手軽ながら本格派の、ソーシャルゲームではない「パズル+RPG」が公開されています。
「Hero Emblems」です。
パズル部分は ズーキーパー のようなオーソドックスな「マッチ3ゲーム」なのですが、しっかりしたストーリーと RPG らしい育成要素があり、没頭して楽しめる作品です。
ソーシャルゲームを全否定する訳ではありませんが、やっていて「ソーシャルゲームではないことの良さ」を感じる内容ですね。
台湾のメーカーの作品ですが、メッセージは日本語化されていて、若干翻訳がおかしいものの、普通に読める文章です。
定価は 400 円ですが、現在は発売セールで 300 円になっています。
パーティーメンバーは 戦士・騎士・魔術師・僧侶 の4人。
戦闘シーンでは各メンバーに対応した 剣・盾・魔法・ハート のコマが出てきます。
同じコマを3つ以上並べると消すことができ、剣と魔法のコマを消した時は戦士と魔術師が攻撃を行い、ハートを消した時は僧侶が HP を回復します。
盾はちょっと特殊で、消すことで騎士が DP(防御値)を回復させます。
これは攻撃を受けると減少しますが、その分だけダメージを軽減します。
DP が最大の場合は騎士も攻撃に参加します。
ズーキーパー / ビジュエルド型のマッチ3ゲームなので、コマを動かせるのは1マスのみ。
動かすことで消せるコマ(3つ以上並べられるコマ)しか動かせません。
ただ、コマの種類が4つしかないため適当に消しても連鎖が発生しやすく、そろえられなくて詰まるということは滅多にありません。
出来るだけ下の方で消して、連鎖を発生させやすくするのが基本ですね。
同じコマを4つ並べると2回攻撃が繰り出され、さらに「スキル」が発動する特殊なコマが現れます。
これを消すと炎斬りや雷撃魔法など、各キャラが装備している属性攻撃が発動します。
L字型やT字型に消すと強いスキルが発動するコマも出てきます。
そして5つ直線で並べると「S.スキル」のコマが出現し、これを剣や魔法のコマと重ねると、強力な全体攻撃が発生します。
また、盾と組み合わせるとバリアが張られ、敵の攻撃を数回無効化します。
このバリアはボスとの戦いで重要になります。
※左はバリアを張っているところ。 ボス戦がある時は S.スキルのコマを残しておき、ボスでバリアを張って攻撃を防ぎながら戦うのが攻略法となります。 バリアのゆらめきが綺麗。
右は全員の S.スキルが一斉に発動しているシーン。 S.スキルのコマ同士を重ねるとこうなりますが・・・ 狙える機会は少ないですね。
戦闘により経験値とお金を獲得でき、キャラクターのレベルが上がります。
町では紋章や薬、スキルなどのアイテムを購入でき、紋章は装備に相当します。
ただ、この紋章の購入がゲームのポイントであり、長所でも短所でもありますね。
例えば、最初から持っている紋章は攻撃力が +2 しか上がりません。
しかし最初の町で売っている紋章は攻撃力が +20。 すっごく違う。
ゲーム序盤、まず町に行き、次に墓地に向かいますが、その次の鉱山がいきなり厳しい。
正直、紋章を1つは買っていないとボスに勝つのは困難です。
しかしこの時点で紋章を買うための資金 300 ゴールドを貯めるのは結構大変。
地道な資金稼ぎをしなければならず、この辺がやや辛いところです。
正直、これがアイテム課金型だったら「課金ゲーかよ!」と思っていたかもしれません・・・
ただ、少し頑張って強い装備を買い、キャラを強化するのも RPG の楽しみ。
幸い、そうして買った紋章は苦労に見合う強さを持っていて、パワーアップを実感することが出来ます。
この辺はむしろ長所でもあるかもしれません。
経験値稼ぎが必要なぐらいの、やや古い RPG のゲームバランスと言えるでしょうか。
序盤が一番辛いってのはどうかと思うけど、これもまあ、後半の強さの実感に繋がっているかな・・・
なお、たまに宝箱が見つかりますが、開けるにはパズルでカギを最下部まで落とさなければなりません。
しかし運も絡むため、開けるのは難しいです。
ただ、開けられなかった宝箱は同じ場所に行くと再び出てくるので、経験値稼ぎも兼ねて開くまでチャレンジしてみましょう。
開けられればお金と共にスキルやアイテムが手に入ることもあります。
※会話シーンとマップ画面。 ジト目のキャラが可愛らしくて良いですね。
マップ画面のイラストも良い雰囲気です。 マップ移動中にはランダムで敵に遭遇します。
※左は宝箱が出たシーン。 カギを落とせば開きますが、マッチ3ゲームで消したいところを消せるかどうかは運も絡む・・・
青の宝箱には貴重品が入っているので、開くまで何度も挑戦しましょう。
ルート分岐があるダンジョンは数回潜って、各ルートに宝箱がないかチェックしたいところ。
右は問題の「紋章」。 これを買い換えていくのがゲームの攻略の鍵。
スキルは宝箱からも手に入るし、後に出たものの方が強いとは限らないので、お金は紋章に使いましょう。
ただ、ボス戦では薬も忘れずに。
ちゃんとマップ画面があり、その上を任意に移動できます。
ラクガキ風のキャラクターや背景なども、味があって良いですね。
サウンドや操作性も良く、アプリの完成度は高いです。
ボリュームも結構あり、意外と長く楽しめるゲームです。
冒頭で述べたように、手軽でありつつも本格的に楽しめる RPG ですね。
序盤で投げてしまう人も少なくないかもしれませんが、オススメ出来るゲームです。
・Hero Emblems(iTunes が起動します)
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
「Hero Emblems」です。
パズル部分は ズーキーパー のようなオーソドックスな「マッチ3ゲーム」なのですが、しっかりしたストーリーと RPG らしい育成要素があり、没頭して楽しめる作品です。
ソーシャルゲームを全否定する訳ではありませんが、やっていて「ソーシャルゲームではないことの良さ」を感じる内容ですね。
台湾のメーカーの作品ですが、メッセージは日本語化されていて、若干翻訳がおかしいものの、普通に読める文章です。
定価は 400 円ですが、現在は発売セールで 300 円になっています。
パーティーメンバーは 戦士・騎士・魔術師・僧侶 の4人。
戦闘シーンでは各メンバーに対応した 剣・盾・魔法・ハート のコマが出てきます。
同じコマを3つ以上並べると消すことができ、剣と魔法のコマを消した時は戦士と魔術師が攻撃を行い、ハートを消した時は僧侶が HP を回復します。
盾はちょっと特殊で、消すことで騎士が DP(防御値)を回復させます。
これは攻撃を受けると減少しますが、その分だけダメージを軽減します。
DP が最大の場合は騎士も攻撃に参加します。
ズーキーパー / ビジュエルド型のマッチ3ゲームなので、コマを動かせるのは1マスのみ。
動かすことで消せるコマ(3つ以上並べられるコマ)しか動かせません。
ただ、コマの種類が4つしかないため適当に消しても連鎖が発生しやすく、そろえられなくて詰まるということは滅多にありません。
出来るだけ下の方で消して、連鎖を発生させやすくするのが基本ですね。
同じコマを4つ並べると2回攻撃が繰り出され、さらに「スキル」が発動する特殊なコマが現れます。
これを消すと炎斬りや雷撃魔法など、各キャラが装備している属性攻撃が発動します。
L字型やT字型に消すと強いスキルが発動するコマも出てきます。
そして5つ直線で並べると「S.スキル」のコマが出現し、これを剣や魔法のコマと重ねると、強力な全体攻撃が発生します。
また、盾と組み合わせるとバリアが張られ、敵の攻撃を数回無効化します。
このバリアはボスとの戦いで重要になります。
※左はバリアを張っているところ。 ボス戦がある時は S.スキルのコマを残しておき、ボスでバリアを張って攻撃を防ぎながら戦うのが攻略法となります。 バリアのゆらめきが綺麗。
右は全員の S.スキルが一斉に発動しているシーン。 S.スキルのコマ同士を重ねるとこうなりますが・・・ 狙える機会は少ないですね。
戦闘により経験値とお金を獲得でき、キャラクターのレベルが上がります。
町では紋章や薬、スキルなどのアイテムを購入でき、紋章は装備に相当します。
ただ、この紋章の購入がゲームのポイントであり、長所でも短所でもありますね。
例えば、最初から持っている紋章は攻撃力が +2 しか上がりません。
しかし最初の町で売っている紋章は攻撃力が +20。 すっごく違う。
ゲーム序盤、まず町に行き、次に墓地に向かいますが、その次の鉱山がいきなり厳しい。
正直、紋章を1つは買っていないとボスに勝つのは困難です。
しかしこの時点で紋章を買うための資金 300 ゴールドを貯めるのは結構大変。
地道な資金稼ぎをしなければならず、この辺がやや辛いところです。
正直、これがアイテム課金型だったら「課金ゲーかよ!」と思っていたかもしれません・・・
ただ、少し頑張って強い装備を買い、キャラを強化するのも RPG の楽しみ。
幸い、そうして買った紋章は苦労に見合う強さを持っていて、パワーアップを実感することが出来ます。
この辺はむしろ長所でもあるかもしれません。
経験値稼ぎが必要なぐらいの、やや古い RPG のゲームバランスと言えるでしょうか。
序盤が一番辛いってのはどうかと思うけど、これもまあ、後半の強さの実感に繋がっているかな・・・
なお、たまに宝箱が見つかりますが、開けるにはパズルでカギを最下部まで落とさなければなりません。
しかし運も絡むため、開けるのは難しいです。
ただ、開けられなかった宝箱は同じ場所に行くと再び出てくるので、経験値稼ぎも兼ねて開くまでチャレンジしてみましょう。
開けられればお金と共にスキルやアイテムが手に入ることもあります。
※会話シーンとマップ画面。 ジト目のキャラが可愛らしくて良いですね。
マップ画面のイラストも良い雰囲気です。 マップ移動中にはランダムで敵に遭遇します。
※左は宝箱が出たシーン。 カギを落とせば開きますが、マッチ3ゲームで消したいところを消せるかどうかは運も絡む・・・
青の宝箱には貴重品が入っているので、開くまで何度も挑戦しましょう。
ルート分岐があるダンジョンは数回潜って、各ルートに宝箱がないかチェックしたいところ。
右は問題の「紋章」。 これを買い換えていくのがゲームの攻略の鍵。
スキルは宝箱からも手に入るし、後に出たものの方が強いとは限らないので、お金は紋章に使いましょう。
ただ、ボス戦では薬も忘れずに。
ちゃんとマップ画面があり、その上を任意に移動できます。
ラクガキ風のキャラクターや背景なども、味があって良いですね。
サウンドや操作性も良く、アプリの完成度は高いです。
ボリュームも結構あり、意外と長く楽しめるゲームです。
冒頭で述べたように、手軽でありつつも本格的に楽しめる RPG ですね。
序盤で投げてしまう人も少なくないかもしれませんが、オススメ出来るゲームです。
・Hero Emblems(iTunes が起動します)
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
全滅しても特にペナルティ無く再挑戦できるのが良いですね
そして何といってもソシャゲじゃないのが良い!(笑)
ただ、惜しむらくはモンスター図鑑のようなものが無いのと
後々出てくる新手の状態異常などについて何もヘルプなどが無いので
手探りで進まなきゃいけないのがちょっとつらい所