自分が走らせた車が邪魔者になる。
過去の自分の車を避けながらゴールに向かう、一人交通ラッシュゲームが公開されています。
「Does not Commute」です。
※現在は「トラフィック・ジャム(Commute)」にアプリ名が変わっています。
Sprinkle や Smash Hit など、スマホのヒットゲームを連発してきた方の新作で、海外ではかなり注目されていた作品です。
今作も質の高い内容で、ユニークなゲーム性、オシャレな外見など、その期待に応えた作品となっています。
ただ、ゲーム中盤からは難易度が高騰、急にマゾゲー化。
何度もやり直しながらプレイの最適化を計っていく内容に変わります。
よってマゾゲーが好きでない方には、辛いゲームかもしれません。
アプリ本体は無料。 ただし無料のままでは毎回1からのスタートになります。
途中から再開できるようにするには 240 円の課金が必要で、まともにプレイするにはこの課金は必須です。
マップの端から車が自動で走り出し、画面を押しっぱなしにすることで左右に旋回します。
アクセルやブレーキはありません。
出発前にスタートとゴールが提示されますが、その位置は車ごとに変わります。
車の速度や旋回性能もそれぞれ異なるため、操作感が毎回変わるのがゲームのポイントです。
車をゴールさせるとその走りが記録され、次の車を走らせる際に登場します。
もちろん接触すると事故るため、以前の車を避けてゴールに向かわなければなりません。
3台目の車の時には、1台目と2台目の車が両方登場。
以後、回避しなければならない車はどんどん増えていきます。
時間制のゲームで、1つのステージに登場する車は 15 台前後。
時間が尽きる前に最後の車をゴールさせればステージクリアですが、残り時間は次のステージに引き継ぎます。
もし建物や他の車にぶつかってクラッシュすると、車の速度が大きく低下。
ゴール直前ならあまり問題ありませんが、ゴールから遠い場合は到着が遅れ、それは大幅なタイムロスに繋がります。
「巻き戻しボタン」があり、これを押すとその車の走行をやり直せるのですが、やり直す度にタイムが1秒減少します。
たった1秒と思うなかれ。 これが積み重なるとロスはどんどん大きくなっていきます。
ただ、マップ内に「10」や「20」と書かれたチップが配置されていて、これを取ると数字の分だけ残りタイムが回復します。
※開始前にゴールとその方向が示されます。 よく道を間違うので、ゴールの場所はちゃんと見ておきましょう。
※どんどん車が増えて危険なことに。 直進時は出来るだけ道の端の方を走っておきましょう。 蛇行とか禁物。
車の動きは物理シミュレートされていて、スピードが早いと曲がりにくいのはもちろん、ぶつかるとリアルに事故り、坂道でスピードが出ているとジャンプする事もあります。
ステージによってはジャンプ台があり、これでショートカットしたり、建物の上に飛び移ることも出来ます。
ゲームが進むと「ターボ」「トラクションコントロール」「アーマー」といったアイテムを装備させることが出来ます。
ただ、これは付けた方が有利になるとは限らず、ターボは速度が上がる代わりに旋回性能は低下、トラクションコントロールは曲がりやすくなりますが耐久性が落ち、アーマーは耐久力が上がる代わりにスピードが低下します。
これらは主に、クラッシュを避けるために車の性能を調整する目的で使うことになるでしょう。
例えば、どうしても出会い頭に事故るならアーマーを付けて速度を落とすとか、車の速度が出過ぎて大回りになるならトラクションコントロールを付けるといった具合です。
もちろん後の車のために、道の端を走っておくなど、計画性のある運転も必要です。
アクションパズルに近いゲームと言えるでしょうか。
※ジャンプ台で屋根の上の 20 チップを取りに行っているところ。
チップは基本、全部回収するようにしないとタイムが足らなくなります。
※ステージによっては車以外を運転することも。 バイクやブルドーザーなども登場します。
グラフィックやサウンドのセンスが良く、スマホらしいスマートなゲームですね。
車のライトや急旋回時のタイヤの跡などもリアルです。
ただ、冒頭で述べたように、手軽に遊べるのは最初だけ。
ゲームが少し進むとマゾゲー状態に突入します。
「残り時間を次のステージに引き継ぐ」というのを見た時点で気付いた方も多いと思いますが、もしクリア出来てもタイムがギリギリだと、次のステージは時間が足らなくてクリア不可能になります。
こうなると前のステージに戻り、出来るだけタイムを残せるようにやり直さなくてはなりません。
それでも十分なタイムを残せない場合、さらに前のステージに戻る必要があります。
ハッキリ言ってこのゲーム、何度か「1から」やり直すのを前提にしているような作りです。
ステージ1から最適でミスのない走りを行わないと、後半に突入することはまずムリ。
小さなミスの積み重ねが、後々大きく響いてくる内容です。
ゲームが進むと、本番前に練習走行できる「プラクティス」を利用できるようになります。
これがあれば車ごとに、最適なルートと走り方を予習してから本番に挑むことが出来るので、ミスを減らすことが出来ます。
このゲームはそこからが本当のスタートで、1つ1つの車で予習を繰り返しながら走りを最適化していくゲーム性と、そうしないと後々タイムが全く足りなくなるシビアさは、マゾいと言うほかありません。
もちろん後半になるほどコースの難易度も上がります。
正直私は、ステージ3~4で挫折しかけ、ステージ5であきらめました。
ちょっとストイック過ぎるかな、という印象ですね・・・
※画面が白黒になるプラクティスモード。 他の車の移動も表示されます。
ここで予習しておけば突発事故は防げます。 後はミスのない走りとルート選びですね。
※ステージ選択は課金していないと利用できません。
利用できるようになっていても、タイムがこのぐらいしかないと後に続きません。
前に戻って少しでもタイムロスをなくす必要がありますね。
ミスが後々まで響くってのは、その場のリトライを繰り返すゲームより厳しい・・・
立て続けにヒット作を出してきた方の作品だけあって、ゲーム自体は面白いです。
ただ、この難易度はストレスが貯まるかなぁ・・・
ヨーロッパではマゾゲーが結構ウケるし、即死ゲーの Flappy Birds がヒットした例もあるので、その辺を対象にしているのかもしれませんが、自分にはちょっと合わないですね。
でも、タダで序盤を楽しめるし、そこだけでも一見の価値はあるので、人に勧められるアプリではあるかな。
リトライ型のゲームが嫌いでない方には良いと思います。
・Does not Commute(iTunes が起動します)
過去の自分の車を避けながらゴールに向かう、一人交通ラッシュゲームが公開されています。
「Does not Commute」です。
※現在は「トラフィック・ジャム(Commute)」にアプリ名が変わっています。
Sprinkle や Smash Hit など、スマホのヒットゲームを連発してきた方の新作で、海外ではかなり注目されていた作品です。
今作も質の高い内容で、ユニークなゲーム性、オシャレな外見など、その期待に応えた作品となっています。
ただ、ゲーム中盤からは難易度が高騰、急にマゾゲー化。
何度もやり直しながらプレイの最適化を計っていく内容に変わります。
よってマゾゲーが好きでない方には、辛いゲームかもしれません。
アプリ本体は無料。 ただし無料のままでは毎回1からのスタートになります。
途中から再開できるようにするには 240 円の課金が必要で、まともにプレイするにはこの課金は必須です。
マップの端から車が自動で走り出し、画面を押しっぱなしにすることで左右に旋回します。
アクセルやブレーキはありません。
出発前にスタートとゴールが提示されますが、その位置は車ごとに変わります。
車の速度や旋回性能もそれぞれ異なるため、操作感が毎回変わるのがゲームのポイントです。
車をゴールさせるとその走りが記録され、次の車を走らせる際に登場します。
もちろん接触すると事故るため、以前の車を避けてゴールに向かわなければなりません。
3台目の車の時には、1台目と2台目の車が両方登場。
以後、回避しなければならない車はどんどん増えていきます。
時間制のゲームで、1つのステージに登場する車は 15 台前後。
時間が尽きる前に最後の車をゴールさせればステージクリアですが、残り時間は次のステージに引き継ぎます。
もし建物や他の車にぶつかってクラッシュすると、車の速度が大きく低下。
ゴール直前ならあまり問題ありませんが、ゴールから遠い場合は到着が遅れ、それは大幅なタイムロスに繋がります。
「巻き戻しボタン」があり、これを押すとその車の走行をやり直せるのですが、やり直す度にタイムが1秒減少します。
たった1秒と思うなかれ。 これが積み重なるとロスはどんどん大きくなっていきます。
ただ、マップ内に「10」や「20」と書かれたチップが配置されていて、これを取ると数字の分だけ残りタイムが回復します。
※開始前にゴールとその方向が示されます。 よく道を間違うので、ゴールの場所はちゃんと見ておきましょう。
※どんどん車が増えて危険なことに。 直進時は出来るだけ道の端の方を走っておきましょう。 蛇行とか禁物。
車の動きは物理シミュレートされていて、スピードが早いと曲がりにくいのはもちろん、ぶつかるとリアルに事故り、坂道でスピードが出ているとジャンプする事もあります。
ステージによってはジャンプ台があり、これでショートカットしたり、建物の上に飛び移ることも出来ます。
ゲームが進むと「ターボ」「トラクションコントロール」「アーマー」といったアイテムを装備させることが出来ます。
ただ、これは付けた方が有利になるとは限らず、ターボは速度が上がる代わりに旋回性能は低下、トラクションコントロールは曲がりやすくなりますが耐久性が落ち、アーマーは耐久力が上がる代わりにスピードが低下します。
これらは主に、クラッシュを避けるために車の性能を調整する目的で使うことになるでしょう。
例えば、どうしても出会い頭に事故るならアーマーを付けて速度を落とすとか、車の速度が出過ぎて大回りになるならトラクションコントロールを付けるといった具合です。
もちろん後の車のために、道の端を走っておくなど、計画性のある運転も必要です。
アクションパズルに近いゲームと言えるでしょうか。
※ジャンプ台で屋根の上の 20 チップを取りに行っているところ。
チップは基本、全部回収するようにしないとタイムが足らなくなります。
※ステージによっては車以外を運転することも。 バイクやブルドーザーなども登場します。
グラフィックやサウンドのセンスが良く、スマホらしいスマートなゲームですね。
車のライトや急旋回時のタイヤの跡などもリアルです。
ただ、冒頭で述べたように、手軽に遊べるのは最初だけ。
ゲームが少し進むとマゾゲー状態に突入します。
「残り時間を次のステージに引き継ぐ」というのを見た時点で気付いた方も多いと思いますが、もしクリア出来てもタイムがギリギリだと、次のステージは時間が足らなくてクリア不可能になります。
こうなると前のステージに戻り、出来るだけタイムを残せるようにやり直さなくてはなりません。
それでも十分なタイムを残せない場合、さらに前のステージに戻る必要があります。
ハッキリ言ってこのゲーム、何度か「1から」やり直すのを前提にしているような作りです。
ステージ1から最適でミスのない走りを行わないと、後半に突入することはまずムリ。
小さなミスの積み重ねが、後々大きく響いてくる内容です。
ゲームが進むと、本番前に練習走行できる「プラクティス」を利用できるようになります。
これがあれば車ごとに、最適なルートと走り方を予習してから本番に挑むことが出来るので、ミスを減らすことが出来ます。
このゲームはそこからが本当のスタートで、1つ1つの車で予習を繰り返しながら走りを最適化していくゲーム性と、そうしないと後々タイムが全く足りなくなるシビアさは、マゾいと言うほかありません。
もちろん後半になるほどコースの難易度も上がります。
正直私は、ステージ3~4で挫折しかけ、ステージ5であきらめました。
ちょっとストイック過ぎるかな、という印象ですね・・・
※画面が白黒になるプラクティスモード。 他の車の移動も表示されます。
ここで予習しておけば突発事故は防げます。 後はミスのない走りとルート選びですね。
※ステージ選択は課金していないと利用できません。
利用できるようになっていても、タイムがこのぐらいしかないと後に続きません。
前に戻って少しでもタイムロスをなくす必要がありますね。
ミスが後々まで響くってのは、その場のリトライを繰り返すゲームより厳しい・・・
立て続けにヒット作を出してきた方の作品だけあって、ゲーム自体は面白いです。
ただ、この難易度はストレスが貯まるかなぁ・・・
ヨーロッパではマゾゲーが結構ウケるし、即死ゲーの Flappy Birds がヒットした例もあるので、その辺を対象にしているのかもしれませんが、自分にはちょっと合わないですね。
でも、タダで序盤を楽しめるし、そこだけでも一見の価値はあるので、人に勧められるアプリではあるかな。
リトライ型のゲームが嫌いでない方には良いと思います。
・Does not Commute(iTunes が起動します)
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