ビームやミサイルで隕石を破壊しまくり、そこから得られる資源で惑星を緑化する、爽快感のあるシューティングアプリ「みどりのほし」。
ただ撃つだけのシンプルな内容ながら、延々と続けてしまう中毒性があり、世界的にヒットとなったこの作品に続編が登場しました。
「みどりのほしぼし」です。
前作は同じような星の緑化を繰り返すだけでしたが、今回は星が変わると見た目も変化、新しい武器を作り出すこともでき、長く楽しめるようになっています。
隕石のハデな爆発も健在で、飛び散る爆風と破片、重い爆音が爽快感を出しています。
ちょっと寂しい雰囲気も相変わらず良く、細かい演出にもこだわりを感じますね。
しかし、今回は・・・ 隕石があまり飛んで来ない・・・
隕石を破壊するゲームで、隕石が飛んで来なかったら、何が残るのか?
あぁ、たくさん飛んで来させることも出来ますよ。 動画広告を見れば。

ただ撃つだけのシンプルな内容ながら、延々と続けてしまう中毒性があり、世界的にヒットとなったこの作品に続編が登場しました。
「みどりのほしぼし」です。
前作は同じような星の緑化を繰り返すだけでしたが、今回は星が変わると見た目も変化、新しい武器を作り出すこともでき、長く楽しめるようになっています。
隕石のハデな爆発も健在で、飛び散る爆風と破片、重い爆音が爽快感を出しています。
ちょっと寂しい雰囲気も相変わらず良く、細かい演出にもこだわりを感じますね。
しかし、今回は・・・ 隕石があまり飛んで来ない・・・
隕石を破壊するゲームで、隕石が飛んで来なかったら、何が残るのか?
あぁ、たくさん飛んで来させることも出来ますよ。 動画広告を見れば。

ゲームの基本部分は前とまったく変わりません。
惑星上に砲台(分解キャノン)が置かれていて、画面をタップするとその方向に弾が発射されます。
上空を横切っていく隕石を撃って破壊すると、爆発と共に大量の破片が降り注いできます。
破片は指でなぞって回収すると光の粒となって UFO に吸い込まれ、エネルギーとなります。
エネルギーはキャノンの強化や増設、新キャノンの取得に使え、惑星の緑化にも使用します。
武器の種類は前作より増えており、前はバルカン、ミサイル、ビームの3種類でしたが、反射弾のリフレクト、分裂弾のスプレッド、タメ撃ちのチャージが追加されています。
ただ、敵が攻撃して来る訳ではないので、武器を変えて強くしても、ゲームが有利になる訳ではありません。
隕石をより早く、より色々な方法で壊せるようになる、といった感じですね。
たまに硬い隕石が出て来て、これは相応の強化がないと弾が跳ね返されてしまいますが。
緑のエネルギータンクを押しっぱなしにすると、貯めたエネルギーが惑星に注ぎ込まれ、緑化されていきます。
徐々に芝生や草木が生えていき、緑化率 100 %になれば惑星緑化完了。 次の星へと向かいます。
あとはこの繰り返し。
要するに、隕石を撃ってエネルギーを集めるだけの簡単なお仕事です。

※とにかく撃って壊して回収する。 難しいことは考えなくて構いません。
右は緑化完了シーン。 花が咲いて、UFO は次の星に旅立ちます。
今回は惑星をクリアしたり、特殊な隕石を破壊すると、キラキラ光る石が手に入り、これを使って武器の「合成」を行えるようになりました。
例えば、バルカンと誘導ミサイルを合成すると誘導バルカンになり、ビームと誘導ミサイルを合成すると誘導放電攻撃になります。
拡散レーザーとか、分裂反射弾とか、色々な攻撃を作り出すことが可能。
まあ、前述したように敵がいるとか、ボスが出るとか、そういうゲームではないので、別に合成武器を作らなくてもゲーム的には問題ありません。
しかし撃って壊すのが楽しいゲームなので、その手段が増えるのは大切ではありますね。
隕石を壊した時に出て来る破片も、後の惑星ほど新しいものが出現します。

※レーザー+ミサイルの貫通誘導プラズマを作ったところ。 今のところ一番使いやすい印象です。 誘導なので狙う必要はありません。
合成に必要なキラキラ隕石はクリア以外でもたまに手に入ります。
合成画面には右下にある黄色のマークをタップすることで移動します。 忘れがちなので注意。
非常にシンプルな内容ですが、だからこそこのゲームは多くの支持を得られたのだと思います。
難しいルールや攻略はなく、ただ隕石を破壊し続け、集めたエネルギーでキャノンやレーダー(隕石出現率)を強化、どんどんゲームを派手にしていけるその内容には、クリッカー系に近い楽しさがありました。
それに「破壊の爽快感」と「雰囲気の良さ」も加わっていたことが、世界的なヒットになった理由と言えたでしょう。
しかし、これは前作の話。 今作は・・・ 雰囲気以外は全てなくなってしまった気がします。
その理由は「隕石の出現ペースが下がった」ため。
今作は明らかに隕石があまり出て来ません。
「次々壊す」と言うより「壊す → しばらく待つ → 壊す」を繰り返す形に。
隕石を壊しまくるのが爽快なゲームで隕石が出ないので、爽快感は消えました。
破壊の爽快さが最大のウリだったゲームからそれがなくなったので、何もなくなりました。
雰囲気は、それだけでゲームが面白くなるものではありません。
そして、広告。
前作も隕石を破壊し尽くすと枯渇していたのですが、しばらく待つと隕石が貯まっていきました。
しかし今作はアプリを落としている間、時間が経っても隕石は貯まりません。
代わりに 15 分ごとに視聴できる動画広告を見ると、隕石が大量に出て来るようになりました。
つまり「隕石が減ったらしばらく待つ → 復帰すると隕石がたくさんある」から、「隕石が無くなったらしばらく待つ → 動画広告を見る → 隕石が出て来る」に変わっています。
広告はこのゲームでは「過去の文明の映像遺産」という扱いになっていて、そこにもちょっとした演出があるのですが、でも結局、動画広告は動画広告です。
私的には武器のバランスの悪さも影響している気がします。
今回は武器を強化すると明らかにオーバーパワーで、出て来た瞬間に隕石を破壊できます。
それでなくても少ししか出て来ない隕石が、瞬時に壊れるのです。 これでは「出待ちゲー」になるのは避けられない。
合成により強力な武器を作れるようになったのも影響しているかもしれません。
武器が強くなったら敵も強くなるか、多くならないとゲーム的にはダメな訳ですが、武器を強くする前からすでに隕石が少ないのだから、強くなったらどうなるか言うまでもない。
これでは強化しがいもないので、テンポの良い強化の楽しさもなくなりました。
前作は微妙なバランスのうえにゲームが成り立っていたのでしょうね・・・ 今回、それが傾いてしまった。
それでも私は、すべては隕石の出現率の悪化が問題なので、これさえ改善されれば良く、アップデートに期待していました。
しかしアップデートで出現率はさらに悪化している印象。
レーダー(隕石の出現率アップ)の強化も Lv10 以上まで行いましたが、相変わらずの「待ちゲー」で、まったく変化を感じられないため、もう見限ってしまいました。
まあ、広告見なくても隕石がいっぱい出てたら、誰も広告見ないもんね・・・

※左下にあるマークをタップすると集めた素材を見られる画面に。 宇宙人の解説や解釈が笑えます。
右は広告表示シーン。 演出はあるけど、でも広告。
「どんな映像なんでしょう? ワクワクしますね」とか言われますが、同じ広告ばかり見せられて全然ワクワクしねぇ。
前作は国内外でヒットした、ユーザーにとって「良いゲーム」でしたが、全くマネタイズを感じない作りだったので、収益がなくてメーカーにとっては「良くないゲーム」だったのかもしれません。
今作は隕石を広告で呼ぶようにして収益を得る、メーカーにとって「良いゲーム」にしたようですが、広告を見ないとやってられないため、ユーザーにとっては「良くないゲーム」になりました。
無論、メーカーもボランティアではないのだから、収益を得なければなりません。
ただ今作に関しては、前作がそれを感じさせないゲームだった分、どうしてもそこを感じてしまうのは否めません。
とは言え、こんな風に思っているのは私だけかもしれません・・・
iTunes や Google Play の評価は今回も非常に高く、巷のレビューもほとんど大絶賛です。
実際、のーんびり、ながーく、じーっくり楽しめるゲームであることは確かです。
私的には退屈なゲームになってしまった印象ですが、無料アプリで課金もなく、話題のアプリの続編なので、試してみる価値はあると思います。
・みどりのほしぼし(iPhone 版、iTunes 起動)
・みどりのほしぼし(Android 版、Google Play へ移動)
惑星上に砲台(分解キャノン)が置かれていて、画面をタップするとその方向に弾が発射されます。
上空を横切っていく隕石を撃って破壊すると、爆発と共に大量の破片が降り注いできます。
破片は指でなぞって回収すると光の粒となって UFO に吸い込まれ、エネルギーとなります。
エネルギーはキャノンの強化や増設、新キャノンの取得に使え、惑星の緑化にも使用します。
武器の種類は前作より増えており、前はバルカン、ミサイル、ビームの3種類でしたが、反射弾のリフレクト、分裂弾のスプレッド、タメ撃ちのチャージが追加されています。
ただ、敵が攻撃して来る訳ではないので、武器を変えて強くしても、ゲームが有利になる訳ではありません。
隕石をより早く、より色々な方法で壊せるようになる、といった感じですね。
たまに硬い隕石が出て来て、これは相応の強化がないと弾が跳ね返されてしまいますが。
緑のエネルギータンクを押しっぱなしにすると、貯めたエネルギーが惑星に注ぎ込まれ、緑化されていきます。
徐々に芝生や草木が生えていき、緑化率 100 %になれば惑星緑化完了。 次の星へと向かいます。
あとはこの繰り返し。
要するに、隕石を撃ってエネルギーを集めるだけの簡単なお仕事です。

※とにかく撃って壊して回収する。 難しいことは考えなくて構いません。
右は緑化完了シーン。 花が咲いて、UFO は次の星に旅立ちます。
今回は惑星をクリアしたり、特殊な隕石を破壊すると、キラキラ光る石が手に入り、これを使って武器の「合成」を行えるようになりました。
例えば、バルカンと誘導ミサイルを合成すると誘導バルカンになり、ビームと誘導ミサイルを合成すると誘導放電攻撃になります。
拡散レーザーとか、分裂反射弾とか、色々な攻撃を作り出すことが可能。
まあ、前述したように敵がいるとか、ボスが出るとか、そういうゲームではないので、別に合成武器を作らなくてもゲーム的には問題ありません。
しかし撃って壊すのが楽しいゲームなので、その手段が増えるのは大切ではありますね。
隕石を壊した時に出て来る破片も、後の惑星ほど新しいものが出現します。

※レーザー+ミサイルの貫通誘導プラズマを作ったところ。 今のところ一番使いやすい印象です。 誘導なので狙う必要はありません。
合成に必要なキラキラ隕石はクリア以外でもたまに手に入ります。
合成画面には右下にある黄色のマークをタップすることで移動します。 忘れがちなので注意。
非常にシンプルな内容ですが、だからこそこのゲームは多くの支持を得られたのだと思います。
難しいルールや攻略はなく、ただ隕石を破壊し続け、集めたエネルギーでキャノンやレーダー(隕石出現率)を強化、どんどんゲームを派手にしていけるその内容には、クリッカー系に近い楽しさがありました。
それに「破壊の爽快感」と「雰囲気の良さ」も加わっていたことが、世界的なヒットになった理由と言えたでしょう。
しかし、これは前作の話。 今作は・・・ 雰囲気以外は全てなくなってしまった気がします。
その理由は「隕石の出現ペースが下がった」ため。
今作は明らかに隕石があまり出て来ません。
「次々壊す」と言うより「壊す → しばらく待つ → 壊す」を繰り返す形に。
隕石を壊しまくるのが爽快なゲームで隕石が出ないので、爽快感は消えました。
破壊の爽快さが最大のウリだったゲームからそれがなくなったので、何もなくなりました。
雰囲気は、それだけでゲームが面白くなるものではありません。
そして、広告。
前作も隕石を破壊し尽くすと枯渇していたのですが、しばらく待つと隕石が貯まっていきました。
しかし今作はアプリを落としている間、時間が経っても隕石は貯まりません。
代わりに 15 分ごとに視聴できる動画広告を見ると、隕石が大量に出て来るようになりました。
つまり「隕石が減ったらしばらく待つ → 復帰すると隕石がたくさんある」から、「隕石が無くなったらしばらく待つ → 動画広告を見る → 隕石が出て来る」に変わっています。
広告はこのゲームでは「過去の文明の映像遺産」という扱いになっていて、そこにもちょっとした演出があるのですが、でも結局、動画広告は動画広告です。
私的には武器のバランスの悪さも影響している気がします。
今回は武器を強化すると明らかにオーバーパワーで、出て来た瞬間に隕石を破壊できます。
それでなくても少ししか出て来ない隕石が、瞬時に壊れるのです。 これでは「出待ちゲー」になるのは避けられない。
合成により強力な武器を作れるようになったのも影響しているかもしれません。
武器が強くなったら敵も強くなるか、多くならないとゲーム的にはダメな訳ですが、武器を強くする前からすでに隕石が少ないのだから、強くなったらどうなるか言うまでもない。
これでは強化しがいもないので、テンポの良い強化の楽しさもなくなりました。
前作は微妙なバランスのうえにゲームが成り立っていたのでしょうね・・・ 今回、それが傾いてしまった。
それでも私は、すべては隕石の出現率の悪化が問題なので、これさえ改善されれば良く、アップデートに期待していました。
しかしアップデートで出現率はさらに悪化している印象。
レーダー(隕石の出現率アップ)の強化も Lv10 以上まで行いましたが、相変わらずの「待ちゲー」で、まったく変化を感じられないため、もう見限ってしまいました。
まあ、広告見なくても隕石がいっぱい出てたら、誰も広告見ないもんね・・・

※左下にあるマークをタップすると集めた素材を見られる画面に。 宇宙人の解説や解釈が笑えます。
右は広告表示シーン。 演出はあるけど、でも広告。
「どんな映像なんでしょう? ワクワクしますね」とか言われますが、同じ広告ばかり見せられて全然ワクワクしねぇ。
前作は国内外でヒットした、ユーザーにとって「良いゲーム」でしたが、全くマネタイズを感じない作りだったので、収益がなくてメーカーにとっては「良くないゲーム」だったのかもしれません。
今作は隕石を広告で呼ぶようにして収益を得る、メーカーにとって「良いゲーム」にしたようですが、広告を見ないとやってられないため、ユーザーにとっては「良くないゲーム」になりました。
無論、メーカーもボランティアではないのだから、収益を得なければなりません。
ただ今作に関しては、前作がそれを感じさせないゲームだった分、どうしてもそこを感じてしまうのは否めません。
とは言え、こんな風に思っているのは私だけかもしれません・・・
iTunes や Google Play の評価は今回も非常に高く、巷のレビューもほとんど大絶賛です。
実際、のーんびり、ながーく、じーっくり楽しめるゲームであることは確かです。
私的には退屈なゲームになってしまった印象ですが、無料アプリで課金もなく、話題のアプリの続編なので、試してみる価値はあると思います。
・みどりのほしぼし(iPhone 版、iTunes 起動)
・みどりのほしぼし(Android 版、Google Play へ移動)
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