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むげんに よみがえる まものに たいこうするには、しんだ えいゆうを むげんに よみがえらせる しかない。

多彩なスキルとランダム生成の装備を迷宮内で入れ替えながら、死と再開を繰り返して戦いに挑み続ける、簡易ローグライクな RPG が公開されています。
Buriedbornes 【ダンジョンRPG】」です。

DeckDeDungeonDeckDeFantasyB10 など、奥深いゲーム性を持つ RPG を作っている Nussygame さんの新作で、今回もこの作者さんのテイストたっぷりな内容です。

今回は長期的な強化要素が少なく、1プレイでのハイスコアを目指す内容で、事前に装備やデッキを用意する必要もありません。
よって今までよりもカジュアルな内容と言えますが、しかし相変わらずヘビーな攻略要素を持ち、ライトユーザー向けと言う訳でもないですね。
ファミコン版ウィザードリィのような雰囲気もレゲーファンにはたまらない点でしょうか。

アプリ本体は無料。 課金はありますが必須ではありません。
たまに全画面広告でてきますが、これは 120 円で良いので、1度でも課金すれば消すことが出来ます。
スタミナはありません。

Buriedbornes
まずは冒険する勇者の職業を決めます。
最初に使えるのは せんし、かりうど、まほうつかい、そうりょ の4キャラで、それぞれ習得スキルや得られる装備の傾向が異なります。
慣れるまでは戦士で戦うのが無難でしょうか。

他に「まのけいやく」と呼ばれる強化と「もちこみ」のアイテムを1つ選択できますが、魔の契約は最初は所持していないし、アイテムは1度使ったら終わり。 当面、これらは重要ではありません。

ゲームを始めると、2つの移動先が表示されます。
移動先には「まもの」「イベント」「なきがら」「たいまつ」などの表記があり、魔物がいる所に行くと戦闘になります。

戦闘は「スキル」を選んで戦います。
戦士だと最初に持っているのは通常攻撃の「こうげき」、強いけど当たりにくい「せんぷうけん」、ダメージを軽減する「ガード」の3つ。
ターン制のバトルで、こちらが行動した後は相手が反撃し、その繰り返しです。

このゲームに MP はありませんが、スキルにはクールダウン時間があり、旋風剣は一度使うと5ターンの間は使えなくなります。 ガードも1ターンは使用不可。
一方、普通の攻撃にはクールダウン時間がなく、状態異常を受けたりしない限り毎ターン使用できます。
スキルの中には使用してもターンが終了しないものも存在します。

敵を倒すと経験値を得られ、冒険者の「なきがら」が見つかった場合、スキルや装備を得られます。
スキルは5つまでセット可能で、攻撃はもちろん、回復や状態異常を与えるもの、自身を強化するもの、クールダウン時間を短縮するものなど様々。

装備は 武器・体防具・補助防具 の3種類があり、どんな性能や特性を持つかはランダム。
特性の種類はかなり豊富で、例えば「きんりょく+20、きゅうそく+10、めいちゅう+10%、かんつう、せんせいこうげき」と5つの特性が付いたものが出てきたりします。
さらに無償で1度「リロール」が可能で、実行すると別のスキルや装備に変わります。(2度目以降は課金通貨の魔石が必要)

重要なのは、このスキルと特性の組み合わせ。
単に殴り合うだけでは勝ちきるのは難しいですが、最大 HP を高める特性と、最大 HP に応じて回復するキュアウーンズのスキル、最大 HP を越えて回復するオーバーヒールの特性があれば、かなりの持久戦を行えます。
攻撃時に追加ダメージを与える「ついげき」を持ち、ターン消費なしで攻撃を行えるジャブもあれば、ジャブで追撃を連発することができます。
受け流し率上昇の装備や「うけながし」のスキルがあれば、受け流して反撃する「やなぎのかまえ」で強力なカウンターも狙えます。

スキルや装備を厳選するのがコツで、出たものを何でも取っていたのでは後半まで進めません。
特性の中にはダンジョンを2マス先まで見通せる「スカウト」や、宝箱のトラップを回避する「わなかいひ」、しかけを作動させた結果を察知する「ちょうさ」などもあり、これらがあれば移動中の不測の事態も避けられます。

しばらく進むとボスのいるマスが出現し、勝利すると見た目は変わりませんが次の階に進んだことになります。
ゲームの当面の目標は、地下10階にいる「覇王」の打倒。
もちろん下に降りるほど敵は強くなるので、簡単ではありません。

Buriedbornes
※部屋には色々なアイコンが付いてますが、「たいまつ」と「イベント」以外はほとんどマイナス。
扉は何が起こるか解らないし、灼熱や崩落はダメージを受け、結界は状態変化無効、電流はダメージが倍。
これらの効果は敵も受けますが、基本的には避けた方が無難です。
窮屈は攻撃が必中、追い風はスキルのクールダウンがなしになるので、スキルによっては利用可能。
右は装備発見シーン。 リロールは1回は無料です。 名前が付いているものはレアアイテム。


Buriedbornes
※左はスキル習得画面。 スキルは5つしか持てないので、その後はどれかと入れ替える事になります。
「きりかえ」のボタンを押すと、入れ替えるスキルを選択できます。
右は他プレイヤーのキャラに遭遇したところ。 面白い要素ですが、このゲームで初心者が死ぬ要因の大半は、この他プレイヤー戦!
かなり危険なので、赤い色の「なきがら」のマスには不用意に突っ込まないで下さい!
白の「なきがら」は襲ってこないので、踏み込んでも大丈夫です。
魔物も竜のアイコンは強敵なので、余裕のある時でないと危険です。


途中で倒されると・・・ その英雄は死亡。 死んだ者は戻ってきません。
プレイヤーはまた新たな冒険者で、1から戦いに挑むことになります。

ただ「まのけいやく」を発見していれば、「ませき」を使って、それを1つ習得した状態でスタート出来ます。
魔の契約には「けいかい」「かんさつ」「かいひ」など、装備の特性と同じものが用意されています。

問題は、最初は魔の契約も魔石も持っていないこと・・・
これらはダンジョンでたまに見つかる宝箱から得られ、宝箱は「イベント」のマスで出てきます。

長期的な強化要素はこれだけなので、まずはイベントを巡ることを優先したいですね。
厳しいのは宝箱が見つからずに終わったら、後に残るものは何もないことですが・・・
まあ、基本的にこのゲームは1回ごとのプレイを楽しむものであり、長期的に活用できるものはオマケだと思った方が良いでしょう。

職業は初期の4種類の他に、パラディン、忍者、魔剣士、ドルイドなども用意されていますが、アンロックするには大量の魔石が必要。
運が良ければ宝箱から一気に必要量の魔石が手に入りますが、かなりまれ。
職業はどれも一長一短で、初期職業でも十分に覇王の打倒は目指せるので、最初は他の職業のことは考えなくても良いと思います。

ゲームの難点は・・・ 情報の見方が解り辛いこと。
前述したように装備の特性が重要になるゲームですが、特性の詳細を確認するにはステータスの部分をタップし、キャラクター画面で「パラメータしょうさい」をタップ、さらに確認したい特性の説明が出るまで「つぎをみる」をタップし続けなければなりません。
最初は特性の意味がサッパリ解らないでしょうし、確認方法も解り辛く、解っても操作がメンドクサイという3重苦の状態です。

スキルは習得時にアイコンをタップすることで確認できますが、普段は右上のメニューボタンを押して「スキルいちらん」を選択、そこからアイコンをタップしなければなりません。
装備の特性とは調べ方が違うのが厄介で、どうしてこんな解りにくいインターフェイスにしているのか疑問です。

まあ、どちらも特性やスキルを一通り覚えてしまえば問題なくなるのですが、せっかくゲームが従来作よりカジュアルに作られているのに、これでは取っ付き辛く、スキルと特性を組み合わせる面白さも理解し辛く、早々に離脱する人が増えてしまう作りの印象です。

DeckDeFantasy は画面に発生中の効果が表示され、DeckDeDungeon2 はアイコンで発動中の効果が示されていました。
今作もそういう風になっていた方が良いと思うんですけどね・・・

Buriedbornes
※左は運良く 1000 個の魔石をゲットしたシーン。 右は「限界突破」の魔の契約が手に入ったところ。
どちらも「イベント」マスの宝箱から得られるので、イベントは見逃さないように。
宝箱に罠があると爆発してしまうので、「わなかいひ」もあると安心です。


Buriedbornes
※重ねてになりますが、特性の詳細はステータスをタップして「パラメータ詳細」から確認します。
面倒でも最初は小まめにその効果をチェックしておきましょう。
右はモンスター一覧画面。 覇王の打倒は冒険の入口に過ぎません。
より深い階層でないと出ないモンスターは多く、さらに・・・


インターフェイスに難はありますが、手軽に楽しめて奥が深く、繰り返し遊べる秀作の簡易 RPG です。
相変わらず攻略しがいのある作りで、DeckDeDungeon シリーズが好きな人は間違いなく楽しめることでしょう。

デッキ構築やカード集めの要素を撤廃し、長期育成も出来るだけ削って、ローグライク要素を強くした DeckDe シリーズという感じでしょうか?
でも間違いなく、同シリーズのゲーム性を踏襲していることも伺えます。

取っ付きやすいゲームではありませんが、解ってしまえば没頭して楽しめるアプリです。

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