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大都市の地下鉄網を整備して、乗客をスムーズに運んでいく、路線図をそのままゲーム化したようなセンスの良いシミュレーションゲームが公開されています。
Mini Metro」です。

テスト版の頃からユニークなゲーム性で注目されていた作品で、昨年末に Steam で販売開始、25 万本のセールスを記録していました。
最初からスマホ用に作られていたのではないかと思うほどのデザイン&操作性で、手軽に遊べる一方で奥深く、何度も繰り返してしまうゲームです。

価格は 600 円。 買い切りゲームなので課金・スタミナ・広告等は一切ありません。
開発したのはニュージーランドの小メーカーのようです。

Mini Metro
ゲームが始まると、マップ上に「○」「△」「□」のマークが現れます。
これはを表わしており、マークの間を指でなぞると、駅を繋ぐ線路が作られます。
線路が出来ると同時に列車も配置され、駅間を往復し始めます。

時間が経つと駅に小さな「●」や「▲」が付きます。
これは乗客のマークで、●なら○の駅に、▲なら△の駅に行きたいことを表わしています。
行きたい駅に向かう列車が到着すると、乗客はそれに乗り込み、目的地で下車すればスコアが加算されます。

しばらく時間が経つと、新しい駅がどこかにポンと現れます。
その駅にも線路を繋げていき、必要なら新しい路線も設置。
路線の拡張を続けて、巨大な鉄道網を作り上げていきます。

線路は自由に作り替えたり、伸ばしたりすることができます。
線路をつまんで引っ張るとビヨーンと伸びて、それを駅にくっつけるだけで簡単に引き直せます。
引っ張っている時、すでに繋げている駅をなぞると、その駅を停車駅から除くことができます。
線路の端にあるつまみを引っ張れば、好きなように伸縮も可能。
プレイヤーの操作に合わせて、まるで実物のような路線図が作られていくのもこのゲームの楽しさでしょう。

もし駅に列車が到着せず、多数の乗客が駅に貯まっていくと、混雑メーターが表示されます。
メーターは時間の経過と混雑の具合に応じてどんどん増えていき、最大になると混雑過剰によって運営停止、ゲームオーバーになってしまいます。

駅はどんどん増えていきますが、最初に設置できる路線は3本まで。
列車も3両しかなく、1つの列車には6人しか乗せられません。
よってそのままではいずれ乗客があふれてしまいます。

しかし右上にタイマーがあり、1週間が経過すると、新しい列車(先頭車両)が1両補充され、さらに2つ提示されるアイテムのうち1つを手に入れることができます。
アイテムには新しい路線、後続車両、トンネルなどがあり、これにより列車の編成や設置できる路線を増やすことができます。
トンネルは川を渡るのに必要です。

時間が経つごとに乗客が増えるペースが上がり、「+」や「☆」の特殊マーク駅も出現。
そこに行こうとする乗客も現れ、そこまでの路線をどう繋げるかも重要になってきます。

乗客は「乗りかえ」も行ってくれるので、それも考慮した路線作りが必要です。
例えば☆の駅に行きたい人が、☆の駅に直通できない駅に出現しても、途中で乗りかえることによって辿り着けるのであれば、それを考慮した移動を行ってくれます。
多くの列車が乗り入れるターミナル駅を用意しておくのも1つの手でしょう。

Mini Metro
※路線の基本は環状線。 往復させるよりクルクル回した方が、各駅にまんべんなく停まります。
ただし駅の出現地点がランダムなので、思うような路線を作れるとは限りません。
決まった形にこだわらず、高度な柔軟性を持って臨機応変に対応しましょう。
列車は配置する時、向きを決められます。 環状線に2つ置くなら、双方の回転方向は逆にしましょう。
なお、列車も自由に配置換え可能です。


Mini Metro
※○の駅には、○の駅に行きたい乗客は現れません。
当然と言えば当然ですが、そのため○の駅が連続で並んでいる場合、誰も乗客が降りず、すぐ定員オーバーになる危険があります。
全ての路線が○△□の駅に停車し、かつ同じマークの駅が出来るだけ連続しないようにするのが理想です。
とは言え、同じマークの駅が近場に連続で出て来るんですよね・・・ そこをどうするかがゲームのポイント。


ステージクリアはなく、どれだけスコアを稼げるかの形式です。
1ゲームは 10~20 分ほど。 ただ、右上の時計をタップすることで倍速にすることができます。

クリアはありませんが、最初にプレイできるのはロンドン、パリ、ニューヨークの3都市のみで、次のベルリンをアンロックするにはニューヨークで一定のスコアの獲得が必要。
以後、次のステージに進むには、前のステージでスコアの条件を満たさなければなりません。

現在は 13 都市が用意されていて、それぞれマップと登場するアイテムが異なります。
例えば、大都市のマップでは容量が大きく高速で乗降できる「乗換駅」が登場、サンフランシスコはトンネルが橋になっていて、そして大阪では高速で走る「新幹線」を使えます。

一通りクリアしてもハイスコアを目指して何度もやりたくなるゲーム性で、駅の位置がランダムのため繰り返しプレイしても同じような路線にはなりません。
日替わりのデイリーミッションや、駅の作り替えができないエクストリームモードも用意されています。
エクストリームでプレイするにはノーマルモードで一定の条件を満たす必要があり、これもチャレンジしがいのある内容です。

難点・・・ というか注意点は、フリーズする場合があること。
落ちるのではなく、路線が拡大して高負荷になった時に動かなくなるケースを何度か体験しています。(iPad Air、iOS10)
おそらくメモリ不足が原因だと思われますが、本体を再起動してからプレイすれば発生しないので、もし止まるという方は事前に再起動するようにしましょう。

Mini Metro
※日本の都市では新幹線登場。 ビューンと走ってくれ、かなりの輸送力です。
普段はアイテムは「路線」の取得が優先でしょうか。
もしトンネルがなくなって、川の向こうに駅が出来た時は、既存のトンネルを1つ削りましょう。


Mini Metro
※ステージ選択画面。 新ステージのアンロック条件はそんなに厳しくないです。
カラフルな円マークは使える路線の数を示していて、小都市だと最大5路線しか使えません。


手軽に楽しめる開発 SLG で、私的にはかなり好きなゲームです。
まんま路線図な見た目もオシャレで、操作感も良く、適度な思考要素もあります。
メッセージも日本語化されていて、(安定性に欠けること以外に)気になる点はありません。

題材も日本人にはなじみ深く、元はパソコンのゲームですが、非常にスマホやタブレットにマッチしています。
Apple 好みの気もするので、今年の BEST of 2016 の有力候補ではないでしょうか?
強くオススメできるアプリですね。

Mini Metro(iPhone 版、iTunes 起動)

Mini Metro(Android 版、Google Play へ移動)
Mini Metro(Android 版、App Pass へ移動)
Mini Metro(PC 版、Steam へ移動)

※Youtube 公式 PV