超シンプルな画面、シンプルなルール、しかし非常に頭を使う。
そんなシンプルイズベストを目指したようなパズルゲームが公開されています。
「SPL-T」です。
ハッキリ言ってこのゲーム、外見があまりに簡素で、見た目で面白さは伝わらないでしょう。
おまけにルールを理解し辛く、複雑ではないのですが、外見がシンプルすぎて解りにくい。
ヘルプもありますが、表記は英語です。
※言語は iPhone 本体の「設定」で「SPL-T」を選び、「Language」を選択すれば日本語に出来ます。
おまけにこの見た目で定価 360 円。
大半の人には受け入れられないであろう、ニッチなゲームと言わざるを得ません・・・
しかしゲームを理解することが出来れば、シンプルながらも思考性が高く、やればやるほどスコアが上がっていく、奥深いパズルであることが解るはずです。
開発元は Bumpy Road などのスマホヒットゲームを連発し、世界的に有名になっているスウェーデンのメーカー Simogo AB。
最近の同社のゲームは Year Walk や DEVICE 6、The Sailor's Dream(リンクは iTunes 起動)など、海外では非常に高い評価を受けている一方で、英語がスラスラ読めるレベルでないと楽しめないものばかりでした。
しかし今作は Simogo のアプリでは久々の、英語が読めなくても遊べるゲームです。
ゲームが始まると真っ黒な四角い画面が出て来ます。
タップすると横に2分割されます。
分割された四角をさらにタップすると、今度は縦に2分割されます。
またタップすると、再び横に2分割されます。
続けていくと、タップした四角(ブロック)がどんどん細かく分割されていきます。
分割される方向は 縦・横・縦・横 と交互に繰り返されます。
ただし際限なく分割できる訳ではなく、縦と横、それぞれ最小の幅があり、それ以下には出来ません。
そして同じ大きさのブロックを 2x2 か 2x3 で並べると、斜線が引かれて分割できなくなります。
この斜線の付いたブロックは「ポイントブロック」と呼ばれます。
ポイントブロックには数字が付き、どれかのブロックを分割するごとにカウントダウンしていきます。
そして 0 になると消滅し、上にあるブロックは落下、さらに上部から新しいブロックが補充されます。
画面右上には「SPLITS」という数値が表示されていて、ブロックを分割するごとに増えていきます。
ポイントブロックを作った時、この数値がカウントダウンの初期値、つまり消えるまでのターン数になります。
よって後に作ったポイントブロックほど、消えるまで時間がかかることになります。
しかし下の方にあるブロックが消えて、ポイントブロックが落下した場合、その落下したブロックのカウントが半分になります。
これがこのゲームの重要な点で、消えるまで 100 カウントのブロックでも、1回落とせば 50 に、2回落とせば 25 になります。
下から順番にブロックが消えていくようにすれば、上にあるブロックは連続で落下し、早期に消すことが出来ますね。
次に落下する場所にポイントブロックを作っていくのがコツです。
※こんな風に下から消していくのが基本。 180 ターンのブロックも一度落とせば 90 です。
白い部分は穴で、上にあるブロックが落下できない形だと空いてしまいます。
上のブロックを分割して落ちる形にすれば埋まります。
得点は、ブロックを分割するごとに「画面上にあるポイントブロックの数+1点」入ります。
大きさに関わらず、ポイントブロックが 10 個あれば、分割するたびに 11 点です。
ブロックが消えた時はその大きさに応じた点数が入りますが、このゲームは大きなブロックを消すよりも、小さなポイントブロックを大量に作った方が点を稼げます。
また、大きなポイントブロックを作ってしまうと、それが邪魔になって手詰まりの原因になります。
もう1つゲームを進めていく上で重要なのは、分割方向が「縦・横・縦・横」と繰り返されること。
縦長のブロックが多い状況の時は、そのまま進めていくと縦に分割できるブロックがなくなって手詰まりになります。
縦が多いと思った時は横長の、横が多いと思った時は縦長のブロックを意識して作る必要があります。
落下によるカウンター減少、得点システム、縦横ブロックの比率を理解できるようになると、ゲームの奥深さが解り、思わず繰り返してしまうようになるでしょう。
※左の画像は縦長ブロックが多め。 画面が縦長なのでこうなってしまいやすい。
右の画像は縦横のバランスの取れた状態。 下の方の隙間は早く埋めたいところ。
このゲームにはランダム性がなく、アブストラクトゲームのソリティア(偶然に左右されない完全情報の1人用ゲーム)と言えます。
よって最適解を導き出すことも可能と思われます。
無論、考えられる手は無数にあるので、実際に最適解を出すことは非現実的ですが。
運やスピードに左右されない思考ゲームで、サクサク遊べる反面、考え始めたらいくらでも考えられるゲームです。
ただ、分割するごとにブロックが消えるターンが伸び、そのうち限界が来るため、延々と続くようなゲームでもありません。
1回のプレイは数分で終わるので、テンポよく遊べますね。
まあ、慣れると相応に長くなって来るのですが・・・
冒頭で述べたように万人向けの見た目ではありませんが、手軽に遊べるパズルが嫌いでない方にはオススメです。
・SPL-T(iTunes が起動します)
そんなシンプルイズベストを目指したようなパズルゲームが公開されています。
「SPL-T」です。
ハッキリ言ってこのゲーム、外見があまりに簡素で、見た目で面白さは伝わらないでしょう。
おまけにルールを理解し辛く、複雑ではないのですが、外見がシンプルすぎて解りにくい。
ヘルプもありますが、表記は英語です。
※言語は iPhone 本体の「設定」で「SPL-T」を選び、「Language」を選択すれば日本語に出来ます。
おまけにこの見た目で定価 360 円。
大半の人には受け入れられないであろう、ニッチなゲームと言わざるを得ません・・・
しかしゲームを理解することが出来れば、シンプルながらも思考性が高く、やればやるほどスコアが上がっていく、奥深いパズルであることが解るはずです。
開発元は Bumpy Road などのスマホヒットゲームを連発し、世界的に有名になっているスウェーデンのメーカー Simogo AB。
最近の同社のゲームは Year Walk や DEVICE 6、The Sailor's Dream(リンクは iTunes 起動)など、海外では非常に高い評価を受けている一方で、英語がスラスラ読めるレベルでないと楽しめないものばかりでした。
しかし今作は Simogo のアプリでは久々の、英語が読めなくても遊べるゲームです。
ゲームが始まると真っ黒な四角い画面が出て来ます。
タップすると横に2分割されます。
分割された四角をさらにタップすると、今度は縦に2分割されます。
またタップすると、再び横に2分割されます。
続けていくと、タップした四角(ブロック)がどんどん細かく分割されていきます。
分割される方向は 縦・横・縦・横 と交互に繰り返されます。
ただし際限なく分割できる訳ではなく、縦と横、それぞれ最小の幅があり、それ以下には出来ません。
そして同じ大きさのブロックを 2x2 か 2x3 で並べると、斜線が引かれて分割できなくなります。
この斜線の付いたブロックは「ポイントブロック」と呼ばれます。
ポイントブロックには数字が付き、どれかのブロックを分割するごとにカウントダウンしていきます。
そして 0 になると消滅し、上にあるブロックは落下、さらに上部から新しいブロックが補充されます。
画面右上には「SPLITS」という数値が表示されていて、ブロックを分割するごとに増えていきます。
ポイントブロックを作った時、この数値がカウントダウンの初期値、つまり消えるまでのターン数になります。
よって後に作ったポイントブロックほど、消えるまで時間がかかることになります。
しかし下の方にあるブロックが消えて、ポイントブロックが落下した場合、その落下したブロックのカウントが半分になります。
これがこのゲームの重要な点で、消えるまで 100 カウントのブロックでも、1回落とせば 50 に、2回落とせば 25 になります。
下から順番にブロックが消えていくようにすれば、上にあるブロックは連続で落下し、早期に消すことが出来ますね。
次に落下する場所にポイントブロックを作っていくのがコツです。
※こんな風に下から消していくのが基本。 180 ターンのブロックも一度落とせば 90 です。
白い部分は穴で、上にあるブロックが落下できない形だと空いてしまいます。
上のブロックを分割して落ちる形にすれば埋まります。
得点は、ブロックを分割するごとに「画面上にあるポイントブロックの数+1点」入ります。
大きさに関わらず、ポイントブロックが 10 個あれば、分割するたびに 11 点です。
ブロックが消えた時はその大きさに応じた点数が入りますが、このゲームは大きなブロックを消すよりも、小さなポイントブロックを大量に作った方が点を稼げます。
また、大きなポイントブロックを作ってしまうと、それが邪魔になって手詰まりの原因になります。
もう1つゲームを進めていく上で重要なのは、分割方向が「縦・横・縦・横」と繰り返されること。
縦長のブロックが多い状況の時は、そのまま進めていくと縦に分割できるブロックがなくなって手詰まりになります。
縦が多いと思った時は横長の、横が多いと思った時は縦長のブロックを意識して作る必要があります。
落下によるカウンター減少、得点システム、縦横ブロックの比率を理解できるようになると、ゲームの奥深さが解り、思わず繰り返してしまうようになるでしょう。
※左の画像は縦長ブロックが多め。 画面が縦長なのでこうなってしまいやすい。
右の画像は縦横のバランスの取れた状態。 下の方の隙間は早く埋めたいところ。
このゲームにはランダム性がなく、アブストラクトゲームのソリティア(偶然に左右されない完全情報の1人用ゲーム)と言えます。
よって最適解を導き出すことも可能と思われます。
無論、考えられる手は無数にあるので、実際に最適解を出すことは非現実的ですが。
運やスピードに左右されない思考ゲームで、サクサク遊べる反面、考え始めたらいくらでも考えられるゲームです。
ただ、分割するごとにブロックが消えるターンが伸び、そのうち限界が来るため、延々と続くようなゲームでもありません。
1回のプレイは数分で終わるので、テンポよく遊べますね。
まあ、慣れると相応に長くなって来るのですが・・・
冒頭で述べたように万人向けの見た目ではありませんが、手軽に遊べるパズルが嫌いでない方にはオススメです。
・SPL-T(iTunes が起動します)
ヘルプから見られる隠しメッセージから推測するに、Simogoらしく、何かしらの隠し要素が散りばめられている(という風に言われている)ようです。