様々な分野に秀でた5人の隊員が超常現象に挑む、アメリカのテレビドラマ「Paranormal State」。
それを元にした簡易アドベンチャーゲームが登場しています。
「超常現象調査隊 ポイズンスプリングの謎」です。
タップだけで移動や調査を行える ロストシティ 系のアドベンチャーですが、テレビ番組が元なので様々な登場人物が出てきて、会話も行います。
ロストシティ系は レイブンロックの秘密 や 失われた寺院の謎 など、自然美や遺跡をテーマにしたものが多く、人は出て来ない場合が多いのですが、このゲームはそれらとは趣が異なりますね。
ストーリーの途中には絵探しゲームやパズルなどのミニゲームが現れます。
絵探しゲームが出てくることが多いため、そちらがメインのように紹介されている場合もありますが、絵探しはあくまでアクセントという感じです。
現時点では iPad 専用なのでご注意下さい。
アプリ自体は無料ですが、そのままでは体験版に過ぎず、最後までプレイするには 700 円の課金が必要になります。(現在はセール中で 500 円)
メッセージは全て日本語化されています。



プレイヤーは新たに調査隊に加わった6人目の隊員ということになっています。
南北戦争の古戦場に作られた公園で起こる、不思議な現象の謎を解いていきます。
ただ、いきなりネタバレになりますが、「超常現象調査隊」と言うからもっとホラーやオカルト、もしくは科学的な話なのかと思ったら、途中で悪魔の召還が云々とか言い出し、どちらかと言うとファンタジーでした。
ホラー方面の期待をしていると「アレ?」となるのでご注意を。
ただ、その分あまり恐怖感はないので、ホラーが苦手な方でも大丈夫です。 一部ビビるシーンもありますが。
ゲームは怪しいところをタップで調べることで進行します。
移動もタップで行い、アイテムの使用も画面下の所持品を選んで、使いたい場所をタップするだけ。
非常にサクサク進みます。
またロストシティ系らしく、プレイヤーを悩ませようとする作りにはなっていません。
一定時間ごとに使える「ヒント」があって、あやしい場所を光らせる事ができ、途中に出てくるパズルもしばらくすると「スキップ」のボタンでパス出来るようになります。
そしていつでも閲覧できる手帳には、ゲームの進め方がズバり書いてある解答ページが用意されています。
度々出てくる「絵探しゲーム」は、絵の中からお題のアイテムを探すもの。
背景に紛れていたりするので、よーく見て探さないといけませんが、ミスタッチしてもペナルティはなく、当てずっぽうでタップしまくってもあらかた見つかります。 もちろんヒントも使用可能。
よって行き詰まることなくストーリーを追っていくことが出来ます。
この辺はテレビドラマっぽいとも言えるでしょうか?

※調査隊の皆さん。 左からオカルト担当、インタビュー担当、リーダー、機材担当、カメラ担当。
オカルト担当の人以外、突拍子もない能力を持っている人はいないです。

※手帳にはゲームの進行に合わせてストーリーの詳細やマップ、登場人物の紹介など、様々なことが追記されていきます。
解答ページは行き詰まった時のみ利用しましょう。
絵の書き込みはかなり細かく、美しさと不気味さを醸し出しています。
さらにセリフは全てフルボイスで、英語の音声ではありますが、他のロストシティ系よりも高い作り込みを感じますね。
ただ難点は、人物のアニメーションに違和感があること。
例えば瞬きは、開いている目と閉じている目の2コマしかないため、滑らかではありません。
それが実写取り込みの画像で行われるため、妙なチープさがあります。
これだったら静止画の方が良かった気がしますね。
背景が絵で人物が実写風なので、貼り付けてるような印象も受けます。
またアメリカの南北戦争という題材が、日本人だとピンと来ません。
内容的には昔の戦争にローカルな神の話を加えた感じで、そういったストーリーは日本でもよく見受けられますが、和の神のおどろおどろしさや古風さのようなものは、日本人には感じられませんね。
薄暗い夜のキャンプ場で幽霊を追っているのに、絵探しゲームで「紅茶を作ろう」「ホットドッグが食べたい」みたいな場違いなことを言い出すのもアレですが、そこはユーモアということで。

※パズルの1つ、パネル合わせ。 一番左の列に動物、次の列に色、次は足跡・・・ というように並べていく。
解らなくてもスキップ可能で、自力で解かないとバッドエンドになる、みたいなことはありません。

※こっくりさんなシーン。 アメリカにもあるんですねぇ。 と言うか向こうが元祖らしい。
この絵だけ見るとすごく恐そう。
一見ハイクオリティーに見えて、良くも悪くもロストシティ系、という感じです。
でもこれはこれで手軽に楽しめて良いです。
このタイプの簡易アドベンチャーがこういう方面に発展していくのも面白いですね。
正直、これで定価 700 円というのは、他のアプリのことを考えると高く感じます。
ただ、元々 Steam(PC用)のソフトであったこともあり、他のロストシティのような「アプリ」ではなく、しっかりソフトとして作っているのも伺えます。
iPad でないと遊べませんが、この手のアドベンチャーが好きな方なら楽しめる作品です。
・超常現象調査隊 ポイズンスプリングの謎(iTunes が起動します)
それを元にした簡易アドベンチャーゲームが登場しています。
「超常現象調査隊 ポイズンスプリングの謎」です。
タップだけで移動や調査を行える ロストシティ 系のアドベンチャーですが、テレビ番組が元なので様々な登場人物が出てきて、会話も行います。
ロストシティ系は レイブンロックの秘密 や 失われた寺院の謎 など、自然美や遺跡をテーマにしたものが多く、人は出て来ない場合が多いのですが、このゲームはそれらとは趣が異なりますね。
ストーリーの途中には絵探しゲームやパズルなどのミニゲームが現れます。
絵探しゲームが出てくることが多いため、そちらがメインのように紹介されている場合もありますが、絵探しはあくまでアクセントという感じです。
現時点では iPad 専用なのでご注意下さい。
アプリ自体は無料ですが、そのままでは体験版に過ぎず、最後までプレイするには 700 円の課金が必要になります。(現在はセール中で 500 円)
メッセージは全て日本語化されています。



プレイヤーは新たに調査隊に加わった6人目の隊員ということになっています。
南北戦争の古戦場に作られた公園で起こる、不思議な現象の謎を解いていきます。
ただ、いきなりネタバレになりますが、「超常現象調査隊」と言うからもっとホラーやオカルト、もしくは科学的な話なのかと思ったら、途中で悪魔の召還が云々とか言い出し、どちらかと言うとファンタジーでした。
ホラー方面の期待をしていると「アレ?」となるのでご注意を。
ただ、その分あまり恐怖感はないので、ホラーが苦手な方でも大丈夫です。 一部ビビるシーンもありますが。
ゲームは怪しいところをタップで調べることで進行します。
移動もタップで行い、アイテムの使用も画面下の所持品を選んで、使いたい場所をタップするだけ。
非常にサクサク進みます。
またロストシティ系らしく、プレイヤーを悩ませようとする作りにはなっていません。
一定時間ごとに使える「ヒント」があって、あやしい場所を光らせる事ができ、途中に出てくるパズルもしばらくすると「スキップ」のボタンでパス出来るようになります。
そしていつでも閲覧できる手帳には、ゲームの進め方がズバり書いてある解答ページが用意されています。
度々出てくる「絵探しゲーム」は、絵の中からお題のアイテムを探すもの。
背景に紛れていたりするので、よーく見て探さないといけませんが、ミスタッチしてもペナルティはなく、当てずっぽうでタップしまくってもあらかた見つかります。 もちろんヒントも使用可能。
よって行き詰まることなくストーリーを追っていくことが出来ます。
この辺はテレビドラマっぽいとも言えるでしょうか?

※調査隊の皆さん。 左からオカルト担当、インタビュー担当、リーダー、機材担当、カメラ担当。
オカルト担当の人以外、突拍子もない能力を持っている人はいないです。

※手帳にはゲームの進行に合わせてストーリーの詳細やマップ、登場人物の紹介など、様々なことが追記されていきます。
解答ページは行き詰まった時のみ利用しましょう。
絵の書き込みはかなり細かく、美しさと不気味さを醸し出しています。
さらにセリフは全てフルボイスで、英語の音声ではありますが、他のロストシティ系よりも高い作り込みを感じますね。
ただ難点は、人物のアニメーションに違和感があること。
例えば瞬きは、開いている目と閉じている目の2コマしかないため、滑らかではありません。
それが実写取り込みの画像で行われるため、妙なチープさがあります。
これだったら静止画の方が良かった気がしますね。
背景が絵で人物が実写風なので、貼り付けてるような印象も受けます。
またアメリカの南北戦争という題材が、日本人だとピンと来ません。
内容的には昔の戦争にローカルな神の話を加えた感じで、そういったストーリーは日本でもよく見受けられますが、和の神のおどろおどろしさや古風さのようなものは、日本人には感じられませんね。
薄暗い夜のキャンプ場で幽霊を追っているのに、絵探しゲームで「紅茶を作ろう」「ホットドッグが食べたい」みたいな場違いなことを言い出すのもアレですが、そこはユーモアということで。

※パズルの1つ、パネル合わせ。 一番左の列に動物、次の列に色、次は足跡・・・ というように並べていく。
解らなくてもスキップ可能で、自力で解かないとバッドエンドになる、みたいなことはありません。

※こっくりさんなシーン。 アメリカにもあるんですねぇ。 と言うか向こうが元祖らしい。
この絵だけ見るとすごく恐そう。
一見ハイクオリティーに見えて、良くも悪くもロストシティ系、という感じです。
でもこれはこれで手軽に楽しめて良いです。
このタイプの簡易アドベンチャーがこういう方面に発展していくのも面白いですね。
正直、これで定価 700 円というのは、他のアプリのことを考えると高く感じます。
ただ、元々 Steam(PC用)のソフトであったこともあり、他のロストシティのような「アプリ」ではなく、しっかりソフトとして作っているのも伺えます。
iPad でないと遊べませんが、この手のアドベンチャーが好きな方なら楽しめる作品です。
・超常現象調査隊 ポイズンスプリングの謎(iTunes が起動します)
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