自ら動くのではなく、ドワーフ達に指示を出し、自給自足の生活を送らせる、指導者的 2D サンドボックス(マインクラフト型)のゲームが公開されています。
「Craft The World - Pocket Edition(クラフト ザ ワールド)」です。
アプリ名に「Pocket Edition」と付いていますが、これはスマホ / タブレット版であることを表し、元はパソコンで公開されていたゲームです。
多くのドワーフ達が半自動で作業や戦闘を行う、「テラリア+RTS」といった感じのゲームで、他のマイクラ系とは異なる一風変わったシステムです。
このジャンルは自由度が高い反面、解りにくい部分も多く、このゲームは特にその傾向が強いので、今回も「日記風レビュー」で内容を紹介しながら、ゲームの進め方も解説していこうと思います。
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【 管理職的サバイバル生活・初日 】
このサバイバル生活も、遂に7世界目だ。
だが、今回は今までとは違う。 実際にサバイバルを行うのは、私ではない。
多くのドワーフ達に自給自足のノウハウを教える、指導者としての立場を依頼されたのだ。
ようやく私の豊富な経験が、人に認められるようになったという事か。
そして今回、私と1人のドワーフが降り立ったのは・・・
木々の生い茂る、のどかな場所だった。
この世界は 2D である。
真横から見た視点で、世界はマスで区切られている。
いわゆる「テラリア系」で、Junk Jack や Blockheads とも同じだ。
ただ、外見はマインクラフトほどカクカクしておらず、テラリアのようなドットグラフィックでもない。
サンドボックス系としては珍しく、細密な外観の世界だ。
最初に降り立った場所には「物資の集積地」が築かれ、活動の中心となる。
周囲の地形は拠点とするには入り組んでいたが・・・
これは自分たちで整地すれば良いだろう。
とりあえず木材が必要なので、近くの木を伐るよう指示を出す。
単に木の幹をタップするだけで OK だ。
ドワーフたちは最初から石のナイフを持っていて、当面はこれで伐採や採掘を行う。
漂流者ではないため、素手で木をパンチするところから始める必要はない。
木がバラバラになったらドワーフは自動で丸太を拾い、集積地に運んで行く。
持てる数が少ないので何度も往復することになるが、自動で進行するので見ているだけで良い。
うむ、今回のサバイバルはラクそうだ。
ちなみに右上の日付&時間表示をタップすると、ゲームの進行速度を変えることが出来る。
木を拾ったら、まずは武器を作る。
作成ボタンを押し、武器のカテゴリボタンをタップ。
棍棒を選択すると、3x3 のマスの中に材料の置き方(レシピ)が表示される。
その後、カテゴリボタンで表示を材料に切り替え、レシピの通りに必要なものを置き、製作ボタンを押せば棍棒が完成する。
つまり作成はマスの中に材料を置いていく、本家(PC版)マイクラや Survivalcraft と同じスタイルだ。
ただ、ドワーフ達は一度作ったレシピは記憶するのか、2度目以降は作りたいアイテムを選び、製作ボタンを押すだけで、必要な材料が自動でセットされる。
言わば本家マイクラと テラリア の中間といったところだろうか。
装備には耐久力は存在せず、ずっと使い続けることが出来る。
使っていると壊れるということはない。
流石はドワーフ、装備作成の腕前は確かなようだ。 テラリアにも耐久力はなかったが。
作成を続けていると、経験値が貯まってレベルが上がり、新しいドワーフがやってきた。
人数はレベルアップによって増えていくらしい。
とりあえず集積地の横にある丘が邪魔なので、人手も増えたし、これを削って整地することにする。
ドワーフはハシゴなどが無くても、崖をよじ登っていくことが出来る。
スピードが遅くなり、たまに転落してダメージを受けてしまうので、何度も往復するならハシゴをかけた方が良いのだが、今回は丘を削って整地するだけなので、そのままよじ登って作業をして貰う。
※当然ですが、山を削るときは上から削ること。
上に木や茂みがある土ブロックは、それを伐採してからでないと掘れません。
そうこうしていると、早くも夜になって来た。 サバイバル生活の夜は恐い・・・
この世界にはどんな危険が待ち受けているのか、とか思っていたら、なんとスケルトンやゾンビが襲って来た!
うーむ、テラリアといいコレといい、2D マイクラ系は半分ホラーというお約束があるのか?
いきなり強そうな敵が出て来て、どうしようかと思っていたのだが・・・
そんな私の心配をよそに、ドワーフ達は棍棒を振りかざし、敵にガンガン殴りかかり、あっという間に撃退してしまった。
なんというサバイバル系にあるまじき強さ。
まず野犬に殺されるのがこの系統のデフォじゃないのか?
戦闘が強くて、崖も登れて、伐採や採掘も最初から出来る。
サバイバルを教えて欲しいのは、こちらのような気がしないでもない・・・
【 管理職的サバイバル生活・二日目 】
この世界での発展に欠かせないもの、それが「テクノロジーツリー」だ。
最初は「基本的な道具作り」と「基本的な木材加工」しか行えない。
しかし道具作りの経験値が最大になることで、「基本的な家具配置」の技術を新たに習得でき、ベッドやテーブル、イスなどのレシピが手に入る。
全ての道具は、レシピがなければ材料があっても作れない。
よって、全員分の道具を作った後でも、道具作りの経験値を稼ぐために、道具は作り続けなければならない。
これは今回のサバイバルの重要なルールだ。
サバイバル生活で最初に行うべきこと。 それは家造りだ。
この世界で家を作るには、まず「家の壁」が必要になる。
しかし家の壁を作るには、レベルを上げて「基本的な照明」の技術を獲得し、その経験値を貯めて「基本的な鉄加工」を覚え、さらにその経験値を貯めて「基本的な建設」を習得する必要がある。
当面の目標はここになるだろう。
何はともあれ、道具を作るにも経験を稼ぐにも木材がいる。
全員を周囲の森に出向かせ、総出で自然破壊に勤しむ。
この世界の木々は成長力たくましく、伐っても伐っても自然にどんどん生えてきて、もやしの様に伸びていくので、資源の枯渇を心配する必要はない。
木材を伐採しているとレベルが上がり、新しいドワーフが参加、「基本的な照明」も習得した。
照明の経験は松明を作っていれば増える。
松明は松ヤニと木材から作られ、松ヤニは木から取れるので、とにかく木を伐っていれば材料には困らない。
問題はその次、「基本的な鉄加工」だ。
これは鉄鉱石が必要なので、採掘に向かう必要がある。
いよいよサンドボックス系のメイン、穴掘りタイムだ。
まあドワーフなので、その辺もきっとお手の物だろう。
とりあえず石と木材でツルハシを作り、全員に装備させる。
はしごと松明も用意し、それを画面下のアイテムスロットにセットして、坑道を作る準備を整えた。
後は掘る場所を指示するだけだ。
どんどん地下へと掘り進み、縦穴にはハシゴを設置していく。
程なくして、砂利のようなものが混じった土を発見した。 鉄鉱石だ。
深さはまだ地表が見える程度。 この世界の鉄鉱石は存外、浅いところにあるらしい。
これなら鉄加工の習得も容易だ。
結構順調に進んでいるな、と思っていると・・・ それは突然やって来た。
いきなり「あなたは攻撃を受けています」のメッセージが。
それ自体は木から虫が落ちてきた時にも表示されるので、「あー、また虫や動物を殴ってるんだろう」程度に思っていたのだが、地表に戻ってみると・・・
ゴブリンの集団が!
どこから来たんだよコレ! ドワーフ達は確かに強いが、しかしこの数はヤバイ!
ゴブリンは HP が減ると撤退するようで、東の方に逃げていく。
おかげで犠牲は出ずに済んだが、こちらも相手にトドメを刺せない。
確か東には湖があったはずだぞ? どうやって来たんだこれ、とか思っていたら・・・
ゴブリンは水泳 OK らしい。
おまけに湖の上にハシゴのようなものを設置し、橋を架けている。
この世界、敵も建設アリかよ!
そしてその向こうには、先日まで無かった「ゴブリンキャンプ」が出現している。
こちらが家を建てる前に、敵に家を建てられるとは何という屈辱。
このままでは危険なため、家造りを急ぐことにする。
幸い鉄加工の技術は、持ち帰った鉄鉱石で釘を作っていればマスターすることが出来た。
家の壁が作れるようになったため、集めた木材を全部「木の壁」にする。
この世界にもテラリアと同じように、家の建築基準法がある。
壁で周囲が区切られていて、奧にも壁があり、出入口となるドアやハッチがなければならない。
集積地近くの整地は終えていたため、そこに壁を張って家造りを急ぐ。
まずは奧の壁から張る。 その後、左右と天井に壁を作っていく。
内部の空間は縦2マス分必要なので、ハシゴをかけて上に登り、地表から3マス以上のところに天井を作らなければならない。
ドワーフを選択して「操作」を選べば、自分でドワーフを操ることが出来る。
この間は建材を貯蔵庫に取りに行かなくても建設を行えるので、天井を作る時は自分で操作して行った方がラクかもしれない。
壁は最初は四角いブロック型をしているが、横か縦に2つ以上並ぶと、壁のような形に見た目が変わる。
任意に変えたい場合は、アイテムスロットのブロックにカーソルを合わせている状態で、設置済みのブロックをタップすれば良い。
しかし夜間だったため、途中で敵の襲撃も受ける。
ゴブリン戦でドワーフ達の HP が減っているため、ギリギリの状態になっている。
回復するためにも家の完成を急がなければならないが・・・
夜明けまでに出来るだろうか?
【 管理職的サバイバル生活・三日目 】
朝日が昇る頃・・・ ようやく家が完成した。
家の左右にはドアを、ハシゴのある場所にはハッチを設置する。
最後に、それがドワーフの住まいであることを示す「トーテム」を設置すれば完了だ。
トーテムはゲーム序盤に1つ入手できる。
家の中の空間が縦2マス必要なのは、このトーテムが縦2マス分あるからだ。
これでようやく一段落だ。
さっそく草のベッド、テーブル、イスなどを設置して、家らしく整えていく。
そして HP の減ったドワーフを選択し、「休む」のコマンドを実行、実際に眠らせて回復できるのを確認した。
しかし1人目が目を覚ましたので、さらに2人目を寝かせてみようとすると、「はて、私のベッドはどこだろう?」とか言い出す。
いや、お前のベッドはそこにあるだろ。
なんだこれ、1人1人にベッドが必要なのか?
という訳で建築再開、ベッドルームを作るために2階の増築を始める。
現在のドワーフは6人。 全員分のベッドを置くには1階だけでは無理だ。
途中で木材がなくなったので、その調達にも向かわなければならない。
結局この日は、ゴブリンが攻めてくる事もなかったため、増改築で費やされる事となった。
【 管理職的サバイバル生活・四日目 】
昼頃に2階とベッドが完成した。
ベッドは1マス間を空けないと設置できないようで、スペースの都合で4つしか置けなかった。
しかし4つもあれば、当面は大丈夫だろう。
だいぶ家らしくなってきた。
とりあえず、最初の目標は達成できたと言って良いだろう。
だが、懸念していた事が、いよいよ迫りつつある。
ずっと気になっていた、画面上部にあるドクロマークのタイムメーター。
カウントダウンし続けていたのだが、それがこの夜、遂にゼロになる。
何かが起こるのは間違いない。
太陽マークのボタンを押し、全てのドワーフを家に「篭城」させて、その時を待つ。
するとゴブリンキャンプに・・・ 赤いポータルが出現!
そこから敵が続々と現れる!
中には見たことのない、鉄球を振り回すガイコツも混じっている。
とりあえず家の中で敵を待ち構える。
だが、家に取り付いた敵がドアをガンガン叩き始める! ヤバイ、破壊されるぞコレ!
しかもドアの前に敵がどんどん貯まっていくため、相手の戦力が集中してしまう。
もしかして、早めに外に出て各個撃破した方が良かったんじゃ・・・ でももう遅い。
このまま待っていても仕方ないので、全員に攻撃指示を出し、ドアの前の敵を攻撃する!
ドアが敵の攻撃の一部を受け持ってくれるため、当初は有利に戦えたが、ほどなくしてドアは破壊されてしまった。
そのまま家の中で乱戦に陥る両軍!
そして HP の減ったドワーフが逃げ始め、こちらが数的に不利になり、徐々に押されていく。
しかもピンチになったドワーフを少しでも回復しようと、ベッドで寝かせようとしても、休息コマンドが使えない!
なぜだ! ベッドの側にいるだろ! 敵が近いからか?
あ、もしかして、ドアが壊れたから、住居判定が不成立になっているのでは・・・
ベッドは家でないと使えないので、もう休息は出来ない。
あー、もう、なにか色々失敗してる! とりあえず全員で殴れ!!
乱戦の結果・・・ なんとか敵の撃退には成功したが、ドワーフが1人逝ってしまった。
復活とかないのか? なさそうだな・・・ 昇天してる絵が出てたし・・・
【 管理職的サバイバル生活・五日目 】
1人ご臨終して上司としての責任を感じる朝。
減ってしまったドワーフ達の HP を回復させるため、各員を休息させていたが・・・ 試練は続いた。
今度はゴブリン軍団が来襲して来たのだ!
ドアは付け直していたが、ゴブリンは他のモンスターとは違い、開いたドアを素通りして来る。
すぐに全員で迎撃を開始、なんとか追い返したが、また HP が減ってしまった。
どう見てもベッドが足りない。 早くも新しいベッドルームが必要な勢いだが・・・
それより先に、やることがある。
このまま襲撃を受け続けていたのでは探索もままならない。
ゴブリンキャンプは早く破壊するしかない!
一旦追い返したので、相手も疲弊しているはず。
ピンチのドワーフを寝かせ、少しでも回復してから、カウンターをかけることに。
湖を泳いで渡り、キノコに乗ったボスゴブリンがいるキャンプを一斉に襲う!
すると、予想外の事態が・・・ なんとボスゴブリン、メチャ弱かった!
まあ、見た目は長老っぽかったしな・・・ 超ビビっていたのだが・・・
その後、ゴブリンキャンプをタップして全員でガンガン殴り、破壊する。
この辺はもうゲームが RTS である。
これで当面の危機は去っただろう。
なんだかバトルばっかりしている気がするが、そろそろ本格的な生産活動に・・・ 入れるのか?
----------
という訳で、前編はここまでにいたします。
なし崩しに家だけ作った状態。 果たして探索は進むのか?
以下、後編 に続く。
・Craft The World - Pocket Edition(クラフト ザ ワールド)(iTunes が起動します)
・Craft The World - Episode Edition(廉価版)
【 後日追記 】
※Pocket Edition は 1200 円でしたが、2015/10 以降 720 円になっています。
Episode Edition は2015年7月に公開されたバージョンで、最初のワールドしかプレイ出来ませんが、120 円と安くなっています。
ただし他のワールドは 360 円で追加購入する必要があり、全てのワールドをアンロックすると 1200 円になって、Pocket Edition より割高になります。
「Craft The World - Pocket Edition(クラフト ザ ワールド)」です。
アプリ名に「Pocket Edition」と付いていますが、これはスマホ / タブレット版であることを表し、元はパソコンで公開されていたゲームです。
多くのドワーフ達が半自動で作業や戦闘を行う、「テラリア+RTS」といった感じのゲームで、他のマイクラ系とは異なる一風変わったシステムです。
このジャンルは自由度が高い反面、解りにくい部分も多く、このゲームは特にその傾向が強いので、今回も「日記風レビュー」で内容を紹介しながら、ゲームの進め方も解説していこうと思います。
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【 管理職的サバイバル生活・初日 】
このサバイバル生活も、遂に7世界目だ。
だが、今回は今までとは違う。 実際にサバイバルを行うのは、私ではない。
多くのドワーフ達に自給自足のノウハウを教える、指導者としての立場を依頼されたのだ。
ようやく私の豊富な経験が、人に認められるようになったという事か。
そして今回、私と1人のドワーフが降り立ったのは・・・
木々の生い茂る、のどかな場所だった。
この世界は 2D である。
真横から見た視点で、世界はマスで区切られている。
いわゆる「テラリア系」で、Junk Jack や Blockheads とも同じだ。
ただ、外見はマインクラフトほどカクカクしておらず、テラリアのようなドットグラフィックでもない。
サンドボックス系としては珍しく、細密な外観の世界だ。
最初に降り立った場所には「物資の集積地」が築かれ、活動の中心となる。
周囲の地形は拠点とするには入り組んでいたが・・・
これは自分たちで整地すれば良いだろう。
とりあえず木材が必要なので、近くの木を伐るよう指示を出す。
単に木の幹をタップするだけで OK だ。
ドワーフたちは最初から石のナイフを持っていて、当面はこれで伐採や採掘を行う。
漂流者ではないため、素手で木をパンチするところから始める必要はない。
木がバラバラになったらドワーフは自動で丸太を拾い、集積地に運んで行く。
持てる数が少ないので何度も往復することになるが、自動で進行するので見ているだけで良い。
うむ、今回のサバイバルはラクそうだ。
ちなみに右上の日付&時間表示をタップすると、ゲームの進行速度を変えることが出来る。
木を拾ったら、まずは武器を作る。
作成ボタンを押し、武器のカテゴリボタンをタップ。
棍棒を選択すると、3x3 のマスの中に材料の置き方(レシピ)が表示される。
その後、カテゴリボタンで表示を材料に切り替え、レシピの通りに必要なものを置き、製作ボタンを押せば棍棒が完成する。
つまり作成はマスの中に材料を置いていく、本家(PC版)マイクラや Survivalcraft と同じスタイルだ。
ただ、ドワーフ達は一度作ったレシピは記憶するのか、2度目以降は作りたいアイテムを選び、製作ボタンを押すだけで、必要な材料が自動でセットされる。
言わば本家マイクラと テラリア の中間といったところだろうか。
装備には耐久力は存在せず、ずっと使い続けることが出来る。
使っていると壊れるということはない。
流石はドワーフ、装備作成の腕前は確かなようだ。 テラリアにも耐久力はなかったが。
作成を続けていると、経験値が貯まってレベルが上がり、新しいドワーフがやってきた。
人数はレベルアップによって増えていくらしい。
とりあえず集積地の横にある丘が邪魔なので、人手も増えたし、これを削って整地することにする。
ドワーフはハシゴなどが無くても、崖をよじ登っていくことが出来る。
スピードが遅くなり、たまに転落してダメージを受けてしまうので、何度も往復するならハシゴをかけた方が良いのだが、今回は丘を削って整地するだけなので、そのままよじ登って作業をして貰う。
※当然ですが、山を削るときは上から削ること。
上に木や茂みがある土ブロックは、それを伐採してからでないと掘れません。
そうこうしていると、早くも夜になって来た。 サバイバル生活の夜は恐い・・・
この世界にはどんな危険が待ち受けているのか、とか思っていたら、なんとスケルトンやゾンビが襲って来た!
うーむ、テラリアといいコレといい、2D マイクラ系は半分ホラーというお約束があるのか?
いきなり強そうな敵が出て来て、どうしようかと思っていたのだが・・・
そんな私の心配をよそに、ドワーフ達は棍棒を振りかざし、敵にガンガン殴りかかり、あっという間に撃退してしまった。
なんというサバイバル系にあるまじき強さ。
まず野犬に殺されるのがこの系統のデフォじゃないのか?
戦闘が強くて、崖も登れて、伐採や採掘も最初から出来る。
サバイバルを教えて欲しいのは、こちらのような気がしないでもない・・・
【 管理職的サバイバル生活・二日目 】
この世界での発展に欠かせないもの、それが「テクノロジーツリー」だ。
最初は「基本的な道具作り」と「基本的な木材加工」しか行えない。
しかし道具作りの経験値が最大になることで、「基本的な家具配置」の技術を新たに習得でき、ベッドやテーブル、イスなどのレシピが手に入る。
全ての道具は、レシピがなければ材料があっても作れない。
よって、全員分の道具を作った後でも、道具作りの経験値を稼ぐために、道具は作り続けなければならない。
これは今回のサバイバルの重要なルールだ。
サバイバル生活で最初に行うべきこと。 それは家造りだ。
この世界で家を作るには、まず「家の壁」が必要になる。
しかし家の壁を作るには、レベルを上げて「基本的な照明」の技術を獲得し、その経験値を貯めて「基本的な鉄加工」を覚え、さらにその経験値を貯めて「基本的な建設」を習得する必要がある。
当面の目標はここになるだろう。
何はともあれ、道具を作るにも経験を稼ぐにも木材がいる。
全員を周囲の森に出向かせ、総出で自然破壊に勤しむ。
この世界の木々は成長力たくましく、伐っても伐っても自然にどんどん生えてきて、もやしの様に伸びていくので、資源の枯渇を心配する必要はない。
木材を伐採しているとレベルが上がり、新しいドワーフが参加、「基本的な照明」も習得した。
照明の経験は松明を作っていれば増える。
松明は松ヤニと木材から作られ、松ヤニは木から取れるので、とにかく木を伐っていれば材料には困らない。
問題はその次、「基本的な鉄加工」だ。
これは鉄鉱石が必要なので、採掘に向かう必要がある。
いよいよサンドボックス系のメイン、穴掘りタイムだ。
まあドワーフなので、その辺もきっとお手の物だろう。
とりあえず石と木材でツルハシを作り、全員に装備させる。
はしごと松明も用意し、それを画面下のアイテムスロットにセットして、坑道を作る準備を整えた。
後は掘る場所を指示するだけだ。
どんどん地下へと掘り進み、縦穴にはハシゴを設置していく。
程なくして、砂利のようなものが混じった土を発見した。 鉄鉱石だ。
深さはまだ地表が見える程度。 この世界の鉄鉱石は存外、浅いところにあるらしい。
これなら鉄加工の習得も容易だ。
結構順調に進んでいるな、と思っていると・・・ それは突然やって来た。
いきなり「あなたは攻撃を受けています」のメッセージが。
それ自体は木から虫が落ちてきた時にも表示されるので、「あー、また虫や動物を殴ってるんだろう」程度に思っていたのだが、地表に戻ってみると・・・
ゴブリンの集団が!
どこから来たんだよコレ! ドワーフ達は確かに強いが、しかしこの数はヤバイ!
ゴブリンは HP が減ると撤退するようで、東の方に逃げていく。
おかげで犠牲は出ずに済んだが、こちらも相手にトドメを刺せない。
確か東には湖があったはずだぞ? どうやって来たんだこれ、とか思っていたら・・・
ゴブリンは水泳 OK らしい。
おまけに湖の上にハシゴのようなものを設置し、橋を架けている。
この世界、敵も建設アリかよ!
そしてその向こうには、先日まで無かった「ゴブリンキャンプ」が出現している。
こちらが家を建てる前に、敵に家を建てられるとは何という屈辱。
このままでは危険なため、家造りを急ぐことにする。
幸い鉄加工の技術は、持ち帰った鉄鉱石で釘を作っていればマスターすることが出来た。
家の壁が作れるようになったため、集めた木材を全部「木の壁」にする。
この世界にもテラリアと同じように、家の建築基準法がある。
壁で周囲が区切られていて、奧にも壁があり、出入口となるドアやハッチがなければならない。
集積地近くの整地は終えていたため、そこに壁を張って家造りを急ぐ。
まずは奧の壁から張る。 その後、左右と天井に壁を作っていく。
内部の空間は縦2マス分必要なので、ハシゴをかけて上に登り、地表から3マス以上のところに天井を作らなければならない。
ドワーフを選択して「操作」を選べば、自分でドワーフを操ることが出来る。
この間は建材を貯蔵庫に取りに行かなくても建設を行えるので、天井を作る時は自分で操作して行った方がラクかもしれない。
壁は最初は四角いブロック型をしているが、横か縦に2つ以上並ぶと、壁のような形に見た目が変わる。
任意に変えたい場合は、アイテムスロットのブロックにカーソルを合わせている状態で、設置済みのブロックをタップすれば良い。
しかし夜間だったため、途中で敵の襲撃も受ける。
ゴブリン戦でドワーフ達の HP が減っているため、ギリギリの状態になっている。
回復するためにも家の完成を急がなければならないが・・・
夜明けまでに出来るだろうか?
【 管理職的サバイバル生活・三日目 】
朝日が昇る頃・・・ ようやく家が完成した。
家の左右にはドアを、ハシゴのある場所にはハッチを設置する。
最後に、それがドワーフの住まいであることを示す「トーテム」を設置すれば完了だ。
トーテムはゲーム序盤に1つ入手できる。
家の中の空間が縦2マス必要なのは、このトーテムが縦2マス分あるからだ。
これでようやく一段落だ。
さっそく草のベッド、テーブル、イスなどを設置して、家らしく整えていく。
そして HP の減ったドワーフを選択し、「休む」のコマンドを実行、実際に眠らせて回復できるのを確認した。
テーブルには食べ物を置いておけるため、木の実をありったけ並べておいた。
腹の減ったドワーフは、これを勝手につまんでいく。
腹の減ったドワーフは、これを勝手につまんでいく。
これで空腹度の心配をすることもなくなるだろう。
しかし1人目が目を覚ましたので、さらに2人目を寝かせてみようとすると、「はて、私のベッドはどこだろう?」とか言い出す。
いや、お前のベッドはそこにあるだろ。
なんだこれ、1人1人にベッドが必要なのか?
という訳で建築再開、ベッドルームを作るために2階の増築を始める。
現在のドワーフは6人。 全員分のベッドを置くには1階だけでは無理だ。
途中で木材がなくなったので、その調達にも向かわなければならない。
結局この日は、ゴブリンが攻めてくる事もなかったため、増改築で費やされる事となった。
【 管理職的サバイバル生活・四日目 】
昼頃に2階とベッドが完成した。
ベッドは1マス間を空けないと設置できないようで、スペースの都合で4つしか置けなかった。
しかし4つもあれば、当面は大丈夫だろう。
だいぶ家らしくなってきた。
とりあえず、最初の目標は達成できたと言って良いだろう。
だが、懸念していた事が、いよいよ迫りつつある。
ずっと気になっていた、画面上部にあるドクロマークのタイムメーター。
カウントダウンし続けていたのだが、それがこの夜、遂にゼロになる。
何かが起こるのは間違いない。
太陽マークのボタンを押し、全てのドワーフを家に「篭城」させて、その時を待つ。
するとゴブリンキャンプに・・・ 赤いポータルが出現!
そこから敵が続々と現れる!
中には見たことのない、鉄球を振り回すガイコツも混じっている。
とりあえず家の中で敵を待ち構える。
だが、家に取り付いた敵がドアをガンガン叩き始める! ヤバイ、破壊されるぞコレ!
しかもドアの前に敵がどんどん貯まっていくため、相手の戦力が集中してしまう。
もしかして、早めに外に出て各個撃破した方が良かったんじゃ・・・ でももう遅い。
このまま待っていても仕方ないので、全員に攻撃指示を出し、ドアの前の敵を攻撃する!
ドアが敵の攻撃の一部を受け持ってくれるため、当初は有利に戦えたが、ほどなくしてドアは破壊されてしまった。
そのまま家の中で乱戦に陥る両軍!
そして HP の減ったドワーフが逃げ始め、こちらが数的に不利になり、徐々に押されていく。
しかもピンチになったドワーフを少しでも回復しようと、ベッドで寝かせようとしても、休息コマンドが使えない!
なぜだ! ベッドの側にいるだろ! 敵が近いからか?
あ、もしかして、ドアが壊れたから、住居判定が不成立になっているのでは・・・
ベッドは家でないと使えないので、もう休息は出来ない。
あー、もう、なにか色々失敗してる! とりあえず全員で殴れ!!
乱戦の結果・・・ なんとか敵の撃退には成功したが、ドワーフが1人逝ってしまった。
復活とかないのか? なさそうだな・・・ 昇天してる絵が出てたし・・・
【 管理職的サバイバル生活・五日目 】
1人ご臨終して上司としての責任を感じる朝。
減ってしまったドワーフ達の HP を回復させるため、各員を休息させていたが・・・ 試練は続いた。
今度はゴブリン軍団が来襲して来たのだ!
ドアは付け直していたが、ゴブリンは他のモンスターとは違い、開いたドアを素通りして来る。
すぐに全員で迎撃を開始、なんとか追い返したが、また HP が減ってしまった。
どう見てもベッドが足りない。 早くも新しいベッドルームが必要な勢いだが・・・
それより先に、やることがある。
このまま襲撃を受け続けていたのでは探索もままならない。
ゴブリンキャンプは早く破壊するしかない!
一旦追い返したので、相手も疲弊しているはず。
ピンチのドワーフを寝かせ、少しでも回復してから、カウンターをかけることに。
湖を泳いで渡り、キノコに乗ったボスゴブリンがいるキャンプを一斉に襲う!
すると、予想外の事態が・・・ なんとボスゴブリン、メチャ弱かった!
まあ、見た目は長老っぽかったしな・・・ 超ビビっていたのだが・・・
その後、ゴブリンキャンプをタップして全員でガンガン殴り、破壊する。
この辺はもうゲームが RTS である。
これで当面の危機は去っただろう。
なんだかバトルばっかりしている気がするが、そろそろ本格的な生産活動に・・・ 入れるのか?
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という訳で、前編はここまでにいたします。
なし崩しに家だけ作った状態。 果たして探索は進むのか?
以下、後編 に続く。
・Craft The World - Pocket Edition(クラフト ザ ワールド)(iTunes が起動します)
・Craft The World - Episode Edition(廉価版)
【 後日追記 】
※Pocket Edition は 1200 円でしたが、2015/10 以降 720 円になっています。
Episode Edition は2015年7月に公開されたバージョンで、最初のワールドしかプレイ出来ませんが、120 円と安くなっています。
ただし他のワールドは 360 円で追加購入する必要があり、全てのワールドをアンロックすると 1200 円になって、Pocket Edition より割高になります。
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