弾幕は美である。
画面を埋め尽くす危険で綺麗な弾幕を攻撃に変えて撃ち返す、日本らしい弾幕シューティングゲームが登場しています。
「.Decluster Zero: Bullet Nocturne」です。
以前ご紹介した「.Decluster - ドットデクラスタ -」の続編・・・ というか、改修バージョンと言えるゲームで、シューティングを知り尽くした人が、弾幕シューティングの楽しさを追求したアプリです。
一見ものすごく難しいゲームに見えますが、周囲の敵弾をアイテムに変え、さらに反撃も出来るフィールドを展開できるため、そこまで難しい訳ではありません。
また、敵弾が多い時は疑似処理落ち機能により、弾速が遅くなってくれます。
弾幕は東方系ですが、敵の攻撃を吸収して反撃する点は人気シューティング「ギガウイング」にも似ていますね。
ただ、この反撃システムがちょっと複雑で、私も最初はよく解りませんでした。
慣れれば問題ないのですが、やや取っ付き辛さもあります。
定価は 600 円で、買い切りなので課金や広告は一切ありません。
縦スクロールのシューティングゲームです。
操作性は良好で、ショットは自動、ボタンはありません。
自機の攻撃はレーザーとワイドショットがあり、ダブルタップで切り替えられますが、このゲームは自機のショットはあまり気にしません。
重要なのは、画面を二本指タップすると発動する「弾消し+ホーミングレーザー」。
これを使うと自機の周囲の敵弾がすべて得点アイテムに変わって吸い込まれ、さらに強力なレーザーが発射されます。
もちろん何度でも使える訳ではなく、使用するごとに画面左上の「ゲージ」が1本消費されます。
しかしゲージは時間でどんどん回復していきますし、画面から指を離して止まっていれば高速でチャージされていきます。
よってかなりの頻度で連続使用が可能です。
ゲージは3本までストック可能で、1本以下の時でも発動は出来ます。
ただしゲージが1本以下の時は、ゲージの残量に応じて弾消しの範囲が狭まります。
そして画面を二本指でタップして、そのまま押しっぱなしにしていると、周囲の敵弾がスローになり、さらに色が変わっていきます。
これを「キャプチャー」と言い、敵弾が紫に変色するまでキャプチャーし続けてから止めると、敵弾が強力なレーザーに変わって大ダメージを与えられます。
加えて、出てくる得点アイテムも大きくなり高スコアを稼げます。
また二本指でタップしたまま、それが自動解除されるまで押し続けていると、解除された時に出るレーザーが2倍になって、さらに威力が増加します。
この反撃システムをまとめると以下のようになります。
・ゲージがある時に二本指で画面を押しっぱなしにしてキャプチャー開始。
・キャプチャー中は近くの弾が遅くなるので比較的安全。
・敵弾をかわせそうにない時は指を一本離す。キャプチャーが終わって敵弾が消え、得点アイテムに変わり、レーザーも発射される。
・そのままキャプチャーを続けていれば敵弾が紫になる。得点アイテムとレーザーの発射数がアップする。
・さらに維持しているとキャプチャーが自動で終わる。2倍に強化されたレーザーが射出される。
・キャプチャー使用後はゲージが減っているので、安全そうなら画面から指を離して静止し、ゲージを回復する。静止中はアイテムが自動回収される。
敵の攻撃は激しいものほど、かわすのではなくスコアと反撃に変えるべきものになります。
もちろんゲージがなくなった時は気合いで避ける必要がありますが、それよりもキャプチャーのタイミングを計る方が重要ですね。
なお、ゲージストックが最大の時に被弾すると「オートボム」が発動し、ミスが帳消しになります。
ただ、ゲージが空になってすぐピンチに陥るため、オートボムを頼りに気合い避けするより、どんどんキャプチャーに使った方が良いでしょう。
※左は大量の針弾が連射されているシーン。 ここでキャプチャーすれば高スコアゲット! 反撃で敵も殲滅。
右は得点アイテムを回収した時のスコア表示で、自機の周囲に円を描くように数字が出て来ます。
スコア表示まで花火のようになっている凝り様が良いですね。
画面左上にはスター(得点アイテム)の倍率があり、取るごとに増加していきます。
最高は 9999.9 で、スターは主に敵弾を消すことで得られるので、どんどん消してどんどん回収することが高得点に繋がります。
敵の攻撃もそれを意識したものになっていて、大量の弾が連なって出て来る場面など、いかにも「ここで稼いで下さい」と言わんばかりの攻撃が見られます。
画面を埋め尽くすほど大量に出て来る得点アイテムも稼ぎの爽快感に繋がっていて、特定の場所でホーミングレーザーを撃つと出て来る隠しキャラもいます。
敵を倒した時の得点はスターの倍率とは無関係で、早く倒すほど高くなります。
早く倒すにはホーミングレーザーを撃つ必要があり、レーザーで倒すと倍率にボーナスも付きます。
弾を消してスターを出すにも、レーザーを撃つにも「キャプチャー」が必要なので、とにかくキャプチャーしまくることがハイスコアへの道ですね。
敵の攻撃の種類、特にボスの弾幕はバラエティーに富んでいて、演出としても綺麗な、見栄えのする弾幕が展開されます。
敵がレーザーを撃つこともありますが、飛んでくる前にはしっかりとした解りやすい「前兆」が表示されるため、いきなり不意打ちを食らうことはありません。
後ろからの攻撃など、指が邪魔になるシーンもありますが、後ろからの攻撃は弾速がすごく遅いなど、ちゃんとスマホの操作性を考慮したものになっています。
道中には回避方法が解り辛い場面もあり、初見では死ぬしかないところも。
ただ、そういうシーンは多くなく、何度かやれば覚えられる程度です。
大雑把さのない、繊細な調整の上にある弾幕シューティングですね。
若干気になったのは、二本指でタップしている時の操作。
二本指でタップ後、指を一本に戻した時、自機が動かなくなることがあります。
押し直せば動くようになりますが、これが致命傷になることもあるので、指が一本の時は常に移動可能にして欲しいですね。
※この点はアップデートで調整された模様です。
※左は後方から弾が迫っているシーン。 しかし弾速が遅いためキャプチャーで対処できるし、指の置き直しをする時間も十分にあります。
右はいわゆる「グルグル回る」系の弾幕。 こういう弾幕はスマホシューティングではタブーなのですが、このゲームはキャプチャーの弾消しが強いので、あまり辛くありません。
前作の時点で完成度の高いシューティングだったのですが、演出と爽快感が強化され、ゲージをストック出来ることによりゲーム性も増しています。
スピード感があり、サウンドも良いですね。
システムがやや複雑ですが、難易度は4段階あり、弾消しが強力なこともあって、ノービスならシューティングがそれほど得意でない人でも楽しめると思います。
(ただしノービスだとラストステージに行けません)
シューティングゲームが好きな人なら、間違いなく必携のアプリでしょう。
・.Decluster Zero: Bullet Nocturne(iTunes が起動します)
・.Decluster Zero: Bullet Nocturne Lite(無料体験版。1ステージのみ)
画面を埋め尽くす危険で綺麗な弾幕を攻撃に変えて撃ち返す、日本らしい弾幕シューティングゲームが登場しています。
「.Decluster Zero: Bullet Nocturne」です。
以前ご紹介した「.Decluster - ドットデクラスタ -」の続編・・・ というか、改修バージョンと言えるゲームで、シューティングを知り尽くした人が、弾幕シューティングの楽しさを追求したアプリです。
一見ものすごく難しいゲームに見えますが、周囲の敵弾をアイテムに変え、さらに反撃も出来るフィールドを展開できるため、そこまで難しい訳ではありません。
また、敵弾が多い時は疑似処理落ち機能により、弾速が遅くなってくれます。
弾幕は東方系ですが、敵の攻撃を吸収して反撃する点は人気シューティング「ギガウイング」にも似ていますね。
ただ、この反撃システムがちょっと複雑で、私も最初はよく解りませんでした。
慣れれば問題ないのですが、やや取っ付き辛さもあります。
定価は 600 円で、買い切りなので課金や広告は一切ありません。
縦スクロールのシューティングゲームです。
操作性は良好で、ショットは自動、ボタンはありません。
自機の攻撃はレーザーとワイドショットがあり、ダブルタップで切り替えられますが、このゲームは自機のショットはあまり気にしません。
重要なのは、画面を二本指タップすると発動する「弾消し+ホーミングレーザー」。
これを使うと自機の周囲の敵弾がすべて得点アイテムに変わって吸い込まれ、さらに強力なレーザーが発射されます。
もちろん何度でも使える訳ではなく、使用するごとに画面左上の「ゲージ」が1本消費されます。
しかしゲージは時間でどんどん回復していきますし、画面から指を離して止まっていれば高速でチャージされていきます。
よってかなりの頻度で連続使用が可能です。
ゲージは3本までストック可能で、1本以下の時でも発動は出来ます。
ただしゲージが1本以下の時は、ゲージの残量に応じて弾消しの範囲が狭まります。
そして画面を二本指でタップして、そのまま押しっぱなしにしていると、周囲の敵弾がスローになり、さらに色が変わっていきます。
これを「キャプチャー」と言い、敵弾が紫に変色するまでキャプチャーし続けてから止めると、敵弾が強力なレーザーに変わって大ダメージを与えられます。
加えて、出てくる得点アイテムも大きくなり高スコアを稼げます。
また二本指でタップしたまま、それが自動解除されるまで押し続けていると、解除された時に出るレーザーが2倍になって、さらに威力が増加します。
この反撃システムをまとめると以下のようになります。
・ゲージがある時に二本指で画面を押しっぱなしにしてキャプチャー開始。
・キャプチャー中は近くの弾が遅くなるので比較的安全。
・敵弾をかわせそうにない時は指を一本離す。キャプチャーが終わって敵弾が消え、得点アイテムに変わり、レーザーも発射される。
・そのままキャプチャーを続けていれば敵弾が紫になる。得点アイテムとレーザーの発射数がアップする。
・さらに維持しているとキャプチャーが自動で終わる。2倍に強化されたレーザーが射出される。
・キャプチャー使用後はゲージが減っているので、安全そうなら画面から指を離して静止し、ゲージを回復する。静止中はアイテムが自動回収される。
敵の攻撃は激しいものほど、かわすのではなくスコアと反撃に変えるべきものになります。
もちろんゲージがなくなった時は気合いで避ける必要がありますが、それよりもキャプチャーのタイミングを計る方が重要ですね。
なお、ゲージストックが最大の時に被弾すると「オートボム」が発動し、ミスが帳消しになります。
ただ、ゲージが空になってすぐピンチに陥るため、オートボムを頼りに気合い避けするより、どんどんキャプチャーに使った方が良いでしょう。
※左は大量の針弾が連射されているシーン。 ここでキャプチャーすれば高スコアゲット! 反撃で敵も殲滅。
右は得点アイテムを回収した時のスコア表示で、自機の周囲に円を描くように数字が出て来ます。
スコア表示まで花火のようになっている凝り様が良いですね。
画面左上にはスター(得点アイテム)の倍率があり、取るごとに増加していきます。
最高は 9999.9 で、スターは主に敵弾を消すことで得られるので、どんどん消してどんどん回収することが高得点に繋がります。
敵の攻撃もそれを意識したものになっていて、大量の弾が連なって出て来る場面など、いかにも「ここで稼いで下さい」と言わんばかりの攻撃が見られます。
画面を埋め尽くすほど大量に出て来る得点アイテムも稼ぎの爽快感に繋がっていて、特定の場所でホーミングレーザーを撃つと出て来る隠しキャラもいます。
敵を倒した時の得点はスターの倍率とは無関係で、早く倒すほど高くなります。
早く倒すにはホーミングレーザーを撃つ必要があり、レーザーで倒すと倍率にボーナスも付きます。
弾を消してスターを出すにも、レーザーを撃つにも「キャプチャー」が必要なので、とにかくキャプチャーしまくることがハイスコアへの道ですね。
敵の攻撃の種類、特にボスの弾幕はバラエティーに富んでいて、演出としても綺麗な、見栄えのする弾幕が展開されます。
敵がレーザーを撃つこともありますが、飛んでくる前にはしっかりとした解りやすい「前兆」が表示されるため、いきなり不意打ちを食らうことはありません。
後ろからの攻撃など、指が邪魔になるシーンもありますが、後ろからの攻撃は弾速がすごく遅いなど、ちゃんとスマホの操作性を考慮したものになっています。
道中には回避方法が解り辛い場面もあり、初見では死ぬしかないところも。
ただ、そういうシーンは多くなく、何度かやれば覚えられる程度です。
大雑把さのない、繊細な調整の上にある弾幕シューティングですね。
若干気になったのは、二本指でタップしている時の操作。
二本指でタップ後、指を一本に戻した時、自機が動かなくなることがあります。
押し直せば動くようになりますが、これが致命傷になることもあるので、指が一本の時は常に移動可能にして欲しいですね。
※この点はアップデートで調整された模様です。
※左は後方から弾が迫っているシーン。 しかし弾速が遅いためキャプチャーで対処できるし、指の置き直しをする時間も十分にあります。
右はいわゆる「グルグル回る」系の弾幕。 こういう弾幕はスマホシューティングではタブーなのですが、このゲームはキャプチャーの弾消しが強いので、あまり辛くありません。
前作の時点で完成度の高いシューティングだったのですが、演出と爽快感が強化され、ゲージをストック出来ることによりゲーム性も増しています。
スピード感があり、サウンドも良いですね。
システムがやや複雑ですが、難易度は4段階あり、弾消しが強力なこともあって、ノービスならシューティングがそれほど得意でない人でも楽しめると思います。
(ただしノービスだとラストステージに行けません)
シューティングゲームが好きな人なら、間違いなく必携のアプリでしょう。
・.Decluster Zero: Bullet Nocturne(iTunes が起動します)
・.Decluster Zero: Bullet Nocturne Lite(無料体験版。1ステージのみ)
前作も面白かったですが、ゲーム性が増して
さらに面白くなりましたね!
ギガウイング懐かしいです。