シリーズ累計ダウンロード数 20 億以上とさえ言われる、世界的大ヒットゲーム Angry Birds(アングリーバード)
しかし最近は伸び悩んでいて、近年の世界規模のダウンロード数では クラッシュオブクランキャンディークラッシュ に後れを取っています。
Rovio の業績も全盛期と比べると、だいぶ落ち込んだようですが・・・

そんな Angry Birds シリーズのパズルボブル型ゲームが公開されていたので、ご紹介しておこうと思います。
Angry Birds POP!」です。

このアプリ、私は今年に入ってからプレイしたのですが、昨年から公開されていたみたいですね。
内容は パズルボブル、バランスは キャンディークラッシュ といった感じで、オリジナリティーは全くもって皆無なのですが、Rovio らしい高クオリティーな作りです。
こう言っては皮肉ですが、パズルボブルそのまんまなので、楽しめる出来映えになっています。

本体は無料、スタミナ制ですが、プレイできる時間は相応に長く、課金圧力は低め。
運の要素が強いのですが、手軽に楽しめる内容で、この辺りもキャンディークラッシュ型バランスと言えます。

Angry Birds POP

画面下にセットされたボールを後ろに引き、離すと撃ち出します。
それが上部に配置されたボールに当たるとくっつき、同色を3つ以上繋げると消すことが出来ます。
ボールが飛んでいく方向のガイド表示があるため、狙いは簡単に付けられます。

上部のボールは天井、及び支柱となる場所から繋がっていて、途中のボールを消すことで、切れた部分をまとめて落とすことが出来ます。

この辺のルールはパズルボブルそのままですが、ちょっと違うのは画面下に花などが並んでいて、落としたボールがそれに当たると得点が入ること。
落下するボールの動きは物理シミュレートされていて、大量に落とせば下部でバウンドしまくります。
この辺には物理ゲームであるアングリーバードらしさがありますね。
ボールを当てると壊れる木や氷の壁が出てくるのもそれっぽいです。

撃ち出せる手玉の数には制限があり、尽きてもクリア条件を満たせなかったらゲームオーバー。
クリア条件は登場するバードの種類によって違い、レッドならブタをすべて落とす、ステラ(ピンク)なら天井にあるボールを消す、チャック(イエロー)なら巨大ブタの周囲のボールを消して倒す、といった具合。
クリア条件が複数あることもパズルボブル系としては特色でしょうか。

それぞれのキャラクターは必殺技も持っていて、ボールを連続で消すと貯まるゲージが最大になれば発動します。
赤は貫通、ピンクは爆発、黄色は同色を全消去する特殊ボールが出現。
時には必殺技を発動させるため、不要な場所を消してでもコンボを繋げる必要があります。

Angry Birds POP
※レッドのステージはブタさえ落とせば勝ちなので、ボールを全部消す必要はありません。
右のチャック(イエロー)のステージは中央のブタが支柱になっていて、ボールを当てるとステージ全体がその反動で回転します。
結構難関ですが、黄色は必殺技が強いので、それで何とか対処したいところ。


Angry Birds POP
※必殺技を発動させるにはボールを6連続で消さなければなりません。 途中で消せなかった場合は1から貯め直し。 多少の運も絡みます。
ブルーのキャラの必殺技は周囲のボールの色を単一にします。 範囲が広くて結構強い。


制限時間はありませんが、手数制限がシビアなため、運に大きく影響されるゲームである事は否めません。

次の手玉の色が表示されていて、タップでそれと手玉を交換することも出来ますが、本家パズルボブル のように「手前にない色は手玉に来ない」といった配慮はなく、どの色が来るか完全にランダムなので、時には不要な色が連発され続け、どうあがいてもクリア不可能なケースもあり得ます。

ただ、運に左右されるということは、逆に運が良ければあっさりクリア出来たりもする訳で、この辺もキャンディークラッシュに似ていますね。

他にも、ミスらないとスタミナは減らない、課金で補充するお助けアイテムがある、という点も似ています。
そして課金アイテムはありますが、課金圧力が高くない点もキャンディー型。
アングリーバード派生作は Angry Birds Go! がとんでもなく課金ゲーでしたが、今作はそういうことはありません。

Angry Birds POP
※左はステージマップ。 こう言っちゃうとアレですが、キャンディークラッシュ風。
右は対戦型のボスステージで、たまに出て来ます。
何度かショットすると相手の攻撃になり、ボールを何色か解らなくするショットを放ちます。


長年のスマホゲームファンとして、やっていて複雑な思いのするゲームです。
Angry Birds の Rovio と言えば、スマホゲームの世界的トップ企業に拡大し、Bad Piggies などのアイデアあふれる模範的なゲームを送り出そうとしていた印象があります。

しかしこのゲームはおもいっきりパクリゲー
落としたバブルが得点ゾーンに入っていくアイデアも、海外でヒットしているパズルボブル系ゲーム「バブルウィッチ」の模倣に過ぎません。
(しかもバブルウィッチの発売元は キャンディークラッシュ の King)

とは言え、面白いか面白くないかで言えば、やっぱり面白い。
こなれたゲームシステムを有名メーカーが高いクオリティーで作っているから、当然遊べる。
どんなにオリジナリティーやセンスにあふれたゲームだって、面白くなければ問題外。
結果、最近は国内外を問わず、メーカー製のヒットゲームは何かしらの模倣である場合が多いのは否めません。

ともあれ、ヘンなまとめですが、「そういうゲーム」です。
日本ではこの系統は LINE パズルボブル が一般的ですが、そちらはタップした場所に玉を撃つシステムになったので、ちゃんと狙って飛ばす Angry Birds POP の方が、LINE パズルボブル よりも 本家パズルボブル に近いです。

バブルシューター系が好きな人はもちろん、キャンディークラッシュにハマっている人にも、似たようなバランスなのでお勧めできます。

Angry Birds POP! - Bubble Shooter(iPhone 版、iTunes 起動)

Angry Birds POP Bubble Shooter(Android 版、Google Play へ移動)

※Youtube 公式 PV
(Angry Birds Stella POP と表記されていますが、これは初期の名称のようです)