すぐ壊れるドリルマシーンを強化しながら、地中深くまで掘り進み、様々なお宝を探し出す、スマホの穴掘りゲームの元祖「I Dig It」。
この iPhone 初期の人気作に、リマスター版が登場しました。
「I Dig It Remastered」です。
今作は本当に、純粋な「リマスター」(新技術での復刻)です。
ゲーム自体は 初代 I Dig It とほとんど変わっていません。
I Dig It には遺跡ステージや海底ステージがある「I Dig It Expeditions」と、課金ゲー化した「I Dig It: Journey to the Core」という続編があるのですが、今作はそうした続編ではなく、初代のグラフィックを強化したバージョンです。
課金ゲーになった I Dig It: Journey to the Core があまりにも酷い、初代の良さを完膚なきまでに破壊した超クソゲーだったので、今回はあえてゲーム自体には手を入れなかったのかもしれません。
価格は 480 円。 買い切りゲームであり、課金や広告は一切ありません。

操作は主に、仮想スティックでの移動のみ。
ドリルマシンを動かして地中を掘り進み、鉱石や水晶などの鉱物を回収して地上に持ち帰ります。
家でそれらを換金したら、ガスタンクで燃料を購入、納屋でマシンを強化して、再び地中へと向かいます。
しかしこのゲームのドリルマシンは、すっごくモロい。
落下したり横移動中に壁にぶつかるとすぐダメージを受け、ちょっと深く潜ると地熱で痛んでいき、連続で掘っていても摩擦熱でダメになる。
燃料もすぐに尽きるので、油断して帰還が遅れるとあっさりガス欠してゲームオーバー。
まさに乗り物界のスペランカー先生。
よって無理をしない、「マシンをいたわった探検」が必要で、これが他の穴掘りゲームとは違うところですね。
納屋に入ると 荷台・視界・冷却・ドリル・燃料・耐久 を強化でき、これによってより長く、より深く潜っていくことが出来ます。
荷台(Cargo)を強化することでより多くの鉱石を詰めるようになり、地下深くなると視界が悪化しますがレーダー(Rader)の強化で改善されます。
岩を壊すダイナマイトなどの、使い捨てアイテムの購入も可能です。
地中では、たまに「お宝」も見つかります。
コーラーの空き缶とか、古タイヤとか、どう見てもガラクタにしか見えないものも多いのですが、ともかくそうしたお宝を見つけて持ち帰れば大金をゲット。
燃料代もバカにならないため、お宝をいくつ発見できるかも進行のポイントになります。
ただ、深く潜れるようになると、今度は帰還のことを考慮しなければなりません。
マシンは下か横しか掘ることが出来ず、縦穴をジェット噴射で登っていくことは出来ますが、土壁を掘りながら上に進むことは出来ません。
もしジグザクに進んだり、あちこちに分かれ道があるような解りにくい掘り方をしていると、帰り道が解らなくなって迷ってしまうこともあります。 もし燃料が少ないと当然ピンチ。
お宝探しに夢中になったり、迷子になったりして、途中で燃料切れになるのはこのゲームのよくあるパターンですね。

※農場のおじさんとおばさんに頼まれてお宝探し。
ガスタンクの前に行けば燃料を補給できますが、相応のお金が必要。ヘタすると赤字。
地下深く潜れるようになったら、縦に長い帰還用の穴を掘っておきましょう。
メインとなる「ストーリーモード」のステージは2つ用意されていて、1つ目は4時間で $100,000、2つ目は $1,000,000 貯めるのが目標となります。
時間には余裕があるので、そんなに急がなくても大丈夫。
クリア出来れば目標のない「フリープレイ」が解禁されます。
特殊なステージを短時間でクリアする「チャレンジモード」も用意されています。
ただ今作には、前作にはなかった難点もあります。
それはインターフェイスが解りにくくなったこと。
前作 は燃料や耐久力、温度などがタコメーターで表示されていました。
続編の I Dig It Expeditions は横長のメーターになりましたが、解りやすい表示ではありました。
また、高温になったり燃料が少なくなると警告音が鳴り、マシンや画面が赤くなる演出もあったので、ピンチの時はそれをすぐ察することが出来ました。
ところが今作は、警告音も赤くなる演出もない。
ピンチになっても小さな表示が出るだけで、オーバーヒートしてダメージを受けてても音もなく耐久力が減っていきます。
耐久&温度のメーターと燃料メーターの表示位置が分れているため、一方を見落とすこともしばしば。
一応、マシンが高温になると煙があがる演出はあるのですが、非常に解り辛い。
それでなくてもマシンがモロいので、これでは初めてプレイする人は、地中を掘っていたらなぜか急にゲームオーバーになって、原因もサッパリわからない、という事になるのではないでしょうか。
と言うか、初代のプレイヤーだった私でさえ最初はそうなりました。
さらに納屋でのパワーアップ画面も解りにくくなっていて、前作は強化項目がリスト表示されていましたが、今作は画面中央には使い捨てアイテムの購入ボタンと修理ボタンしかありません。
外周付近にパワーアップ項目の書かれたメモがあり、これをタップするとそのパーツを強化する画面になるのですが、表示も英語だし、初めてプレイする日本人だと気付かないかも・・・
情報表示部が小さくなって画面が広くなり、メニューもオシャレになっていますが、リマスター版なだけに悪くなったと感じる部分は気になりますね。
それに個人的には、初代のタコメーターの表示の方が、マシンのポンコツ感があって好きだったかな・・・

※インターフェイスの詳細。 パワーアップ画面で最初に表示されているボタンは使い捨てアイテムなので注意。
周囲のメモをタップすることで各パーツを強化できます。 まずは燃料と冷却を。
耐久力と温度の表示は1つにまとめられていて、耐久力バーの周囲にある赤い表示が温度を表わします。 この辺もちょっと解りにくい。
初代 I Dig It が公開されたのは 2009 年6月。
6年半以上も前のゲームアプリのリマスターということになります。
それだけで、このゲームがどれだけロングセラーで、多くの人に愛されていたかが解るでしょう。
私的にも好きなゲームなので、新バージョンが出たのは嬉しいですね。
ゲーム自体はほぼ初代のままなので、手前味噌ですが こちらのページ の初代 I Dig It の攻略がそのまま使えます。
スピーディーにサクサク掘るゲームも良いですが、こんな風に少しずつ、黙々と探索していくのも別の面白さがあります。
忙しい操作は必要なく、じっくりと、しかし手軽に楽しめるゲームですね。
・I Dig It Remastered(iPhone 版、iTunes 起動)
・I Dig It Remastered(Android 版、Google Play へ移動)
この iPhone 初期の人気作に、リマスター版が登場しました。
「I Dig It Remastered」です。
今作は本当に、純粋な「リマスター」(新技術での復刻)です。
ゲーム自体は 初代 I Dig It とほとんど変わっていません。
I Dig It には遺跡ステージや海底ステージがある「I Dig It Expeditions」と、課金ゲー化した「I Dig It: Journey to the Core」という続編があるのですが、今作はそうした続編ではなく、初代のグラフィックを強化したバージョンです。
課金ゲーになった I Dig It: Journey to the Core があまりにも酷い、初代の良さを完膚なきまでに破壊した超クソゲーだったので、今回はあえてゲーム自体には手を入れなかったのかもしれません。
価格は 480 円。 買い切りゲームであり、課金や広告は一切ありません。

操作は主に、仮想スティックでの移動のみ。
ドリルマシンを動かして地中を掘り進み、鉱石や水晶などの鉱物を回収して地上に持ち帰ります。
家でそれらを換金したら、ガスタンクで燃料を購入、納屋でマシンを強化して、再び地中へと向かいます。
しかしこのゲームのドリルマシンは、すっごくモロい。
落下したり横移動中に壁にぶつかるとすぐダメージを受け、ちょっと深く潜ると地熱で痛んでいき、連続で掘っていても摩擦熱でダメになる。
燃料もすぐに尽きるので、油断して帰還が遅れるとあっさりガス欠してゲームオーバー。
まさに乗り物界のスペランカー先生。
よって無理をしない、「マシンをいたわった探検」が必要で、これが他の穴掘りゲームとは違うところですね。
納屋に入ると 荷台・視界・冷却・ドリル・燃料・耐久 を強化でき、これによってより長く、より深く潜っていくことが出来ます。
荷台(Cargo)を強化することでより多くの鉱石を詰めるようになり、地下深くなると視界が悪化しますがレーダー(Rader)の強化で改善されます。
岩を壊すダイナマイトなどの、使い捨てアイテムの購入も可能です。
地中では、たまに「お宝」も見つかります。
コーラーの空き缶とか、古タイヤとか、どう見てもガラクタにしか見えないものも多いのですが、ともかくそうしたお宝を見つけて持ち帰れば大金をゲット。
燃料代もバカにならないため、お宝をいくつ発見できるかも進行のポイントになります。
ただ、深く潜れるようになると、今度は帰還のことを考慮しなければなりません。
マシンは下か横しか掘ることが出来ず、縦穴をジェット噴射で登っていくことは出来ますが、土壁を掘りながら上に進むことは出来ません。
もしジグザクに進んだり、あちこちに分かれ道があるような解りにくい掘り方をしていると、帰り道が解らなくなって迷ってしまうこともあります。 もし燃料が少ないと当然ピンチ。
お宝探しに夢中になったり、迷子になったりして、途中で燃料切れになるのはこのゲームのよくあるパターンですね。

※農場のおじさんとおばさんに頼まれてお宝探し。
ガスタンクの前に行けば燃料を補給できますが、相応のお金が必要。ヘタすると赤字。
地下深く潜れるようになったら、縦に長い帰還用の穴を掘っておきましょう。
メインとなる「ストーリーモード」のステージは2つ用意されていて、1つ目は4時間で $100,000、2つ目は $1,000,000 貯めるのが目標となります。
時間には余裕があるので、そんなに急がなくても大丈夫。
クリア出来れば目標のない「フリープレイ」が解禁されます。
特殊なステージを短時間でクリアする「チャレンジモード」も用意されています。
ただ今作には、前作にはなかった難点もあります。
それはインターフェイスが解りにくくなったこと。
前作 は燃料や耐久力、温度などがタコメーターで表示されていました。
続編の I Dig It Expeditions は横長のメーターになりましたが、解りやすい表示ではありました。
また、高温になったり燃料が少なくなると警告音が鳴り、マシンや画面が赤くなる演出もあったので、ピンチの時はそれをすぐ察することが出来ました。
ところが今作は、警告音も赤くなる演出もない。
ピンチになっても小さな表示が出るだけで、オーバーヒートしてダメージを受けてても音もなく耐久力が減っていきます。
耐久&温度のメーターと燃料メーターの表示位置が分れているため、一方を見落とすこともしばしば。
一応、マシンが高温になると煙があがる演出はあるのですが、非常に解り辛い。
それでなくてもマシンがモロいので、これでは初めてプレイする人は、地中を掘っていたらなぜか急にゲームオーバーになって、原因もサッパリわからない、という事になるのではないでしょうか。
と言うか、初代のプレイヤーだった私でさえ最初はそうなりました。
さらに納屋でのパワーアップ画面も解りにくくなっていて、前作は強化項目がリスト表示されていましたが、今作は画面中央には使い捨てアイテムの購入ボタンと修理ボタンしかありません。
外周付近にパワーアップ項目の書かれたメモがあり、これをタップするとそのパーツを強化する画面になるのですが、表示も英語だし、初めてプレイする日本人だと気付かないかも・・・
情報表示部が小さくなって画面が広くなり、メニューもオシャレになっていますが、リマスター版なだけに悪くなったと感じる部分は気になりますね。
それに個人的には、初代のタコメーターの表示の方が、マシンのポンコツ感があって好きだったかな・・・

※インターフェイスの詳細。 パワーアップ画面で最初に表示されているボタンは使い捨てアイテムなので注意。
周囲のメモをタップすることで各パーツを強化できます。 まずは燃料と冷却を。
耐久力と温度の表示は1つにまとめられていて、耐久力バーの周囲にある赤い表示が温度を表わします。 この辺もちょっと解りにくい。
初代 I Dig It が公開されたのは 2009 年6月。
6年半以上も前のゲームアプリのリマスターということになります。
それだけで、このゲームがどれだけロングセラーで、多くの人に愛されていたかが解るでしょう。
私的にも好きなゲームなので、新バージョンが出たのは嬉しいですね。
ゲーム自体はほぼ初代のままなので、手前味噌ですが こちらのページ の初代 I Dig It の攻略がそのまま使えます。
スピーディーにサクサク掘るゲームも良いですが、こんな風に少しずつ、黙々と探索していくのも別の面白さがあります。
忙しい操作は必要なく、じっくりと、しかし手軽に楽しめるゲームですね。
・I Dig It Remastered(iPhone 版、iTunes 起動)
・I Dig It Remastered(Android 版、Google Play へ移動)
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。