白黒のゲームに色が付き、音が付き、高画質化し、そして 3D になる・・・
そんな古いゲームが徐々に進化していく過程を描いた、ユニークなアクション RPG が公開されています。
「Evoland」です。
ゲームの歴史をそのまま再現している訳ではありませんが、全編を通してゲームネタ満載の内容で、ゲームファンなら思わず惹き付けられる作品ですね。
全体としては「ゼルダの伝説」のような謎解きアクションアドベンチャーですが、途中でファイナルファンタジーのようなターン制バトルや、ディアブロのようなアクションシーンも出て来ます。
元々はパソコンで 2013 年に公開されていた作品で、開発したのはフランスのメーカー。
価格は 600 円で、やや高めな印象もありますが、元は Steam で $9.99 で売られていたゲームなので、それよりは割安です。
最初はメッセージが英語ですが、オプションの言語設定で日本語にすることが可能です。
ゲーム開始直後は、画面は白黒、右に移動することしか出来ません。
しかし宝箱を取ると左に移動できるようになり、次の宝箱で上下左右に移動可能、さらに次の宝箱で効果音が付きます。
その後、画面がスムーズにスクロールするようになり、BGM や色も付きます。
このように宝箱を取るごとにゲームが進化していき、ゲームボーイのようなモノクロ画面が、8bit なファミコン風の画面になり、さらに 16bit なスーファミ風になります。
途中で敵も出現するようになり、もちろん攻撃も可能になります。
最初はゲームの進化を辿っていくのみですが、あるポイントでストーリーが付き、ゲームが RPG し始めます。
ほぼ同時にターン制バトルが登場し、ファイナルファンタジーのような戦闘も発生。
この頃から町も現れます。
ただ、経験値やレベルアップが導入されるのは、もう少し先になりますね。
※徐々に進化していく様子。 色々なものが次々と変わっていくので、見ているだけで楽しいです。
ゲームらしくなって来るのは、仲間が登場し、グラフィックが 3D 化して、ダンジョンの中に入るようになってから。
この辺りから完全にゲームが「ゼルダの伝説」になります。
もちろんボス戦もあり、アクションの腕前が必要になって来ます。
2D の時しか通行できない小さな木、3D の時しか通行できない石のブロックが現れ、双方を切り替えながら進むシーンも登場。
後半はちょっとした謎解きが必要になり、また各所に隠し通路もあって、コレクションアイテムが隠されていたりもします。
笑えるのはグラフィックがプレステ2辺りまで進化し、町の中に入った時。
CD / DVD の読み込み時間が必要になってしまいます。
この辺りのハードウェアの変更に伴うデメリットまで再現されています。
他にもキャラクターの名前とか、その姿とか、細かいところにネタが散りばめられてますね。
※後半の拠点となる町。 かなり今風のグラフィックになりました。
ここは情報を集めないと先に進めませんが、日本語なので迷うことはないはず。
ただ1つ注意が。 上の画像の広場にある泉は、井戸ではありません。
※後半のターン制バトルのシーン。 敵はキノコ、カメ、花。 背景には土管・・・w
ディアブロっぽいシーンではちゃんと装備がドロップするのですが、ジョークアイテムばかりです。
クリアまでは3時間ほどでしょうか。
そんなにボリュームがあるゲームではなく、ショートストーリーといった感じですね。
長すぎない時間でケリが付き、テンポ良く進むので、これはこれで良いと思います。
巷の意見を見てみると、「ゲームの歴史をテーマにした内容にしては、時系列がおかしい」というコメントが多く見られます。
しかしこのゲームは進化を題材にしてはいますが、歴史を正確に再現する気は最初からないようなので、その点はお間違えなく。
ただこのテーマであれば、もうちょっと歴史を再現した方が深みがあったかな、とも思いますが。
序盤の印象は「面白いコンセプトだけど、ゲームとしては・・・?」という感じでしたが、最後までやった後は「やっぱり面白かった」と思えたアプリですね。
コアなゲーマーでないと全くピンと来ない内容だと思いますが、逆にゲーマーならとても楽しめるゲームです。
・Evoland(iTunes が起動します)
そんな古いゲームが徐々に進化していく過程を描いた、ユニークなアクション RPG が公開されています。
「Evoland」です。
ゲームの歴史をそのまま再現している訳ではありませんが、全編を通してゲームネタ満載の内容で、ゲームファンなら思わず惹き付けられる作品ですね。
全体としては「ゼルダの伝説」のような謎解きアクションアドベンチャーですが、途中でファイナルファンタジーのようなターン制バトルや、ディアブロのようなアクションシーンも出て来ます。
元々はパソコンで 2013 年に公開されていた作品で、開発したのはフランスのメーカー。
価格は 600 円で、やや高めな印象もありますが、元は Steam で $9.99 で売られていたゲームなので、それよりは割安です。
最初はメッセージが英語ですが、オプションの言語設定で日本語にすることが可能です。
ゲーム開始直後は、画面は白黒、右に移動することしか出来ません。
しかし宝箱を取ると左に移動できるようになり、次の宝箱で上下左右に移動可能、さらに次の宝箱で効果音が付きます。
その後、画面がスムーズにスクロールするようになり、BGM や色も付きます。
このように宝箱を取るごとにゲームが進化していき、ゲームボーイのようなモノクロ画面が、8bit なファミコン風の画面になり、さらに 16bit なスーファミ風になります。
途中で敵も出現するようになり、もちろん攻撃も可能になります。
最初はゲームの進化を辿っていくのみですが、あるポイントでストーリーが付き、ゲームが RPG し始めます。
ほぼ同時にターン制バトルが登場し、ファイナルファンタジーのような戦闘も発生。
この頃から町も現れます。
ただ、経験値やレベルアップが導入されるのは、もう少し先になりますね。
※徐々に進化していく様子。 色々なものが次々と変わっていくので、見ているだけで楽しいです。
ゲームらしくなって来るのは、仲間が登場し、グラフィックが 3D 化して、ダンジョンの中に入るようになってから。
この辺りから完全にゲームが「ゼルダの伝説」になります。
もちろんボス戦もあり、アクションの腕前が必要になって来ます。
2D の時しか通行できない小さな木、3D の時しか通行できない石のブロックが現れ、双方を切り替えながら進むシーンも登場。
後半はちょっとした謎解きが必要になり、また各所に隠し通路もあって、コレクションアイテムが隠されていたりもします。
笑えるのはグラフィックがプレステ2辺りまで進化し、町の中に入った時。
CD / DVD の読み込み時間が必要になってしまいます。
この辺りのハードウェアの変更に伴うデメリットまで再現されています。
他にもキャラクターの名前とか、その姿とか、細かいところにネタが散りばめられてますね。
※後半の拠点となる町。 かなり今風のグラフィックになりました。
ここは情報を集めないと先に進めませんが、日本語なので迷うことはないはず。
ただ1つ注意が。 上の画像の広場にある泉は、井戸ではありません。
※後半のターン制バトルのシーン。 敵はキノコ、カメ、花。 背景には土管・・・w
ディアブロっぽいシーンではちゃんと装備がドロップするのですが、ジョークアイテムばかりです。
クリアまでは3時間ほどでしょうか。
そんなにボリュームがあるゲームではなく、ショートストーリーといった感じですね。
長すぎない時間でケリが付き、テンポ良く進むので、これはこれで良いと思います。
巷の意見を見てみると、「ゲームの歴史をテーマにした内容にしては、時系列がおかしい」というコメントが多く見られます。
しかしこのゲームは進化を題材にしてはいますが、歴史を正確に再現する気は最初からないようなので、その点はお間違えなく。
ただこのテーマであれば、もうちょっと歴史を再現した方が深みがあったかな、とも思いますが。
序盤の印象は「面白いコンセプトだけど、ゲームとしては・・・?」という感じでしたが、最後までやった後は「やっぱり面白かった」と思えたアプリですね。
コアなゲーマーでないと全くピンと来ない内容だと思いますが、逆にゲーマーならとても楽しめるゲームです。
・Evoland(iTunes が起動します)
二十代の人がRPGを語るとこんな感じなのかな。