秘宝を探して世界各地の遺跡を巡る、女性探検家の活躍を描いたゲーム「Tomb Raider」(トゥームレイダー)シリーズ。
ハリウッドで映画化されてそちらも大ヒット。
映画になったゲームの成功例としてはバイオハザードと並ぶ作品です。
そんなトゥームレイダーの主人公「ララ・クロフト」の冒険を、ターン制のパズルゲームにアレンジした派生作が公開されています。
「Lara Croft GO」です。
暗殺者の活動をターン制のパズルにした「Hitman GO」に続く、GO シリーズ(?)の2作目。
Hitman GO のようなジオラマ風のグラフィックではありませんが、センスの良いビジュアルと映画のような演出で原作の雰囲気を再現しており、クオリティーの高いゲームに仕上がっています。
価格は 600 円。 買い切りゲームで、スタミナ制や広告などはありません。
3D で表現されたフィールド上に、移動ルートとなる線が引かれていて、いくつかのマスで区切られています。
画面をスライドすると線に沿って、主人公が1マス移動します。
フィールド上には崩れる床や回転ノコギリなど、様々なしかけや罠があります。
ヘビやクモなどの危険な生物もいて、目の前に行くと襲われてしまいます。
プレイヤーは罠を迂回し、スイッチを押して道を開き、敵をかわして出口を目指します。
動く敵や罠も出て来ますが、こちらが動かない限り相手も動かないターン制。
敵は側面や背後から触れれば、銃を撃って倒すことが出来ます。
ターン制であることがパズルのポイントで、相手をやり過ごしたくても、待っているだけでは相手は動きません。
「その場で待機」はないため、行ったり来たりしてターンを経過させないと相手も動かないのですが、行ったり来たりが出来ない状況だと困ることになります。
また、1ターンで1マスずつ進むので、相手の動きは正確に予測することが出来ます。
時には敵を誘導し、スイッチを踏ませたり、罠を防ぐ盾にしないと進めないシーンもあります。
主人公は冒険家なので、壁をよじ登ったり、崖にぶら下がることが出来ます。
敵を華麗なアクロバットで倒すシーンもあり、トゥームレイダーらしい「強い女性」を見ることが出来ます。
まあ、敵の前に行くとアッサリやられるのですが。
※槍を拾ってヘビに投げ付けているところ。 他にも押せる柱、動物を近寄らせない松明など、様々なアイテムが登場し、うまく使わないとクリア出来ません。
※大岩が転がってくるのは遺跡探検のお約束。
でもターン制のゲームなので、岩の動きも1ターンに1マスずつです。
画面の隅や岩陰などに壺が隠されていることがあり、回収すると秘宝や宝石が見つかります。
回収はタップするだけでよく、その場所に行く必要はありません。
かなり解りにくい場所に隠されていることもありますが、全部見つけても新コスチュームが手に入るだけなので、未発見でもゲームの進行には特に影響しません。
ゲームの最大の長所は、センスの良い 3D のグラフィックと映画的演出でしょう。
立体感のあるフィールドはいかにも遺跡探検をしている雰囲気があり、カクカクしたポリゴングラフィックでありながら、風景は綺麗で変化に富んでいます。
ステージの合間には不気味な影が現れたり、巨大な蛇が襲って来るなどの、アクション映画っぽいシーンも挿入されます。
パズルの難易度も適度で、「少し悩むけど行き詰まるほどじゃない」というレベルのパズルが続き、サクサク解いていく楽しさがあります。
後半に入るとだんだん難しくなってきますが、リトライボタンでいつでも直前に戻れるし、何度か繰り返していれば解けるぐらいの難度ですね。
Hitman GO と比べると、こちらの方が簡単だと思います。
一応、完全に行き詰まってしまった人のために、600 円で全パズルの回答を得られる課金も用意されています。
※本殿への侵入を阻む扉。 まずはこの扉を開けるための鍵を探すことになります。
遠くの岩陰からのぞき込んでいるようなカメラ演出が良いです。
※巨大なヘビから身を隠すシーン。 セリフや文字は出て来ませんが、こうした演出によってストーリーが作られています。
ちゃんと物語性があり、演出とグラフィックも楽しめるパズルゲームです。
パズルが苦手な人もいると思いますが、難しいアクションはないため、遊びやすいゲームですね。
5つのエリアがあり、全 41 ステージ。
集中してやると短期間で終わりますが、1つのステージが数部屋で構成されていて、ボリュームが少ないという程ではないと思います。
このまま「○○ GO」はシリーズ化していくのでしょうか?
そうなって欲しいと思える、高い完成度のアプリです。
・Lara Croft GO(iTunes が起動します)
ハリウッドで映画化されてそちらも大ヒット。
映画になったゲームの成功例としてはバイオハザードと並ぶ作品です。
そんなトゥームレイダーの主人公「ララ・クロフト」の冒険を、ターン制のパズルゲームにアレンジした派生作が公開されています。
「Lara Croft GO」です。
暗殺者の活動をターン制のパズルにした「Hitman GO」に続く、GO シリーズ(?)の2作目。
Hitman GO のようなジオラマ風のグラフィックではありませんが、センスの良いビジュアルと映画のような演出で原作の雰囲気を再現しており、クオリティーの高いゲームに仕上がっています。
価格は 600 円。 買い切りゲームで、スタミナ制や広告などはありません。
3D で表現されたフィールド上に、移動ルートとなる線が引かれていて、いくつかのマスで区切られています。
画面をスライドすると線に沿って、主人公が1マス移動します。
フィールド上には崩れる床や回転ノコギリなど、様々なしかけや罠があります。
ヘビやクモなどの危険な生物もいて、目の前に行くと襲われてしまいます。
プレイヤーは罠を迂回し、スイッチを押して道を開き、敵をかわして出口を目指します。
動く敵や罠も出て来ますが、こちらが動かない限り相手も動かないターン制。
敵は側面や背後から触れれば、銃を撃って倒すことが出来ます。
ターン制であることがパズルのポイントで、相手をやり過ごしたくても、待っているだけでは相手は動きません。
「その場で待機」はないため、行ったり来たりしてターンを経過させないと相手も動かないのですが、行ったり来たりが出来ない状況だと困ることになります。
また、1ターンで1マスずつ進むので、相手の動きは正確に予測することが出来ます。
時には敵を誘導し、スイッチを踏ませたり、罠を防ぐ盾にしないと進めないシーンもあります。
主人公は冒険家なので、壁をよじ登ったり、崖にぶら下がることが出来ます。
敵を華麗なアクロバットで倒すシーンもあり、トゥームレイダーらしい「強い女性」を見ることが出来ます。
まあ、敵の前に行くとアッサリやられるのですが。
※槍を拾ってヘビに投げ付けているところ。 他にも押せる柱、動物を近寄らせない松明など、様々なアイテムが登場し、うまく使わないとクリア出来ません。
※大岩が転がってくるのは遺跡探検のお約束。
でもターン制のゲームなので、岩の動きも1ターンに1マスずつです。
画面の隅や岩陰などに壺が隠されていることがあり、回収すると秘宝や宝石が見つかります。
回収はタップするだけでよく、その場所に行く必要はありません。
かなり解りにくい場所に隠されていることもありますが、全部見つけても新コスチュームが手に入るだけなので、未発見でもゲームの進行には特に影響しません。
ゲームの最大の長所は、センスの良い 3D のグラフィックと映画的演出でしょう。
立体感のあるフィールドはいかにも遺跡探検をしている雰囲気があり、カクカクしたポリゴングラフィックでありながら、風景は綺麗で変化に富んでいます。
ステージの合間には不気味な影が現れたり、巨大な蛇が襲って来るなどの、アクション映画っぽいシーンも挿入されます。
パズルの難易度も適度で、「少し悩むけど行き詰まるほどじゃない」というレベルのパズルが続き、サクサク解いていく楽しさがあります。
後半に入るとだんだん難しくなってきますが、リトライボタンでいつでも直前に戻れるし、何度か繰り返していれば解けるぐらいの難度ですね。
Hitman GO と比べると、こちらの方が簡単だと思います。
一応、完全に行き詰まってしまった人のために、600 円で全パズルの回答を得られる課金も用意されています。
※本殿への侵入を阻む扉。 まずはこの扉を開けるための鍵を探すことになります。
遠くの岩陰からのぞき込んでいるようなカメラ演出が良いです。
※巨大なヘビから身を隠すシーン。 セリフや文字は出て来ませんが、こうした演出によってストーリーが作られています。
ちゃんと物語性があり、演出とグラフィックも楽しめるパズルゲームです。
パズルが苦手な人もいると思いますが、難しいアクションはないため、遊びやすいゲームですね。
5つのエリアがあり、全 41 ステージ。
集中してやると短期間で終わりますが、1つのステージが数部屋で構成されていて、ボリュームが少ないという程ではないと思います。
このまま「○○ GO」はシリーズ化していくのでしょうか?
そうなって欲しいと思える、高い完成度のアプリです。
・Lara Croft GO(iTunes が起動します)
次回作のGOシリーズは何が良いでしょうか?
自分は複数のコマを動かしてパズルを解くスターウォーズかロードオブザリングなどが面白く出来上がりそうだと思います。ロードオブザリングならウィズローグみたいな重厚感なジオラマにして欲しいですね。