お BON です。 暑いです。
こんな日はクーラーをガンガン効かせた部屋で、冷たい物を飲みながらゲームをやるのが、日本の正しい過ごし方だと思います。
そんな訳で、今回は 2015 年の上半期に注目だったオススメゲームや、話題のアプリをまとめてご紹介したいと思います。
ネタ切れなので。
※以下の価格表記は 2015/8/15 時点の定価です。 一部、昨年発売のアプリも含みます。
リンクは全て、当ブログのレビューページに移動します。
※当サイトで選んだ 2015 年全体でのジャンル別ベストゲームは こちら で掲載しています。
※Apple & Google が選んだ 2015 年のベストは こちら になります。
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【 2015 上半期:オススメ 探検系ゲーム 】
・Radiation Island (360 円)

美しい無人島でサバイバル生活を行う、2015 年上半期の最大のヒットアプリ。 実はぞんぞんびより。
このまま行けば 2015 年の iPhone ゲームの代表作になるでしょう。
クオリティーもボリュームもスマホアプリのレベルではないですね。
・Craft the World(クラフト ザ ワールド)(1200 円)

自分でサバイバルするのではなく、ドワーフ達に指示を出して生活させる指導者型テラリア系ゲーム。
この手のゲームで集団生活を楽しめるのはこれだけ。 複数のステージがあってボリュームも十分。
取っ付き辛いのが難点ですが、その辺は当方のレビューでフォローしたつもりです。
・Forgotten Memories : Alternate Realities (720 円)

光と影が恐怖を演出する、3D の建物内を探索するアドベンチャーアクション。 グラフィックはスマホ最高峰。
急にビビらせたり、いかにも恐い敵が出て来るのではなく、雰囲気で怖がらせるタイプのホラー。
セーブや操作に不自由さがあり、それが恐怖に繋がっていたのですが、その点が賛否両論。
そのやり取りを見ていると「今はもうバイオハザード1もクソゲーって言われる時代なんだろうな」と思います。
・Til Morning's Light (840 円)

遂に市場参入した流通業界の巨人 Amazon のゲーム出版部門「Amazon Game Studios」の作品の1つ。
お化け屋敷の探索アドベンチャーで、ホラーですがそんなに恐い訳ではありません。
先に同社が公開した Lost Within より、こちらの方が好み。
今のところ Amazon Game Studios の作品は、いかにもアメリカ的な作品が多い印象です。
【 2015 上半期:オススメ アクション系ゲーム 】
・インプロージョン(Implosion)(1200 円)

Deemo や Cytus で知られる Rayark が何年もかけて開発していた SF 剣劇アクションゲーム。
意外とオーソドックスな、一昔前のコンシューマーゲーム機のアクションという印象。
良いゲームですが「Rayark が何年もかけて作った大作」という期待感を持ってプレイすると、ハードルが高くなり過ぎてしまうかも。 って言うか私はそうなりました。
・The Executive (600 円)

メガネでスーツのスーパーサラリーマンが社畜亜人をフルボッコにしていく格闘アクション。
世界観がシュール過ぎるバカゲーですが、ゲームはかなりしっかり作られている秀作。
適度なゲームバランスと強化要素、テンポの良い進行など、総合的な完成度の高い作品です。
・Alto's Adventure (240 円)

上半期のショートアクションのスマッシュヒット作。
スノボのランニングゲームで、内容はシンプル、オリジナリティーがある訳でもないのですが、なんと言ってもビジュアルとサウンドが美しい。
やはり綺麗であることは人の心を惹き付けますね。
・ディグディグDX(デラックス)(無料、スタミナ制)

土のブロックをタップしてひたすら掘り進む、シンプルでスピーディーな穴掘りゲーム。
ゲーム性は高くありませんが、テンポの良さと強化の楽しさ、派手な演出などが相まって、延々と続けてしまうハマり性があります。
・キャリーの洞窟 3(Cally no doukutsu 3)(無料、一部課金あり)

豊富な武器と、それをどんどん強化していける楽しさでヒットした「的にの洞窟2」の続編。
今回も武器の豊富さと強化の楽しさは相変わらずで、2周目やサバイバルモードが加わりやり込みもアップ。
見た目はチープそうですが、やってみるとハマってしまう良作です。
・Samurai Blitz (無料、一部課金あり)

渡世人風のサムライがヨウカイを斬りながら疾走するランニングゲーム。 ラーメンで復活。
外国人が見たニッポンポンは日本人だと違和感を感じることが多いのですが、これは一周回ってカッコイイです。
妙に BGM が印象的で、曲を聴くためにたまに起動したくなります。
・ユニティちゃんのアクションシューティング (無料、課金なし)

題材はコンピュータープログラムに興味のある人でないとピンと来ないと思いますが、ゲーム自体はちゃんと「ロックマン」している秀作のアクション。 完全無料で遊べます。 声優さんがうるさいけど。
余談ですが、ユニティちゃんって「大鳥こはく」って名前なの?
ユニティちゃんは Unity のちゃんなんだからユニティちゃんじゃないの?
【 2015 上半期:オススメ RPG 】
・ドラゴンクエストVI 幻の大地 (1800 円)

今さら説明するまでもないドラクエシリーズの6作目。
4と5が物語重視で、自由度は低めだったため、再び自由度を重視して作られたドラクエで、転職やスキル習得のシステムがあります。
スマホ版は4や5と同様に DS 版をベースにしているので、町やダンジョンは 3D になっています。
・Heroes and Castles 2 (240円)

将軍となって自ら前線で戦いつつ、兵士を指揮して敵の攻勢を撃退する 3D の攻城戦アクション RPG。
今回は防衛だけでなく、敵の城を攻める要素も加わりました。
かなり取っつき辛いのが難点ですが、序盤のプレイガイドを当ブログで掲載しています。
・Legend of Grimrock (600 円)

3D ダンジョン探索 RPG。 あの「ダンジョンマスター」を現代にリメイクしたようなゲーム。
「謎解き」が多く、しかも英語オンリーなので行き詰まりやすいのが難点ですが、良い意味で洋ゲーらしい、昔ながらのゲームファンにお勧めしたい作品です。
iPad 専用でしたが、アップデートで iPhone にも対応しています。
・勇者ダンジョン (無料、完全版は 600 円)

個人制作のローグ系ゲームの秀作。
「不思議のダンジョン」のファンによる、良い意味での「ぼくがかんがえたさいきょうのローグライク」。
社会の諸々のしがらみに囚われず、面白さのみを追求したような良ゲームです。
・Hero Emblems (480 円)

ソーシャルゲームっぽいけどソーシャルゲームじゃないマッチ3ゲームの RPG。
ソーシャルゲームじゃなかったら面白かったのに、というゲームは世の中に結構ありますが、これはホントにソシャゲじゃなくなっているパターン。 これもある意味、社会の諸々の(以下略
・ヒュプノノーツ (無料、一部課金あり)

私的には今期イチオシ。 ただし子供には微妙そう。
「進む」と「戻る」だけで進行する、大人の心を打つノスタルジック RPG。 ゲームバランスはローグ系。
おバカだけど切ない、大人になった子供にお薦めしたい良作です。
・DeckDeFantasy (無料、一部課金あり)

ドミニオン型のデッキ構築型カードゲームに、ローグ型 RPG を組み合わせた非常にゲーム性の高い作品。
DeckDeDungeon の続編で、私的にもハマっているオススメアプリです。
ただ、落ちまくるのが欠点で、今でもパーティー編成画面などが非常に不安定・・・ 改善を期待したいですね。
・異世界に生きる (無料、一部課金あり)

荒廃した異世界で様々な人生を繰り返す、モノトーンのグラフィックが印象的な簡易 RPG。
その独特な世界観と、善悪を織り交ぜた展開、遊びやすいゲームバランスで人気になった異色作。
これも個人作成ならではの良さがあるゲームです。
・異世界の闇の中で (無料、一部課金あり)

人気作「異世界に生きる」の派生作。 最終目標はなく、何日生きられるかを競う内容。
退廃的な世界観はそのままで、遊びやすい作品。 前作が好きだった方にお勧め。
・ひまつぶクエスト+ / ひまつぶダンジョン (無料、課金なし)

ほぼ左右移動だけで進行するシンプルな暇つぶし RPG。
割と細かい部分まで作られているのですが、あまり深く考えず、ひたすらレベル上げして突き進んでも OK なアバウトさが良いところ。
こういうゲームは一歩間違うと簡単すぎて作業ゲーになりますが、適度に厳しいバランスが良いです。
【 2015 上半期:オススメ SLG 】
・This War of Mine (1800 円、iPad 専用) アップデートで iPhone にも対応

戦渦に巻き込まれた民間人となり、飢えと寒さ、激化する戦闘と崩壊した治安という絶望的な状況の中で、少ない仲間と生き残る方法を模索するサバイバル型シムズ。 ジャンルとしては生活シミュレーション?
泥棒や強盗を行うことも出来ますが、罪の意識に苛まれ、死ねば復活はないというシビアな世界です。
・夢おこし商店街 (600 円)

今年前半のカイロソフトのゲームはコレ。 ゲーム屋、パン屋、バーガー店など、複数のお店を運営する多店舗経営シミュレーション。
区切りが1年ごとで、好きなタイミングで2周目に入れ、最初から高速モードに出来るなど、遊びやすくなっているのも特徴です。
・Fallout Shelter (無料、一部課金あり)

核戦争で荒廃したヒャッハーな世界を舞台にしたシェルター開発シミュレーションゲーム。
オリジナルの Fallout の人気と丁寧な作りで世界的ヒット作に。
ただゲーム自体はシンプルで、カイロソフトのゲームよりは小粒な印象。
・世界の覇者3 (120 円、課金あり)

今期の戦略シミュレーションゲーム枠はコレ。 おなじみの欧陸戦争 / 世界の覇者シリーズの最新作。
第二次世界大戦から近代戦まで広げたシナリオと世界戦モードがある、シリーズの決定版的な作品。
近代戦はどんなに強い将軍でも、核ミサイル一発で吹っ飛ぶのが悲しい・・・
・ランブル・シティ (無料、課金あり)

うちでの紹介はサラッとしたものだったのですが、私的にはずっと継続して遊んでいます。
今のスマホの町作りゲームの中ではベストだと思いますね。 シムシティがああなっちゃったし。
アップデートも継続していて、その辺はさすがコロプラです。
【 2015 上半期:オススメ シューティング系アプリ 】
・.Decluster Zero: Bullet Nocturne (600 円)

縦スクロールの弾幕シューティング「.Decluster」がさらにパワーアップ。
美しい弾幕を攻撃に変えて撃ち返すゲーム性、爽快なスコアシステム、優れた演出とサウンドがプレイヤーを弾幕シューの極地に誘います。 個人的にもハマっている作品です。
・Xenowerk(ゼノウェルク)(240 円、一部課金あり)

ダンジョン探索型の2スティック制、全方向スクロールシューティング。
Reckless Racing のメーカーの新作で、細密に描かれたグラフィックも長所ですが、なんと言っても撃ちまくって倒しまくる、シンプルな面白さが良いゲームです。
・Hitman: Sniper (600 円、一部課金あり)

狙撃手となってターゲットを射殺する暗殺ガンシューティング。
殺害の様子がリアルに描かれていて倫理的に問題ありそうなアプリですが、そういうのに限ってヒットするのがお約束。 実際、ゲームも良く出来ていて面白いです。
・Mugen Vritra (無料、課金なし)

スマホで横スクロールのシューティングはやり辛さがあるのですが、これは遊びやすくて爽快感もあります。
弾幕シューティングではないので万人向けで、グラフィックも綺麗、しかも無料なので薦めやすいアプリですね。
・おしり前マン ~OSIRIUS~ (無料、スタミナ制)

おしりが前にあるおしり前マンが世田谷の悪い人をやっつける横スクロールシューティング。
シューティングとしてのデキの悪さを全て吹っ飛ばす、おしり前ボイスが魅力的なおしりゲー。
アップデートで操作性やバランスが改善され、当初より遊びやすくなってしまいました。
【 2015 上半期:オススメ ミニゲーム系アプリ 】
・アングリーバード2 (Angry Birds 2) (無料、スタミナ制)

先日シリーズ累計ダウンロード数が 30 億を突破した、アングリーバードの正当続編。
「もう Angry Birds はいいよ・・・」みたいな思いを払拭してくれる程の演出強化とテンポの良さがウリ。
とりあえずスマホを使い始めたら、1度やっておくべきゲームでしょうか。
・スバラシティ (無料、広告解除 360 円)

ねこあっぷシリーズの作者さんの新作。 パネルを合体させて大きな建物作っていくパズルゲーム。
最初はシンプルなゲームかと思いきや、コツが分かるとスコアが飛躍的に伸びる反面、ハイスコアを目指す難しさも解ってくるという、やればやるほど深みにハマるゲーム。
手軽ながらじっくり遊べます。
・最強!グンマ海軍 (無料、課金なし)

グンマの艦隊がトチギやサイタマの防衛線を突破し、利根川を下っていく逆タワーディフェンス。
稼いだ資金で艦隊をどんどん強化していける「パワーアップが楽しい系」のゲームです。
エンディングの後も戦いは続き、むしろそこからが本番? 無料で遊べるのも良いですね。
【 2015 上半期:私的にコメントしたいアプリ 】
・dreeps (360 円)

アラームをセットするだけの放置系 RPG。ほぼ自動で冒険が進みます。
しかしあまりにやることがなく、思ったほどイベントもなく、私的には酷評しました。
ただ、ここで紹介したのは Apple Watch には最適なアプリだと思ったから。
こうしたデジタルインテリアのようなアプリは常時起動しているデバイスでないとダメだと思うので、Apple Watch なら化けるのではないかと・・・ 今後の期待感はまだ持っています。
Apple Watch を買う気はないけど。
・創世のエル -英雄の夢の終わりに- (前編は無料、後編は未公開)

続きが来ない・・・(泣
メーカー側はすでに後編のアップデートを終え、Apple に提出しているらしいのですが、Apple が審査延長&リジェクトの連発で、全然公開してくれないらしいです。
iPhone でプレイ出来ないのは大変残念ですが、もうここまで来ると iTunes は一旦あきらめ、Android や PS Vita などに移った方が良い気がしますね・・・
・Vainglory (無料、課金あり)

ゲーム自体は非常に良く出来ていますが、やっぱり日本で MOBA(DotA / LoL 系)はメジャーになりにくい気がします。
リアル仲間が集まってプレイ出来るならすごく楽しめるゲームだと思いますが、そうでないと長く楽しむのは・・・
たまにログインしたところで熟練プレイヤーにフルボッコにされるだけですし、仲間にも迷惑かけるし。
ソシャゲ的な課金に頼ろうとしない姿勢は応援したいと思うのですが・・・
・俺に働けって言われても 乙携 (600 円)

当初はアプリが落ちまくって閉口ものだったのですが、今はアップデートで修正され普通に遊べるようになっています。
ただ、普通に遊べてもゲームの作りが良くも悪くもフリーゲーム的というか、メーカー製のゲームなのに玄人っぽくないというか・・・
まあ、この雰囲気が良いのかもしれないし、私的に好きなジャンルではあるんですけどね。
・イース I クロニクルズ (600 円)

このかつての名作が今回のリストにないのはどうかと思ったので。
ただ自分はイースにそれほど思い入れがなく、当時から言われているほど名作だった印象もないので、あまりオススメしたいとも思えないんですよね・・・
自分の中では「ファルコム = ソーサリアン / ザナドゥ」です。 まあ好みの問題だと思いますが。
・ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード (無料、課金あり)

ガチャのせいでゲームバランス崩壊。 本当は面白かったのはやってて解るんだけど、ガチャで手に入る強キャラのせいで戦闘が単なる放置ゲーになってしまった作品。
ただ、今のソシャゲはリセマラして SR 取ってスタートして「オレツエー」するのが一般的。
それが普通の人だと、これでも良いのかなぁ、とも思います。 実際、これで楽しんでいる人は多いようだし。
良し悪しの判断が難しいところですね・・・
・オペレーションドラキュラ (720 円)

欧米で日本型シューティングを作ったら、思いっきり欧米型になってた、というゲーム。
こんなのでも Touch Arcade では This is DANMAKU! みたいに言われてて、しかもレビューでは最高評価の★5が付けられています。
うん、シューティングで欧米、とくにアメリカと同調できる日が来ることはたぶんないな。
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と言う訳で、今年上半期のオススメ&注目ゲームでした。
日本の大手メーカーのゲームがほとんどありませんが、別にハブってる訳ではありません。
単に日本の大手メーカーはソーシャルゲームしか作ってないだけです。
ソーシャルゲームに関しては以下の特集記事のページをご覧下さい。
ソシャゲまとめ斬り 2015 年初 1・2・3・4・5
ソシャゲまとめ斬り 2015 春 1・2・3・4・5
ただ、この中で今も運営が良好なのは 1/3 ぐらいでしょうか・・・
上記で取り上げている以外では、圧倒的クオリティーの MOBIUS FINAL FANTASY と、ケイブ復調の兆しが見えた ゴシックは魔法乙女、待望のサクセスモードが追加された パワプロ が注目でしたね。
私は MFF はストーリーの続きを待ってる間に意欲が薄れ、ゴ魔乙は同じステージの繰り返しに飽き、パワプロはお金がかかり過ぎそうで休止状態になってますが。
またソーシャルゲームは一度にいくつもプレイするようなものではないし、長くプレイしているものをやり続ける傾向があるので、パズドラ・モンスト・白猫 の「御三家」と LINE ゲームから他に流れる人が少なく、後発がいくら発信されても苦戦する傾向が見られます。
これは 2000 年代のオンラインゲーム事情と完全にかぶっている気がします。
ともあれ、今期も良いゲームはたくさんありました。
特にインディーズ系のアプリに面白いものがたくさんあった印象がありますね。
下半期、さらに面白いゲームが出て来るのを期待しましょう。
こんな日はクーラーをガンガン効かせた部屋で、冷たい物を飲みながらゲームをやるのが、日本の正しい過ごし方だと思います。
そんな訳で、今回は 2015 年の上半期に注目だったオススメゲームや、話題のアプリをまとめてご紹介したいと思います。
※以下の価格表記は 2015/8/15 時点の定価です。 一部、昨年発売のアプリも含みます。
リンクは全て、当ブログのレビューページに移動します。
※当サイトで選んだ 2015 年全体でのジャンル別ベストゲームは こちら で掲載しています。
※Apple & Google が選んだ 2015 年のベストは こちら になります。
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【 2015 上半期:オススメ 探検系ゲーム 】
・Radiation Island (360 円)

美しい無人島でサバイバル生活を行う、2015 年上半期の最大のヒットアプリ。 実はぞんぞんびより。
このまま行けば 2015 年の iPhone ゲームの代表作になるでしょう。
クオリティーもボリュームもスマホアプリのレベルではないですね。
・Craft the World(クラフト ザ ワールド)(1200 円)

自分でサバイバルするのではなく、ドワーフ達に指示を出して生活させる指導者型テラリア系ゲーム。
この手のゲームで集団生活を楽しめるのはこれだけ。 複数のステージがあってボリュームも十分。
取っ付き辛いのが難点ですが、その辺は当方のレビューでフォローしたつもりです。
・Forgotten Memories : Alternate Realities (720 円)

光と影が恐怖を演出する、3D の建物内を探索するアドベンチャーアクション。 グラフィックはスマホ最高峰。
急にビビらせたり、いかにも恐い敵が出て来るのではなく、雰囲気で怖がらせるタイプのホラー。
セーブや操作に不自由さがあり、それが恐怖に繋がっていたのですが、その点が賛否両論。
そのやり取りを見ていると「今はもうバイオハザード1もクソゲーって言われる時代なんだろうな」と思います。
・Til Morning's Light (840 円)

遂に市場参入した流通業界の巨人 Amazon のゲーム出版部門「Amazon Game Studios」の作品の1つ。
お化け屋敷の探索アドベンチャーで、ホラーですがそんなに恐い訳ではありません。
先に同社が公開した Lost Within より、こちらの方が好み。
今のところ Amazon Game Studios の作品は、いかにもアメリカ的な作品が多い印象です。
【 2015 上半期:オススメ アクション系ゲーム 】
・インプロージョン(Implosion)(1200 円)

Deemo や Cytus で知られる Rayark が何年もかけて開発していた SF 剣劇アクションゲーム。
意外とオーソドックスな、一昔前のコンシューマーゲーム機のアクションという印象。
良いゲームですが「Rayark が何年もかけて作った大作」という期待感を持ってプレイすると、ハードルが高くなり過ぎてしまうかも。 って言うか私はそうなりました。
・The Executive (600 円)

メガネでスーツのスーパーサラリーマンが社畜亜人をフルボッコにしていく格闘アクション。
世界観がシュール過ぎるバカゲーですが、ゲームはかなりしっかり作られている秀作。
適度なゲームバランスと強化要素、テンポの良い進行など、総合的な完成度の高い作品です。
・Alto's Adventure (240 円)

上半期のショートアクションのスマッシュヒット作。
スノボのランニングゲームで、内容はシンプル、オリジナリティーがある訳でもないのですが、なんと言ってもビジュアルとサウンドが美しい。
やはり綺麗であることは人の心を惹き付けますね。
・ディグディグDX(デラックス)(無料、スタミナ制)

土のブロックをタップしてひたすら掘り進む、シンプルでスピーディーな穴掘りゲーム。
ゲーム性は高くありませんが、テンポの良さと強化の楽しさ、派手な演出などが相まって、延々と続けてしまうハマり性があります。
・キャリーの洞窟 3(Cally no doukutsu 3)(無料、一部課金あり)

豊富な武器と、それをどんどん強化していける楽しさでヒットした「的にの洞窟2」の続編。
今回も武器の豊富さと強化の楽しさは相変わらずで、2周目やサバイバルモードが加わりやり込みもアップ。
見た目はチープそうですが、やってみるとハマってしまう良作です。
・Samurai Blitz (無料、一部課金あり)

渡世人風のサムライがヨウカイを斬りながら疾走するランニングゲーム。 ラーメンで復活。
外国人が見たニッポンポンは日本人だと違和感を感じることが多いのですが、これは一周回ってカッコイイです。
妙に BGM が印象的で、曲を聴くためにたまに起動したくなります。
・ユニティちゃんのアクションシューティング (無料、課金なし)

題材はコンピュータープログラムに興味のある人でないとピンと来ないと思いますが、ゲーム自体はちゃんと「ロックマン」している秀作のアクション。 完全無料で遊べます。 声優さんがうるさいけど。
余談ですが、ユニティちゃんって「大鳥こはく」って名前なの?
ユニティちゃんは Unity のちゃんなんだからユニティちゃんじゃないの?
【 2015 上半期:オススメ RPG 】
・ドラゴンクエストVI 幻の大地 (1800 円)

今さら説明するまでもないドラクエシリーズの6作目。
4と5が物語重視で、自由度は低めだったため、再び自由度を重視して作られたドラクエで、転職やスキル習得のシステムがあります。
スマホ版は4や5と同様に DS 版をベースにしているので、町やダンジョンは 3D になっています。
・Heroes and Castles 2 (240円)

将軍となって自ら前線で戦いつつ、兵士を指揮して敵の攻勢を撃退する 3D の攻城戦アクション RPG。
今回は防衛だけでなく、敵の城を攻める要素も加わりました。
かなり取っつき辛いのが難点ですが、序盤のプレイガイドを当ブログで掲載しています。
・Legend of Grimrock (600 円)

3D ダンジョン探索 RPG。 あの「ダンジョンマスター」を現代にリメイクしたようなゲーム。
「謎解き」が多く、しかも英語オンリーなので行き詰まりやすいのが難点ですが、良い意味で洋ゲーらしい、昔ながらのゲームファンにお勧めしたい作品です。
iPad 専用でしたが、アップデートで iPhone にも対応しています。
・勇者ダンジョン (無料、完全版は 600 円)

個人制作のローグ系ゲームの秀作。
「不思議のダンジョン」のファンによる、良い意味での「ぼくがかんがえたさいきょうのローグライク」。
社会の諸々のしがらみに囚われず、面白さのみを追求したような良ゲームです。
・Hero Emblems (480 円)

ソーシャルゲームっぽいけどソーシャルゲームじゃないマッチ3ゲームの RPG。
ソーシャルゲームじゃなかったら面白かったのに、というゲームは世の中に結構ありますが、これはホントにソシャゲじゃなくなっているパターン。 これもある意味、社会の諸々の(以下略
・ヒュプノノーツ (無料、一部課金あり)

私的には今期イチオシ。 ただし子供には微妙そう。
「進む」と「戻る」だけで進行する、大人の心を打つノスタルジック RPG。 ゲームバランスはローグ系。
おバカだけど切ない、大人になった子供にお薦めしたい良作です。
・DeckDeFantasy (無料、一部課金あり)

ドミニオン型のデッキ構築型カードゲームに、ローグ型 RPG を組み合わせた非常にゲーム性の高い作品。
DeckDeDungeon の続編で、私的にもハマっているオススメアプリです。
ただ、落ちまくるのが欠点で、今でもパーティー編成画面などが非常に不安定・・・ 改善を期待したいですね。
・異世界に生きる (無料、一部課金あり)

荒廃した異世界で様々な人生を繰り返す、モノトーンのグラフィックが印象的な簡易 RPG。
その独特な世界観と、善悪を織り交ぜた展開、遊びやすいゲームバランスで人気になった異色作。
これも個人作成ならではの良さがあるゲームです。
・異世界の闇の中で (無料、一部課金あり)

人気作「異世界に生きる」の派生作。 最終目標はなく、何日生きられるかを競う内容。
退廃的な世界観はそのままで、遊びやすい作品。 前作が好きだった方にお勧め。
・ひまつぶクエスト+ / ひまつぶダンジョン (無料、課金なし)

ほぼ左右移動だけで進行するシンプルな暇つぶし RPG。
割と細かい部分まで作られているのですが、あまり深く考えず、ひたすらレベル上げして突き進んでも OK なアバウトさが良いところ。
こういうゲームは一歩間違うと簡単すぎて作業ゲーになりますが、適度に厳しいバランスが良いです。
【 2015 上半期:オススメ SLG 】
・This War of Mine (1800 円、

戦渦に巻き込まれた民間人となり、飢えと寒さ、激化する戦闘と崩壊した治安という絶望的な状況の中で、少ない仲間と生き残る方法を模索するサバイバル型シムズ。 ジャンルとしては生活シミュレーション?
泥棒や強盗を行うことも出来ますが、罪の意識に苛まれ、死ねば復活はないというシビアな世界です。
・夢おこし商店街 (600 円)

今年前半のカイロソフトのゲームはコレ。 ゲーム屋、パン屋、バーガー店など、複数のお店を運営する多店舗経営シミュレーション。
区切りが1年ごとで、好きなタイミングで2周目に入れ、最初から高速モードに出来るなど、遊びやすくなっているのも特徴です。
・Fallout Shelter (無料、一部課金あり)

核戦争で荒廃したヒャッハーな世界を舞台にしたシェルター開発シミュレーションゲーム。
オリジナルの Fallout の人気と丁寧な作りで世界的ヒット作に。
ただゲーム自体はシンプルで、カイロソフトのゲームよりは小粒な印象。
・世界の覇者3 (120 円、課金あり)

今期の戦略シミュレーションゲーム枠はコレ。 おなじみの欧陸戦争 / 世界の覇者シリーズの最新作。
第二次世界大戦から近代戦まで広げたシナリオと世界戦モードがある、シリーズの決定版的な作品。
近代戦はどんなに強い将軍でも、核ミサイル一発で吹っ飛ぶのが悲しい・・・
・ランブル・シティ (無料、課金あり)

うちでの紹介はサラッとしたものだったのですが、私的にはずっと継続して遊んでいます。
今のスマホの町作りゲームの中ではベストだと思いますね。 シムシティがああなっちゃったし。
アップデートも継続していて、その辺はさすがコロプラです。
【 2015 上半期:オススメ シューティング系アプリ 】
・.Decluster Zero: Bullet Nocturne (600 円)

縦スクロールの弾幕シューティング「.Decluster」がさらにパワーアップ。
美しい弾幕を攻撃に変えて撃ち返すゲーム性、爽快なスコアシステム、優れた演出とサウンドがプレイヤーを弾幕シューの極地に誘います。 個人的にもハマっている作品です。
・Xenowerk(ゼノウェルク)(240 円、一部課金あり)

ダンジョン探索型の2スティック制、全方向スクロールシューティング。
Reckless Racing のメーカーの新作で、細密に描かれたグラフィックも長所ですが、なんと言っても撃ちまくって倒しまくる、シンプルな面白さが良いゲームです。
・Hitman: Sniper (600 円、一部課金あり)

狙撃手となってターゲットを射殺する暗殺ガンシューティング。
殺害の様子がリアルに描かれていて倫理的に問題ありそうなアプリですが、そういうのに限ってヒットするのがお約束。 実際、ゲームも良く出来ていて面白いです。
・Mugen Vritra (無料、課金なし)

スマホで横スクロールのシューティングはやり辛さがあるのですが、これは遊びやすくて爽快感もあります。
弾幕シューティングではないので万人向けで、グラフィックも綺麗、しかも無料なので薦めやすいアプリですね。
・おしり前マン ~OSIRIUS~ (無料、スタミナ制)

おしりが前にあるおしり前マンが世田谷の悪い人をやっつける横スクロールシューティング。
シューティングとしてのデキの悪さを全て吹っ飛ばす、おしり前ボイスが魅力的なおしりゲー。
アップデートで操作性やバランスが改善され、当初より遊びやすくなってしまいました。
【 2015 上半期:オススメ ミニゲーム系アプリ 】
・アングリーバード2 (Angry Birds 2) (無料、スタミナ制)

先日シリーズ累計ダウンロード数が 30 億を突破した、アングリーバードの正当続編。
「もう Angry Birds はいいよ・・・」みたいな思いを払拭してくれる程の演出強化とテンポの良さがウリ。
とりあえずスマホを使い始めたら、1度やっておくべきゲームでしょうか。
・スバラシティ (無料、広告解除 360 円)

ねこあっぷシリーズの作者さんの新作。 パネルを合体させて大きな建物作っていくパズルゲーム。
最初はシンプルなゲームかと思いきや、コツが分かるとスコアが飛躍的に伸びる反面、ハイスコアを目指す難しさも解ってくるという、やればやるほど深みにハマるゲーム。
手軽ながらじっくり遊べます。
しかし様々な地形や町が見つかる楽しさで延々と続けてしまう、やめられない止まらないゲームです。
こんなにシンプルでも、作り方次第で面白くなると言う見本。
非常にシンプルですが、いわゆる「パワーアップが楽しい系」を凝縮したような内容です。
・最強!グンマ海軍 (無料、課金なし)

グンマの艦隊がトチギやサイタマの防衛線を突破し、利根川を下っていく逆タワーディフェンス。
稼いだ資金で艦隊をどんどん強化していける「パワーアップが楽しい系」のゲームです。
エンディングの後も戦いは続き、むしろそこからが本番? 無料で遊べるのも良いですね。
【 2015 上半期:私的にコメントしたいアプリ 】
・dreeps (360 円)

アラームをセットするだけの放置系 RPG。ほぼ自動で冒険が進みます。
しかしあまりにやることがなく、思ったほどイベントもなく、私的には酷評しました。
ただ、ここで紹介したのは Apple Watch には最適なアプリだと思ったから。
こうしたデジタルインテリアのようなアプリは常時起動しているデバイスでないとダメだと思うので、Apple Watch なら化けるのではないかと・・・ 今後の期待感はまだ持っています。
Apple Watch を買う気はないけど。
・創世のエル -英雄の夢の終わりに- (前編は無料、後編は未公開)

続きが来ない・・・(泣
メーカー側はすでに後編のアップデートを終え、Apple に提出しているらしいのですが、Apple が審査延長&リジェクトの連発で、全然公開してくれないらしいです。
iPhone でプレイ出来ないのは大変残念ですが、もうここまで来ると iTunes は一旦あきらめ、Android や PS Vita などに移った方が良い気がしますね・・・
・Vainglory (無料、課金あり)

ゲーム自体は非常に良く出来ていますが、やっぱり日本で MOBA(DotA / LoL 系)はメジャーになりにくい気がします。
リアル仲間が集まってプレイ出来るならすごく楽しめるゲームだと思いますが、そうでないと長く楽しむのは・・・
たまにログインしたところで熟練プレイヤーにフルボッコにされるだけですし、仲間にも迷惑かけるし。
ソシャゲ的な課金に頼ろうとしない姿勢は応援したいと思うのですが・・・
・俺に働けって言われても 乙携 (600 円)

当初はアプリが落ちまくって閉口ものだったのですが、今はアップデートで修正され普通に遊べるようになっています。
ただ、普通に遊べてもゲームの作りが良くも悪くもフリーゲーム的というか、メーカー製のゲームなのに玄人っぽくないというか・・・
まあ、この雰囲気が良いのかもしれないし、私的に好きなジャンルではあるんですけどね。
・イース I クロニクルズ (600 円)

このかつての名作が今回のリストにないのはどうかと思ったので。
ただ自分はイースにそれほど思い入れがなく、当時から言われているほど名作だった印象もないので、あまりオススメしたいとも思えないんですよね・・・
自分の中では「ファルコム = ソーサリアン / ザナドゥ」です。 まあ好みの問題だと思いますが。
・ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード (無料、課金あり)

ガチャのせいでゲームバランス崩壊。 本当は面白かったのはやってて解るんだけど、ガチャで手に入る強キャラのせいで戦闘が単なる放置ゲーになってしまった作品。
ただ、今のソシャゲはリセマラして SR 取ってスタートして「オレツエー」するのが一般的。
それが普通の人だと、これでも良いのかなぁ、とも思います。 実際、これで楽しんでいる人は多いようだし。
良し悪しの判断が難しいところですね・・・
・オペレーションドラキュラ (720 円)

欧米で日本型シューティングを作ったら、思いっきり欧米型になってた、というゲーム。
こんなのでも Touch Arcade では This is DANMAKU! みたいに言われてて、しかもレビューでは最高評価の★5が付けられています。
うん、シューティングで欧米、とくにアメリカと同調できる日が来ることはたぶんないな。
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と言う訳で、今年上半期のオススメ&注目ゲームでした。
日本の大手メーカーのゲームがほとんどありませんが、別にハブってる訳ではありません。
単に日本の大手メーカーはソーシャルゲームしか作ってないだけです。
ソーシャルゲームに関しては以下の特集記事のページをご覧下さい。
ソシャゲまとめ斬り 2015 年初 1・2・3・4・5
ソシャゲまとめ斬り 2015 春 1・2・3・4・5
ただ、この中で今も運営が良好なのは 1/3 ぐらいでしょうか・・・
上記で取り上げている以外では、圧倒的クオリティーの MOBIUS FINAL FANTASY と、ケイブ復調の兆しが見えた ゴシックは魔法乙女、待望のサクセスモードが追加された パワプロ が注目でしたね。
私は MFF はストーリーの続きを待ってる間に意欲が薄れ、ゴ魔乙は同じステージの繰り返しに飽き、パワプロはお金がかかり過ぎそうで休止状態になってますが。
またソーシャルゲームは一度にいくつもプレイするようなものではないし、長くプレイしているものをやり続ける傾向があるので、パズドラ・モンスト・白猫 の「御三家」と LINE ゲームから他に流れる人が少なく、後発がいくら発信されても苦戦する傾向が見られます。
これは 2000 年代のオンラインゲーム事情と完全にかぶっている気がします。
ともあれ、今期も良いゲームはたくさんありました。
特にインディーズ系のアプリに面白いものがたくさんあった印象がありますね。
下半期、さらに面白いゲームが出て来るのを期待しましょう。
ただ、iOS7のiPad mini1とiPod touch5ではタイトル画面で落ちちゃって全然プレイ出来ませんでした(泣)
iOS8のiPad mini2だと快適にプレイできるので、そっちで遊んでますが……iOS7の問題なんでしょうかね?