眠ったまま目覚めなくなる「眠り病」の女性を救うため、その精神世界にダイブする、サイコでスタイリッシュなソーシャルゲームが公開されています。
「【18】 キミト ツナガル パズル(エイティーン)」です。
世界的にヒットしたパズルゲーム「ルミネス」の作者である水口哲也さんの作品で、他にも「スペースチャンネル5」など、独特なゲームに携わって来られた方です。
そのため国内外から注目されていた作品ですね。
しかしこのアプリ、最初にやった時の感想は・・・
「あまりにゲームが『普通』過ぎる」。
一筆書き系のありきたりなゲームシステム、宝石が四角いマスに並んでいるオーソドックスなデザイン、コマを消すと仲間が攻撃するパズドラ系の一般的なルール・・・
何一つゲームとしての特徴がない。
あまりのオーソドックスっぷりに愕然とし、そのままスルーすることを決定しました。
しかし演出やストーリーには惹かれるものがあったため、数日してから再プレイ。
ゲームが進むとその面白さが解ってきて、そのままハマってしまい今に至ります。
そのため自分の中で、これが良いのか悪いのか、どうにも判断が付きません・・・
Azkend や Dungeon Raid のような、パネルを一筆書きしていくパズルゲームです。
今は ポコパン 型と言った方が通りが良いでしょうか。
同色のコマ(ジェム)を繋げていき、3つ以上繋げるとその色の仲間が攻撃を行います。
6つ繋げるとスペシャルジェムが現れ、これを通すと他の色とも繋げることができ、全体攻撃を行うことも出来ます。
ジェムを消す度に敵に付いているカウンターが減っていき、0 になると攻撃されます。
読んで解るように、ゲームシステムが今時のスマホゲームとしてはフツー過ぎます。
この手のゲームは サウザンドメモリーズ や ミリオンチェイン などたくさんあって、他のゲームは次に出るコマが表示されているとか、スピーディーに展開するとか、何らかの特徴を加えているものですが、このゲームはもう、初見ではほんとにフツー。
これでは少しやった時点で見限ってしまう人も多いでしょうね。
って言うか、1度見限りました。
※画像のように同色のジェムを繋げて行きます。 ナナメも OK。 まあ、普通の一筆書き系。
右はストーリーシーンで、キャラクターには魅力があります。
特にこの偉そうなのに弱いネコ博士が良いですね。 現実世界ではメガネの男性。
特徴と言えるのは、ジェムを 18 個以上繋げると「女神」と呼ばれるキャラが現れ、3ターンの間、特殊な効果が発生すること。
女神はゲームの進行で増えていき、体力回復や攻撃力アップ、ジェム変化などの効果を持ち、誰を使うかは任意に変更できます。
ただ、最初はゲームが簡単なので、無理に 18 個繋げなくても問題なく進めます。
序盤は女神の選択もないため、あまりゲームのアクセントになっていません。
しかし難易度の上昇が比較的早めで、ある程度進むと苦戦するようになって来ます。
こうなると 18 の特殊効果が必要になって来るのですが、テキトーにやったのでは 18 個のジェムを繋げることは出来ません。
よって「さめがめ」のように同色のジェムを出来るだけ残すとか、スペシャルジェムをたくさん用意しておくなどの準備が必要になります。
ゲームが面白くなって来るのは、この 18 の作成が必要になって来てからですね。
また、ボスや中ボス、一部の敵はジェムに特殊な効果をかけてきます。
例えば、ジェムに「ロック」をかけて消せなくしたり、早く消さないと被害を受ける爆弾やダメージコマ(ノイズ)を設置したり、下まで落とさないと大ダメージを受ける炎を出したりします。
これらの効果は他のゲームでも見られるものですが、このゲームのボスはこれらを特殊なパターンで使ってきたりします。
例えば、画面中にノイズを出して、プレイヤーそれを処理している間に連続攻撃を叩き込んで来るとか、画面中にロックをかけて消し辛くしてから炎や爆弾を出すなどの、固有の戦法を使って来ます。
よってその戦法に合わせ、連続攻撃が来る前に回復のコマやスキルを用意しておくとか、炎が出る前に消しやすいようにしておくなどの「攻略」が必要になります。
この辺はコンシューマーゲームのクリエイターの作品だなと感じられますね。
この手のソシャゲは基本、ソリティア(1人用パズル)である場合が多いですが、このゲームはバトルっぽい展開が見られます。
ただ、最初はそんな雰囲気を微塵も感じられないのが問題な訳ですが・・・
※左画像の4の数字が書かれたコマは「炎」、紫のコマは「ノイズ」、チェーンがかかったコマは「ロック」。
ノイズは次の敵のターンまでに消さないと、それを使って攻撃してきたり、回復されたりします。
右は 18 を発動させて女神が降臨したシーン。 結構ハデ。
王子降臨はないので、基本的に男性向け(?)ですね。
このゲームの大きな特徴は、「精神世界」をモチーフにしたビジュアルと演出、そしてストーリーを重視していることでしょう。
スタイリッシュな演出がカッコ良く、ステージマップの背景も独特な雰囲気です。
また、1ステージクリアする度にストーリーが進むため、物語をテンポ良く楽しめます。
ソシャゲにストーリーが必要かどうかはクリエイターの中でも意見が割れているようですが、私は「ストーリーも楽しみたい派」ですね。
以前、ストーリーや設定の魅力と、その進行のテンポの良さで 消滅都市 にハマっていましたが、同じ理由でこちらもハマれそうです。
この辺は人によるとは思いますが。
サウンドも凝っていて、例えばボスステージだと最初のザコ戦のうちは BGM がベース音だけで、2戦目・3戦目と進むごとにメロディーが追加されていき、ボスが登場するとボーカルが入ります。
この辺は確かにルミネスや Rez の作者さんらしさを感じます。
※各エリアはそれを作っている女性の精神が反映されているので、それぞれ背景が異なります。
ステージのマスの色は多く出現する敵の属性を表しているので、それに合わせて編成を変えましょう。
右はキャラクターの1人。 現代が舞台なので、登場キャラも現代風。
ただ夢の世界なので、人間じゃないキャラや、逆に本体が人間じゃない場合も・・・
という訳でこのゲーム、私は好きか嫌いかで言うと、好きなゲームです。
ただ、初見の時の「ゲームにインパクトがなさ過ぎる」ことのインパクトは凄かったです。
iTunes のゲーム、特にソーシャルゲームは初見で判断されがちなので、それでコレはどうなのかと。
この辺はコンシューマーゲームのクリエイターの悪い点が出たのかなぁ、とも思います。
パッケージゲームは高いお金で買うから、序盤がどうであれ長くやってくれますからね・・・
これからやる方は、ある程度進まないと面白さを体験できないゲームなんだと思ってプレイした方が良いでしょう。
って、こんなこと言ったら誰もやらないか・・・?
・【18】 キミト ツナガル パズル(エイティーン)(iTunes が起動します)
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
「【18】 キミト ツナガル パズル(エイティーン)」です。
世界的にヒットしたパズルゲーム「ルミネス」の作者である水口哲也さんの作品で、他にも「スペースチャンネル5」など、独特なゲームに携わって来られた方です。
そのため国内外から注目されていた作品ですね。
しかしこのアプリ、最初にやった時の感想は・・・
「あまりにゲームが『普通』過ぎる」。
一筆書き系のありきたりなゲームシステム、宝石が四角いマスに並んでいるオーソドックスなデザイン、コマを消すと仲間が攻撃するパズドラ系の一般的なルール・・・
何一つゲームとしての特徴がない。
あまりのオーソドックスっぷりに愕然とし、そのままスルーすることを決定しました。
しかし演出やストーリーには惹かれるものがあったため、数日してから再プレイ。
ゲームが進むとその面白さが解ってきて、そのままハマってしまい今に至ります。
そのため自分の中で、これが良いのか悪いのか、どうにも判断が付きません・・・
Azkend や Dungeon Raid のような、パネルを一筆書きしていくパズルゲームです。
今は ポコパン 型と言った方が通りが良いでしょうか。
同色のコマ(ジェム)を繋げていき、3つ以上繋げるとその色の仲間が攻撃を行います。
6つ繋げるとスペシャルジェムが現れ、これを通すと他の色とも繋げることができ、全体攻撃を行うことも出来ます。
ジェムを消す度に敵に付いているカウンターが減っていき、0 になると攻撃されます。
読んで解るように、ゲームシステムが今時のスマホゲームとしてはフツー過ぎます。
この手のゲームは サウザンドメモリーズ や ミリオンチェイン などたくさんあって、他のゲームは次に出るコマが表示されているとか、スピーディーに展開するとか、何らかの特徴を加えているものですが、このゲームはもう、初見ではほんとにフツー。
これでは少しやった時点で見限ってしまう人も多いでしょうね。
って言うか、1度見限りました。
※画像のように同色のジェムを繋げて行きます。 ナナメも OK。 まあ、普通の一筆書き系。
右はストーリーシーンで、キャラクターには魅力があります。
特にこの偉そうなのに弱いネコ博士が良いですね。 現実世界ではメガネの男性。
特徴と言えるのは、ジェムを 18 個以上繋げると「女神」と呼ばれるキャラが現れ、3ターンの間、特殊な効果が発生すること。
女神はゲームの進行で増えていき、体力回復や攻撃力アップ、ジェム変化などの効果を持ち、誰を使うかは任意に変更できます。
ただ、最初はゲームが簡単なので、無理に 18 個繋げなくても問題なく進めます。
序盤は女神の選択もないため、あまりゲームのアクセントになっていません。
しかし難易度の上昇が比較的早めで、ある程度進むと苦戦するようになって来ます。
こうなると 18 の特殊効果が必要になって来るのですが、テキトーにやったのでは 18 個のジェムを繋げることは出来ません。
よって「さめがめ」のように同色のジェムを出来るだけ残すとか、スペシャルジェムをたくさん用意しておくなどの準備が必要になります。
ゲームが面白くなって来るのは、この 18 の作成が必要になって来てからですね。
また、ボスや中ボス、一部の敵はジェムに特殊な効果をかけてきます。
例えば、ジェムに「ロック」をかけて消せなくしたり、早く消さないと被害を受ける爆弾やダメージコマ(ノイズ)を設置したり、下まで落とさないと大ダメージを受ける炎を出したりします。
これらの効果は他のゲームでも見られるものですが、このゲームのボスはこれらを特殊なパターンで使ってきたりします。
例えば、画面中にノイズを出して、プレイヤーそれを処理している間に連続攻撃を叩き込んで来るとか、画面中にロックをかけて消し辛くしてから炎や爆弾を出すなどの、固有の戦法を使って来ます。
よってその戦法に合わせ、連続攻撃が来る前に回復のコマやスキルを用意しておくとか、炎が出る前に消しやすいようにしておくなどの「攻略」が必要になります。
この辺はコンシューマーゲームのクリエイターの作品だなと感じられますね。
この手のソシャゲは基本、ソリティア(1人用パズル)である場合が多いですが、このゲームはバトルっぽい展開が見られます。
ただ、最初はそんな雰囲気を微塵も感じられないのが問題な訳ですが・・・
※左画像の4の数字が書かれたコマは「炎」、紫のコマは「ノイズ」、チェーンがかかったコマは「ロック」。
ノイズは次の敵のターンまでに消さないと、それを使って攻撃してきたり、回復されたりします。
右は 18 を発動させて女神が降臨したシーン。 結構ハデ。
王子降臨はないので、基本的に男性向け(?)ですね。
このゲームの大きな特徴は、「精神世界」をモチーフにしたビジュアルと演出、そしてストーリーを重視していることでしょう。
スタイリッシュな演出がカッコ良く、ステージマップの背景も独特な雰囲気です。
また、1ステージクリアする度にストーリーが進むため、物語をテンポ良く楽しめます。
ソシャゲにストーリーが必要かどうかはクリエイターの中でも意見が割れているようですが、私は「ストーリーも楽しみたい派」ですね。
以前、ストーリーや設定の魅力と、その進行のテンポの良さで 消滅都市 にハマっていましたが、同じ理由でこちらもハマれそうです。
この辺は人によるとは思いますが。
サウンドも凝っていて、例えばボスステージだと最初のザコ戦のうちは BGM がベース音だけで、2戦目・3戦目と進むごとにメロディーが追加されていき、ボスが登場するとボーカルが入ります。
この辺は確かにルミネスや Rez の作者さんらしさを感じます。
※各エリアはそれを作っている女性の精神が反映されているので、それぞれ背景が異なります。
ステージのマスの色は多く出現する敵の属性を表しているので、それに合わせて編成を変えましょう。
右はキャラクターの1人。 現代が舞台なので、登場キャラも現代風。
ただ夢の世界なので、人間じゃないキャラや、逆に本体が人間じゃない場合も・・・
という訳でこのゲーム、私は好きか嫌いかで言うと、好きなゲームです。
ただ、初見の時の「ゲームにインパクトがなさ過ぎる」ことのインパクトは凄かったです。
iTunes のゲーム、特にソーシャルゲームは初見で判断されがちなので、それでコレはどうなのかと。
この辺はコンシューマーゲームのクリエイターの悪い点が出たのかなぁ、とも思います。
パッケージゲームは高いお金で買うから、序盤がどうであれ長くやってくれますからね・・・
これからやる方は、ある程度進まないと面白さを体験できないゲームなんだと思ってプレイした方が良いでしょう。
って、こんなこと言ったら誰もやらないか・・・?
・【18】 キミト ツナガル パズル(エイティーン)(iTunes が起動します)
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
でも進んでいくと『適当』じゃ勝てなくなり、ステージ序盤からジェムの配置を
考えながらやっていかないと厳しい戦いになる。単にレア度の高いカード持ってれば
楽勝っていうゲームじゃないですね。ほどよく頭を使う感じで今のところは楽しめています。が!!如何せん敵への攻撃エフェクトがショボ過ぎる気がする。もっと迫力あっていいと思うが・・。