現在、コレと言ったアプリがないので、ニュースでお茶を濁しておこうと思います。
今回は iPhone SE の耐久調査や、LINE の立ち入り検査問題など、様々なスマホ関連ニュースをお伝えしたいと思います。

iPhone SE 折り曲げ


LINE、関東財務局が立ち入り検査(毎日新聞)
LINE、立ち入り検査の報道に反論(ねとらぼ)
LINE、立ち入り検査の報道への追加見解(Social Game Info)

毎日新聞がすっぱ抜き、ゲーム関連メディア、さらには投資市場や通信業界も巻き込んだ騒動に発展しつつある、「供託金逃れ疑惑で LINE に財務局の立ち入り調査が入った」問題。
ただ、この「供託金制度」が一般的ではないので、サッパリ解らない方も多いと思います。

これはウェブマネーや商品券などの仮想通貨に課せられるもので、未利用残高が 1000 万円以上、さらに有効期限が 180 日以上である場合、その総額の半分を「供託金」として金融機関に預けておかなければならないという法律です。
例えばウェブマネーの会社が倒産して、そのマネーの価値がゼロになったら、持ってた人は大損して大混乱必至です。
それではマズいので、万が一のために半額分の現金は保持しといてね、という話です。

これは 2010 年からソーシャルゲームの課金通貨にも適用されていて、だからパズドラの魔法石とか、モンストのオーブとかにも供託金制度はかかっており、ガンホーやミクシィはそれを申告し、その分の現金を保持しているはずです。
ちなみに一部のアプリやソフトで、課金通貨に 180 日の制限があったり、現金で購入した課金通貨が優先して使われたりするのは、この供託金を回避・削減するためです。

で、もちろん LINE も課金通貨の申告と、供託金の預け入れはしていたはずです。
じゃあなぜ今回問題になったのか?

今回の騒動の原因となっている「LINE POP」には課金通貨の「ルビー」があるのですが、それとは別に「宝箱」を開けるための「宝箱の鍵」というアイテムがあって、これはルビーで購入しなければなりませんでした。
そしてこの「宝箱の鍵」は、キャラクターのアンロックなどにも使用することができます。

その結果「宝箱を開けること以外にも使えるの? それってもう課金通貨だよね? じゃあ供託金いるよね? でも申告してないよね?」って話に。
すると LINE は「いやいや、ルビーで買う以外にも入手方法あるし! だから課金通貨じゃねーし! うちの弁護士も『異議なし』って言ってたし!」と反論。

実際、宝箱の鍵は現在、ログインボーナスやイベントでも入手でき、ゲームで得られるコインでも買えるようです。
しかし複数の用途がある「課金通貨で買える課金通貨」であることも確かで、例えば 10 円玉 10 枚を 100 円玉1枚に変えたら非課税になるなんてことはない。
それに他のソシャゲの課金通貨だってログインボーナスやイベント、お詫びとかでも貰えます。

また毎日新聞の記事には「LINE が供託金逃れ疑惑で財務局から立ち入り検査を受けた! 金融庁も対応を協議しているぜ!」と書かれていたのですが、
これに LINE は「いやいや、数年に1度定期的に行われている検査だし! それが目的の検査じゃねーし! 」と反論。 やや食い違いが見られます。
ただ毎日新聞には、昨年5月に LINE の社内連絡に「宝箱の鍵の未使用残高は 230 億円になる。供託なんてムリ。1年前からグレーっぽかったけど届け出てなかったので、処分はあるかも」と記載されていたとも書かれています。

総合してみると、それぞれの言い分に一理ありそうです。
LINE は「宝箱の鍵」の扱いを(おそらくルビー以外でも入手できるように)昨年7月に変更し、「よし、これでオッケー。もう極めてホワイト。申告なんていらないね」と思っていた模様。
しかし財務局が今になって「なに都合のいいこと言ってんだテメー、耳そろえて資料出せ!」と言い出して、それを聞いた新聞記者が社内連絡の件もあって「スクゥーープ!」となったようですね。

では今後どうなっていくのか?
今回の件は国会で取り上げられるほどの問題となったグラブルを発端とする「ソーシャルゲームの課金問題」、加えて先日発表された LINE の新事業である仮想通貨サービス「LINE Pay」も絡んでいると思われます。
LINE Pay はお金を「チャージ」して支払いに使ったりできますが、当然それも仮想通貨、供託金の対象となるはずです。

財務局としては、「グラブル問題でアプリ会社のモラルのなさが露呈している昨今、大規模な仮想通貨事業を展開しようとしている LINE のぁゃしぃ部分は早く潰しとかないと、今後に影響する」と考えたのではないでしょうか。
何かの処罰はあるのか? 延焼や飛び火することはあるのか? 注目しておきたいですね。


iPhone SE、分解される(CNET Japan)
iPhone SE、落とされる(iPhone Mania)
iPhone SE、水に沈められる(iPhone Mania)
iPhone SE、壊される(気になる、記になる)

先日お伝えした通り、小型最新 iPhone「iPhone SE」と、新型 iPad「9.7 インチ iPad Pro」がいよいよ発売されました。
新しい iPhone が登場したら最初にやること。 それは・・・ そう、破壊ですね。
さっそく世界中で新しい iPhone と iPad がボコボコにされています。

まずは Apple の新製品を見るとバラさずにはいられない、分解のスペシャリスト iFixit が発表した分解調査報告から。



報告によると、iPhone SE は iPhone 5s のケースに、5s のパーツと最新パーツをブレンドして詰め込んだものであるとのこと。
CPU やメモリは iPhone 6s 世代の最新のもので、新型の NFC(電子決済)チップと慣性センサーを内蔵。 基板も新しくなっています。
一方、通信関連の部品は iPhone 6、指紋認証は iPhone 5s 世代のもので、新旧様々なパーツが使われているようです。
ディスプレイも iPhone 5s 世代と言われていますが、バッテリーは新しくなっているとのこと。

9.7 インチ iPad Pro の分解報告もあり、こちらも「Pro の部品を小さな本体に巧妙に詰め込んだ設計」とのことで、iPad Air がベースの基板に Pro のパーツをはめ込んだ、SE と似た設計思想の製品と述べられています。
どちらも分解難度と修理難度は高く、巷の修理屋を泣かせそうです。

続いて、海外のニュースメディア「EverythingApplePro」が公開した iPhone SE の耐久テスト。
高所から落とし、水に沈める、虐待動画を公開しています。





腰の高さはもちろん、顔の高さから落としても大丈夫だった模様。
しかし脚立に乗り、さらに高い位置から落とすとヒビが入っていました。
ちなみにケース(バンパー)を付けた iPhone 5s はその高さから落としても割れていません。
耐久性を重視するならケースを付けろということですね。 当たり前ですが。

水没テストは、この時は 10 分沈めても大丈夫だった模様。
しかし 15 分で iPhone SE は動作に異常が発生し始めています。

続いて SquareTrade というメディアが iPhone SE / 6s / 6s Plus の3機種を対象に行った、水没させ、ぶん回し、叩き付け、折り曲げるという極めてフルボッコな実験の報告。



こちらの水没テストでは、iPhone SE はわずか1分で脱落。 水深があるからでしょうか?
iPhone 6s Plus は 10 分でおかしくなり始め、iPhone 6s はスピーカーに異常が起こったものの 30 分沈んでても動作した模様。

落下テストでは 1.8m から「角を下にして」落とした場合、iPhone SE はガラスが割れたとのこと。
iPhone 6s と 6s Plus は同様の条件でも外装にキズが付いただけで無事。
さらに折り曲げテストは、iPhone SE は 72.5kg の力で、iPhone 6s は 77kg の力で曲がり始めたようです。

結果、やはり 5s の外装を使っている iPhone SE は、超々ジュラルミンの 6s と比べると壊れやすいようで、SquareTrade は壊れやすさを iPhone SE 5.5、iPhone 6s 4.0、iPhone 6s Plus 6.5 としています。


「ぷよぷよ」のプロスポーツ化とドラクエXの RMT 問題(Inside Games)
ぷよぷよクローンの代表者が RMT から撤退と発表(Inside Games)

これはちょっと難しい問題・・・
とある「ぷよぷよ」の有名プレイヤーが、ぷよぷよのゲーム内容を再現した「Magical Stone」というゲームを制作して配信開始。
しかし当然のように「パクりだろ!」と批判が集中し、しかもこのプレイヤーが「ドラクエX」など複数のゲームで RMT(リアルマネートレード、ゲーム内の通貨やアイテムの現金取引)を事業として行っており、それをゲーム開発の資金に充てていたことが発覚(と言うか自分で Twitter で述べた)、炎上する事態となっています。

ただ、このプレイヤーは当初はセガに「ぷよぷよ」のプロスポーツ化、いわゆる「e-Sports」としての展開を打診していたようで、しかし公認を得ることができなかったため、自分たちで盛り上げていこうとしたという過程があります。
既存のゲームのルールを利用しても問題ないことはセガも言っていたとのことで、動機は純粋な「ぷよぷよ愛」であった様子。

しかしほぼ全てのオンラインゲームで RMT は禁止されており、それを事業にしている時点で問題。
特に ドラクエX は RMT の被害が横行した結果、「そうした不正取引に利用されるのを防げないから」という理由で Yahoo! ゲーム版と Yahoo! アカウントでの利用が終了に至ってしまった 背景もあります。

ただ、マニア向けで日本のユーザーの少ない LoL とか Vainglory などの MOBA よりは、一般ユーザーにも広くプレイされている「ぷよぷよ」とかの方が、日本では e-Sports として成功しそうな気は私もしています。
「そもそも e-Sports なんて普及すんの?」というのもありますが。
でも RMT の問題がなかったとしても、やっぱりパクりはパクりだよなぁ。 公認が得られなかったんだから仕方ないとしても・・・
一方で、こういうバイタリティーとゲーム愛のある人の活動は、実を結んで欲しいとも思うのですけどね・・・


ドコモ、ログイン認証で「Touch ID」対応。決済関連は4月以降に延期(iPhone Mania)

私は全然知らなかったのですが、先月からドコモの d アカウントのログインや、ドコモオンラインの手続きなどは、Touch ID(iPhone の指紋認証)で行えるようになっていたそうです。
ただ、決済に関する認証は4月以降に延期されたとのこと。

Touch ID ってサードパーティー(他社製)のアプリでもすでに利用できるようになっていたのか・・・
それなら今後、もっと指紋認証を使えるアプリが増えていきそうですね。


DeNA、モバゲーで最大10万5000件の不正ログイン(Social Game Info)

大きな情報漏洩はないようですが、気になったので一応・・・
4月1日、モバゲーに海外から不正なログインがあったようで、その ID の数なんと 104,847 件。
ただ、閲覧されたのは登録されているニックネームや生年月日、性別や都道府県などで、もっと深部の個人情報やクレジットカード情報の閲覧は(現時点で)確認されていないとのこと。

この不正ログインに使われた ID とパスワードは DeNA のサーバーから漏れた訳ではなく、他社サービスから漏れたもののようで、ID とパスワードを使い回している人が多いため、その確認だった可能性があります。
同様の事例は過去、ニコニコ動画などでも発生しています。

とにかくここで言いたいのは・・・ ID とパスワードの使い回しはやめましょう!


海外のファンがボクセルで「ゼルダの伝説」を制作(ゲームキャスト)

初代「ゼルダの伝説」の 30 周年を勝手に記念して、海外のゼルダファンがボクセル(3Dドット)で表現した、ブラウザでプレイできるゼルダの伝説を公開。
序盤しかプレイできませんでしたが、PC はもちろん iPhone でも遊べ、その完成度が話題になっていました。

が、あまりにそのまんまゼルダであったため、当然ながら「ヤベーんじゃねーの?」と言われることに。
初期に報じた Touch Arcade も「任天堂の鉄槌は下るのか?」といった紹介の仕方でした。
曰く「任天堂はこういうのに厳しいから、たぶんダメだろ・・・」みたいな。

そして現在・・・ 鉄槌は振り下ろされてます
実際に任天堂から連絡が来たようで、サイトには何もありません。
ただ、許可を得られたらプロジェクトを再開する、他にもソフトウェアの開発計画があるとのことで、なんだかんだで注目される結果にはなった模様。
公認版が出るなど、最終的に良い結末に繋がって欲しいものです。