ひたすら上へ上へとスクロールしていく、長い道を進んで行くかのようなピンボールが登場しています。
PinOut!」です。

Sprinkle IslandSmash Hitトラフィック・ジャム など、スマホのヒットゲームを連発してきた Mediocre AB の新作で、注目されていた作品です。
早くも iTunes ストアの「スタッフのおすすめ」にもなっていますね。

縦に長いピンボール台を時間が尽きる前にどんどん進んでいくタイムトライアル制のゲームで、ネオンライトが美しいグラフィックとボーカル入りの BGM が、サイバーでクールな雰囲気を漂わせています。

アプリ本体は無料。 ただし無料のままではコンティニューがなく、毎回1からスタートとなります。
コンティニューありのプレミアム版にする課金は 240 円。
スタミナや広告などはありません。

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画面タップで左右のフリッパー(ピンボールの羽)を動かします。
操作はこれだけで、揺らしはありません。
ボールを跳ね飛ばし、矢印の書かれたスロープ(通路)を通して、上の画面へと移っていきます。

ユニークなのは、フリッパーの根元にブレーキゾーンがあり、転がってくるボールの速度が落ちること。
これによりフリッパーの上のボールが遅くなるので、狙った場所に打ちやすくなっています。
また、フリッパーを上げたままにしてボールを保持する「ホールド」をやりやすく、より慎重に狙いを付けられます。

よってピンボールが得意でない人でも、手軽に遊ぶことができます。
しかしこのゲームは時間制。 たとえボールを落とさなくても、早く上に行かないと時間切れでゲームオーバー。
モタモタしていることはできません。

初期のタイムは 60 秒ですが、ピンボール台にある白い点を取ると1秒ずつ増えていきます。
上への道が複数あり、その1つに白い点が並んでいる場合が多いので、タイムを回復できる道を選ぶことも重要です。

しばらくするとチェックポイントが現れ、新たなステージに進みます。
ステージが変わると雰囲気や BGM が変化し、動く壁や邪魔なボールなどの新しいしかけも登場。
また途中にあるアイテムを取ることで、一時的なパワーアップを得られたり、ミニゲームが出てくる場合もあります。

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※画面を押しっぱなしにして、フリッパーを上げたままにし、ボールの動きを止める「ホールド」はピンボールの重要テクニック。
止めてから慎重に狙った方が、結果的にタイムロスは少なくなるはずです。


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※左画像はパワーアップ取得シーン。 ホールド中は時間が止まるモーションリンクや、フリッパーを10回操作するまで時間が止まるフリーズなど、効果は様々。
ただしどれも一時的で、永続的なパワーアップはありません。
右画像はミニゲーム、カーレースのシーン。 画面上部に注目。 他にもシューティングやミサイル回避など様々なものがあり、結果に応じてタイムが回復します。


とにかくハイセンスなゲームで、淡く光るピンボール台が美しく、BGM も良いです。
バンパーの音は電子ドラムになっていて、ゲームのテンポも良く、非常に没入感の高い作り。
鼓動するレトロ・ウェーブ・ビートの終わりなき旅」と称されていて、本当にその言葉に相応しい内容と言えるでしょう。

一方で、遊びやすいピンボールではありますが、後半ステージまで進むのはかなり難しいです。
残り時間はステージが変わってもそのままなので、序盤のタイムロスが後々まで響きます。

ステージ構成はランダムではないので、パターンをつかむことが重要で、特に後半になると複雑になるため、どこを通せばタイムを回復できるのか、どこに行けばパワーアップやミニゲームがあるのか、覚えておかないとクリアは困難でしょう。

240 円の課金をするとコンティニュー可能になりますが、ステージの最初からになり、タイムは以前のものを引き継ぎます。
例えば、残り時間わずかでステージ3をクリアした後、そこから再開した場合、再開後も残り時間はわずかな状態からになります。
この時はステージ2からやり直して、時間を十分保持した状態でクリアしておかないと、結局先に進めません。

このメーカーのゲームは Smash Hitトラフィック・ジャム もそうでしたが、誰でも楽しめる反面、ミスのないプレイを序盤から重ねていかないとオールクリアは出来ない作りです。
カジュアルかつシビア・・・ それもゲームの特徴でしょうか。

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※課金していれば到達済みのステージからスタート出来ますが、残り時間はそこに到達した時にもっともタイムが多かった時のものになります。
最終的には1つ1つのステージを繰り返し、記録を更新しながら進んでいく形になるでしょう。


Smash Hit と同じく、ルールが解りやすく、やっていて楽しいゲームです。
サウンドが良いので、できればイヤホンを付けてプレイするのを推奨します。
最新機種を持っている人はオプション設定でグラフィックを「エクストリーム」にしましょう。
光彩がより美しくなります。

ピンボールが好きな人はもちろん、既存のピンボールが難しいという人にも勧められるゲームで、スマホらしさを感じるられる秀作ですね。

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※Youtube 公式 PV