予想通り、ここ最近は目立った新作アプリがないため・・・
ニュースでお茶を濁しておこうと ここ最近のスマホ情報をお伝えしたいと思います。 

と言ってもご存じのように、昨今のスマホ関連のニュースは「ポケモン GO」の話題ばかりですが。 

スマホ関連ニュース 0807

ファミ通「ポケモン GO」利用実態の調査結果(ファミ通) 
niconico ポケモン GO アンケート(ニコニコアンケート)
プレイヤー 100 人にアンケートを採った結果(ゲームキャスト)
ポケモン GO アンケート(かみあぷ速報)
インテージ、ポケモン GO の利用実態を分析(Social Game Info)
ジャストシステム、ポケモン GO の利用分析(Social Game Info)

巷で話題沸騰中の「ポケモン GO」。
そのポケモン GO の利用実態を調査しようと、各メディアがアンケートを実施しています。
詳しい結果はリンク先を見て頂くとして、簡単にまとめると・・・
まず、無作為なスマホユーザーを対象にしたアンケートだと、プレイヤーの比率は約 20 %。
ニコ動利用者を対象にしたアンケートだと約 37 %。
スマホ利用者の 1/5 以上はプレイしていることになります。
注目なのは、無作為のスマホユーザーを対象にしたアンケートで、ツムツムの利用者は 7.5 %、パズドラは 4.3 %ということ。
20 %というのがどれだけ多いかが解ります。

年齢層は 10 代が最も多く、次いで 20 代、以下 30 代、40 代。 まあ順当な結果。
10 代と 20 代で全体の半分以上を占めている模様。
ただし離脱率は 10 代がもっとも多く、継続率は 20 代や 30 代の方が高いというデータも。
男女比率はニコ動のアンケートでは女性が多め、ゲームキャストさんの調査では男性が多め。
外を歩き回っているようなヘビーユーザーは男性の方が多いと思いますが、他のゲームより女性率は高いようです。

利用の動機は「ポケモンだから」という人はそれほど多くなく、ファミ通の調査では他のポケモン経験者は半々ぐらい。
また、他のスマホゲームはプレイしていない人も多く、「流行ってるから試してみた」という人が多いようですね。
利用者に対するアンケートとして、「運動の機会が増えた」と答えている人は半数以上に上ります。
課金者は2割ほどで、8割は無課金で遊んでいる模様です。


広島・平和記念公園でポケモンGOを全削除(産経新聞)
ポケモンGO 原爆ドームに「ピカドン」が置かれる(naver まとめ)
ポケモンGO スポット削除、「平和」とは何か(Yahoo!ニュース)
広島平和公園が AR 焼け野原(市況かぶ全力2階建)

ポケモン GO のチェックポイントとして機能する「ポケストップ」や「ジム」が広島の平和記念公園や原爆ドームに設置されていて、「原爆慰霊の場に相応しくない」という意見が寄せられていた問題。
8月6日の原爆の日に行われた平和記念式典に合わせ、敷地内の全てのポケストップとジムが削除されるに至っています。
敷地内にポケモンが現れない設定にもなっているようです。

これについてユーザーの意見は賛否両論。
「当然だ」という意見もあれば、「やり過ぎだ」「将棋やダンスは良いのに」「他にやり方があるだろ」という批判もあって議論が続いています。

ただ、この件については原爆ドームにジムがあって、そこに「ピカドン」と名付けられたピカチュウが置かれていたという事件があり、式典中に混乱を招くのではないかという懸念があって、行政が動かざるを得なかったというのもあるようです。
靖国神社のジムでは韓国人や中国人のプレイヤーが「安倍のバカ」「中国万歳!」という名のポケモンを置くという問題も起こっていて、それらを考えると仕方ない気もします。
ナイアンティックも原爆の日までに対処する必要があったので、あまり話し合っている余裕はなかったのでしょうね。


トレンドマイクロ、偽ポケモン GO 対策セミナー実施(読売新聞)
マカフィー、ポケモンGO に潜む危険(マカフィー公式)

世界的な大流行になっているポケモン GO。 そうすると当然、それを利用しようとする悪い連中も出て来ます。
アンチウィルスソフトを開発しているトレンドマイクロ社とマカフィー社は、便乗した偽アプリが拡散されていることについて注意喚起を行っています。

トレンドマイクロによると、7/22 の時点で確認されている偽ポケモン GO アプリは 43 種、うち 19 種は何らかのウィルスに感染したり、情報を抜き取られたり、不正サイトに誘導される危険があるとのこと。
問題のある偽アプリは全て Android を対象としたもので、Google Play ではなく外部のアプリマーケット、及び不正な入手方法で広まったものであるようです。
ゲーム自体は行えるが、第三者が利益を得る広告が表示されるものなどもあるようです。

正規マーケットである iTunes と Google Play でダウンロードすることで被害は防げるとのことですが、まだスタートしたばかりなのにこれだけ出ているので、今後も警戒しておく必要があるでしょう。
補助ツールやらチートやらをうたう外部アプリも危険なので注意して下さい。


Pokemon GO、全体の収益が1億6000万ドルに到達(4gamer)

色々あるポケモン GO ですが、やっぱり収益はかなり上がっているようです。
8/1 時点で、世界全体で1億6000万ドル(約161億円)に達する模様。

ただ、市場では「そうは言っても作ったのはアメリカのナイアンティックだろ? 株式会社ポケモンも子会社だし、任天堂本体は大して儲からないだろ」という意見も。
実際に先日の決算で任天堂は「当社の業績に与える影響は限定的」と発表しており、「これから周辺機器の Pokémon GO Plus を作って売るよ」と言っていましたが、その Pokémon GO Plus の発売は9月に延期。
おかげで任天堂の株価は急騰のあと急落しています。

とは言え、これだけ売上げがあると相応に収益はあるでしょうし、Apple や Google の業績さえも押し上げるという見方があります。(課金の 30 %を徴収するため)
ともあれユーザーとしては、儲かった分が更なる開発に投資され、アップデートや新ゲームに繋がることを期待したいですね。


レベルファイブ、新作発表会「LEVEL5 VISION 2016」(公式)

ポケモンの復権により、忘却の彼方に追いやられようとしている者たちがいます。 妖怪です・・・
7月27日、レベルファイブは大規模な新作発表会「LEVEL5 VISION 2016 -NEW HEROES-」を実施、数多くのスマホや 3DS 用タイトルを発表しました。
・・・が、巷はポケモン GO 旋風の真っ最中。 清々しいまでに話題になっていません。

発表されたスマホゲームは、乙女ゲー「オトメ勇者」、レイトン新作で娘が主人公の「レディレイトン」、3DS 用の妖怪ウォッチをスマホに移植した「妖怪ウォッチ for スマートフォン」、さらにクイズゲームの「妖怪大辞典」や音ゲーの「妖怪ウォッチ ゲラポリズム」など。
タイトルを見て解るように、子供用のゲームと乙女ゲーしかありません。 レディレイトンが気になるぐらい。
しかも妖怪ウォッチ押しをポケモンフィーバーの中でやってしまった間の悪さ。

そもそもレベルファイブの発表会と言えば・・・
「LEVEL5 VISION 2013 渦」は、ワンダーフリック で爆死、地球壊滅的B級彼女 が憤死、魔神ステーションが無かったことになり、全てが渦に飲まれ消滅。
「LEVEL5 VISION 2015 -THE BEGINNING-」は、スナックワールド、レイトン7、ファンタジーライフ2 の3つ全てがまったく BEGINNING していない。
今のところ大規模発表会に出て来たタイトルでまともだったのは 妖怪ウォッチ ぷにぷに だけという惨状なので、なんと言うか、もう盛大なネタ振りにしか思えない印象です・・・


ソフトバンク、英半導体 ARM 買収で合意、過去最大の 3.3 兆円(ロイター)

この話題、テレビのニュースでも盛んに報じられていたので知っている方は多いと思いますが、意味が解らなかった方が多いのではないでしょうか?
しかし ARM は、ほとんどのスマホに関わっている会社です。

「ARM」と言うのは CPU の「アーキテクチャ」を開発・提供している会社で、アーキテクチャは言わば基本設計。
そのコンセプトは「省電力 CPU」で、そのため高性能が要求されるパソコンなどには使われていませんが、他の多くの電子機器はデジカメや炊飯器はもちろん、DS や PS Vita に至るまで「ARM プロセッサ(CPU)」が使用されています。
iPhone の CPU は Apple が開発したものですが、これもアーキテクチャは ARM のもので、いわゆる「ARM プロセッサ」の1つです。

ここを買収したソフトバンクが、それをどのように利用していくのか?
単なる投機かもしれませんが、今後の展開に関わる事柄として覚えておいた方が良いかもしれません。