明日は成人式です。 大人になったら出来ること、それは・・・
酒が飲める、タバコが吸える、ソーシャルゲームに重課金できる、の3つですね。

という訳で本日からしばらく、最近のソーシャルゲームをまとめて取り上げたいと思います。

昨年の夏に ソーシャルゲームのまとめ記事 をお送りしましたが、それから半年。
相変わらず数え切れない程のソシャゲが登場し続けています。
そんな玉石混淆のソシャゲの中から、個人的に目に付いたアプリを片っ端から取り上げていきます。

前回は売上げやダウンロード数の高いアプリを優先したため、人気のある作品が多かったのですが、今回はそういった目安なしで選んでいますので、予めご了承下さい
いつものようにイマイチだと思ったところはハッキリ書く方針なので、賞賛意見や宣伝記事しか見たくない方は回れ右して下さい。

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サウザンドメモリーズ

同じ色のキャラをなぞって繋げていく、一筆書き系のパズドラ型ソーシャルゲーム。
アカツキという新興メーカーが開発しており、最近特に勢いのあるソシャゲの1つです。
全体的なクオリティが高く、ストーリーにも力を入れているのが特徴ですね。

サウザンドメモリーズ

縦3列、横3列の魔方陣があり、その上にキャラクターが乗っています。
同じ色の魔方陣を繋げるとその上のキャラクターが攻撃を行い、後に繋げたキャラほど威力が高まります。

3x3 の9マスしかないので、そんなに長く繋げることは出来ませんが、次に出てくる魔方陣の色が表示されているため、それを参考にして長く繋げられる消し方を考えるのがポイントになります。
サクサク手軽に進められるゲームですが、相応の思考性もありますね。

攻撃時には2頭身のキャラがそれぞれ異なるセリフを喋りながら攻撃を行います。
各キャラに専用のボイスが付いていて、5人繋げれば5人が一斉に喋るので、ゲーム中はかなり賑やか。 キャラクターも良く動きます。
演出がスピーディーで、ゲームのテンポも良いですね。

クエストにはメインストーリーの他に豊富なサブストーリーがあり、イベントも頻繁に追加されています。
専用の背景や敵が用意されたサブクエストも多く、かなり力を入れた運営が行われているのが見て取れます。
キャラが戦闘で特殊能力を「ひらめく」場合があるのも特徴でしょうか。

やっていて他のソシャゲよりも、一段高いクオリティーがあるのを感じます。
すでにヒット作と言える人気になっていますが、それが頷ける作品ですね。

iTunes リンク:千メモ! サウザンドメモリーズ
Google Play リンク:千メモ! サウザンドメモリーズ


ユニゾンリーグ

エイチームが公開した MO(多人数オンライン型)のソーシャルゲーム。
ドラリーグや戦国炎舞のようなギルドバトルのあるゲームですが、通常の戦闘シーンも MO になっていて、他のユーザーとパーティーを組み、協力して戦うのが特徴です

ユニゾンリーグ

クエストの戦闘は5人パーティーですが、同じタイミングで同じクエストを行っている他のプレイヤーが自動的にメンバーになります
そのキャラは実際に他のプレイヤーが動かしており、キャラだけを借りてくる訳ではありません。
欠員はコンピューターのキャラが務めますが、他のプレイヤーが見つかれば途中で入れ替わります。

戦闘はリアルタイム制で、装備した攻撃や魔法などのコマンドを実行して戦いますが、使ったものはしばらく再使用できません。
そして他のプレイヤーと同時に攻撃を当てることで「チェイン」が発生します。

行動していると「ユニゾンゲージ」が貯まっていき、最大になった後に仲間と一斉に発動させる事で、強力な複合技を出すことが出来ます。
その際にはファイナルファンタジーの召還魔法のようなド派手な演出が流れます

パーティーメンバーが他プレイヤーなので、ガチャで出るのは装備。
ユニゾン技で使用されるペットのモンスターも存在します。

1日3回、決まった時間に行われる「ギルドバトル」は他のプレイヤーのチームと戦う対人戦で、相手を全滅させると敵側の「クリスタル」に攻撃を行う特殊なモードに入ります。
クリスタルを破壊すればその時点で勝利なので、単にダメージの多寡で勝敗を決める他のゲームのギルドバトルとは、ちょっと違いますね。

ドラリーグ型のギルドバトルを通常の戦闘にも盛り込んだようなシステムです。
演出のクオリティも高く、今期注目の作品の1つと言って良いでしょう。

iTunes リンク:ユニゾンリーグ
Google Play リンク:ユニゾンリーグ
参考レビュー:ドラゴンリーグX戦国演舞


SKYLOCK(スカイロック)

自称「真の王道 RPG」。 いかにも「少年ジャンプ」という感じのソーシャルゲームです
開発は gloops(グループス)で、かつてモバゲーの元でソシャゲを作っていた、いわゆる SAP(ソーシャル アプリ プロバイダ)。
こう言っては何ですが、いかにも SAP が「真の RPG」を自称しそうな作りです。

SKYLOCK

ドラゴンボール・鳥山明を模したキャラクターデザインで、ストーリーもドラクエっぽさのある少年漫画雑誌そのまんまな展開です。 確かに「王道」ではあるかもしれません。
マンガのような擬音や集中線のある演出が特徴ですね。

移動シーンにはいくつか分岐がありますが、基本的には矢印をタップして進んで行くのみ。
戦闘もスキルやターゲット指定はありますが、基本的には「戦う」のボタンを押して全員で攻撃する、オーソドックスなターン制のバトルです。

ただ、どちらも 3D で描かれていて見栄えがします。
戦闘時のキャラクターはトゥーンレンダリング(3D を 2D っぽく見せる技法)で表現されており、動きも滑らか。
グループスには古いブラウザ型のソシャゲの印象がありますが、これはしっかりネイティブアプリで、演出やサウンドも良く、技術的なクオリティは高いです。

しかしキャラデザイン・演出・シナリオ、その全てが子供向けで、メインターゲットは小学生から中学生でしょう。
本当に少年マンガをそのままソシャゲにしたような感じで、世代によって合う合わないが明確に分かれそうな印象です。

iTunes リンク:SKYLOCK - 神々と運命の五つ子 -
Google Play リンク:SKYLOCK(スカイロック)

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アトリエ クエストボード

コーエーと、コーエーの傘下となったガスト、さらに DeNA の合作ソーシャルゲーム。
DeNA のゲームなのでモバゲーの会員登録が必要ですが、ゲストアカウントでもプレイ可能です。
「ロロナのアトリエ」がベースの、アトリエシリーズを題材にしたソシャゲです。

アトリエクエストボード

キャラクターが可愛らしく、イベントシーンは確かにアトリエらしいです。BGM も良いですね。
ただゲームはカードを使ってマスの上を進んでいくスゴロク型になっていて、本家のアトリエ感はなし。
アイテム生産には実時間の経過が必要で、強い装備は課金ガチャでないと入手できません。
要するに DeNA のソーシャルゲームですね。

iTunes リンク:アトリエ クエストボード
Google Play リンク:アトリエ クエストボード


新生ヒストリカ

Azkend やポコパンのような一筆書きのパズドラ型ソーシャルゲーム
開発は GOPA というメーカーで、武将が歴史上の人物になっています。

新生ヒストリカ

パネルを次々消していけるアクティブ連鎖が可能で、連続消しによって「ラッシュモード」に入り、さらに大量のパネルを消せるようになります。
操作感が良く、ゲーム自体は悪くないのですが・・・
演出やメニュー画面のクオリティが今一つで、ネイティブアプリとブラウザ型の中間のような感じです。
エヴァンゲリオン風のストーリーも微妙で、全体的に「B級感」が漂います。

iTunes リンク:新生ヒストリカ
参考レビュー:AzkendLINE ポコパン


ドラゴンスピンZ

パチスロ+ソーシャルゲーム。 開発元はモブキャスト。 
スロットを回して戦闘を行うパズドラ系ですが、目押しなどはなく、ただリールを回すだけ。
自動化も可能で、要するに戦闘シーンでやることは特にありません。

ドラゴンスピンZ

実際のパチスロをしながらソーシャルゲームをやる人も多いようで、そういう人をターゲットにしているアプリではないかと思います。
その場合、方手間で出来る方が良いので、こんなシンプルな内容でも良いのでしょう。
普通にゲームをしたい人にとっては、出来ることが少な過ぎて楽しめない印象です。

iTunes リンク:ドラゴンスピンZ
Google Play リンク:ドラゴンスピンZ

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ソシャゲまとめ斬り 2015 年初、二日目 に続く。