隕石に衝突し、宇宙船は木っ端微塵、船員はちりぢりに。
もはや宇宙の片隅で死ぬしかない。 でも1人で死ぬのは寂しい。
じゃあみんなで集まって、太陽に突っ込もうぜ!

そんな救いのないコミカルな集団自殺ゲームが登場しています。
Sunburn!」です。

海外で人気のアプリですが、ぶっちゃけゲーム内容より、この設定がウケてるんだと思います・・・
とは言え、ゲームの方もしっかり作られていて、簡素なネタゲーという訳ではありません。
無重力の中でうまく移動方向をコントロールし、船員を集めていくゲームですね。

開発元はニューヨークの小メーカーで、定価は 300 円です。

sunburn

sunburn

ステージ制のゲームで、主人公は最初、小さな惑星の上にいます。
画面の左右を押すと惑星上を時計回り / 反時計回りに移動し、左右を押しっぱなしにすると屈んでパワーを貯め、離すとジャンプします。

惑星には重力圏がありますが、ジャンプでその外に出ると、そこは無重力。
そのままではずっと飛んでいってしまいますが、左右を同時に押すことでジェット噴射を行い、進行方向を変えることが出来ます。
ただ、噴射を行う度に酸素が減っていき、なくなると窒息してミス。
酸素は大気のある惑星に近づく事で補充されます。

ステージ内には宇宙船のクルーが散らばっており、触れるとロープで繋がります。
全員を回収し、最後に太陽に突っ込めば、繋がっている仲間達も次々と太陽に吸い寄せられ、全員仲良く焼死してクリアとなります。

みんなで一緒に死ぬのが目的なので、全員回収する前に誰かが死ぬとミスになります。
ロープで繋がった仲間にも慣性が働き、自分が太陽を避けていても、ロープで引っ張られている仲間が太陽の重力圏にかかってしまい、1人だけ死んでミスになることは良くあります。
無重力の中、限られた回数の噴射で移動しなければならないため、慣れないと思い通りに動くのは難しいですね。

ただ、序盤のステージはかなり簡単に作られているので、難しいながらもサクサクとクリアして行けるバランスになっています。

sunburn
※こんな風に回収した船員とはロープで繋がっていきます。
この状態で避けたいものがある場合は、大きく迂回しなければなりません。
船員が多いほど回避困難になっていくので、回収する順番を考慮しなければならないこともあります。


sunburn
※そして仲良くご臨終。 みんなで死ねば恐くない? 生き残る道はありません・・・

ゲームが進むと、強く吸い寄せられるブラックホールや、着地する度にヒビが入っていずれ壊れるガラス惑星、触れるとアウトの火の玉なども出現します。
ブラックホールの中に船員がいて、あえて突っ込んでジェット噴射で脱出しなければならないケースもあります。

キャラクターはドットで描かれていて、イヌやネコなどのペットもいます。
ユニークな絵柄になっていて、アップデートで姿がサンタになり、惑星に装飾が付く「ホリデーテーマ」も追加されました。 自殺のゲームなのに。
一方、BGM は死と宇宙をテーマにした、荘厳なものになっています。

難点は終盤の難易度が高くなり過ぎていて、完全に「マゾゲー」になること
全 60 ステージで、40 ステージ辺りまでは普通に楽しめますが、そこから急に難しくなり、ラスト 10 ステージは何十回もリトライすることが前提のような作りになっています。
リトライはすぐ行えるし、ある程度難しくないとすぐに終わってしまうとも思いますが・・・

sunburn
※惑星の周囲にブラックホールがあり、そこに船員が囚われている様子。
中に入ると数度ジェット噴射を行わないと出れないので、酸素に気を付ける必要があります。

sunburn
※オープニングシーン。 ズガーンと宇宙船が壊れてバラバラに。

鬱なんだかそうでもないんだか解らない、不思議な印象のゲームです。
まあ普通の設定のゲームだったとしても、一定の評価は得られていたと思います。

手軽に遊べるアクションゲームで、変わり種のゲームが好きな人にお勧めでしょうか?

Sunburn!(iTunes が起動します)


以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。