いよいよ年の瀬。 巷では「今年の10大ニュース」なんかをやっていますね。
Apple や Google も、iPhone と Android のベストアプリ を発表していました。 

そこで当サイトでも、2014 年に発売されたスマホゲームのジャンル別ベストアプリと、注目すべき作品を発表していきたいと思います。
各部門ごとに「特選」「次点」を選んでいますが、選出は独断と偏見なのでご了承下さい。

今回は以下のジャンルを対象としています。
・アクションゲーム、ショートゲーム、RPG、FPS 系、パズル、シューティング

「コレがないのはおかしい!」みたいなご意見がありましたら、コメントを頂ければと思います。

【 アクション部門 】

MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G for iOS(特選)
MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G for iOS
今年を代表するスマホのアクションゲームは、やはりコレでしょう。
スマホオリジナルのゲームではありませんが、PSP で大人気になったあの市販ソフトを、アイテム課金やソシャゲに流されず、そのままの形で iPhone で再現したことは、素晴らしいと言うほかありませんね。

ケロブラスター(次点)
ケロブラスター
世界的に評価されたインディーズゲーム「洞窟物語」の作者さんが作ったアクションゲーム。
思ったほど「深さ」がなかった気はしますが、作り込まれたゲームバランスと操作性は流石です。

Callys Caves 2(的にの洞窟2)
callyscaves2
こちらも「洞窟物語」に影響されたと思われる作品。
個人作成のインディーズゲームながら、思わず徹夜してしまうほどの面白さを持つゲームです。
最近、名前が「Callys Caves 2」に修正されたのですが、「的にの洞窟」に愛着が出てきてたので、ちょっと違和感?

Earn to Die 2
Earn to Die 2
モトクロスゲーム+ゾンビ。 障害物をぶっ壊しながら疾走する横視点レースゲーム。
「期待せずにやってみたら面白かった」ゲームで、パワーアップで着実に走行距離が伸びていく楽しさがあり、妙にハマります。

レオズ・フォーチュン
レオズ・フォーチュン Leo's Fortune
Apple の「BEST of 2014」や Google の「2014 年ベスト30」にも選ばれた秀作アクション。
スーパーマリオ型のアクションゲームで、グラフィックとゲームバランスに優れた作品。
各所で賞賛されまくっている作品ですね。

アメイジング・スパイダーマン2
アメイジング・スパイダーマン2
美しいニューヨークの町をスパイダーマンになって飛び回るオープンワールドのゲーム。
選出するかどうか悩んだのですが、飛び回ってるだけで楽しく、最新スマホのパワーも感じられる作品のため、「万人向け」ということで推薦したいと思います。
この作品を Apple も Google も選んでないのは、ちょっと酷な気もするし。

他にも、Traps n' GemstonesTrials GO などはお勧め出来る作品ですね。


【 ショートゲーム部門 】

モフーをふやそう(特選)
モフーをふやそう
「えぇ~」と思う人が多いかもしれませんが、これをベストショートゲームにしました。
丸いタワシみたいなキャラを分裂させて、通路を埋め尽くしていく奇妙な物理演算ゲーム。
シンプルですが奥深いゲーム性を持つ秀作で、私的にはネコアップより好きですね。

Smash Hit(次点)
Smash Hit
これはやっぱり、選んでおかないとダメでしょう。 美しいクリスタルのオブジェを鉄球でパリンパリン破壊するゲーム。
3D で表現された半透明のクリスタルには「破壊の美」を感じます。

ネコアップDX
ネコアップDX
待望のネコアップ最新作。 シンプルだけど奥が深い、かわいいネコを吸い取るゲーム。
ホノボノしたゲームですが、ハイスコアを目指すには緻密な計画と運が必要で、一筋縄ではいきません。
プレイするほどスコアが上がる優れたバランスが見事です。

他にも、チャリ走 3rdディグディグスノーワールド100 Balls などが今年の秀作ショートゲームですね。


【 RPG 部門 】

ドラゴンクエストシリーズ)(特選)
ドラゴンクエストV 天空の花嫁
とりあえず、ひとまとめで選出。一番オススメなのはアプリのクオリティが高い5。
次いでオリジナルの評価が非常に高い3。 もちろん2も悪くありません。
「ドラクエ」なのでユーザーが多く、必然的に批判意見も集まるのですが、やはり良いものは良いです。

CHAOS RINGS Ⅲ(次点)
chaos rings 3
スマホ定番 RPG「ケイオスシリーズ」の最新作。
ただ今回はソシャゲとして作られていたので、その影響が点在するところが賛否両論。
システムも含め、ややライトユーザー向けになった印象が強いのですが、クオリティはやはり流石です。

FINAL FANTASY VI
finalfantasy6
2D 時代のファイナルファンタジーの集大成の作品。
ただ個人的には、FF5 の演出の綺麗さと高画質化に感動していて、FF6 は FF の中で最も好きな作品だったため、「FF5 のクオリティで FF6 も遊べるんだ!」という期待感があり、そのためグラフィックで若干拍子抜けしたのは否めません。
でも十分お勧めですね。

不思議の国の鍛冶屋2
不思議の国の鍛冶屋2
「アトリエ系」の生産 RPG。 鍛冶屋 兼 冒険者となって探検と商売を行います。
ダンジョンが簡易的な一本道になっていますが、このゲームだとシンプルな方がむしろ良いと思います。
育成要素が豊富なのも良い点。


【 FPS 系部門 】

モダンコンバット5:Blackout(特選)
モダンコンバット5:Blackout
これはやっぱり選んでおかないとダメでしょう。 ゲームロフトの代表作にして、スマホ随一のクオリティの FPS です。
今回は日本も舞台で、もちろんオンライン対戦もあります。 Metal にも対応。
発売時には何時ものようにブログのコメントが荒れてましたが、それだけ注目されている作品ということでしょうね。

Bioshock(次点)
Bioshock
海底に築かれた、地獄と化したユートピアをさまようサバイバルホラー・アクション FPS。
グラフィックと演出は凄いのですが、英語だったのでストーリーがさっぱり解らず、当初は手放しでお勧め出来なかった作品。
しかしアップデートで日本語字幕が付いたので、今なら文句なしです。

World of Tanks Blitz
World of Tanks Blitz
パソコンで大人気のオンライン戦車戦バトル。 スマホ版も遂に登場。
オンライン対戦ゲームとしてのクオリティと、戦車のディテール、細かい設定などが突出している作品。
これがスマホで楽しめるというのは、やはり凄いですね。


【 パズル部門 】

Threes!(特選)
Threes!
月並みですが、パズルの特選は当然コレですよねぇ。 3の倍数を作っていくパズルゲーム。
見た目、ゲーム性、演出、すべてがハイセンスな作品。
いかにも Apple が好みそうで、実際に今年の BEST of 2014 を受賞しています。

Valiant Hearts: The Great War(次点)
Valiant Hearts: The Great War
第一次世界大戦の実情と、戦火に巻き込まれた人々の生き様をコミック調の絵柄で描く、ドキュメンタリータッチのアクションパズル。
1つの総合作品として、非常に素晴らしいアプリです。

Monument Valley
Monument Valley
視覚トリックを利用した、不思議な雰囲気のパズルゲーム。
登場と同時に絶賛された作品で、Apple も iPad のベストはこれを選んでいます。
毎年スマホのパズルゲームは秀作がそろうのですが、今年も甲乙付けがたい作品が並びましたね。

ソリティ馬
ソリティ馬
「ソリティア+競馬」という、3DS でヒットした異色作の移植版。 延々とハマれるゲーム。
簡易的ながら簡単じゃないソリティアと、シンプルながら奥深い競馬シーンがうまく融合していて、引退馬で仔馬を作る要素もあります。
長く楽しめる作品ですね。

Paint it Back
Paint it Back
やっと出てきた本命ピクロスアプリ。 操作性に優れたピクロスで、雰囲気の良い BGM やイラストもあり、この手のゲームとしては頭一つ飛び抜けた作品。
ピクロス好きならマストアイテムでしょう。

他にも、今年冒頭に出た Feed Me Oil 2 や、アダルトな雰囲気が良い Hitman GO はお勧めです。


【 シューティング部門 】

Sky Force 2014(特選)
Sky Force 2014
弾の色が見難いとか、序盤は敵が硬すぎるとか、レビュー記事では結構酷評もしたのですが、結局今年はこれを越えるシューティングはなかったですね。
ソシャゲ的なシステムと洋ゲーシューティングらしいゲームバランスは今でも良いのか悪いのか微妙ですが、何だかんだで長く楽しめたゲームです。

パピーウィングス(次点)
パピーウィングス
ギャラガ型のシューティングゲーム。 最初は地味ですが、後半はパワーアップしてかなり爽快に。
非常に遊びやすいゲームで、難易度も適度。
あまりシューティングをしない人にはやや難しいかもしれませんが、万人にお勧め出来るゲームです。

AngerForce - Strikers
angerforce
北京産の 2D シューティング。 1990 年代を彷彿とさせる質の高い縦シューで、演出も細かいところまで作られています。
弾幕シューティングですがケイブシューほど難しくなく、シューターにはオススメの作品。

他にもやや変わり種ですが、パワーパフガールズSky Aces 2 はお勧めのシューティングです。
国内インディーズ作品である 群馬から来た少女想紀伝 なども楽しめます。
当初リストに加えていた Hero Siege はストアから消えていたので削除しました。

シミュレーションゲームやタワーディフェンスなどは、その2 でご紹介いたします。