南米発の遊びやすいファミコン風サッカーゲームとして、各国でスマッシュヒットしていた Pixel Cup Soccer に最新版が登場しました。
「Pixel Cup Soccer 16」です。
前作 が登場したのは 2014 年、ブラジルワールドカップ直前の頃。
各国の評価はその時点の(ウルグアイ視点の)ものだったのですが、それから2年が経ち、各国のチーム事情は様変わりしました。
今作はそれに合わせてデータが更新され、演出も向上、ゲームバランスにも調整が加えられた、進化バージョンと言えます。
カジュアルに楽しむサッカーゲームで、長期的な育成などはないのですが、遊びやすさは相変わらずで、誰でも手軽に遊べる作りになっています。
価格は 360 円。 買い切りゲームなので課金・広告・スタミナなどは一切ありません。
ファミコン風のサッカーゲームなので、操作は方向キーとボタン2つ。
最近のサッカーゲームは多くのボタンを駆使するものが多いですが、これはあえて簡略化されていて、オフェンス時はパスとシュート、ディフェンス時は操作キャラ変更とタックルのみ。
あまり難しいテクニックは要りません。
細かいパス回しなども不要で、南米サッカーらしくドリブルで切り込んでいくのがメイン。
ディフェンスはそれをタックルで止めに行く形で、解りやすくてシンプルです。
ボタンの長押しでボールのコントロールが可能で、パスは短く押すと低いパス、長めに押すと浮かせるパス。
シュートは押す時間が長いほど強いシュートになります。
こう言うと、サッカーゲームの経験がある人だと「あぁ、長押しし過ぎるとボールが高く浮いてシュートが入らないんだな」と思うかもしれません。
しかしこのゲームは、どんなに長く押し続けてもゴールの中に飛んでいきます。
純粋にシュートの押す長さは、強さのみに関係します。
私は押す長さが適切でないとシュートが枠の中に入らないサッカーゲームは嫌いなのですが、これはそういうことがないので、かなり遊びやすいですね。
無論、敵が近くにいるのにタメ続けているとボールを奪われてしまいますが。
同点後の PK はありますが、ファールはなく、ディフェンスはどんどんタックルしても OK。
センタリングとかはあまり考えなくて良いゲームですが、一応浮いたボールに合わせてシュートすれば、ヘディングやオーバーヘッドキックなども繰り出せます。
※土のフィールドもあり。 スタジアムは 18 も用意されています。
ファミコン風と言ってもやはり現代のゲームですから、動きはとても滑らか。
一方でサウンドや試合前の演出、ゴール後のシーンなどには、ファミコンぽさと言うか、くにおくんっぽさがありますね。
強いシュートもナッツシュートに見えてしまう・・・w
※難しい操作のないゲームですが、シュート時の方向キーの使い方は注意。
方向キーを倒している方にシュートを打つのではなく、右上や右下ならゴール隅の高い位置、上や下ならゴール隅の低い位置を狙います。
シュート前にボタンを押しっぱなしにしますから、その時にシュート方向を入力しましょう。
まあ、慣れてないうちはナナメに倒しておけば OK で、方向が悪いと枠に行かないとかいうことはないです。
ゲームモードはワールドカップの他に、コパ・アメリカ・センテナリオ や EURO 2016 などがあり、今作はこれらの大会の開催に合わせて公開されたようですね。
他にオリジナルのトーナメント&リーグと、女子ワールドカップモードがあります。
ちなみに日本は、前作ではやたら高評価だったのですが、今作は見事に最弱チームの一角です。
女子はさすがに強いですが、オリンピック予選で敗退したからか中の上といったところ。
これらのモードはその大会を再現した形で進行しますが、そんなに長いゲームではありません。
ワールドカップでも予選リーグ3試合と、トーナメント4試合、最長で7試合。
成果に応じて報酬やメダルが得られ・・・ みたいなものはないので、冒頭でも述べたように、カジュアルに試合を楽しむのみのゲームです。
前作はキーパーがやたら鉄壁で、どんなにシュートしても全然入らなかったのですが、今作は普通に得点できるよう調整されています。
難易度は3段階から選択でき、ゲームスピードや試合時間も変更可能、好みの設定で遊べます。
残念なのは、人との対戦が面白そうな作りなのに、対戦できる環境が限られていることでしょうか。
オンライン対戦はもちろん、Bluetooth を使った対戦にも未対応で、iPad か Apple TV でないと対人戦は行えません。
また iPad の対戦は1つの本体を2人で使ってプレイするという遊びにくいもの・・・
学校とかで手軽に対戦できる作りになっていると、盛り上がりそうなんですけどね。
※今回はワールドカップより、コパアメリカと EURO がメインでしょうか。
それぞれ、そのモードにしか登場しないチームが存在します。
ただ、選手の名前は適当で、個人の能力値も存在しません。 そこまでは再現されていないので悪しからず。
※チーム能力。 日本はマジで最弱です。 まあ、しょうがないね・・・
ZONE DEF や OFF と言うのは AI の戦術で、他に防御重視(DEF)や、クラシック、ダイヤモンド、特定のフォーメーション固有の戦術などがあります。
今作もヨーロッパと南米を中心に、かなりヒットしそうな雰囲気を感じます。
日本では、長期的に遊べるモードがなく、中心となる大会(コパアメリカ と EURO 2016)からも外れているので、ヒットは難しいと思いますが、ゲーム自体は手軽に楽しめる良作です。
まるでバスケのように攻守が激しく入れ替わり、すぐゴール前の攻防になる展開は、あまりサッカーらしくない気もしますが、これはこれでスピーディーでゲームとしては良いと思います。
今回はちゃんとゴールも決まるし。
どちらかと言うとゲーマーより、サッカー好きのライトユーザー向けアプリと言えるでしょうか。
・Pixel Cup Soccer 16(iTunes が起動します)
※Youtube 公式 PV
「Pixel Cup Soccer 16」です。
前作 が登場したのは 2014 年、ブラジルワールドカップ直前の頃。
各国の評価はその時点の(ウルグアイ視点の)ものだったのですが、それから2年が経ち、各国のチーム事情は様変わりしました。
今作はそれに合わせてデータが更新され、演出も向上、ゲームバランスにも調整が加えられた、進化バージョンと言えます。
カジュアルに楽しむサッカーゲームで、長期的な育成などはないのですが、遊びやすさは相変わらずで、誰でも手軽に遊べる作りになっています。
価格は 360 円。 買い切りゲームなので課金・広告・スタミナなどは一切ありません。
ファミコン風のサッカーゲームなので、操作は方向キーとボタン2つ。
最近のサッカーゲームは多くのボタンを駆使するものが多いですが、これはあえて簡略化されていて、オフェンス時はパスとシュート、ディフェンス時は操作キャラ変更とタックルのみ。
あまり難しいテクニックは要りません。
細かいパス回しなども不要で、南米サッカーらしくドリブルで切り込んでいくのがメイン。
ディフェンスはそれをタックルで止めに行く形で、解りやすくてシンプルです。
ボタンの長押しでボールのコントロールが可能で、パスは短く押すと低いパス、長めに押すと浮かせるパス。
シュートは押す時間が長いほど強いシュートになります。
こう言うと、サッカーゲームの経験がある人だと「あぁ、長押しし過ぎるとボールが高く浮いてシュートが入らないんだな」と思うかもしれません。
しかしこのゲームは、どんなに長く押し続けてもゴールの中に飛んでいきます。
純粋にシュートの押す長さは、強さのみに関係します。
私は押す長さが適切でないとシュートが枠の中に入らないサッカーゲームは嫌いなのですが、これはそういうことがないので、かなり遊びやすいですね。
無論、敵が近くにいるのにタメ続けているとボールを奪われてしまいますが。
同点後の PK はありますが、ファールはなく、ディフェンスはどんどんタックルしても OK。
センタリングとかはあまり考えなくて良いゲームですが、一応浮いたボールに合わせてシュートすれば、ヘディングやオーバーヘッドキックなども繰り出せます。
※土のフィールドもあり。 スタジアムは 18 も用意されています。
ファミコン風と言ってもやはり現代のゲームですから、動きはとても滑らか。
一方でサウンドや試合前の演出、ゴール後のシーンなどには、ファミコンぽさと言うか、くにおくんっぽさがありますね。
強いシュートもナッツシュートに見えてしまう・・・w
※難しい操作のないゲームですが、シュート時の方向キーの使い方は注意。
方向キーを倒している方にシュートを打つのではなく、右上や右下ならゴール隅の高い位置、上や下ならゴール隅の低い位置を狙います。
シュート前にボタンを押しっぱなしにしますから、その時にシュート方向を入力しましょう。
まあ、慣れてないうちはナナメに倒しておけば OK で、方向が悪いと枠に行かないとかいうことはないです。
ゲームモードはワールドカップの他に、コパ・アメリカ・センテナリオ や EURO 2016 などがあり、今作はこれらの大会の開催に合わせて公開されたようですね。
他にオリジナルのトーナメント&リーグと、女子ワールドカップモードがあります。
ちなみに日本は、前作ではやたら高評価だったのですが、今作は見事に最弱チームの一角です。
女子はさすがに強いですが、オリンピック予選で敗退したからか中の上といったところ。
これらのモードはその大会を再現した形で進行しますが、そんなに長いゲームではありません。
ワールドカップでも予選リーグ3試合と、トーナメント4試合、最長で7試合。
成果に応じて報酬やメダルが得られ・・・ みたいなものはないので、冒頭でも述べたように、カジュアルに試合を楽しむのみのゲームです。
前作はキーパーがやたら鉄壁で、どんなにシュートしても全然入らなかったのですが、今作は普通に得点できるよう調整されています。
難易度は3段階から選択でき、ゲームスピードや試合時間も変更可能、好みの設定で遊べます。
残念なのは、人との対戦が面白そうな作りなのに、対戦できる環境が限られていることでしょうか。
オンライン対戦はもちろん、Bluetooth を使った対戦にも未対応で、iPad か Apple TV でないと対人戦は行えません。
また iPad の対戦は1つの本体を2人で使ってプレイするという遊びにくいもの・・・
学校とかで手軽に対戦できる作りになっていると、盛り上がりそうなんですけどね。
※今回はワールドカップより、コパアメリカと EURO がメインでしょうか。
それぞれ、そのモードにしか登場しないチームが存在します。
ただ、選手の名前は適当で、個人の能力値も存在しません。 そこまでは再現されていないので悪しからず。
※チーム能力。 日本はマジで最弱です。 まあ、しょうがないね・・・
ZONE DEF や OFF と言うのは AI の戦術で、他に防御重視(DEF)や、クラシック、ダイヤモンド、特定のフォーメーション固有の戦術などがあります。
今作もヨーロッパと南米を中心に、かなりヒットしそうな雰囲気を感じます。
日本では、長期的に遊べるモードがなく、中心となる大会(コパアメリカ と EURO 2016)からも外れているので、ヒットは難しいと思いますが、ゲーム自体は手軽に楽しめる良作です。
まるでバスケのように攻守が激しく入れ替わり、すぐゴール前の攻防になる展開は、あまりサッカーらしくない気もしますが、これはこれでスピーディーでゲームとしては良いと思います。
今回はちゃんとゴールも決まるし。
どちらかと言うとゲーマーより、サッカー好きのライトユーザー向けアプリと言えるでしょうか。
・Pixel Cup Soccer 16(iTunes が起動します)
※Youtube 公式 PV
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