良くあるタイプの 3D ランニングゲームでありながら、軽快な BGM と疾走感、テンポの良さと派手なクラッシュシーンのおかげで思わず繰り返してしまう、レーシング型ショートゲームが公開されています。
Dashy Crashy」です。

ゲームウォッチ型」とも言えるシンプルな内容ですが、他の車が勝手に事故ってハデに吹っ飛び、それに巻き込まれたりすることもある、予測の付かないクラッシュシーンが特徴のゲームです。
また明るいボイスとサウンドの非常に「ノリ」の良いゲームで、Emoji による表現もユニーク。
終始楽しげな雰囲気なのも良いですね。

システムは「クロッシーロード系」とも言え、短いサイクルのゲームを繰り返し、豊富な自機を集めていくスタイル。
アプリ本体は無料ですが、何度かプレイするごとに動画広告が表示されます。
ただ、この広告は一度でも課金をすると非表示になります。

Dashy Crashy

車が自動で走り続け、画面を左右にフリックすると隣の車線に移動します。
後は他の車を避けてひたすら走り続けるのみ。 ゲームとしては非常にシンプル。
ぶつかったらゲームオーバーですね。

ルール説明はこれでほぼ終わりなのですが、たまに警告が表示され、後方からパトカーや逃走車、UFO などが走ってきます。
そしてそれがなんと、他の車のボコボコはね飛ばしながら暴走していきます。

事故って吹っ飛ぶ車はちゃんと物理シミュレートされた動きで、リアルかつ滑らかに飛んでいきます。
これを素早くかわさなければなりません。
どういう風に事故が起こるかは解らず、多重事故で大惨事になったりして、予想外の事態になるのがゲームの難しさであり、面白さでもあります。

他にも渋滞や事故現場などのイベントが発生し、何もイベントがなくても他の車が接触して事故が起きることがあります。

また、前にフリックすると加速、後ろにフリックすると減速できます。
ゲーム的にはゆっくり走った方が安全なのですが、それだと点効率が悪くなるので、何も起きてない時は早めに走ってスコアを稼ぎ、暴走車が来たら減速して慎重に抜けるのが基本でしょうか。

Dashy Crashy
※事故ってしまって「見ざる聞かざる言わざる」。 ちなみに来年はサル年。
絵文字というか「Emoji」の演出がユニークです。 意味は解ってないんだろうけど、目も当てられない大惨事ってことなんでしょうね。
右は「事故現場あり注意」のフキダシ。


冒頭でも述べたようにクロッシーロードのスタイルで、たくさんある自機(車)をコレクションするのが目的の1つになります。
ただ、このゲームで新しい車を手に入れる方法は「一定のスコアを獲得する」ことで、コインを集めたり、ガチャを回すのではありません。

プレイ中のスコアが 100 を越えるとランク D、250 でランク C、500 でランク B と上がっていき、このランクに応じた車が手に入ります。
よって上位ランクの車が欲しい場合は、頑張って高スコアを出さなければなりません。

このゲームの車には性能差があって、スポーツカーは速度が速く、大型車は耐久性に勝ります。
トラックだと4回ぐらいぶつかっても平気なので、手に入ればゲームはかなりラクになりますね。
ただ、同じ車ばかり使っていたのでは新車は手に入らないので、コレクションを増やしたいなら色々な車で高スコアを目指す必要があります。

難点は何度かプレイすると動画広告が出て来ることで、テンポとノリが良いゲームだけに、動画広告でそれが中断されるデメリットを強く感じます

ただ、1度でも車を購入する課金を行うと、以後広告は一切出なくなります。
買うのはどの車でも良く、低ランクの車なら 120 円なので、つまりこの値段で広告非表示に出来ます。
そう考えると安いと言えますね。

Dashy Crashy
※新しい車はゲーム中にプレゼントボックスのフキダシを出している車を追い抜くことで獲得できます。
このプレゼントの車はランダムではなく、一定スコアで現れるので、ゲームを頑張るしかないですね。
右はゲームオーバー時のシーン。 事故った自分の車に他の車が追突し、大事故に発展して行く様子を見ながらの終了となりますw


適度に難しく、テンポとスピード感が良いため、ついハマってしまうゲームです。
スマホには数え切れないぐらいあるタイプのゲームですが、その中では間違いなく上位でしょう。

私はクロッシーロードはそんなに楽しいと思えなかったのですが、このゲームは面白いです。
ルールが簡単で見栄えも良く、重課金もスタミナもない、万人にお勧めできるゲームですね。

Dashy Crashy(iTunes が起動します)