一筆書きパズルで作物や資材を収穫し、村を開発して王国を築いていく、「パズル+村開発」の秀作アプリ「Puzzle Craft」に続編が登場しました。
「Puzzle Craft 2」です。
前作は個人的にかなり好きなゲームで、本家 iPhone AC の こちらのページ でもオススメに含めていました。
村の開発でパズルが有利になり、それで得られた収益でさらに村を拡張していける相互作用のバランスが良く、思わず没頭してしまうゲームです。
今回は1つの村を作った後、新しい地域に移転していく要素が追加され、新たな作物や採集場所も登場、さらに長く楽しめるようになりました。
ただ難点は、英語ですね。
難しい単語や長文が出て来る訳ではないのですが、建物や作物の効果を理解できないと面白さ半減なので、まったく読めない人だと辛いかも。
しかしアプリ本体は無料で、無課金でも問題なく進めていけるゲームです。
開発したのはポーランドのメーカーです。
まずは農場で作物の収穫パズルを行います。
パズルと言っても一筆書きで草や麦のパネルを繋げていくだけの簡単なお仕事。
同じ素材を3つ以上繋げると回収でき、草を一定数集めれば「干し草」が、麦なら「パン」が、木なら「木材」が手に入ります。
また、同じ収穫物を一度にたくさん繋げると上位素材が現れ、草なら「麦」が、麦なら「ニンジン」が、木なら「鳥」が出て来ます。
麦や鳥は普段から出て来ることもあるのですが、ニンジンは長く繋げなければ出現しません。
さらにニンジンも複数繋げないと回収できないため、最初は出すだけで手一杯で、なかなか手に入れることは出来ないでしょう。
パズルのシーンに「ミス」はなく、数ターンが経過すると終了。
集めた物資で家を建てたり、風車や倉庫などの施設を作って村を拡張していきます。
このゲームに「建設待ち時間」のような面倒なものはありません。
建物にはそれぞれ役割があり、井戸(well)なら収穫シーンのターン数が延長され、風車(mill)は麦の出現率が、鶏小屋(Hen house)は鳥の出現率が上がります。
また、建物は一定時間ごとにアイテムやお金を生み出します。
家を建てると住民が増え、彼らを様々な職業に就かせることも出来ます。
農家(Peasant)を増やせば干し草の入手に必要な草の量が減少し、麦商人(Grain Trader)ならニンジンを出しやすくなります。
収穫パズルを行うには資金が必要で、なくなると実行できなくなりますが・・・
市場(Market)を作っておけば物資の売買が可能になり、余っているものを換金できます。
また、道具屋(Workshop)を作っておけば収穫物からアイテムを生成できます。
アイテムには草を全部回収するクワ、木を全部回収する斧、次のターンに出て来る収穫物を全部穀物にする肥料(Fertilizer)などが存在します。
これらをうまく使えば、限られたターン数でも多くの作物を収穫できます。
※建築物のリスト。 欲しい建物に必要な素材を狙っていきましょう。
建てられるものがない時はレベルを上げなければなりません。
※職人は攻略の重要なポイントですが、今作は各職人に人数上限があり、市民と素材さえあればいくらでも雇えるというものではなくなりました。
よって平均的に増やしていくしかないですね。
ここまでに述べた内容は、前作と同じルール。
今作の新しいシステムは、クエスト、移民、新たな収穫物の発見と入れ替え、そして新しい収集場所。
移民は村役場(シティーホールやテント)を拡張すれば実行できます。
ただ、そのためにはプレイヤーレベルを上げる必要があります。
前作のレベルは収穫と建設を行っていれば自然と上がっていきましたが、今回は「クエスト」をこなさないとなかなか上がりません。
クエストには「草を合計 200 個刈れ」「クワを3回使え」「1度の収穫でニンジンを5つ手に入れろ」といったものがあり、達成することで多くの経験値を得られます。
建てられるものを全て建てた後はクエストの達成を目指しましょう。
移民を実行可能になると幌馬車が現われ、全体マップを進んでいきます。
幌馬車の移動シーンでもパズルを行い、条件を達成すれば次のステップへ。
移動先に物資は持って行けませんが、お金と職人は引き継げます。
移民を行っても前の村をプレイすることは可能。
前の村では物資を売れなくなりますが、アイテムの作成は出来るので、施設の整った前の村でアイテムを作り、新しい村でそれを使うことも出来ます。
また、前の村からは一定時間ごとに税収を得られます。
新しい土地では鉱山や漁場も登場します。
鉱山は前作にもあったもので、最初はお金を払わないと採掘できませんが、食堂(Kitchen)を作ることで食料を消費して採掘に向かうことが出来ます。
鉱山で得られる物資は高値で売れるので、食堂を用意すれば「農場で食料調達 → 鉱山で物資採掘 → 採掘した物を売って農場の資金にする」というサイクルにより、安定してプレイを続けられるようになります。
漁場は今作から新たに登場したもので、船が現われ、これを収穫物の上に動かさないと回収できません。
※全体マップ。 かなり広く、当分遊べそうです。
このマップ上にも港や砦などを建設でき、お金や課金通貨を得られるようになります。
※鉱山は今まで通り。 必ず土を全回収できるスコップを持っていきましょう。
出来るだけ早く食堂を作って、食料で採掘に行けるようにすることが重要です。
※今作から初登場の海のマップ。 水のタイルを繋げて島や魚を出現させ、その後に船を動かして回収していく形です。
でも一番必要なのは、ただの海から得られる水と塩だったり。
課金通貨の「ルーン」を使うと、採集ターンを伸ばしたり、住民を増やしたり、アイテムを調達することが出来ます。
しかしルーンは無理に必要なく、鉱山でも手に入ります。
よって課金の必要性は低く、無課金でも普通に遊べます。
「これで収益が得られるのか?」と逆に心配になってしまうのは、前作と同様ですね。
序盤は資金が底をつくこともあるかもしれませんが、スタミナはないので、コツさえ分かれば延々と遊び続けられます。
ボリュームが増してハマり度はますますアップ。
万人にオススメできるゲームですね。
・Puzzle Craft 2(iTunes が起動します)
【 ちょこっと攻略 】
ゲーム序盤に出てくる施設と新しい収穫物の効果を記載しておきますので、参考にして下さい。
= 建物 =
・Well(井戸):農場のターン数が伸びる
・Workshop(道具屋):道具の作成に必要
・Market(市場):物資の売買に必要
・Small Silo(サイロ):課金通貨で農場のターンを延長できる。アップグレードで必要量が減る
・Windmill(風車):麦の出現率アップ
・Yard(放牧場):鳥の出現率アップ。アップグレードで鶏小屋に
・Small Barn(納屋):麦の収穫時にターンを消費しない事がある
・Small Animal Pen(動物小屋):鳥の収穫時にターンを消費しない事がある
・Ratcatcher(ねずみ取り):ネズミの回収時にターンを消費しない
・Master Ratcatcher(上級ねずみ取り):草と一緒にネズミを捕れる
・Greenhouse(グリーンハウス):農場のターン数が伸びる
・Kitchen(食堂):鉱山に食料で入れるようになる
・Larder(貯蔵庫):鉱山の最大ターン数が伸びる
・Pentry(食料庫):鉱山の最大ターン数が伸びる
・Quarry(採石場):鉱山で石の出現率アップ
・Forge(鍛冶屋):鉱山で鉄鉱石の出現率アップ
・Small Mine Shaft(小坑道):石と鉄鉱石の出現率アップ
・Medium Mine Shaft(中坑道):溶岩と瓦礫を繋げられる。課金通貨使用で石炭と銀鉱石が普通に出現
・Conveyor Belt(ベルトコンベア):瓦礫を3つ繋げれば撤去できる(ない場合は8つ)
・Fishing Net(網):ランダムに魚が見つかることがある
・Spice Shop(香料屋):ランダムに香料が見つかることがある
・Decorator(塗装屋):家の色を変えられる
・Architect(建築家):建物の移転が出来る
= 新収穫物 =
・Grass(草):収穫後に穀物が生えやすいが、干し草を得るのに必要な量が多い
・Meadow Grass:穀物が生えにくいが、干し草を得るのに必要な量が少ない
・Reed(アシ):長く繋げると鳥が出る
・Heather:ネズミが食べる。他の収穫物のネズミ被害を減らせる
・Wheat(小麦):ネズミが食べない
・Corn(コーン):草と一緒に刈ることが出来る
・Buckwheat(ソバ):長く繋げると家畜が出る
・Carrot(ニンジン):2つでも収穫できる
・Cucumber(キュウリ):ネズミが食べない
・Apple(リンゴ):パイを得るのに必要な量が少ない
・Oak(オーク):鳥が出にくいが、木材を得るのに必要な量が少ない
・Birch(カバ):鳥が出やすいが、木材を得るのに必要な量が多い
・Willow(ヤナギ):長く繋げると野菜が出る
・Turkey(七面鳥):2回まで収穫時にターンが減らないことがある
・Pheasant(キジ):草と一緒に収穫できる
・Chicken(ニワトリ):家畜が出にくいが、タマゴを得るのに必要な量が少ない
・Pig(ブタ):長く繋げると経験値を多く入手できる
・Cow(ウシ):2つでも収穫できる
「Puzzle Craft 2」です。
前作は個人的にかなり好きなゲームで、本家 iPhone AC の こちらのページ でもオススメに含めていました。
村の開発でパズルが有利になり、それで得られた収益でさらに村を拡張していける相互作用のバランスが良く、思わず没頭してしまうゲームです。
今回は1つの村を作った後、新しい地域に移転していく要素が追加され、新たな作物や採集場所も登場、さらに長く楽しめるようになりました。
ただ難点は、英語ですね。
難しい単語や長文が出て来る訳ではないのですが、建物や作物の効果を理解できないと面白さ半減なので、まったく読めない人だと辛いかも。
しかしアプリ本体は無料で、無課金でも問題なく進めていけるゲームです。
開発したのはポーランドのメーカーです。
まずは農場で作物の収穫パズルを行います。
パズルと言っても一筆書きで草や麦のパネルを繋げていくだけの簡単なお仕事。
同じ素材を3つ以上繋げると回収でき、草を一定数集めれば「干し草」が、麦なら「パン」が、木なら「木材」が手に入ります。
また、同じ収穫物を一度にたくさん繋げると上位素材が現れ、草なら「麦」が、麦なら「ニンジン」が、木なら「鳥」が出て来ます。
麦や鳥は普段から出て来ることもあるのですが、ニンジンは長く繋げなければ出現しません。
さらにニンジンも複数繋げないと回収できないため、最初は出すだけで手一杯で、なかなか手に入れることは出来ないでしょう。
パズルのシーンに「ミス」はなく、数ターンが経過すると終了。
集めた物資で家を建てたり、風車や倉庫などの施設を作って村を拡張していきます。
このゲームに「建設待ち時間」のような面倒なものはありません。
建物にはそれぞれ役割があり、井戸(well)なら収穫シーンのターン数が延長され、風車(mill)は麦の出現率が、鶏小屋(Hen house)は鳥の出現率が上がります。
また、建物は一定時間ごとにアイテムやお金を生み出します。
家を建てると住民が増え、彼らを様々な職業に就かせることも出来ます。
農家(Peasant)を増やせば干し草の入手に必要な草の量が減少し、麦商人(Grain Trader)ならニンジンを出しやすくなります。
収穫パズルを行うには資金が必要で、なくなると実行できなくなりますが・・・
市場(Market)を作っておけば物資の売買が可能になり、余っているものを換金できます。
また、道具屋(Workshop)を作っておけば収穫物からアイテムを生成できます。
アイテムには草を全部回収するクワ、木を全部回収する斧、次のターンに出て来る収穫物を全部穀物にする肥料(Fertilizer)などが存在します。
これらをうまく使えば、限られたターン数でも多くの作物を収穫できます。
※建築物のリスト。 欲しい建物に必要な素材を狙っていきましょう。
建てられるものがない時はレベルを上げなければなりません。
※職人は攻略の重要なポイントですが、今作は各職人に人数上限があり、市民と素材さえあればいくらでも雇えるというものではなくなりました。
よって平均的に増やしていくしかないですね。
ここまでに述べた内容は、前作と同じルール。
今作の新しいシステムは、クエスト、移民、新たな収穫物の発見と入れ替え、そして新しい収集場所。
移民は村役場(シティーホールやテント)を拡張すれば実行できます。
ただ、そのためにはプレイヤーレベルを上げる必要があります。
前作のレベルは収穫と建設を行っていれば自然と上がっていきましたが、今回は「クエスト」をこなさないとなかなか上がりません。
クエストには「草を合計 200 個刈れ」「クワを3回使え」「1度の収穫でニンジンを5つ手に入れろ」といったものがあり、達成することで多くの経験値を得られます。
建てられるものを全て建てた後はクエストの達成を目指しましょう。
移民を実行可能になると幌馬車が現われ、全体マップを進んでいきます。
幌馬車の移動シーンでもパズルを行い、条件を達成すれば次のステップへ。
移動先に物資は持って行けませんが、お金と職人は引き継げます。
移民を行っても前の村をプレイすることは可能。
前の村では物資を売れなくなりますが、アイテムの作成は出来るので、施設の整った前の村でアイテムを作り、新しい村でそれを使うことも出来ます。
また、前の村からは一定時間ごとに税収を得られます。
新しい土地では鉱山や漁場も登場します。
鉱山は前作にもあったもので、最初はお金を払わないと採掘できませんが、食堂(Kitchen)を作ることで食料を消費して採掘に向かうことが出来ます。
鉱山で得られる物資は高値で売れるので、食堂を用意すれば「農場で食料調達 → 鉱山で物資採掘 → 採掘した物を売って農場の資金にする」というサイクルにより、安定してプレイを続けられるようになります。
漁場は今作から新たに登場したもので、船が現われ、これを収穫物の上に動かさないと回収できません。
※全体マップ。 かなり広く、当分遊べそうです。
このマップ上にも港や砦などを建設でき、お金や課金通貨を得られるようになります。
※鉱山は今まで通り。 必ず土を全回収できるスコップを持っていきましょう。
出来るだけ早く食堂を作って、食料で採掘に行けるようにすることが重要です。
※今作から初登場の海のマップ。 水のタイルを繋げて島や魚を出現させ、その後に船を動かして回収していく形です。
でも一番必要なのは、ただの海から得られる水と塩だったり。
課金通貨の「ルーン」を使うと、採集ターンを伸ばしたり、住民を増やしたり、アイテムを調達することが出来ます。
しかしルーンは無理に必要なく、鉱山でも手に入ります。
よって課金の必要性は低く、無課金でも普通に遊べます。
「これで収益が得られるのか?」と逆に心配になってしまうのは、前作と同様ですね。
序盤は資金が底をつくこともあるかもしれませんが、スタミナはないので、コツさえ分かれば延々と遊び続けられます。
ボリュームが増してハマり度はますますアップ。
万人にオススメできるゲームですね。
・Puzzle Craft 2(iTunes が起動します)
【 ちょこっと攻略 】
ゲーム序盤に出てくる施設と新しい収穫物の効果を記載しておきますので、参考にして下さい。
= 建物 =
・Well(井戸):農場のターン数が伸びる
・Workshop(道具屋):道具の作成に必要
・Market(市場):物資の売買に必要
・Small Silo(サイロ):課金通貨で農場のターンを延長できる。アップグレードで必要量が減る
・Windmill(風車):麦の出現率アップ
・Yard(放牧場):鳥の出現率アップ。アップグレードで鶏小屋に
・Small Barn(納屋):麦の収穫時にターンを消費しない事がある
・Small Animal Pen(動物小屋):鳥の収穫時にターンを消費しない事がある
・Ratcatcher(ねずみ取り):ネズミの回収時にターンを消費しない
・Master Ratcatcher(上級ねずみ取り):草と一緒にネズミを捕れる
・Greenhouse(グリーンハウス):農場のターン数が伸びる
・Kitchen(食堂):鉱山に食料で入れるようになる
・Larder(貯蔵庫):鉱山の最大ターン数が伸びる
・Pentry(食料庫):鉱山の最大ターン数が伸びる
・Quarry(採石場):鉱山で石の出現率アップ
・Forge(鍛冶屋):鉱山で鉄鉱石の出現率アップ
・Small Mine Shaft(小坑道):石と鉄鉱石の出現率アップ
・Medium Mine Shaft(中坑道):溶岩と瓦礫を繋げられる。課金通貨使用で石炭と銀鉱石が普通に出現
・Conveyor Belt(ベルトコンベア):瓦礫を3つ繋げれば撤去できる(ない場合は8つ)
・Fishing Net(網):ランダムに魚が見つかることがある
・Spice Shop(香料屋):ランダムに香料が見つかることがある
・Decorator(塗装屋):家の色を変えられる
・Architect(建築家):建物の移転が出来る
= 新収穫物 =
・Grass(草):収穫後に穀物が生えやすいが、干し草を得るのに必要な量が多い
・Meadow Grass:穀物が生えにくいが、干し草を得るのに必要な量が少ない
・Reed(アシ):長く繋げると鳥が出る
・Heather:ネズミが食べる。他の収穫物のネズミ被害を減らせる
・Wheat(小麦):ネズミが食べない
・Corn(コーン):草と一緒に刈ることが出来る
・Buckwheat(ソバ):長く繋げると家畜が出る
・Carrot(ニンジン):2つでも収穫できる
・Cucumber(キュウリ):ネズミが食べない
・Apple(リンゴ):パイを得るのに必要な量が少ない
・Oak(オーク):鳥が出にくいが、木材を得るのに必要な量が少ない
・Birch(カバ):鳥が出やすいが、木材を得るのに必要な量が多い
・Willow(ヤナギ):長く繋げると野菜が出る
・Turkey(七面鳥):2回まで収穫時にターンが減らないことがある
・Pheasant(キジ):草と一緒に収穫できる
・Chicken(ニワトリ):家畜が出にくいが、タマゴを得るのに必要な量が少ない
・Pig(ブタ):長く繋げると経験値を多く入手できる
・Cow(ウシ):2つでも収穫できる
前作でも英語でしたが、アイテムは使えばおおよそその効果も
わかるため、基本的な単語のみ理解すれば充分でした。
最初のうちは上位アイテム目的に大連鎖を組むパズル、
途中からは連鎖数で出現するアイテムを1回のシーズンで
多く集めるための戦略が必要になるという構成は面白かったですね。