セガの看板ゲームの1つ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を 2D のランニングゲームにアレンジしたアプリが登場しています。
ソニック ランナーズ」です。

ソニックは元々、超高速でコースを疾走していくのがウリのゲームでしたから、ランニングゲームになってもあまり違和感はありません。
あくまで1プレイごとのスコアを競う、短時間で終わるショートゲームなので、本編のソニックのようなボリュームはありませんが、ちゃんと「ソニックらしさ」は表現されています。

先日行われたセガの新作発表会で公開されていたゲームの1つで、私的には「LINE ウィンドランナーのソニック版」という印象も受けますね。
アプリ本体は無料で、アイテム課金型のゲームです。

ソニック ランナーズ

ソニック ランナーズ

ゲームが始まるとソニックが勝手に走り始めます。 止まることは出来ません。
画面をタップするとジャンプし、そのまま3段ジャンプまで可能です。
ボタンはなく、押す位置はどこでも構いません。

また、ジャンプ中は「ローリングアタック」になり、敵にぶつかって倒すことが出来ます。
敵を倒すと少し飛び上がるため、これでさらにジャンプの距離を伸ばすことが出来ます。

敵やトラップに当たるとやられてしまいますが、「リング」を持っていれば助かります。
ただしその際にリングをバラまいてしまうため、再び取るまでは危険です。
またリングの有無に関わらず、穴に落ちた場合は1発でアウトです。

コースはランダム生成で、プレイごとに変化します。
固定コースのステージをクリアしていくゲームではないので、ここは本編のソニックとは大きく異なります。
冒頭で述べたように、あくまで1回ごとのプレイを楽しむものですね。

ある程度の距離を走ると、ボスの「エッグマン」が現れます。
ただ、通常ステージのエッグマンは単なるボーナスステージに近く、攻撃することで大量のリングをバラまいてくれます。
攻撃を受けてしまうか、こちらの攻撃が当たらず素通りするか、一定時間が経つとエッグマンが去り、次のラウンドに進みます。

2ラウンド目以降はスピードが上がり、コースも難しくなります。
そして3ラウンド目になると超高速になり、コースもミサイルが飛び交うような非常に難しいものになります。
慣れれば高難度の高速ステージを突っ切るのが楽しくなってきますが、基本的には「この辺で終わって貰おう」という設計ですね。
1ラウンドは1分ほどで、つまり1プレイは3分前後です。

ソニック ランナーズ
※ボスのエッグマンは実はボーナス。 ここでコインを稼ぎましょう。
コインはチェックポイントに到達しないと持ち帰れませんが、エッグマンの後には必ずチェックポイントが出現します。


ソニック ランナーズ
※ソニックおなじみの一回転。 ちゃんとソニックっぽく作られているのは良いですね。
ただ、もうちょっとステージにバリエーションが欲しかった・・・


ゲーム終了後、獲得したスコアの分だけソニックがマップ画面を進んで行きます
マップ上には4つのチェックポイントがあり、そこに到達するごとにアイテムを貰えたり、会話が発生したりしますが、十分なスコアを稼いでいれば一気に終点まで到達する場合もあります。

終点にはエッグマンが待ち受けていてボス戦になります。
ただ、やっぱり大して強くなく、倒せばエリアクリアになります。

エリアが進んでも、正直あまり変わり映えしません。
エリア 10 をクリアするとソニックの相棒「テイルス」を主人公として使えるようになり、テイルスの特技である飛行能力を活かせるような地形も現れます。
ただ、ゲームが大きく変化する訳ではなく、エッグマンの攻撃もずっと似たり寄ったりですね。

ガチャで入手する「おともキャラ」も2体まで連れて行くことができ、「やられた時にリングをある程度回収する」「アイテムの効果時間が伸びる」などの効果があります。
ガチャをするには「レッドスター」と呼ばれる課金通貨が必要ですが、これはゲームの進行やボス戦でも入手できます。
アクションゲームですからお供の強さよりプレイヤーのテクニックの方が重要で、無課金でも問題なく進められる印象です。

ゲーム中に集めたリングで使い捨てアイテムや、一時的なパワーアップを購入することも出来ます。
リングも課金購入が可能で、スタミナ制でもありますが、これらも課金してまで欲しくなることは(普通は)ないでしょう。

レッドスターはコンティニューにも使いますが、コンティニューは1度しか出来ません
よって課金すればいくらでもスコアを稼げる訳ではありません。
無論、強力なお供をゲットし、使い捨てアイテムをジャンジャン使っている重課金の人の方が、高いスコアを出せるゲームではありますが。

ソニック ランナーズ
※エリア 10 から登場するテイルスは、しっぽを使って空中で5回飛び上がれます。
つまり6段ジャンプ可能ですが、ソニックと違ってローリングアタックになるのは最初のジャンプのみ。
よって飛行中は敵を避けて飛ばなければなりません。
ただ、敵の上に落ちれば踏んで倒すことが出来ます。


ソニック ランナーズ
※マップ画面。 ここを稼いだスコアに応じて進んで行きます。
エリアによっては最後にエッグマンが居らず、到達するだけでクリアになる事もあります。


やや気になるのは、フレンドとスコアを競うには Facebook との連係が必須になる点でしょうか。

冒頭で述べたように、このゲームは LINE ウィンドランナーのソニック版という印象があります。
「LINE ウィンドランナー」は LINE ゲームであるからこそ、多くの国内ユーザーを獲得しているというのがありますが、LINE は世界ではサッパリです。
その LINE を Facebook に変え、キャラクターを世界的に有名なソニックにした、「ウィンドランナーの世界対応版」がこのゲームの「狙い」である気もします。

ただ、Facebook は日本ではサッパリです。
その登録をしないとスコアを競えないというのは、日本ではむしろマイナスですね。
この辺は「ターゲットとしているユーザーや地域が異なる」ということでしょうか・・・
出来れば Twitter アカウントなどでも OK にして欲しいところですが。

もう1つ個人的に気に入らないのは、上下にスクロールするため上の方を飛んでいる時は下の方が全く見えず、穴の位置を確認できないため、飛び降りたり落ちたりした時、そのまま穴に落ちてしまうケースが多いこと。
正直、不条理なミスが多い印象があります
ただまあ、それが「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」なんですけどね・・・

ソニック ランナーズ
※ガチャはルーレットになっています。 ただレッドスターで回せるガチャは、ノーマルなガチャ。
エリアボスのエッグマンをノーミスで倒すと「スペシャルエッグ」を得られ、これを 10 個集めた時のみ、必ずレアが出るルーレットを回せます。
スペシャルエッグは課金ではなく、自力で集めなければなりません。


ソニック ランナーズ
※パワーアップアイテムは豊富で、地中を掘り進むドリルや、レーザーに変身するものなど、ユニークなアイテムがあります。
プレイヤーキャラが増えればゲーム中に交替することも出来ますが、そのためには「交替アイテム」を買っておかなければなりません。


アプリ全体の作りはハイレベルで、グラフィックが美しく、動きも滑らか。
スピード感も十分で、演出やサウンドも「さすがセガ」と言える出来栄え。
ウィンドランナーと対比しましたが、2年前に公開された LINE ゲームのウィンドランナーより、クオリティーは大幅に上です。

2D のランニングゲームは先日「Alto's Adventure」を紹介したばかりですが、同じジャンルでありながら、それとは正反対の作りですね。

ただ、あくまでショートゲームなので、本編のソニックを思い浮かべていると「違う!」となります。
ボリュームがあるゲームでないとダメな人には向きません。
短時間で終わるゲームも好きな人には、本体は無料ですし、お勧め出来るアプリです。

ソニック ランナーズ(iTunes が起動します)


以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。