地下研究所で暴れるミュータントを銃火器で殲滅していく、爽快感のある全方向スクロールシューティングが登場しています。
Xenowerk(ゼノウェルク)」です。

シンプルな「撃ちまくり、倒しまくる」面白さのある、ダンジョン探索型の2スティック制シューティングで、開発したのは Reckless Racing シリーズで知られるスウェーデンのスマホゲームメーカー Pixelbite。
同社のゲームの特徴である、細密に描かれたグラフィックは今回も健在です。

240 円の買い切りゲームで、資金を課金購入することも出来ますが、無理に課金が必要なゲームバランスではありません。
メッセージは全て日本語化されています。
※最近は 120 円で販売されています。

Xenowerk ゼノウェルク

Xenowerk ゼノウェルク

左スティックで移動し、右スティックを倒した方向に銃を連射します。
銃に弾数制限はありませんが、撃ち続けているとオーバーヒートし、しばらく使用できなくなります。
ただ、銃はメインとサブの2丁を所持していて、一方がオーバーヒートした時に、もう一方に切り替えることが出来ます。

研究所の中はいくつもの部屋に分かれていて、机や棚でしきられており、かなり入り組んでいます。
そしてその中には多数のミュータントが潜んでいて、主人公を見つけると襲いかかって来ます。
主人公の耐久力はあまり高くなく、逃げながら銃で撃退しなければなりません。

ただ、敵はそんなに多い訳ではなく、難易度は低めです
マシンガンを気持ち良くバリバリ撃てるし、強力なショットガンもあるので、よほど無理に突っ込んで行かない限りやられることはありません。

中盤以降は敵の数が増えてきますが、強力な爆弾を転がすボム(グレネードランチャー)や、ヒャッハー御用達の火炎放射器など、こちらもより強い銃火器を使えるようになります

フロアごとに定められている「コンピューターを操作する」「ターゲットのミュータントを倒す」などの条件をクリアし、エレベーターに到達すればステージクリア。
各フロアは相応の広さですが、目標の方向が矢印で示されているうえに、ポーズボタンでいつでもマップを確認できるため、迷うことはありません。

Xenowerk ゼノウェルク
※世紀末兵器「火炎放射器」で汚物を消毒中。 すぐオーバーヒートするのが難点ですが、オーバーヒート防止スキルと合わせると強いです。
武器のうち「バウンサー」は弾が壁で反射、「ライトニング」は当てた敵が痺れて動けなくなります。


Xenowerk ゼノウェルク
※ポーズボタンでマップを開けるのをお見逃しなく。
敵の位置も確認でき、全ての敵を殲滅してクリアすればボーナスが入ります。


ステージクリアすると結果に応じて資金を得られ、それで新しい銃やアーマーを購入できます。
銃の種類はかなり豊富で、値段はそんなに高くないので、好きな銃にどんどん買い換えていくことが出来ます。
銃の強化は資金ではなく、ミュータントを倒した時に得られる歯車パーツを集めることで行われます。

アーマーは相応に高額ですが、新しい物を買うことでスキルも身に付けることが出来ます
スキルは敵を倒すことで上昇していくメーターが一定量になると使えるようになりますが、ちょっと変わっているのは、メーターが必要量以上あれば、何度でも使えること。
一度使うとしばらく再使用できなくなりますが、使ってもメーターが減るということはありません。

スキルには「体力回復」や「スピードアップ」などがあり、上位のアーマーには「凍結」や「オーバーヒート防止」なども備わっています。
体力回復は一度使うだけでほぼ全快するので、忘れずに使うようにすれば、ますますやられませんね。

ただ、スキルメーターは長時間敵を倒さないでいると、徐々に減っていきます
よってノンビリし過ぎているとスキルを使えなくなってしまいます。

Xenowerk ゼノウェルク
※凍結スキル発動、周囲の敵が凍り付く! スキルは便利なのでどんどん使いましょう。
スキルボタンはフリック入力になっていて、使いたいスキルの方向に指をスライドして離します。


Xenowerk ゼノウェルク
※ショップ画面。 武器はかなり豊富に用意されていて、どれを買うか悩みます。
ただ、どの武器も使いやすく、「ハズレ」と言えるものはないですね。
敵を連続で倒すとボーナスを得られますが、そのためにも強力な武器が必要です。

3つのエリアがあり、ステージ総数は 50。
ただ難点は、どのエリアも変わり映えしないこと。

各フロアの書き込みはかなり細かく、光源やスモッグなどの演出効果も綺麗なのですが、新しいエリアに進んでもほとんど変化がありません。
ミュータントの種類も多くないですね。

だから思ったほどゲーム的なボリュームはなく、単調さは否めないのですが、しかし「撃ちまくる、倒しまくる」という「根本的な面白さ」があるので、延々と続けてしまいます。

難しい事を考えず、豊富な武器でひたすら敵を倒していく、誰でも楽しめるゲームです。
見た目も良く、遊びやすい難易度で、ミュータントがちょっと不気味ですが、万人にオススメできるアプリですね。

Xenowerk(ゼノウェルク)(iTunes が起動します)