戦争で化学兵器が使用され、異形の怪物が出没し始めた。
彼はホテルの最上階にあるスイートルームにいたため、その災禍を逃れていたが、すでに食糧は尽きてしまった。
生き延びるためには怪物の巣窟となった、このホテルから脱出しなければならない・・・
そんなホテル脱出サバイバル・ローグライクゲームが公開されています。
SKYHILL」です。

ゾンビものの RPG で、ホテルの部屋・アイテム・敵の配置がプレイごとに変化し、レベルも毎回1からとなるローグライクらしい内容。
一方で食料を確保し、ガラクタで武器を作り、ギリギリで生き残っていくサバイバル感の強いゲームでもあります。

価格は 360 円で、買い切りゲームなので課金・スタミナ・広告などは一切ありません。
ただ、メッセージが日本語化されていますが、その翻訳が微妙で・・・ 逆に意味が解らなくなっているところもチラホラあるのが難点。
公開したのはドイツのパブリッシャーですが、開発はロシアのメーカーです。

SKYHILL

SKYHILL
ゲームはビルの 100 階からスタート。
ここには「VIP ルーム」があり、作業台、キッチン、ベッドがあります。
しかし最初はアイテムを一切所持しておらず、ビル内を捜索して見つけて来なければなりません。

移動は行きたい部屋をタップします。
ビルの各階は客室2つと階段のある廊下で構成されていて、シンプルな作りですが、各部屋に何があるかは入ってみないと解りません。
部屋の中に調査可能な場所があるなら目のマークが表示され、タップすれば武器や食料、雑貨などが手に入ります。

ただ、部屋を移動するごとに「空腹度」が1つ減ります。
0になるとライフが減少し始めるため、無駄な移動は避けなければなりません。

もし敵に遭遇するとバトル開始。
攻撃は敵をタップし、その後に狙う場所を選択して行います。
例えば、頭なら命中率 50 %でダメージ大、手なら命中率 90 %でダメージ小といった違いがあり、攻撃の度にこれを繰り返します。
平均値で言うと命中率の低い場所を狙った方が良いのですが・・・ どれを選ぶかは状況次第。

ターン制のバトルで、こちらの攻撃の後には相手が反撃してきます。
戦闘に入る前なら戦わずに下がることも出来ますが、敵を倒さないと部屋の調査を行えませんし、廊下にいる場合は倒さないと進めません。 相手から先制攻撃されることも。
戦闘になってから逃走した場合、1度追撃を食らいます。

画面の左上にはキャラクターのステータスが表示されていて、タップするとメニュー画面が開きます。
ここで武器の装備、食料の使用、簡単な加工を行えますが、本格的な料理や加工は VIP ルームの作業台で行う必要があります。

ただ、毎回階段で往復していたのでは食糧が持ちません。
廊下にあるエレベーターの扉が壊れていない場合、それを使って一気に VIP ルームや他の階に移動できますが、ヒューズボックスが壊れていて電力が供給されていないフロアがあると、エレベーターはそこを通過できません。

ヒューズボックスの故障は 5~10 フロアごとにあって、チェックポイントのようになっています。
修理は必須ですが、必要なアイテムがない場合、もう少し捜索して探してみるか、無理やり修理するかの選択を迫られます。
無理やり修理した場合、空腹度が多く減り、ランダムでアイテムも失います。 失敗に終わる場合もあります。

SKYHILL
※拠点となるホテル最上階の部屋。 ベッドをタップすると睡眠を取れライフが回復しますが、空腹度と引き替えになるので、食糧が少ないのに寝るのはむしろ自殺行為。
キッチンや作業場を改良すると作れる物が増えます。


SKYHILL
※戦闘時の狙う位置の選択。 この敵の場合、ダメージと命中率をかけた平均値を出すと、左から 3.17~3.65、2.80~3.21、3.29~3.78 となるので、70 %攻撃の一番右を選ぶのが理論的には良いです。
あくまで理論値ですが。


SKYHILL
※壊れたヒューズボックスの修理がゲームのポイント。
必要なアイテムを簡単に用意できるなら作ってきた方が良いですが、そうでないなら無理やり治した方が良いことも・・・
無理やりの修理は空腹度が大きく減るので、食糧と相談しましょう。


途中で死んでしまいゲームオーバーになると、次はまた最初からですが・・・
到達した階が最高記録なら、それに応じた「スキル」を得られます。

スキルには受動的(パッシブ)とアクティブの2種類があり、開始時にそれぞれ1つずつ選べます。
先制攻撃を受けないが逃げられなくなる「暴走」、腐った食べ物をペナルティなしで食べられる「中毒者」、1度だけ空腹度を全快できる「サバイバルキット」など、効果は様々。

ただ、多くのスキルにデメリットもあり、例えば腐った食べ物を食べられるスキルは空腹度が 0 になった時のライフ減少量が増大します。
また自発的に使うアクティブスキルは一度使うとしばらく使えないか、再使用不可になり、「スキルがないとクリア出来ない」と言うほど有利になる訳ではありません。
やはりモノを言うのは経験と戦略、そして運ですね。

ゲームの難易度は4段階で、「簡単」にすると受けるダメージが減少、経験値の入手量も増加、レベルアップ時の回復量も増えるなど、様々なハンデを得られます。
それでも高難度なゲームなので、簡単と言うほど簡単ではないですが・・・
とりあえず簡単で始めてスキルを獲得し、それからノーマルに挑むのが良いかも。

捜索中、様々なイベントに遭遇したり、メモや写真などを得られます。
それらを見ることで事件や戦争の背景を知ることができますが、文章がいかにも機械翻訳で、微妙に解りにくいのが難点。
まあ、長い英文を見せられるよりは、よっぽど理解しやすいのですが・・・

また携帯電話を発見するイベントで、スマホが急に振動するのもどうにかして欲しい点。
オプションに振動のオフが欲しかったところ。

SKYHILL
※レベルアップ画面。 まずは命中率を高める「精度」を上げたいところ。
ただ、武器には使うのに必要なステータスがあって、それを満たしていないと効果が下がります。
よってスキルポイントはすぐ使うのではなく、ある程度残しておき、強い武器を手に入れたらそれを扱うのに必要なステータスを補填しましょう。


SKYHILL
※ざんねん! わたしのぼうけんは ここでおわってしまった!
しかし到達階に応じて「新しいスキル」を得られます。 これをある程度集めてからが本番?
まあ、デメリットの方が大きいスキルもあるけど・・・


SKYHILL
※謎のモニタールーム。 これは一体? 他にも謎の PC とか、色々なものを発見できます。
実はこのゲームはマルチエンディングで・・・


システムはシンプルながら、手軽なサバイバルゲームとして楽しめる内容です。
難易度がシビアで、運にも左右されますが、思わず繰り返してしまうゲーム性ですね。

最初は難しいと思いますが、経験さえ積めば、割と安定して下層まで進めるようになるはずです。
B級感の漂うゲームですが、私的にはオススメの作品です。

SKYHILL(iTunes が起動します)

SKYHILL(PC 版、Steam へ移動)

※Youtube 公式 PV



【 ちょこっと攻略 : スキル解説 】

このゲームは翻訳が微妙で、スキル効果の説明文が意味不明になっているので・・・
ここで効果を説明しておきたいと思います。

=パッシブ(受動的)=

暴走:先制攻撃を受けないが、戦闘に入ると逃げられない。
過食症:移動時の空腹度減少が半分になるが、食糧を食べた時に 1/4 で回復量分のダメージ。
階段恐怖症:廊下での攻撃力が半減。 廊下以外では攻撃力 +25 %。
弱虫:ベットとドアのレベルが最初から MAX。 しかし受けるダメージが 25 %増加。
中毒者:腐った食糧を食べてもペナルティを受けない。 しかし空腹度0になるとターン毎に10ダメージ。
混乱:探した時に必ず何か見つかる(空っぽが出ない)。しかし 10 ターン毎にアイテムを1つ落とす。
一方的:レベルアップ時に得られるポイントが1のみで、これでステータスを増やすと +1~+8 される。
高所恐怖症:最初の MAX HP が 60。 10 階下がるごとに MAX HP +10。
チャンスのゲーム:与えるダメージに 1%~300% の補正が付く。
レトロな映画:古い映画風になる。(白黒でレトロBGM)

=アクティブ=

一苦労:10ターン空腹度が減らない。100ターン後に再使用可能。
サバイバルキット:空腹度が全快する。1回のみ。
救急:HP 50 回復。1回のみ。
鼓舞:VIP ルームのどれかの設備レベルが1上がる。1回のみ。
映画のような:鍵のかかった扉を開ける。100ターン後に再使用可能。
演繹的法:現在の階と上下階にいる敵を察知。50ターン後に再使用可能。
健忘:使うと別の階にワープする。100ターン後に再使用可能。
悪魔の運:必殺攻撃を繰り出す。150ターン後に再使用可能。
新生活:スキルポイントを振り直せる。1回のみ。
謎の道具:回復したり、毒を受けたり、何かが起こる。50ターン後に再使用可能。