しいドラクエが iPhone / Android で公開されました。
「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」です。
ドラクエ5 はシリーズ作の中でも、特に評価の高い作品です。
主人公の誕生からスタートし、父との旅と成長の過程を経て、大人になった後に結婚相手を選びます。
そして子供を作り、その親として再び旅を続けます。
花嫁にビアンカとフローラのどちらを選んだかが、話のネタになりましたね。
また、モンスターが仲間になるというのも大きな特徴です。
当時すでにモンスターを仲間に出来るゲームは他にも存在していましたが、このゲームは仲間になったモンスターが成長し、特技を覚え、装備も行えます。
人間のパーティーメンバーとほぼ同じように扱える点に新しさがあり、様々なモンスターを仲間にして育成することは、やり込み要素でもありました。
スマホ版のドラクエ5は、ニンテンドー DS 版の移植です。
町やダンジョンは 3D グラフィックで表現され、様々なイベント演出も加わり、モンスターも攻撃時にアニメーションします。
DS 版にあった3人目の花嫁候補や、新しいカジノのスゴロク場など、オリジナル(SFC 版)にはなかった要素も加えられています。
開発元はスマホ版ドラクエ4と同じ「アルテピアッツァ」が担当。
ここは DS 版のドラクエ4~6の開発元でもあり、インターフェイスはほぼスマホ版の4を踏襲しています。
価格は 1800 円。 追加課金のない、完全買い切りのアプリです。
操作は画面下に表示される仮想パッドで行い、従来のスマホ版ドラクエと変わりません。
パッドの位置は左・中・右の3ヶ所に切り替え可能で、大きさも大・中・小の3つから選べます。
パッドの周囲には8方向のボタンがあり、スライド操作だけでなく、このボタンでも移動が可能です。
ボタンの反応範囲がやや小さい印象がありますが、使い勝手は悪くありません。
さらに今作は、画面のどこをスライドしても移動できるようになりました。
前作はパッドの位置をスライドしないと動けなかったのですが、今作はその必要はありません。 画面のどこを触っても OK です。
おかげで指のズレを気にする必要がなくなり、かなり動かしやすくなっています。
町やダンジョンは 3D グラフィックになっているので、視点を変更しないとドアなどが見えない場合がありますが、最下部に視点変更用の操作バーがあり、ここの左右にあるボタンを押しっぱなしにすると画面をグルグル回せます。
またスライドすると視点がその方向に 90 度回転し、中央をタップすることで標準の視点に戻せます。
しかし 3D のマップはリアルで見栄えがする反面、視点を変えることの煩わしさもあって、良し悪しと言ったところです。
頻繁にグルグル回さないといけないような、面倒なマップにはなっていませんが・・・
※船の帆の裏に何かがあるが、隠れていて見えない・・・
しかし視点をグルッと回すと、全貌が明らかに。
色々な方向から見渡せるカッコ良さがあるが、見辛い場所が多いと煩わしさも。
※ 3D 化されているため、高低差のある地形も多いです。
右はフィールドマップ。 地図機能があり、広域図と現在地を確認できます。
戦闘シーンのインターフェイスも、スマホ版ドラクエ4と変わりません。
ボタンが大きくて押しやすく、文字も大きめで視認性は良好。
また仲間の行動は AI まかせに出来るため、コマンド入力は主人公だけで良く、ボタンを押さなければならない回数も前より抑えられています。
ブーメランなどの全体攻撃武器なら「たたかう」と「こうげき」だけで進行できるのでかなりラクですね。
もちろんボス戦では AI をオフにする(作戦を「命令させろ」にする)ことも出来ます。
モンスターはその行動に合わせた様々なアニメーションを行い、結構ダイナミックに動きます。
魔法を使った際にも派手な演出が現れ、バギなら青、メラなら赤の光源が発生します。
ドラクエ5が登場したのは 1992 年であり、もう 20 年以上前のゲームですが、演出の強化により古くさい印象は受けません。
戦闘のテンポも悪くなく、アニメーションとメッセージ表示が平行して行われるため、「アニメの分だけ戦闘に時間がかかる」ということはありません。 ストレスなくプレイ出来ます。
ただ、ベースが DS 版ですからフィールド画面のドットは粗めです。
最近のゲームしか見ていない人だと、ショボく感じるかもしれませんね。
また iPad でやるとドットがかなり大きく見え、レトログラフィックな印象も受けます。
それはそれでドラクエらしかったりもしますが。
セーブは通常の教会でのセーブの他に、フィールドやダンジョンでの「中断セーブ」と、戦闘終了後に行われる「オートセーブ」があります。
セーブスロットは3つあり、クラウドセーブにも対応。
ただし町中では中断セーブできません。
また、スマホ版ドラクエの追加機能として、最初からアイテムをたくさん入れられる「ふくろ」を持っています。
フィールド上で仲間と会話するボタンもあり、「さくせん」の「まんたん」を選べば手軽に HP を全快することも出来ます。
※戦闘シーン。 静止画では解りませんが、モンスターがグニグニ動きます。
色分けされたマークは、敵が複数のグループに分かれている時に、それを表わすためのものです。
右は戦闘中にアイテムを使おうとしたシーン。 アイテムごとにアイコンが描かれています。
※スマホ版ドラクエ3にはなかった「すごろく場」も完備。
右はゲーム序盤、妖精の村に春が訪れるシーン。 花が咲き乱れ、花びらが舞う演出が追加されており、イベントが大幅パワーアップ。
ゲーム序盤に子供時代のフローラが現れるなど、ちょっとした伏線も追加されています。
これまでのスマホ版ドラクエの中で、一番「アプリとしての完成度」が高かったのは4でした。
そのドラクエ4のインターフェイスを踏襲していますから、5もかなり良い出来で、さすがアルテピアッツァと思えます。
ゲーム自体も名作との呼び声が高い5ですから、文句なしでしょう。
親子3代に渡るストーリーも、若干シビアで成長を感じられるゲームバランスも、ドラクエらしさにあふれています。
これでドラクエの移植も6作品になりました。
ドラクエが出る度に思いますが、これがスマホで遊べるようになるとは、良い時代になりましたね。
・ドラゴンクエストV 天空の花嫁(iTunes が起動します)
・スマホ版 ドラクエ5 攻略 (本家 iPhone AC 内)
賛否はあれどドラクエのライバルのファイナルファンタジーは、一応スマホ向けにリメイクやクラウド配信にチャレンジですぜ。
単なる古臭い過去リメイク作をドラクエファンは求めてるのだろうか、、、。