デッキ構築型カードゲームと RPG を融合させた、非常に戦略性の高いゲーム「DeckDeDungeon」(DDD)シリーズ。
個人作成でありながら、そこいらの中小メーカーでは足元にも及ばない程の優れたゲーム性を持つシリーズですが、その最新作が iOS にも登場しました。
「DeckDeDungeon2 - Deck building RPG」です。
カードバトルの RPG ですが、敵を倒すごとに新しいカードが手に入り、それによってデッキ(山札)の枚数がどんどん増えていくのが特徴です。
ドミニオン(Dominion)をやったことがある方なら解ると思いますが、こうしたデッキ構築型のゲームは枚数が増えるほど各カードの回転率が悪化していくため、カードの取り方が悪いと墓穴を掘ります。
どのカードを集め、どういう方法で敵を倒し、どうやって厄介な特殊攻撃に対応していくか、それらを考えながら進めていく思考性の高いゲームですね。
名前は「DeckDeDungeon2」ですが、シリーズの3作目にあたります。
見た目は1作目の DeckDeDungeon より、2作目の DeckDeFantasy の方に近いですね。
しかし内容は1とも2とも異なっており、「デッキ構築型カードゲーム+RPG」というスタイルは同じですが、新しいルールのゲームになっています。
アプリ本体は無料ですが、下部にバナー広告があり、ガチャやスタミナもあります。
ただ1プレイが 20 分ほどかかるゲームなので、スタミナは全く気になりません。もう存在が疑問な程に。
ガチャに必要な課金通貨もゲームの進行やクエストの達成で相応に手に入ります。
バナー広告は課金すれば消え、強制の全画面広告などはありません。
DeckDeDungeon(1)は攻撃カードの効果をスキルカードで強化するシステムで、この2つをセットで使っていました。
DeckDeFantasy は6人のメンバーでパーティーを組み、そのメンバーがスキルを持っていて、それとカードの組み合わせが重要になっていました。
そして今作は・・・ パーティー制ではなくなり、初代のスタイルに近くなっています。
レベルアップや装備はなく、ガチャや冒険で得たカードで 10 枚の初期デッキを組んでスタート。
5枚の手札を1枚ずつ出して敵にダメージを与えていきます。
今までと大きく違うのは「1枚ずつ」という点。
従来は複数のカードをセットで出して、その合計分のダメージを与えていましたが、今回は攻撃カードを1枚出すごとに攻撃を行います。
そして多くのカードにしばらく継続する「状態変化」が付いていて、それを利用して攻撃を強くしていきます。
例えば、攻撃に毒を追加する効果を獲得してから連続攻撃のカードを出すとか、回復した分だけ敵にダメージを与えられるカードを使ってから回復カードを出しまくる、といった感じですね。
状態変化の数に制限はなく、10 以上の変化が同時にかかった状態になるのも茶飯事です。
複数の状態変化を貯めに貯めてから攻撃を行えば、超強力な攻撃を叩き込むことが可能です。
もちろんそのためには、準備に必要なカードをデッキに集めておく必要がありますが。
もう1つ今作で変わったのは、1ターンに何度でもカードを出せること。
カードには「コスト」があり、出すごとにその分だけ「PP」と呼ばれるポイントが減っていきますが、PP が尽きるまでは何度でもカードを出せます。
PP を貯めたい時は出さずにパスすることも可能で、うまくいけば PP を回復するカードと手札を補充するカードを併用し、「ずっと俺のターン!」をすることもできます。
もちろん、永久に「ずっと」はムリですが。
ターンを終了させると手札が補充され、敵に付いているカウンターが減り、0 になると攻撃を行ってきます。
今作のプレイヤーの最大 HP は 20 で、これは大きく増減しません。
よってそんなにインフレしたダメージを受けることは、当面はありません。
ただ最大 HP が低い分、ダメージはこまめに回復しないと危険ですし、マイナスの状態変化は早く対処しないと致命的になります。
敵を倒すと5枚のカードが提示され、その中から1枚をデッキに加えることになります。
「カードを取らない」という選択は出来ず、どれを選ぶかが重要。
出て来るカードはランダムなので運も絡みますが、ローグ的なシステムと言えるでしょう。
山札がなくなると捨て札がシャッフルされて、新たな山札になります。
同じデッキが繰り返し使用され、山札が尽きてゲームが終わるということはありません。
※左はデッキ構築画面。 デッキは多数登録できて、名前も付けられます。
この画像はガードで攻撃もできる「盾撃」スキルで戦う攻防一体デッキにしています。
ただしガードは先制攻撃に弱いので、それを防ぐ警戒のカードが欲しいところ。 また、どんなにガードを固めても食らう時は食らうので回復カードも必要。
右は連続攻撃の「カマイタチ」で毒やら何やら入れているところ。
カマイタチはコスト1、レアリティ1、攻撃1の最弱カードですが、低コストで3回攻撃できるため使い方次第ではすごく強いです。
今作は 20 階、つまり 20 体の敵を倒せばクリアになります。
よって今までより早くケリが付きます。
しかし簡単という訳ではなく、むしろ難易度は高め。
最初のうちは 10 階あたりでダウンすることになるでしょう。
ボスの打倒に成功するか、途中で倒れると、成果に応じたコインや名声、カードなどの報酬を貰えます。
コインや名声は初期デッキ用のカードの購入に使え、名声は上位難易度のアンロックにも使用します。
カードの最大の入手方法はガチャですが、課金通貨のダイヤはクエストの達成(および任意動画広告の閲覧)でも獲得できます。
初期デッキは前述したように 10 枚で構成します。
そんなに多くなく、ゲーム中に得られるカードも 20 階で終わりと言うことは、19 枚しか入手機会がないことになります。
その分、初期デッキに入れるカードが重要。
明確な戦略を持ってカードを構成しないと、後のステージや上位の難易度では太刀打ちできません。
もちろん強いカードがないとなかなか強いデッキは組めませんが、強カードはコストも高いので扱い辛くなります。
今回は「単に弱いカード」というのはなく、どれも使い道があるので、プレイヤーの経験と、そこから導き出すデッキのコンセプトがもっとも重要になりますね。
※ダンジョンは最初はチュートリアルを含めて2つしかありませんが、ゲームの進行によって増えていきます。
難易度は名声でアンロックするので無駄遣いはしないように。
イベントダンジョンやランキング専用ダンジョンも用意されていますが、ランキングダンジョンには使用禁止カードがあるので注意。
キャラクターの育成要素はなくなりましたが、カードが貯まっていくことで確実にデッキ構成の幅が広がっていくので、その点での「RPG 感」はあります。
ゲームも解りやすくなり、1プレイの長さも短縮され、遊びやすくなりました。
また攻撃時に様々な状態異常やダメージがバシバシと連続で入るので、「作戦が決まった感」も強くなっています。
もうゲームシステム的には、ドミニオン から大きく離れた印象です。
初代の DeckDeDungeon は「ドミニオンを RPG にしたもの」という感じでしたが、その頃の面影はありません。
シリーズ作を3つ作って、それぞれルールが異なり、各ゲームに固有に面白さがあるのは凄いと思います。
前作の DeckDeFantasy は当初、アプリの完成度が低く、落ちまくる・巻き戻りまくる問題がありましたが、今回はそれも改善されています。
まあ、今でもプレイ中に引っかかることは間々あり、内容の割にはバッテリーの消耗も大きいのですが、前のように落ちまくることはないし、少なくとも iPhone 6 Plus では快適に遊べています。
私は前作もかなりハマっていたのですが、今作もすでにハマっています。
ホントにこのシリーズはハズレがないですね。
延々と遊べる、オススメのアプリです。
・DeckDeDungeon2 - Deck building RPG(iTunes が起動します)
個人作成でありながら、そこいらの中小メーカーでは足元にも及ばない程の優れたゲーム性を持つシリーズですが、その最新作が iOS にも登場しました。
「DeckDeDungeon2 - Deck building RPG」です。
カードバトルの RPG ですが、敵を倒すごとに新しいカードが手に入り、それによってデッキ(山札)の枚数がどんどん増えていくのが特徴です。
ドミニオン(Dominion)をやったことがある方なら解ると思いますが、こうしたデッキ構築型のゲームは枚数が増えるほど各カードの回転率が悪化していくため、カードの取り方が悪いと墓穴を掘ります。
どのカードを集め、どういう方法で敵を倒し、どうやって厄介な特殊攻撃に対応していくか、それらを考えながら進めていく思考性の高いゲームですね。
名前は「DeckDeDungeon2」ですが、シリーズの3作目にあたります。
見た目は1作目の DeckDeDungeon より、2作目の DeckDeFantasy の方に近いですね。
しかし内容は1とも2とも異なっており、「デッキ構築型カードゲーム+RPG」というスタイルは同じですが、新しいルールのゲームになっています。
アプリ本体は無料ですが、下部にバナー広告があり、ガチャやスタミナもあります。
ただ1プレイが 20 分ほどかかるゲームなので、スタミナは全く気になりません。もう存在が疑問な程に。
ガチャに必要な課金通貨もゲームの進行やクエストの達成で相応に手に入ります。
バナー広告は課金すれば消え、強制の全画面広告などはありません。
DeckDeDungeon(1)は攻撃カードの効果をスキルカードで強化するシステムで、この2つをセットで使っていました。
DeckDeFantasy は6人のメンバーでパーティーを組み、そのメンバーがスキルを持っていて、それとカードの組み合わせが重要になっていました。
そして今作は・・・ パーティー制ではなくなり、初代のスタイルに近くなっています。
レベルアップや装備はなく、ガチャや冒険で得たカードで 10 枚の初期デッキを組んでスタート。
5枚の手札を1枚ずつ出して敵にダメージを与えていきます。
今までと大きく違うのは「1枚ずつ」という点。
従来は複数のカードをセットで出して、その合計分のダメージを与えていましたが、今回は攻撃カードを1枚出すごとに攻撃を行います。
そして多くのカードにしばらく継続する「状態変化」が付いていて、それを利用して攻撃を強くしていきます。
例えば、攻撃に毒を追加する効果を獲得してから連続攻撃のカードを出すとか、回復した分だけ敵にダメージを与えられるカードを使ってから回復カードを出しまくる、といった感じですね。
状態変化の数に制限はなく、10 以上の変化が同時にかかった状態になるのも茶飯事です。
複数の状態変化を貯めに貯めてから攻撃を行えば、超強力な攻撃を叩き込むことが可能です。
もちろんそのためには、準備に必要なカードをデッキに集めておく必要がありますが。
もう1つ今作で変わったのは、1ターンに何度でもカードを出せること。
カードには「コスト」があり、出すごとにその分だけ「PP」と呼ばれるポイントが減っていきますが、PP が尽きるまでは何度でもカードを出せます。
PP を貯めたい時は出さずにパスすることも可能で、うまくいけば PP を回復するカードと手札を補充するカードを併用し、「ずっと俺のターン!」をすることもできます。
もちろん、永久に「ずっと」はムリですが。
ターンを終了させると手札が補充され、敵に付いているカウンターが減り、0 になると攻撃を行ってきます。
今作のプレイヤーの最大 HP は 20 で、これは大きく増減しません。
よってそんなにインフレしたダメージを受けることは、当面はありません。
ただ最大 HP が低い分、ダメージはこまめに回復しないと危険ですし、マイナスの状態変化は早く対処しないと致命的になります。
敵を倒すと5枚のカードが提示され、その中から1枚をデッキに加えることになります。
「カードを取らない」という選択は出来ず、どれを選ぶかが重要。
出て来るカードはランダムなので運も絡みますが、ローグ的なシステムと言えるでしょう。
山札がなくなると捨て札がシャッフルされて、新たな山札になります。
同じデッキが繰り返し使用され、山札が尽きてゲームが終わるということはありません。
※左はデッキ構築画面。 デッキは多数登録できて、名前も付けられます。
この画像はガードで攻撃もできる「盾撃」スキルで戦う攻防一体デッキにしています。
ただしガードは先制攻撃に弱いので、それを防ぐ警戒のカードが欲しいところ。 また、どんなにガードを固めても食らう時は食らうので回復カードも必要。
右は連続攻撃の「カマイタチ」で毒やら何やら入れているところ。
カマイタチはコスト1、レアリティ1、攻撃1の最弱カードですが、低コストで3回攻撃できるため使い方次第ではすごく強いです。
今作は 20 階、つまり 20 体の敵を倒せばクリアになります。
よって今までより早くケリが付きます。
しかし簡単という訳ではなく、むしろ難易度は高め。
最初のうちは 10 階あたりでダウンすることになるでしょう。
ボスの打倒に成功するか、途中で倒れると、成果に応じたコインや名声、カードなどの報酬を貰えます。
コインや名声は初期デッキ用のカードの購入に使え、名声は上位難易度のアンロックにも使用します。
カードの最大の入手方法はガチャですが、課金通貨のダイヤはクエストの達成(および任意動画広告の閲覧)でも獲得できます。
初期デッキは前述したように 10 枚で構成します。
そんなに多くなく、ゲーム中に得られるカードも 20 階で終わりと言うことは、19 枚しか入手機会がないことになります。
その分、初期デッキに入れるカードが重要。
明確な戦略を持ってカードを構成しないと、後のステージや上位の難易度では太刀打ちできません。
もちろん強いカードがないとなかなか強いデッキは組めませんが、強カードはコストも高いので扱い辛くなります。
今回は「単に弱いカード」というのはなく、どれも使い道があるので、プレイヤーの経験と、そこから導き出すデッキのコンセプトがもっとも重要になりますね。
※ダンジョンは最初はチュートリアルを含めて2つしかありませんが、ゲームの進行によって増えていきます。
難易度は名声でアンロックするので無駄遣いはしないように。
イベントダンジョンやランキング専用ダンジョンも用意されていますが、ランキングダンジョンには使用禁止カードがあるので注意。
キャラクターの育成要素はなくなりましたが、カードが貯まっていくことで確実にデッキ構成の幅が広がっていくので、その点での「RPG 感」はあります。
ゲームも解りやすくなり、1プレイの長さも短縮され、遊びやすくなりました。
また攻撃時に様々な状態異常やダメージがバシバシと連続で入るので、「作戦が決まった感」も強くなっています。
もうゲームシステム的には、ドミニオン から大きく離れた印象です。
初代の DeckDeDungeon は「ドミニオンを RPG にしたもの」という感じでしたが、その頃の面影はありません。
シリーズ作を3つ作って、それぞれルールが異なり、各ゲームに固有に面白さがあるのは凄いと思います。
前作の DeckDeFantasy は当初、アプリの完成度が低く、落ちまくる・巻き戻りまくる問題がありましたが、今回はそれも改善されています。
まあ、今でもプレイ中に引っかかることは間々あり、内容の割にはバッテリーの消耗も大きいのですが、前のように落ちまくることはないし、少なくとも iPhone 6 Plus では快適に遊べています。
私は前作もかなりハマっていたのですが、今作もすでにハマっています。
ホントにこのシリーズはハズレがないですね。
延々と遊べる、オススメのアプリです。
・DeckDeDungeon2 - Deck building RPG(iTunes が起動します)
シリーズで一番ハマってしまいそうです。
しかし、謎なのが、これってゲーム中スタミナって回復するのでしょうか?
iPhoneACさんで知って、ずーっとプレイしてるのですが
スタミナ減る一方で回復せず、残り一個なのですが…。