「FTL+放置ゲー」。
宇宙戦艦を建設し、船員を雇用し、戦闘を繰り返しながら資源を集め、より強いな船を作り上げていく宇宙戦争のゲームが公開されています。
「Pixel Starships : 8Bit Space Sim Strategy MMO RPG」です。 名前長すぎ。
このゲームは宇宙戦争のサバイバル・ローグライクゲーム「FTL」をベースとしていて、戦闘システムはまさに FTL の模倣と言えます。
一方、船の拡張には待ち時間が必要で、資源も生産施設を作ってしばらく待ったあと、タップで回収するという農園ゲーム型。
戦闘でも資源を得られますが、基本的には開発シーンは放置ゲームですね。
すでに世界的な人気作になりつつあり、ドットのグラフィックにも親しみがあります。
アプリ本体は無料で、課金はありますが必須ではなく、広告もありません。
開発はオーストラリアの小メーカーのようです。



まずは宇宙戦艦を作ります。
最初に船を 海賊型・連邦型・エイリアン型 から選ぶのですが、見た目の違いであって、有利不利はないようです。
船には最初、操舵室(BRD)、エンジン(ENG)、動力室(REA)、船室(BED)しかありません。
ミクっぽい声のナビゲーターの指示でレーザー室(MLZ)も作りますが、これ以上は資源を集めて自分で増設しなければなりません。
資源を戦闘以外で増やすには、まず Resource(資源施設)の採掘室(MIN)とガス収集所(GAS)を設置する必要があります。
建設が終わると一定時間ごとに資源を集めてくれるので、タップで回収。
レーザー室も「武器 兼 採掘レーザー」なので、鉱石を集めてくれます。
資源を持ち切れなくなったら鉱物庫(MST)とガス貯蔵庫(GST)も必要になります。
資源が貯まれば設備の強化を行え、船自体のアップグレードも可能。
船をアップグレードすれば利用できる設備が増え、強化上限も増加、船自体も大きくなって、より多くの設備を配置できるようになります。
ただしこのゲームは設備の設置、強化、採掘、その全てに待ち時間が必要です。
放置系の開発ゲームなので、ここはノンビリやるしかありませんね。

※まずは Mine と Gas Collector を作ってどんどん強化し、生産力を高めましょう。
作った施設は格納していつでも置き換えられるので、ガスが欲しい時はドリルをしまってガス収集所を多くするなど、状況に合わせて入れ替える事が出来ます。

※船員の雇用はガチャ。 ただ必要になるのは課金通貨ではなく鉱石。
上位の雇用は研究所を作ってリサーチしないと利用できません。
船員を多く配置するには船室(ベッドルーム)の増設と強化が必要になります。
資源は待つ以外に、「戦闘に勝つ」ことでも手に入ります。
Mission のボタンを押すと、他プレイヤーの戦艦と戦う PVP、ストーリーが進行するメインミッション、1日ごとに利用回数が回復するサブミッションの3つが提示されます。
どれも選択すると敵艦が現れ、ATTACK で戦闘開始。
戦闘は半自動で進行しますが、各設備へのパワー供給や、狙う場所の指示などはプレイヤーが行わなければなりません。
まずは画面下にアイコンが並んでいるので、これを上にスライドしてパワーを充填。
下にスライドすると逆にパワーを削減します。
とりあえずレーザーにパワーを供給しないと攻撃が出来ません。
その後、レーザーの照準ボタンを狙いたい場所にドラッグして、ターゲットを決めます。
相手のレーザー室やミサイル室を破壊すれば攻撃を止められ、リアクター(動力室)を破壊すればパワー供給を遮断できます。
シールドがある場合、シールド室を破壊すればその発動を止められます。
もちろん相手も撃ってくるので、こちらの施設がダメージを受けることもあります。
ダメージを受けた部屋には船員を移動させ、修理を行わせましょう。
破壊した部屋にさらに攻撃を加えると船の HP が減少し、0 になれば撃沈。
勝利すれば資源を得られ、PVP なら名声も増えます。
負けても大きなデメリットはないようですが、画面上部の ESCAPE の表示をタップすれば逃走も可能です。
まあ要するに、FTL の戦闘と同じなので、そちらをやったことがある人ならすぐに理解できるでしょう。
戦闘後、ダメージを受けた部屋は自動で修理され、やられた船員も復活します。
ただし減少した船の HP は回復まで少し時間がかかります。

※攻撃が敵船のリアクターにヒット! まずは相手の動力を断つのが定石。
パワーの総量が足りない時は、どの装備を優先するか、パワーのやり繰りをしなければなりません。
基本的には資源を回収して船を強化、強化した船で戦闘、この繰り返しですね。
船をアップグレードすればシールド室やミサイル室、テレポーター、作戦司令室なども登場。
シールドはレーザーを防げるので中盤からの戦いには必須です。
ミサイルはシールドを無視できますが、事前に弾薬を作っておく必要があります。
テレポーターは敵船に斬り込むための設備。
この辺も FTL を踏襲していますね。
一方、作戦司令室は AI の設定が可能で、これはこのゲームのオリジナル要素。
武器やシールド、船員の行動パターンを決められ、例えば「レーザーはすぐパワーを最大充填してリアクターを狙う」、「ミサイルはシールドがある時はパワーを充填するが、シールドが破れている時は(シールドへのパワー供給を優先したいので)パワーを止める」、「船員は普段はレーザー室で作業をしているが、リアクターの HP が 50 %を切ったらそちらに修理に向かう」といった設定を行えます。
このゲームにはクラクラ系のような襲撃の要素があり、他のプレイヤーに襲われた時はこの AI 設定に従って戦うので、防戦のためにも必要になります。

※船員の AI 設定の一例。 リアクターやミサイル室がダメージを受けたらそちらに修理に向かうが、普段はレーザー室にいるようにしています。
このように設定にしておかないと、他の部屋がダメージを受けた時にほったらかしになります。
武器はパワーの最大充填とターゲットの選択、ミサイルの場合は使用ミサイルのセットも忘れずに。
テレポーターがあって斬り込みをしたいなら、乗り込む敵船の部屋を指定する必要があります。
コマンドルームは船のレベルが4で登場します。
現時点(2016/1)の難点は、ゲームバランスやサーバーアクセスなどに問題があること。
戦闘はリアクター(動力)さえ止めてしまえば、パワーの供給ができなくなってレーザーもシールドも止まるので、基本的にリアクターへの集中攻撃で OK。
いまいち戦略性が低いです。
※後日追記:ゲームがかなり進めば、リアクターの耐久力が高まるため、破壊しやすい武器やシールドを先に狙うのも有効になります。
加えて、エンジンはミサイルの回避率を上昇させる施設ですが、相手にミサイルがない場合は全く意味がありません。 レーザーは必中なのでかわせません。
それに敵にミサイルがあっても、リアクターやミサイル室を撃って止めた方が良いです。
さらに操舵室は逃走率に影響しますが、負けても目立ったデメリットがないし、逃げない時は使わないので、やっぱり意味がない。
よって船内のスペースを確保するため、両方とも格納しておいた方が良いのですが、操舵室とエンジンがない宇宙船ってどうなんだ。
またサーバーへのアクセスがまだ不安定で、エラーが出たり、PVP でいつまで経っても対戦相手が見つからなかったりすることがあります。
起動に時間がかかることもあり、まだ安定していない印象がありますね。

※これはテレポーターで乗り込まれて絶体絶命の状態。 敵船への斬り込みは船のレベルが5から発生します。
とにかくリアクターを守れるかどうかが勝負の分かれ目。
リアクターには必ず船員を置き、被弾してもすぐ修理できるようにしておきましょう。
楽しめるゲームですが、早い段階で強化に数時間が必要になり、戦闘したい時にもなかなか行えない場合が多いので、ちょっとヤキモキするのも本音。
ただ放置ゲームなので、長期的に開発していく面白さがあります。
「待ち時間なしで遊びたいなら FTL をやれ」って話でもありますし・・・
今はまだ色々と調整不足の印象ですが、徐々に改善されていくと思います。
ちょっとカイロっぽいドットグラフィックも良いし、運営が良ければ人気は長続きするのではないでしょうか。
開発 SLG と戦術 SLG の双方が好きな方にオススメ。
無料ですし、試してみて損のないアプリだと思います。
・Pixel Starships(iTunes が起動します)
宇宙戦艦を建設し、船員を雇用し、戦闘を繰り返しながら資源を集め、より強いな船を作り上げていく宇宙戦争のゲームが公開されています。
「Pixel Starships : 8Bit Space Sim Strategy MMO RPG」です。 名前長すぎ。
このゲームは宇宙戦争のサバイバル・ローグライクゲーム「FTL」をベースとしていて、戦闘システムはまさに FTL の模倣と言えます。
一方、船の拡張には待ち時間が必要で、資源も生産施設を作ってしばらく待ったあと、タップで回収するという農園ゲーム型。
戦闘でも資源を得られますが、基本的には開発シーンは放置ゲームですね。
すでに世界的な人気作になりつつあり、ドットのグラフィックにも親しみがあります。
アプリ本体は無料で、課金はありますが必須ではなく、広告もありません。
開発はオーストラリアの小メーカーのようです。



まずは宇宙戦艦を作ります。
最初に船を 海賊型・連邦型・エイリアン型 から選ぶのですが、見た目の違いであって、有利不利はないようです。
船には最初、操舵室(BRD)、エンジン(ENG)、動力室(REA)、船室(BED)しかありません。
ミクっぽい声のナビゲーターの指示でレーザー室(MLZ)も作りますが、これ以上は資源を集めて自分で増設しなければなりません。
資源を戦闘以外で増やすには、まず Resource(資源施設)の採掘室(MIN)とガス収集所(GAS)を設置する必要があります。
建設が終わると一定時間ごとに資源を集めてくれるので、タップで回収。
レーザー室も「武器 兼 採掘レーザー」なので、鉱石を集めてくれます。
資源を持ち切れなくなったら鉱物庫(MST)とガス貯蔵庫(GST)も必要になります。
資源が貯まれば設備の強化を行え、船自体のアップグレードも可能。
船をアップグレードすれば利用できる設備が増え、強化上限も増加、船自体も大きくなって、より多くの設備を配置できるようになります。
ただしこのゲームは設備の設置、強化、採掘、その全てに待ち時間が必要です。
放置系の開発ゲームなので、ここはノンビリやるしかありませんね。

※まずは Mine と Gas Collector を作ってどんどん強化し、生産力を高めましょう。
作った施設は格納していつでも置き換えられるので、ガスが欲しい時はドリルをしまってガス収集所を多くするなど、状況に合わせて入れ替える事が出来ます。

※船員の雇用はガチャ。 ただ必要になるのは課金通貨ではなく鉱石。
上位の雇用は研究所を作ってリサーチしないと利用できません。
船員を多く配置するには船室(ベッドルーム)の増設と強化が必要になります。
資源は待つ以外に、「戦闘に勝つ」ことでも手に入ります。
Mission のボタンを押すと、他プレイヤーの戦艦と戦う PVP、ストーリーが進行するメインミッション、1日ごとに利用回数が回復するサブミッションの3つが提示されます。
どれも選択すると敵艦が現れ、ATTACK で戦闘開始。
戦闘は半自動で進行しますが、各設備へのパワー供給や、狙う場所の指示などはプレイヤーが行わなければなりません。
まずは画面下にアイコンが並んでいるので、これを上にスライドしてパワーを充填。
下にスライドすると逆にパワーを削減します。
とりあえずレーザーにパワーを供給しないと攻撃が出来ません。
その後、レーザーの照準ボタンを狙いたい場所にドラッグして、ターゲットを決めます。
相手のレーザー室やミサイル室を破壊すれば攻撃を止められ、リアクター(動力室)を破壊すればパワー供給を遮断できます。
シールドがある場合、シールド室を破壊すればその発動を止められます。
もちろん相手も撃ってくるので、こちらの施設がダメージを受けることもあります。
ダメージを受けた部屋には船員を移動させ、修理を行わせましょう。
破壊した部屋にさらに攻撃を加えると船の HP が減少し、0 になれば撃沈。
勝利すれば資源を得られ、PVP なら名声も増えます。
負けても大きなデメリットはないようですが、画面上部の ESCAPE の表示をタップすれば逃走も可能です。
まあ要するに、FTL の戦闘と同じなので、そちらをやったことがある人ならすぐに理解できるでしょう。
戦闘後、ダメージを受けた部屋は自動で修理され、やられた船員も復活します。
ただし減少した船の HP は回復まで少し時間がかかります。

※攻撃が敵船のリアクターにヒット! まずは相手の動力を断つのが定石。
パワーの総量が足りない時は、どの装備を優先するか、パワーのやり繰りをしなければなりません。
基本的には資源を回収して船を強化、強化した船で戦闘、この繰り返しですね。
船をアップグレードすればシールド室やミサイル室、テレポーター、作戦司令室なども登場。
シールドはレーザーを防げるので中盤からの戦いには必須です。
ミサイルはシールドを無視できますが、事前に弾薬を作っておく必要があります。
テレポーターは敵船に斬り込むための設備。
この辺も FTL を踏襲していますね。
一方、作戦司令室は AI の設定が可能で、これはこのゲームのオリジナル要素。
武器やシールド、船員の行動パターンを決められ、例えば「レーザーはすぐパワーを最大充填してリアクターを狙う」、「ミサイルはシールドがある時はパワーを充填するが、シールドが破れている時は(シールドへのパワー供給を優先したいので)パワーを止める」、「船員は普段はレーザー室で作業をしているが、リアクターの HP が 50 %を切ったらそちらに修理に向かう」といった設定を行えます。
このゲームにはクラクラ系のような襲撃の要素があり、他のプレイヤーに襲われた時はこの AI 設定に従って戦うので、防戦のためにも必要になります。

※船員の AI 設定の一例。 リアクターやミサイル室がダメージを受けたらそちらに修理に向かうが、普段はレーザー室にいるようにしています。
このように設定にしておかないと、他の部屋がダメージを受けた時にほったらかしになります。
武器はパワーの最大充填とターゲットの選択、ミサイルの場合は使用ミサイルのセットも忘れずに。
テレポーターがあって斬り込みをしたいなら、乗り込む敵船の部屋を指定する必要があります。
コマンドルームは船のレベルが4で登場します。
現時点(2016/1)の難点は、ゲームバランスやサーバーアクセスなどに問題があること。
戦闘はリアクター(動力)さえ止めてしまえば、パワーの供給ができなくなってレーザーもシールドも止まるので、基本的にリアクターへの集中攻撃で OK。
いまいち戦略性が低いです。
※後日追記:ゲームがかなり進めば、リアクターの耐久力が高まるため、破壊しやすい武器やシールドを先に狙うのも有効になります。
加えて、エンジンはミサイルの回避率を上昇させる施設ですが、相手にミサイルがない場合は全く意味がありません。 レーザーは必中なのでかわせません。
それに敵にミサイルがあっても、リアクターやミサイル室を撃って止めた方が良いです。
さらに操舵室は逃走率に影響しますが、負けても目立ったデメリットがないし、逃げない時は使わないので、やっぱり意味がない。
よって船内のスペースを確保するため、両方とも格納しておいた方が良いのですが、操舵室とエンジンがない宇宙船ってどうなんだ。
またサーバーへのアクセスがまだ不安定で、エラーが出たり、PVP でいつまで経っても対戦相手が見つからなかったりすることがあります。
起動に時間がかかることもあり、まだ安定していない印象がありますね。

※これはテレポーターで乗り込まれて絶体絶命の状態。 敵船への斬り込みは船のレベルが5から発生します。
とにかくリアクターを守れるかどうかが勝負の分かれ目。
リアクターには必ず船員を置き、被弾してもすぐ修理できるようにしておきましょう。
楽しめるゲームですが、早い段階で強化に数時間が必要になり、戦闘したい時にもなかなか行えない場合が多いので、ちょっとヤキモキするのも本音。
ただ放置ゲームなので、長期的に開発していく面白さがあります。
「待ち時間なしで遊びたいなら FTL をやれ」って話でもありますし・・・
今はまだ色々と調整不足の印象ですが、徐々に改善されていくと思います。
ちょっとカイロっぽいドットグラフィックも良いし、運営が良ければ人気は長続きするのではないでしょうか。
開発 SLG と戦術 SLG の双方が好きな方にオススメ。
無料ですし、試してみて損のないアプリだと思います。
・Pixel Starships(iTunes が起動します)
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