長い歴史を持つ EA のレーシングゲームシリーズ「Need for Speed」の最新作にして、あの Real Racing を作り出したオーストラリアの開発スタジオ Firemonkeys が制作を担当した・・・
「スマホ向けの」レーシングゲームが公開されました。
「Need for Speed No Limits」です。
改めて言います。「スマホ向け」に作られています。
非常に美しいグラフィックのリアル系レースゲームではありますが、1レースが 40 秒で終わり、ブレーキもアクセルもない簡易的なゲーム。
本格レーシングゲームを期待していると肩すかしを食らうのでご注意下さい。
ただ、そんなゲームですが、私は意外と楽しめています。
ハンドル操作は普通にレースゲームですし、とにかくサクサク遊べて、テンポが良い。
やめられない楽しさがありますね。
まあスタミナ制なので、強制的に中断させられますが。
本体無料の課金型ゲームですが、大型広告や動画広告、パワーアップ待ち時間はなく、海外製の無料アプリとしてはその辺の鬱陶しさは少ないです。
画面をタップして左右に曲がります。
オプションでティルト(傾け)操作やスライド操作にすることも可能。
ブレーキがなく、アクセルも自動なので、基本的にはハンドル操作しか行いません。
ただナイトロ(ニトロ)ゲージがあり、これが貯まってから上にフリックすると急加速することが出来ます。
また、下にフリックするとドリフトに入り、車体を滑らせながらカーブを曲がることが出来ます。
ただ、ドリフトが必要になるカーブはほとんどありません。
ドリフト中はナイトロゲージが貯まるので、そのために行うような感じですね。
レースはライバルと競うものとタイムアタックの2つに大別されますが、走行状態からスタートするもの、逃げるライバルを追いかけるもの、パトカーが妨害するもの、ジャンプ台がたくさんある特殊コースなど、種類は様々。
iTunes のスクリーンショットを見ると「ハチャメチャレーシング」に見えますが、アスファルト ほどハチャメチャな訳ではありません。
ライバルをぶっ飛ばすことが目的になるようなレースはないし、ぶつかれば減速し、ダメージも受けます。
ただ、加速中に対向車にぶつかったりすると、物理シミュレートされた動きでハデに事故ります。
そんなことになったらレースはほぼ負けですが、一応ちゃんとクラッシュシーンはありますね。
どのレースも 40 秒ほどの短時間で終わります。
サーキットを周回するタイプではなく、一本道の公道を走る形。
コースマップはありませんが、次に曲がる方向を示す大きな矢印があり、減速しなくても曲がれるカーブばかりなので、マップがないことの不自由さはあまりありません。
グラフィックはさすが Firemonkeys と言う他なく、細かい車体の再現に加え、ボディーやガラスに映り込む景色も美しく、光の表現も非常に綺麗。
Real Racing シリーズで見せたハイレベルな映像美を、このゲームでも見ることが出来ます。
ただ、使用機種によってグラフィックの質が調整されるようで、旧機種だとそこまで綺麗にはなりません。
反面、古い機種でもプレイ可能で、公式には iPhone 4 も対象になっています。
※スタートシーン。 逆光を受けて輝く車体が美しい。
ここだけアクセルがあり、タコメーターを緑のゾーンにしてスタートするとパーフェクトスタートになります。
※ぶつかって吹っ飛んだ対向車が傷だらけになって転がり中。
自分の車もぶつかると傷が付きますが、修理費も修理待ち時間もないのでご安心を。
なお、このページのグラフィックは iPad Air(初代)でプレイしたものです。
レースにはストーリーモードと言える「アンダーグラウンド」と、出場できるマシンが決められている「マシンシリーズ」の2種類があります。
どちらも勝利すれば賞金と名声、さらにパーツや設計図が手に入ります。
パーツはマシンの強化に必要で、逆に言うと資金だけでは強化できません。
設計図は集めると新マシンを得られるもので、このゲームの車は買うものではなく、設計図を集めてゲットするものです。
またゲット後も設計図を集めることで、マシンのレアリティを高めることが出来ます。
要するに、素材を集めてマシンをゲットして強化する、ソシャゲ的な形になっていると思えば良いでしょう。
レアなパーツをゲットできる課金ガチャもあります。
レースの中には一定以上のパワーのマシンがないと出場できないものもあり、もし手持ちのマシンでその条件を満たせない場合、クリア済みのレースを繰り返して設計図とパーツを地道に集めなければなりません。
ただ、このゲームは海外のこの手のものには珍しく、パワーアップ待ち時間はありません。
パーツさえあればすぐに強化でき、新マシンも設計図を集めたらすぐ入手できます。 納車待ち時間もありません。
無課金でも割とテンポの良い強化を行え、新マシンも入手可能です。
世界中で悲鳴があがった、課金要素と待ち時間がてんこ盛りの Real Racing 3 みたいなことはありません。
マシンはスバル、トヨタ、マツダ、日産、フォード、ポルシェ、フォルクスワーゲンなど、各メーカーの協賛を得て登場している実在の車が 20 台以上あります。
日本車の割合が多いのは日本人には嬉しいですね。
※メニュー画面はこんな感じ。 ビジュアル的に良いです。
アンダーグラウンドにはライバルや協力者との会話シーンがあり、パワーの条件さえ満たしていればどのマシンでも出場可能。
ただし次の章に進むには一定のプレイヤーレベルが必要で、そのための名声を稼ぐには、マシンシリーズのレースも進めなければなりません。
※マシンの強化にはパーツや設計図が必要。 つまりソシャゲで言うところの合成素材。
ただ、無課金でも当面は問題なく進めていける印象です。
多少、設計図を集めるための作業も必要になりますが。
現在、非常にシンプルな「CSR」というレースゲームが世界中で大ヒットしています。
レースゲームと言っても、この CSR でやることはスタートとカーブでボタンを押すだけ。
ハンドル操作はありません。 にも関わらず、シリーズの総ダウンロード数1億以上。
日本では「ドリフトスピリッツ」がその亜種になります。
このゲームは、そんな「CSR」に「Need for Speed」を近付けたものという印象です。
CSR やドリフトスピリッツが取り込んだ「リアルなレースゲームを体験したいライトユーザー」をターゲットにしている感じですね。
ただ、CSR やドリフトスピリッツを「シンプルなミニゲーム」としか感じられなかった私でも、このゲームはちゃんとレースゲームとして楽しめます。
うまく「スマホ向けのお手軽レース」に仕上がっているのではないでしょうか。
本格レースを期待していたヘビーユーザーには勧められませんが、そうでない人には、私的にはオススメです。
・Need for Speed No Limits(iTunes が起動します)
「スマホ向けの」レーシングゲームが公開されました。
「Need for Speed No Limits」です。
改めて言います。「スマホ向け」に作られています。
非常に美しいグラフィックのリアル系レースゲームではありますが、1レースが 40 秒で終わり、ブレーキもアクセルもない簡易的なゲーム。
本格レーシングゲームを期待していると肩すかしを食らうのでご注意下さい。
ただ、そんなゲームですが、私は意外と楽しめています。
ハンドル操作は普通にレースゲームですし、とにかくサクサク遊べて、テンポが良い。
やめられない楽しさがありますね。
まあスタミナ制なので、強制的に中断させられますが。
本体無料の課金型ゲームですが、大型広告や動画広告、パワーアップ待ち時間はなく、海外製の無料アプリとしてはその辺の鬱陶しさは少ないです。
画面をタップして左右に曲がります。
オプションでティルト(傾け)操作やスライド操作にすることも可能。
ブレーキがなく、アクセルも自動なので、基本的にはハンドル操作しか行いません。
ただナイトロ(ニトロ)ゲージがあり、これが貯まってから上にフリックすると急加速することが出来ます。
また、下にフリックするとドリフトに入り、車体を滑らせながらカーブを曲がることが出来ます。
ただ、ドリフトが必要になるカーブはほとんどありません。
ドリフト中はナイトロゲージが貯まるので、そのために行うような感じですね。
レースはライバルと競うものとタイムアタックの2つに大別されますが、走行状態からスタートするもの、逃げるライバルを追いかけるもの、パトカーが妨害するもの、ジャンプ台がたくさんある特殊コースなど、種類は様々。
iTunes のスクリーンショットを見ると「ハチャメチャレーシング」に見えますが、アスファルト ほどハチャメチャな訳ではありません。
ライバルをぶっ飛ばすことが目的になるようなレースはないし、ぶつかれば減速し、ダメージも受けます。
ただ、加速中に対向車にぶつかったりすると、物理シミュレートされた動きでハデに事故ります。
そんなことになったらレースはほぼ負けですが、一応ちゃんとクラッシュシーンはありますね。
どのレースも 40 秒ほどの短時間で終わります。
サーキットを周回するタイプではなく、一本道の公道を走る形。
コースマップはありませんが、次に曲がる方向を示す大きな矢印があり、減速しなくても曲がれるカーブばかりなので、マップがないことの不自由さはあまりありません。
グラフィックはさすが Firemonkeys と言う他なく、細かい車体の再現に加え、ボディーやガラスに映り込む景色も美しく、光の表現も非常に綺麗。
Real Racing シリーズで見せたハイレベルな映像美を、このゲームでも見ることが出来ます。
ただ、使用機種によってグラフィックの質が調整されるようで、旧機種だとそこまで綺麗にはなりません。
反面、古い機種でもプレイ可能で、公式には iPhone 4 も対象になっています。
※スタートシーン。 逆光を受けて輝く車体が美しい。
ここだけアクセルがあり、タコメーターを緑のゾーンにしてスタートするとパーフェクトスタートになります。
※ぶつかって吹っ飛んだ対向車が傷だらけになって転がり中。
自分の車もぶつかると傷が付きますが、修理費も修理待ち時間もないのでご安心を。
なお、このページのグラフィックは iPad Air(初代)でプレイしたものです。
レースにはストーリーモードと言える「アンダーグラウンド」と、出場できるマシンが決められている「マシンシリーズ」の2種類があります。
どちらも勝利すれば賞金と名声、さらにパーツや設計図が手に入ります。
パーツはマシンの強化に必要で、逆に言うと資金だけでは強化できません。
設計図は集めると新マシンを得られるもので、このゲームの車は買うものではなく、設計図を集めてゲットするものです。
またゲット後も設計図を集めることで、マシンのレアリティを高めることが出来ます。
要するに、素材を集めてマシンをゲットして強化する、ソシャゲ的な形になっていると思えば良いでしょう。
レアなパーツをゲットできる課金ガチャもあります。
レースの中には一定以上のパワーのマシンがないと出場できないものもあり、もし手持ちのマシンでその条件を満たせない場合、クリア済みのレースを繰り返して設計図とパーツを地道に集めなければなりません。
ただ、このゲームは海外のこの手のものには珍しく、パワーアップ待ち時間はありません。
パーツさえあればすぐに強化でき、新マシンも設計図を集めたらすぐ入手できます。 納車待ち時間もありません。
無課金でも割とテンポの良い強化を行え、新マシンも入手可能です。
世界中で悲鳴があがった、課金要素と待ち時間がてんこ盛りの Real Racing 3 みたいなことはありません。
マシンはスバル、トヨタ、マツダ、日産、フォード、ポルシェ、フォルクスワーゲンなど、各メーカーの協賛を得て登場している実在の車が 20 台以上あります。
日本車の割合が多いのは日本人には嬉しいですね。
※メニュー画面はこんな感じ。 ビジュアル的に良いです。
アンダーグラウンドにはライバルや協力者との会話シーンがあり、パワーの条件さえ満たしていればどのマシンでも出場可能。
ただし次の章に進むには一定のプレイヤーレベルが必要で、そのための名声を稼ぐには、マシンシリーズのレースも進めなければなりません。
※マシンの強化にはパーツや設計図が必要。 つまりソシャゲで言うところの合成素材。
ただ、無課金でも当面は問題なく進めていける印象です。
多少、設計図を集めるための作業も必要になりますが。
現在、非常にシンプルな「CSR」というレースゲームが世界中で大ヒットしています。
レースゲームと言っても、この CSR でやることはスタートとカーブでボタンを押すだけ。
ハンドル操作はありません。 にも関わらず、シリーズの総ダウンロード数1億以上。
日本では「ドリフトスピリッツ」がその亜種になります。
このゲームは、そんな「CSR」に「Need for Speed」を近付けたものという印象です。
CSR やドリフトスピリッツが取り込んだ「リアルなレースゲームを体験したいライトユーザー」をターゲットにしている感じですね。
ただ、CSR やドリフトスピリッツを「シンプルなミニゲーム」としか感じられなかった私でも、このゲームはちゃんとレースゲームとして楽しめます。
うまく「スマホ向けのお手軽レース」に仕上がっているのではないでしょうか。
本格レースを期待していたヘビーユーザーには勧められませんが、そうでない人には、私的にはオススメです。
・Need for Speed No Limits(iTunes が起動します)
ちなみにipadmini4だと、グラフィックが酷いです笑