見た目はアウトラン、ゲーム性はモナコ GP。 でもグラフィックは 3D !?
1980~90 年代のレーシングゲームのテイストを現代の技術で再現している、レトロだけどレトロじゃない、遊びやすいレースゲームが登場しています。
Horizon Chase - World Tour」です。

アクセル全開でタイヤから白煙を出しながらカーブを曲がっていく様子は、まさに '90 年頃のレースゲーム。
曲がるタイミングさえ良ければブレーキング一切不要のゲーム性は、いかにも当時を思い起こさせます
BGM も当時を彷彿とさせる耳に残るもので、わざわざその頃にレースゲームの BGM を担当していた方に曲を書いて貰ったようです。

一方でグラフィックは高解像度の 3D
と言ってもややレトロ感があり、初代プレステのリッジレーサーのようなポリゴングラフィックです。
しかし滑らかでスピード感のある動きと、昼夜や天候の変化などの多彩な演出は、これが現代のゲームであることを思い出させてくれます。

価格は 360 円で、買い切りゲームなので課金や広告は一切ありません。
開発したのはブラジルのメーカーです。
そう言えば、ブラジルはメガドライブがまだ現役らしいな・・・

Horizon Chase World Tour

Horizon Chase World Tour

方向キーで左右移動、画面を押しっぱなしでアクセル。
ブレーキはなく、アクセルを離すと減速します。

あえて 2D っぽいデジタルな操作感になっていて、カーブは徐々に曲がるのではなく、カーブが来ると同時にその方向にハンドルを切り、カーブが終わると戻すという、ON / OFF で曲がっていくような感じです

そのおかげで速度や角度の調整が必要なく、タイミングさえ合っていれば簡単に曲がれるので、慣れると非常にプレイしやすいです。
リアルではありませんが、一周回ってこのゲーム性も遊びやすくて良いですね。

コースはアウトランのような一本道ではなく、サーキットを周回するタイプです。
規定周回内でのトップを目指す、リッジレーサーや F1 レースのようなスタイル。
アウトランっぽいのは見た目と操作感だけで、ゲームシステムまでアウトランではないのでご注意下さい。
この点を勘違いしている人は結構多いようです。

ただ、アクセルを踏み込んだまま、ハンドルを思いっきり切り、白煙を上げて公道を疾走する様子は、アウトランっぽさに溢れてますね。

Horizon Chase World Tour
※赤いレーシングカーが軽快な BGM をバックに、海岸沿いの道をタイヤをキュルキュル滑らせながら疾走する・・・ それはまさに 80~90 年代のレーシングゲーム。
タイミング良くインド人を切れば、ブレーキなしで気持ちよくカーブを曲がれます。


Horizon Chase World Tour
※実際には現代のゲームなので、雪がちらつくステージや、豪雨が降るステージもあります。
夕暮れが夜に変わっていき、レース中に車がライトを点けるステージも。


レースは必ず 20 位からスタートし、前の車をどんどん追い抜いていかなければなりません。
この「最下位からスタートして1位を目指す」というゲーム性も、当時のレーシングゲームのリスペクトなのだと思われます。

ただ、19 台もライバルがいるのでスタート直後は大混雑
序盤はそれをいかにかわしていくかというゲームになります。
逆に5位以上の車はかなり速いので、後半は急加速できるニトロなどを併用し、いかにミスのない走りで追い付くかという展開になります。

コース上にはコインや燃料も落ちていて、コインはクリア評価のアップに繋がります。
燃料は、回収しておかないと途中でガス欠になるという・・・
この辺もあえてレトロチックにしているのでしょうか?

順位が高ければまとまった量のコインを獲得でき、その蓄積によって上位エリアのアンロック、及びボーナスステージのプレイが可能になります。
ボーナスステージは勝利することで新しい車をゲットでき、チューンナップアイテムも獲得できます。
車には最高速・加速・ハンドリング・ニトロなどのステータスがあり、チューンナップで強化されますが、チューンナップアイテムは一度入手すれば全車種に適用されます。

車は各エリアをオールクリアすることでもゲット出来ますが、すべて架空のもので、実際の車をモデルにしている訳ではありません。
また、後で手に入れたものの方が優秀とは限りません
むしろ後で手に入る車は極端な性能のものが多く、使い辛さがあるので、自分にマッチした車で走ることが重要ですね。

Horizon Chase World Tour
※車は現時点(8/23)で 16 種類ある模様。 この車は最高速&ニトロ重視。
ただハンドリングが低いので、カーブで減速が必要になる上級者向け。
チューンナップである程度カバーできますが、ハンドリングと加速重視の方がプレイしやすいですね。


Horizon Chase World Tour
※ステージ選択画面。 ここもちょっとレトロなポリゴン風。
しかしデザインは綺麗で、チープな感じはありません。


1回のレースは2分ほど。 短時間で決着が付く、サクサク遊べるゲームです。
ステージ数もかなり多く、現時点で8エリア 73 ステージ。
景色もバラエティーに富んでいて、アップデートでのエリア追加も予定されています。

とにかく手軽に遊べるレースゲームです
難易度やゲーム性、そのすべてが良い意味でカジュアルで、しかしカジュアル過ぎないクオリティーの高さとバランスの良さを備えています

レースゲームはマニア向けのものが多いですが、これは万人に勧められるアプリですね。
ただ改めて言っておきますが、アウトランと同じものを想像していると「違う!」となるのでご注意を。

Horizon Chase - World Tour(iTunes が起動します)