トランプのカードを使った、新しく発明されたソリティア
シンプルなルールながら、延々とやり続けてしまう、ソリティアらしい楽しさを持つアプリが公開されています。
Sage Solitaire」です。

実際のトランプでもプレイ可能だと思いますが、調べてみても同様のゲームは見つからないので、新たに編み出されたのだと思います。
そしてこれは、今後ソリティアの1つとして広まってもおかしくないゲームだと思います。

広告はありますが、無料でいくらでもプレイ可能
カードの動きも良く、ぜひ試して欲しいアプリですね。

Sage Solitaire

ゲームが始まると、縦横3列にカードが並べられます。
2~5枚のカードを選び、ポーカーの「ペア」「スリーカード」「3枚か5枚のストレート」「5枚のフラッシュ」「フルハウス」「フォーカード」の組み合わせを選べば、カードを取り除くことが出来ます。
「5枚のストレートフラッシュ」が一番高得点です。

ただし、同じ横列のカード同士では役は成立しません。
役を構成するカードのどれかが、違う列でなければなりません。
また「ツーペア」は役になりません。

カードの山の枚数は、それぞれ異なっています。
右下の山は2枚しかありませんが、上の横列の山は8枚もあります。
よって上の方から取っていかないと手詰まりの原因になります。

カードの山が全部なくなるとボーナス点が入ります。
ただ、カードの山がなくなるとオープンされているカードの数が減ってしまうため、取り辛くなっていきます。
最初は山をなくさないようにした方が良いですね。

取れるカードがなくなっても、カードを1枚選択して右にある「ゴミ箱カード」を選ぶと、それを破棄することが出来ます。
ゴミ箱カードは2枚しかありませんが、★の付いたカードを取ると1枚ずつ補充され、割と多用することが可能です。
ただし得点源であるカードを捨てれば、それだけスコアは出にくくなりますね。

取れるカードがなくなり、ゴミ箱カードもない場合は手詰まり。 ゲームオーバー。
すべてのカードを回収できると、クリアタイムが保存されます。
ただ、クリアボーナスのようなものはないので、途中の点効率が悪い場合は「クリアしてもスコアが低かった」ということもあり得ます。

Sage Solitaire
※4枚のストレートやツーペアは取れないので注意。 同じ横列だけでもダメ。
ストレートは「10 J Q K A」や「Q K A」のようなロイヤルストレートなら成立しますが、「Q K A 2 3」みたいな形ではストレートになりません。
役の中に「★」の付いたカードが含まれていると得点が2倍になりますが、2枚以上含まれていても3倍や4倍になったりはしません。


最初は手詰まり連発で、なかなかクリアすることは出来ないでしょう。
「上の列は枚数が多い」「同じ横列のカードだけでは取れない」というルールのため、何も考えずに取っていくと上の列だけ残ってアウトになります。

ゴミ箱カードは取れなくなった時に使うものだと思いがちですが、取れる状態の時でも「より良いカードを取るため」「より高い役を作るため」に使用でき、カードを取ればすぐ補充されるため、適時使っていくのが攻略のポイントになります。

慣れればクリアできる確率は上がってきます。
そうなったら今度はより高いスコアを目指すことになりますが、その方が頭を使います。
ソリティアですから運も絡むのですが、思考性は高いですね。

一方で、解りやすいルール、簡単な操作、遊びやすいインターフェイスで、サクサクプレイでき、延々と繰り返してしまいます。

Sage Solitaire
※フルバージョンにして壁紙などを変更したところ。 課金すれば広告も出なくなります。
右は「フィフティーンモード」の合計 15 の役を成立させたシーン。
ただフィフティーンは3枚ストレートと同じ点数で、高得点ではありません。


アプリ本体は無料で、プレイ制限もありませんが、360 円の課金で「フルバージョン」にすると壁紙やトランプの柄を変えたり、「ダブルデッキ」「フィフティーンモード」で遊べるようになります。

ダブルデッキはその名の通り、トランプを2束使ってプレイするものです。
カードの枚数が2倍あるため、より長くプレイできます。

フィフティーンモードは通常の役に加えて、数字の合計が 15 でも取れるようになります。
ブラックジャックと同じく J Q K は 10 として数えますが、A は 1 のみです。

タダでいくらでも遊べるため、とりあえずやってみるのをオススメします。
クリア出来そうで出来ないゲーム性と、快適な操作性で、思わずハマってしまうアプリです。

Sage Solitaire(iTunes が起動します)