たまに尋ねられることがあります。
「いつもゲームレビューされてますが、あなたが実際に長くやっているのはどのゲームなんですか?」と。
レビューは私の独断と偏見ではありますが、一応ネットで万人に公開しているものなので、そこは考慮した内容にしています。
ゲームの嗜好は人それぞれなので、数値評価も行っていません。
しかし「目安となる評価が欲しい」という方も多いのは確か・・・
そこでブログらしく個人の好みを優先して、各月のまとめも兼ねて、月間アプリランキングを発表していきたいと思います。
あくまで「私個人の勝手なランキング」なので、その点はご了承を。
今回は初回なので、5月だけでなく4月分も発表しておきたいと思います。
リンクは全て、そのゲームのレビューページに移動します。
【 2016年5月 iPhone AC 的 ベストアプリ 】
・5月のベスト:Titan Quest (960円、アクションRPG)

古代のギリシャやエジプトなどを舞台にした、ディアブロ型のハック&スラッシュ。
パソコンのフルプライスのゲームを移植したもので、iPhone 5s / iPad Air 以降でないとプレイできず、やや不安定なのが玉にキズですが、ボリュームもクオリティもスマホのレベルではないです。
最近は PC ゲームも課金型が一般化していますが、そうなる前の人気作であり、至高の一本と言えるでしょう。
・2位:心鎧リコレクト (無料、アクションRPG)

ブロックで作られたモンスターに体当たりして、バラバラに壊していく、テンポの良いアクション RPG。
個人作成の無料アプリですが、演出や動きのクオリティが良く、爽快感があり、サクサク楽しめます。
若干広告がある程度でスタミナもガチャもなし。 しっかりやり込めるゲーム性もあり、おすすめの逸品です。
・3位:将軍の栄光2 (無料、課金あり、戦術シミュレーション)

このゲームは今年1月に公開されたものですが、当ブログで扱ったのは先月なのでここに含めます。
欧陸戦争シリーズでおなじみの Easy Tech の最新作で、近代から未来の戦争がテーマ。
史実がベースではなくなりましたが、大戦略型 SLG としての面白さは相変わらずですね。
ただし、3位にしたのは私が SLG 好きだからであって、ややニッチなジャンルなので、一般的な人気ランキングではもっと下になると思います。
・4位:Imbroglio (480円、簡易 RPG)

足下にある武器を使って敵を倒しながら、ステージ内の★を集めていく、他にない独特なルールのゲーム。
ヴォイニッチ手稿のような怪奇な見た目ながら、プレイするほど奥の深さを感じる内容で、「ゲーム性」という点では間違いなく5月のナンバー1。
この外見で有料アプリなのでヒットは難しそうですが、口コミでジワジワ売れていくゲームではないかと思います。
・5位:ハングリー シャーク ワールド (無料、課金・広告あり、アクションゲーム)

凶暴なサメとなり、広い海を自由に泳ぎ回りながら魚や人間を食べまくる、やや残酷系のアクションゲーム。
ハングリーシャークは iPhone 初期の人気アプリであり、私的には懐かしいゲームでしたが、グラフィックが大幅に強化され、見事に今風にアレンジされています。
序盤の展開が辛いのが難点ですが、そこさえ何とか出来れば見所の多い海洋探険を楽しめます。
長期的な育成要素があるのも GOOD。
・6位:VOEZ (無料、課金あり、音楽ゲーム)

世界的に期待されていた Rayarc の新作音楽ゲームを月間6位にするというのは失礼な気もしますが・・・
ゲームキャストさんも言われていましたが、「丁寧に作られた控えめな優等生」という印象が強く、模範的なゲームではあるけど、それ以上ではない印象もあります。
ともあれ、爽やかな雰囲気の良作である事は間違いありません。 ただ本格的に遊ぶには 4800 円の課金は必須でしょう。
個人的には、自分で音を鳴らす疑似演奏型ではなかったのが残念。
私はテンポや強弱をアレンジできる音ゲーが理想だと思っているのですが、そういう方向とは逆の作りでしたね。
・7位:MMX Hill Climb (無料、課金・広告あり、モトクロスレース)

モンスターマシンで起伏のあるコースを疾走するモトクロスゲーム。
見栄えのするグラフィック、シンプルでユニークなゲーム性、本体無料、思わずハマってしまうプレイ感など、ヒットする要素がそろっているアプリだと思うのですが、巷ではサッパリ話題になっていません。
うーん、みんなモトクロス系やレース系は興味ないんですかね・・・ まあ、ニッチなジャンルな気はするかな・・・
・8位:PsyCard (240円、マインスイーパー系)

カードに書かれたヒントを元に、ドクロカードを避けながらフルーツカードを集めていく、マインスイーパー型推理ゲーム。
超能力者同士のバトルと言うことになっていて、ちょっとイッてる感じの独特なキャラが多く登場します。
ただ、見た目が地味、キャラも奇抜、英語なのもあってルールも解り辛く、一般ウケしなさそうなのも確か・・・
私はマインスイーパーが好きなのもあって、かなり好みです。
・9位:まんが一本道〆 (600円、運営シミュレーション)

新作ラッシュの続くカイロソフト。 5月はこの「マンガ一本道〆」と「サッカークラブ物語2」が公開されたのですが、私的に好きなのはこちら。
ただこの作品は旧作の復刻と言え、古く見える部分もあり、一般にはサッカークラブ物語2の方が評価されていると思います。
でも私は最近のサッカーに興味がないので・・・ やっぱり興味のある題材の方が楽しいですからね。
・10位:絵師 ~命の絵書き物語~ (無料、課金あり・広告超多い、放置系)

広告だらけのゲームで、普段このサイトで扱うようなアプリではないのですが、純和風の世界観と、格好いい墨画を手軽に描ける絵書きモードに魅力のあるアプリ。
広告の多さを叩いたようなレビューになりましたが、私的には評価している作品です。
出来れば広告ゲーでないバージョンの次回作などを期待したいところ。
【 2016年4月 iPhone AC 的 ベストアプリ 】
・4月のベスト:War Tortoise (無料、課金・広告あり、ガンシューティング)

ゲーマーからの支持が厚い Foursaken Media の新作。
クリッカー系のゲームバランスを持つ 3D カジュアルガンシューティングで、思わずやり続けてしまうハマり性の高い作品。
このメーカーのゲームはマニア向けが多めですが、これは万人が楽しめる内容です。
ただ、意外と奥深さはないかも? レビューを書いたのは LEVEL 50 に到達した頃だったのですが、そこから先はほとんど新しい敵が出ることはなく、単調な展開に・・・
それでも、おすすめできるアプリなのは確かです。
・2位:Warbits (480円、戦術シミュレーション)

ファミコンウォーズをリスペクトした作品で、かなり忠実にファミコンウォーズ。
インターフェイスが優れており、非常にプレイしやすく、私は SLG 好きなのでかなり高く評価しています。
戦術 SLG としての欠点は特になく、完成度の高いゲームですね。
欲を言えば、ストーリーモードのボリュームがもうちょっと欲しかったかも。
・3位:箱庭シティ鉄道 (840円、経営シミュレーション)

カイロソフトの駅建設シミュレーションゲーム。 駅のホームと、併設のショッピングセンターを開発します。
1年ごとにデータの一部を引き継ぎながら、どんどん新駅に移行することが可能で、同じ場所で開発し続けるのとは違う楽しさがあります。
またスマホ用の新作であり、インターフェイスが新しくなっていて、お客さんの出現数も過去最多。
ガラケー版の移植ではない、新時代のカイロゲームという印象です。
・4位:オジナユタ (240円、クリッカー+RTS)

自動で戦うユニットを編成してステージをクリアしていく、自動進行のシューティング RTS。
ゲームバランスがクリッカー系で、どんどんインフレしていくのが特徴。 ハマり性はかなり高いです。
日本のゲームなので数の単位が 那由多・不可思議・無量大数 とかで、他のクリッカーにはない不思議な感じがありますね。
・5位:I Keep Having This Dream (240円、簡易 RPG)

スマホゲームの発展に多大な影響を与えた Dungeon Raid の作者さんの新作で、そのため発売前はかなり注目されていたゲームですが・・・ 発売されると尻すぼみ。
解り辛いルールを把握できれば、この作者さんのゲームらしい面白さが解って来るのですが・・・ そこまでのハードルが高すぎる。
夢の世界がテーマですが、同時に「人生」を描いており、敵やイベントの和訳 を通じて世界観を理解できた今となってはすごく好きな作品になりましたが、好みの分れるゲームですね。
私的には4月の5位としましたが、大抵の人にとっては選外でしょう。
・6位:Add Ball (無料、変則ブロック崩し)

パドルでボールを打ち返すのではなく、ターンごとに好きな方向に大量のボールを飛ばせる一風変わったブロック崩し。 徐々にブロックが迫ってきて、壊しきれないとゲームオーバー。
たくさんのボールが乱反射してブロックを破壊していくのが気持ちよく、時間を忘れて延々とやってしまう作品です。 手軽に楽しめて通勤通学時にもおすすめ。
・7位:TRAP DA GANG (無料、スタミナ・広告あり、アクションゲーム)

あみだクジの要領で進んでくる敵をトラップの場所に誘導する思考型アクションゲーム。
見た目がファミコンで、ゲーム性もファミコン時代のゲームを模しています。
私的には高評価だったのですが、思ったほど話題ならず、レトロゲームがウケる海外でヒットするかと思いましたが、そうでもありませんでした。
ちょっとファミコン過ぎたのでしょうか? それともやはり、今時こういうアーケードライクなゲームはウケにくいのか・・・
・8位:Mystic Castle (120円、開発ゲーム+RPG)

ボタンを押して物資を集め、村の開発を行い、冒険者を雇って探険に向かわせる、テキストベースのシンプル RPG。
ハードなゲームバランスの ダークドラゴン とは違い、遊びやすい難易度で、ハマるとずっとやり続けてしまうゲームです。
ダークドラゴンと比べるとグラフィックが簡素なので、私的には見劣り感が強かったのですが、巷ではかなり人気に。
・9位:いきなりダンジョン (無料、課金・広告あり、アクションRPG)

左右移動と剣&ショットで敵を倒す 2D の横スクロールアクション。
敵に挟み撃ちされ、それをいかに切り抜けていくかというゲームですが、ルールがシンプルで解りやすく、キャラも可愛らしい万人向けのアプリです。
序盤が簡単すぎて、ある程度進まないと面白さが解らないのが難点。
・10位:Kerohiro the Flag Bearer (無料、広告・スタミナあり、アクションRPG)

カエルの勇者ご一行が一列になって敵と戦う行列アクション RPG。
見た目が地味で、ゲームも結構難しいのですが、育成要素があって仲間もどんどん増えていくため、長く続けてしまう楽しさがあります。
ストーリーが英語なのと、スタミナ制限が厳しいのが玉にキズ。
・番外:ポケモンコマスター (無料、課金・ガチャ・スタミナあり、ボードゲーム)

あえて言おう、「運ゲー」であると。
記事を書いた時点では★5と★1の評価は双方 40 %ずつだったのですが、現在は★5の評価は 20 %未満となり、★1の評価は 60 %を超えました。 この状態が全てを物語っていると思います。
偉そうなことを言わせて貰うと、非常に安直なゲームだった印象があります。
確かにキャラの行動に発生率を設けて、ルーレットを回して決めれば、簡単にゲーム設計が出来ますね。
でも、それじゃあルーレットで決まるゲームと言われるのは目に見えている訳で、それを誰か指摘しなかったのかと。
----------
ちなみに3月は 大海賊クエスト島、9th Dawn II、Super Tribes が私的にトップ3。
Fishing Break も好きだったのですが、本体の言語を英語にしないとアップデートできない問題が発生中・・・
ただ、現在日本語版が準備されているとのこと。
この月は話題作が多く、世間的には ロマサガ2 と クラロワ の月でしたね。
2月は Tomb of the Mask と Punch Club が2トップ。
当ブログで Soda Dungeon を紹介したのもこの月。 他には ダークドラゴン がありました。
世間的には FF9 と 聖剣伝説 の月。
1月は DeckDeDungeon2 と Venture Kid が私的なヒットで、特に DeckDeDungeon2 はかなりやり込みました。
他にも様々な作品がありましたが、夏頃に 2016 年上半期のまとめをお送りしたいと思います。
「いつもゲームレビューされてますが、あなたが実際に長くやっているのはどのゲームなんですか?」と。
レビューは私の独断と偏見ではありますが、一応ネットで万人に公開しているものなので、そこは考慮した内容にしています。
ゲームの嗜好は人それぞれなので、数値評価も行っていません。
しかし「目安となる評価が欲しい」という方も多いのは確か・・・
そこでブログらしく個人の好みを優先して、各月のまとめも兼ねて、月間アプリランキングを発表していきたいと思います。
あくまで「私個人の勝手なランキング」なので、その点はご了承を。
今回は初回なので、5月だけでなく4月分も発表しておきたいと思います。
リンクは全て、そのゲームのレビューページに移動します。
【 2016年5月 iPhone AC 的 ベストアプリ 】
・5月のベスト:Titan Quest (960円、アクションRPG)

古代のギリシャやエジプトなどを舞台にした、ディアブロ型のハック&スラッシュ。
パソコンのフルプライスのゲームを移植したもので、iPhone 5s / iPad Air 以降でないとプレイできず、やや不安定なのが玉にキズですが、ボリュームもクオリティもスマホのレベルではないです。
最近は PC ゲームも課金型が一般化していますが、そうなる前の人気作であり、至高の一本と言えるでしょう。
・2位:心鎧リコレクト (無料、アクションRPG)

ブロックで作られたモンスターに体当たりして、バラバラに壊していく、テンポの良いアクション RPG。
個人作成の無料アプリですが、演出や動きのクオリティが良く、爽快感があり、サクサク楽しめます。
若干広告がある程度でスタミナもガチャもなし。 しっかりやり込めるゲーム性もあり、おすすめの逸品です。
・3位:将軍の栄光2 (無料、課金あり、戦術シミュレーション)

このゲームは今年1月に公開されたものですが、当ブログで扱ったのは先月なのでここに含めます。
欧陸戦争シリーズでおなじみの Easy Tech の最新作で、近代から未来の戦争がテーマ。
史実がベースではなくなりましたが、大戦略型 SLG としての面白さは相変わらずですね。
ただし、3位にしたのは私が SLG 好きだからであって、ややニッチなジャンルなので、一般的な人気ランキングではもっと下になると思います。
・4位:Imbroglio (480円、簡易 RPG)

足下にある武器を使って敵を倒しながら、ステージ内の★を集めていく、他にない独特なルールのゲーム。
ヴォイニッチ手稿のような怪奇な見た目ながら、プレイするほど奥の深さを感じる内容で、「ゲーム性」という点では間違いなく5月のナンバー1。
この外見で有料アプリなのでヒットは難しそうですが、口コミでジワジワ売れていくゲームではないかと思います。
・5位:ハングリー シャーク ワールド (無料、課金・広告あり、アクションゲーム)

凶暴なサメとなり、広い海を自由に泳ぎ回りながら魚や人間を食べまくる、やや残酷系のアクションゲーム。
ハングリーシャークは iPhone 初期の人気アプリであり、私的には懐かしいゲームでしたが、グラフィックが大幅に強化され、見事に今風にアレンジされています。
序盤の展開が辛いのが難点ですが、そこさえ何とか出来れば見所の多い海洋探険を楽しめます。
長期的な育成要素があるのも GOOD。
・6位:VOEZ (無料、課金あり、音楽ゲーム)

世界的に期待されていた Rayarc の新作音楽ゲームを月間6位にするというのは失礼な気もしますが・・・
ゲームキャストさんも言われていましたが、「丁寧に作られた控えめな優等生」という印象が強く、模範的なゲームではあるけど、それ以上ではない印象もあります。
ともあれ、爽やかな雰囲気の良作である事は間違いありません。 ただ本格的に遊ぶには 4800 円の課金は必須でしょう。
個人的には、自分で音を鳴らす疑似演奏型ではなかったのが残念。
私はテンポや強弱をアレンジできる音ゲーが理想だと思っているのですが、そういう方向とは逆の作りでしたね。
・7位:MMX Hill Climb (無料、課金・広告あり、モトクロスレース)

モンスターマシンで起伏のあるコースを疾走するモトクロスゲーム。
見栄えのするグラフィック、シンプルでユニークなゲーム性、本体無料、思わずハマってしまうプレイ感など、ヒットする要素がそろっているアプリだと思うのですが、巷ではサッパリ話題になっていません。
うーん、みんなモトクロス系やレース系は興味ないんですかね・・・ まあ、ニッチなジャンルな気はするかな・・・
・8位:PsyCard (240円、マインスイーパー系)

カードに書かれたヒントを元に、ドクロカードを避けながらフルーツカードを集めていく、マインスイーパー型推理ゲーム。
超能力者同士のバトルと言うことになっていて、ちょっとイッてる感じの独特なキャラが多く登場します。
ただ、見た目が地味、キャラも奇抜、英語なのもあってルールも解り辛く、一般ウケしなさそうなのも確か・・・
私はマインスイーパーが好きなのもあって、かなり好みです。
・9位:まんが一本道〆 (600円、運営シミュレーション)

新作ラッシュの続くカイロソフト。 5月はこの「マンガ一本道〆」と「サッカークラブ物語2」が公開されたのですが、私的に好きなのはこちら。
ただこの作品は旧作の復刻と言え、古く見える部分もあり、一般にはサッカークラブ物語2の方が評価されていると思います。
でも私は最近のサッカーに興味がないので・・・ やっぱり興味のある題材の方が楽しいですからね。
・10位:絵師 ~命の絵書き物語~ (無料、課金あり・広告超多い、放置系)

広告だらけのゲームで、普段このサイトで扱うようなアプリではないのですが、純和風の世界観と、格好いい墨画を手軽に描ける絵書きモードに魅力のあるアプリ。
広告の多さを叩いたようなレビューになりましたが、私的には評価している作品です。
出来れば広告ゲーでないバージョンの次回作などを期待したいところ。
【 2016年4月 iPhone AC 的 ベストアプリ 】
・4月のベスト:War Tortoise (無料、課金・広告あり、ガンシューティング)

ゲーマーからの支持が厚い Foursaken Media の新作。
クリッカー系のゲームバランスを持つ 3D カジュアルガンシューティングで、思わずやり続けてしまうハマり性の高い作品。
このメーカーのゲームはマニア向けが多めですが、これは万人が楽しめる内容です。
ただ、意外と奥深さはないかも? レビューを書いたのは LEVEL 50 に到達した頃だったのですが、そこから先はほとんど新しい敵が出ることはなく、単調な展開に・・・
それでも、おすすめできるアプリなのは確かです。
・2位:Warbits (480円、戦術シミュレーション)

ファミコンウォーズをリスペクトした作品で、かなり忠実にファミコンウォーズ。
インターフェイスが優れており、非常にプレイしやすく、私は SLG 好きなのでかなり高く評価しています。
戦術 SLG としての欠点は特になく、完成度の高いゲームですね。
欲を言えば、ストーリーモードのボリュームがもうちょっと欲しかったかも。
・3位:箱庭シティ鉄道 (840円、経営シミュレーション)

カイロソフトの駅建設シミュレーションゲーム。 駅のホームと、併設のショッピングセンターを開発します。
1年ごとにデータの一部を引き継ぎながら、どんどん新駅に移行することが可能で、同じ場所で開発し続けるのとは違う楽しさがあります。
またスマホ用の新作であり、インターフェイスが新しくなっていて、お客さんの出現数も過去最多。
ガラケー版の移植ではない、新時代のカイロゲームという印象です。
・4位:オジナユタ (240円、クリッカー+RTS)

自動で戦うユニットを編成してステージをクリアしていく、自動進行のシューティング RTS。
ゲームバランスがクリッカー系で、どんどんインフレしていくのが特徴。 ハマり性はかなり高いです。
日本のゲームなので数の単位が 那由多・不可思議・無量大数 とかで、他のクリッカーにはない不思議な感じがありますね。
・5位:I Keep Having This Dream (240円、簡易 RPG)

スマホゲームの発展に多大な影響を与えた Dungeon Raid の作者さんの新作で、そのため発売前はかなり注目されていたゲームですが・・・ 発売されると尻すぼみ。
解り辛いルールを把握できれば、この作者さんのゲームらしい面白さが解って来るのですが・・・ そこまでのハードルが高すぎる。
夢の世界がテーマですが、同時に「人生」を描いており、敵やイベントの和訳 を通じて世界観を理解できた今となってはすごく好きな作品になりましたが、好みの分れるゲームですね。
私的には4月の5位としましたが、大抵の人にとっては選外でしょう。
・6位:Add Ball (無料、変則ブロック崩し)

パドルでボールを打ち返すのではなく、ターンごとに好きな方向に大量のボールを飛ばせる一風変わったブロック崩し。 徐々にブロックが迫ってきて、壊しきれないとゲームオーバー。
たくさんのボールが乱反射してブロックを破壊していくのが気持ちよく、時間を忘れて延々とやってしまう作品です。 手軽に楽しめて通勤通学時にもおすすめ。
・7位:TRAP DA GANG (無料、スタミナ・広告あり、アクションゲーム)

あみだクジの要領で進んでくる敵をトラップの場所に誘導する思考型アクションゲーム。
見た目がファミコンで、ゲーム性もファミコン時代のゲームを模しています。
私的には高評価だったのですが、思ったほど話題ならず、レトロゲームがウケる海外でヒットするかと思いましたが、そうでもありませんでした。
ちょっとファミコン過ぎたのでしょうか? それともやはり、今時こういうアーケードライクなゲームはウケにくいのか・・・
・8位:Mystic Castle (120円、開発ゲーム+RPG)

ボタンを押して物資を集め、村の開発を行い、冒険者を雇って探険に向かわせる、テキストベースのシンプル RPG。
ハードなゲームバランスの ダークドラゴン とは違い、遊びやすい難易度で、ハマるとずっとやり続けてしまうゲームです。
ダークドラゴンと比べるとグラフィックが簡素なので、私的には見劣り感が強かったのですが、巷ではかなり人気に。
・9位:いきなりダンジョン (無料、課金・広告あり、アクションRPG)

左右移動と剣&ショットで敵を倒す 2D の横スクロールアクション。
敵に挟み撃ちされ、それをいかに切り抜けていくかというゲームですが、ルールがシンプルで解りやすく、キャラも可愛らしい万人向けのアプリです。
序盤が簡単すぎて、ある程度進まないと面白さが解らないのが難点。
・10位:Kerohiro the Flag Bearer (無料、広告・スタミナあり、アクションRPG)

カエルの勇者ご一行が一列になって敵と戦う行列アクション RPG。
見た目が地味で、ゲームも結構難しいのですが、育成要素があって仲間もどんどん増えていくため、長く続けてしまう楽しさがあります。
ストーリーが英語なのと、スタミナ制限が厳しいのが玉にキズ。
・番外:ポケモンコマスター (無料、課金・ガチャ・スタミナあり、ボードゲーム)

あえて言おう、「運ゲー」であると。
記事を書いた時点では★5と★1の評価は双方 40 %ずつだったのですが、現在は★5の評価は 20 %未満となり、★1の評価は 60 %を超えました。 この状態が全てを物語っていると思います。
偉そうなことを言わせて貰うと、非常に安直なゲームだった印象があります。
確かにキャラの行動に発生率を設けて、ルーレットを回して決めれば、簡単にゲーム設計が出来ますね。
でも、それじゃあルーレットで決まるゲームと言われるのは目に見えている訳で、それを誰か指摘しなかったのかと。
----------
ちなみに3月は 大海賊クエスト島、9th Dawn II、Super Tribes が私的にトップ3。
Fishing Break も好きだったのですが、本体の言語を英語にしないとアップデートできない問題が発生中・・・
ただ、現在日本語版が準備されているとのこと。
この月は話題作が多く、世間的には ロマサガ2 と クラロワ の月でしたね。
2月は Tomb of the Mask と Punch Club が2トップ。
当ブログで Soda Dungeon を紹介したのもこの月。 他には ダークドラゴン がありました。
世間的には FF9 と 聖剣伝説 の月。
1月は DeckDeDungeon2 と Venture Kid が私的なヒットで、特に DeckDeDungeon2 はかなりやり込みました。
他にも様々な作品がありましたが、夏頃に 2016 年上半期のまとめをお送りしたいと思います。
なんか変わったね。