以前、ボールを打ち返すのではなく、好きな方向に大量のボールを飛ばせる、変わり種のターン制ブロック崩し「Add Ball」をご紹介しました。
しかし Add Ball はオリジナルの作品ではなく、別のゲームの模倣だったようです。
そのベースとなった作品が「BBTAN by 111%」というゲームです。

さらに調べてみると、BBTAN をシューティング風にアレンジした「CCTAN by 111%」、ビリヤード風にアレンジした「DDTAN by 111%」もあることが解りました。
そこで今回は、これら BBTAN / CCTAN / DDTAN をまとめて取り上げたいと思います。

どれも手軽に楽しめるカジュアルゲームで、ずっとやってしまうハマり性があります。
慣れると長時間続くため、結構な時間泥棒アプリですね。

価格は全て無料。 コインを買う課金がありますが、購入は必須ではありません。
ただし集めたコインでガチャをやる時に強制動画広告が入り、コンティニューやプレゼントの任意動画広告もあります。 スタミナはありません。

まずは BBTAN の解説から。

BBTAN
BBTAN は前述したように Add Ball のベースとなったゲームなので、ルールはそれと変わりません。
指をスライドして方向を調整し、離すとその角度でボールが飛んでいきます。

基本的には「ブロック崩し」で、ボールがブロックに当たると耐久力が減少、0 になれば破壊できます。
ただ、戻ってきたボールをパドルで跳ね返すことはできません。
下部に着地したボールはそこに留まります。

ボールが戻ってきたら1ターン終了、残っているブロックが1段下がり、上から新しいブロックが現れます。
ブロックが再下段まで到達してしまうとゲームオーバー。

ブロックの耐久力は徐々に上がっていきますが、こちらも「+」アイテムを取ることで発射できるボールの数が増えます。
ボールはどんどん増加し、そのうち数十個、百個以上にも達します。
大量のボールが数珠つなぎで飛んでいき、ブロックに当たって画面狭しと乱反射、ブロックがどんどん壊れていく様子を見るのは気持ちが良いですね。

Add Ball と違うのはナナメになったブロックがあることで、ボールの反射角が変わります。
また、30 分のカウントダウンがあることや、ビームが出るアイテムがあること、コインを集めて特殊ボールをゲットできることも特徴です。
ただ、カウントダウンは 0 になっても特に何も起こりません・・・ 正直、意味不明。 プレイ時間の目安?

ボールの入手はガチャなので何が手に入るか解りませんが、種類によって大きさが違い、それにより難易度も変わって来ます。

BBTAN
※ビームアイテムで縦一列のブロックにまとめてダメージ。 ただ、一度使うと消えてしまいます。
右はどこかで見たようなボールをゲットしたシーン。 ボールごとに大きさがあり、中には超巨大ボールも・・・
大きいと当たりやすいですが、すき間に入り辛い。


Add Ball より画面が暗く、キャラクターも独特で、見た目が取っ付きにくいのが難ですが、一度始めると延々と遊んでしまう面白さがあるのは Add Ball 経験者なら解るはず。
こちらも同じようにオススメできるゲームです。


続いて、CCTAN について。

CCTAN

こちらはシューティングゲーム風です。
中央に固定された自機があり、下部のレバーを回すことでクルクルと方向を変えられます。
向いている方向にボールが自動で連射され、これを外周から迫ってくるブロックにぶつけて破壊していきます。

BBTAN と同じように、ボールはブロックに当たると反射します。
ただ撃っているだけではブロックの破壊が間に合わないので、うまく反射を計算し、1つのボールを複数のブロックに当てていくようにするのがコツですね。

たまにレベルアップアイテムやレーザーアイテム、ボムアイテムなどが現れます。
レベルアップすると連射力がアップし、高レベルになればかなりの数のボールを撃ちまくれるようになります。
レーザーは取るとしばらく強力な貫通レーザーを使用可能。
ボムは周囲のブロックをまとめて壊せます。

難易度は BBTAN よりも高めですが、そのぶんプレイ時間が短めで気楽に遊べます。
適度な難しさなので、何度もチャレンジしてしまいますね。
こちらも思わずハマってしまう、楽しめる作品です。


最後に、DDTAN について。

DDTAN

これはビリヤード風。 引っ張り系なのでモンスト風といった方が解りやすいでしょうか。
画面を引っ張って指を離すと、ボールを弾き飛ばすことが出来ます。
それをブロックに当てて耐久力を減らし、破壊していく内容ですね。

ボールはブロックや壁で反射するので、それを計算して出来るだけ多くのブロックに当てていくのがコツ。
1ターンごとに残っているブロックの耐久力が1つ増加し、新しいブロックが出現。
ブロックを壊しきれず、どれかのブロックの耐久力が 10 に達するとゲームオーバーです。

この作品はボールの数が増えないので、ゲーム展開が地味。
ただ、コインを貯めて新しいボールをゲットすると、それが「投げるボールのリスト」に加わっていきます。
画面下部にはこれから投げるボールが3つまで表示されていて、チェンジボタンで直前のボールを入れ替える事も可能。
ボールごとにスピードやサイズが異なり、爆発する手榴弾などの特殊ボールも存在します。

BBTAN や CCTAN は使用するボール or 自機をプレイ前に選択する形ですが、これはゲットしたボールは全てゲーム中に登場するのが特徴です。

3つの作品の中では今一歩な感がありますが、それでも何度も繰り返してしまう、病み付きになるゲーム性はありますね。

どれもカジュアルゲームとしては、面白さは標準以上です。
試して損のないシリーズで、見た目は奇抜ですが、安定して楽しめる作品群です。

BBTAN by 111%(iPhone 版、iTunes 起動)
BBTAN by 111%(Android 版、Google Play へ移動)

CCTAN by 111%(iPhone 版、iTunes 起動)
CCTAN by 111%(Android 版、Google Play へ移動)

DDTAN by 111%(iPhone 版、iTunes 起動)
DDTAN by 111%(Android 版、Google Play へ移動)

※8/13 現在、ダウンロードが不安定です。
入手できたり出来なかったりしているので、ダメな時は時間を置いて再度試してみて下さい。