スマホのレーシングゲームはカジュアル系の「アスファルト」シリーズ、リアル系の「Real Racing」シリーズが定番ですが・・・
その Real Racing の地位を脅かす、ハイクオリティーなリアル系レースゲームが登場しています。
「Gear.Club」です。
一目で「おおっ」と思うレベルの高度なグラフィック、内装やエンジンルームまで再現された実車の数々、初心者から上級者まで楽しめる難易度設定など、かなり完成度の高い内容です。
ガレージルームを拡張し、メカニックを雇うといったユニークな要素もあり、こだわりを感じるゲームですね。
アプリ本体は無料。 課金要素はありますが Real Racing 3 ほどの重課金仕様ではありません。
強制広告もありませんが、メンテナンスや強化には待ち時間があります。
開発はフランスのメーカーで、PC や家庭用ゲーム機で「テストドライブ」というレースゲームシリーズを作っていたところです。
そのノウハウを元に、スマホ用の本格的かつ遊びやすいゲームを作った、といったところでしょうか。



その Real Racing の地位を脅かす、ハイクオリティーなリアル系レースゲームが登場しています。
「Gear.Club」です。
一目で「おおっ」と思うレベルの高度なグラフィック、内装やエンジンルームまで再現された実車の数々、初心者から上級者まで楽しめる難易度設定など、かなり完成度の高い内容です。
ガレージルームを拡張し、メカニックを雇うといったユニークな要素もあり、こだわりを感じるゲームですね。
アプリ本体は無料。 課金要素はありますが Real Racing 3 ほどの重課金仕様ではありません。
強制広告もありませんが、メンテナンスや強化には待ち時間があります。
開発はフランスのメーカーで、PC や家庭用ゲーム機で「テストドライブ」というレースゲームシリーズを作っていたところです。
そのノウハウを元に、スマホ用の本格的かつ遊びやすいゲームを作った、といったところでしょうか。



操作はティルト(傾き)とタップの好きな方を選べます。
操作感は悪くないのですが、タップ操作だとブレーキが「画面中央をタップ」なので、押しにくさがあるのが難点。
ただ、初心者用の操作ならブレーキはあまり使わなくても走れます。
コースは公道で、レース場を周回するタイプではありませんが、対向車が来るようなことはありません。
1レースは2分以内で終わり、リアル系としては短め。 手軽に遊ぶことができます。
このゲームには Driving Aids と呼ばれる運転支援システムがあり、これが難易度設定にもなっています。
初期設定は「Novice」で、これだとブレーキアシスト、ステアリングアシスト、スリップ防止装置が強く働きます。
カーブ手前で自動で減速してくれるので、ハンドリングが遅れない限り、ノーブレーキでも走ることが可能。
さらに道路の上には理想のコース取りを示すラインも表示されていて、これに沿って走ればスムーズなコーナリングを行えます。
ミニマップもあり、走り辛さを感じることはないでしょう。
逆にレースゲームに慣れた人だと物足りなく感じるかもしれませんが、上級者ならアシストを弱めて、より速くシビアな走りを目指すこともできます。
レースは主に、順位を競う通常のものと、タイムアタックの2種類。
ただ、タイムアタックでもライバルのゴースト(幻影)が多数出てくるので、単独で走る訳ではありません。
どちらもレース感は十分。
オンラインのチャレンジステージもあり、そこでは他プレイヤーのゴーストと競います。
通常レースで接触した場合、車がコントロールを失いやすく、自動ブレーキも強くかかります。
接触は出来るだけ避ける必要があり、ここはリアル系らしいですね。

※右の半透明な車はライバルのゴースト。
このゲームはタイムアタックでもゴーストがたくさん現れ、順位も出るので、普通のレースと同じような感覚です。
接触があるかないかの違い。

※このゲームには Rewind(巻き戻し)というユニークなシステムがあります。
これを使うと 10 秒前までの好きな状態にゲームを巻き戻すことが可能で、ミスってもそこから再開できます。
ただし回数に制限があり、回復させるには課金通貨が必要です。

※このゲームはマップ画面も美しい。 静止画では解りませんが、起伏を感じる上空マップが表示されます。
雲で覆われている部分はゲームの進行により晴れていきます。
たまに飛んでくる飛行船は時限イベントで、報酬の多いレースを行えるので見逃さないように。

※アシストの設定画面。 3つの設定が用意されていますが、ブレーキやハンドルのアシストを個別に調整することも可能。
Novice は安全運転なので、走りが完璧な人なら Normal や Expert の方が速くなりますが、Novice でも勝つことは可能です。
レースの結果に応じて賞金と経験値を得られ、資金は車の購入や強化の他に、整備工場の拡張にも使えます。
整備工場には最初は外装作業場、駆動系の作業場、メンテナンス場しかないのですが、ゲームが進むとタイヤ交換場、板金工場、駐車場などを増設可能。
部屋の配置は自分で決められ、コーヒーメーカーなどのインテリアもあり、敷地が足りなくなったら工場自体のサイズも拡大できます。
面白いのは、ロッカールームを設置するとメカニックを新たに雇用でき、同時作業数が増えること。
メカニックごとに顔と能力の違いもあります。
車には 最高速・加速・ブレーキ・ハンドリング の4つのステータスがあり、ドラッグで各作業場に移動させられ、資金で強化を行えます。
パワーアップ待ち時間があるのが難点ですが、クレーンやジャッキが動いたり、メカニックが周囲で作業を行うのがリアルで良いですね。 動画広告を見ることで時間短縮も可能です。
もちろん複数の車があれば、整備中でも他の車でレースを行えます。
カーショップも各メーカーのディーラーになっていて、それぞれ建物の作りが違います。
その中ではまるで美術館のように車が飾られていて、3D なのでズームや回転も自在、タップでドアやボンネットを開けられます。
このカーショップのシーンには「自動車愛」を感じられますね。
日産、シボレー、BMW、フォード、ロータスなどの実車が登場し、車種ごとに出場できるレースのグレードが決められています。
車は通常モデルとレーシングモデルがあって、レーシングモデルは課金通貨専用。
ただ、課金通貨はゲームの進行やミッションの達成でも得られ、無課金でも入手機会は多いです。
また、通常モデルの購入価格はそんなに高くなく、普通にゲームをやっていれば貯められるレベル。
通常モデルでも外装を変えれば、かなり見た目をアレンジできます。
多くの車を集めるのもこのゲームの楽しさでしょう。

※マシン強化中の様子。 この車は後ろにエンジンルームがあるので、後部が開いています。
工場に様々な設備を用意し、たくさんの車を買って、そこにズラッと並べていくのがこのゲームの醍醐味?

※カーディーラーのシーン。 これはビル風ですが、オリエント風や別荘風のディーラーもあります。
こういうところを作り込んでいるレースゲームは珍しいですね。

※そして内部もちゃんと再現。 タップやスライドでドアを開け閉めできます。
同じ車種でもレーシングモデルだと内装のカラーが変化。 もちろんエンジンルームも車ごとに異なります。
難点は、やや読み込みが多く、長めなこと。
ディスクの家庭用ゲーム機と同じぐらいの読み込み時間&回数があります。
ただ、目立った難点はそのぐらいで、とにかく高クオリティで遊びやすいレースゲームです。
メッセージは英語ですが、レースなのでそれで困ることはありません。
Real Racing 3 もアップデートが続いていて、やはりレース中のグラフィックや完成度はそちらの方が上なのですが、Gear.Club の方が取っ付きやすく、課金の必要性もあまり感じない作りです。
遊び心のある仕様も多く、幅広い人が楽しめるのではないでしょうか。
先日紹介した アスファルト:Xtreme と同じく、定番になり得るレースゲームのニューフェイス。
リアル系レースの方が好きな人は、ぜひ試しておきたいゲームでしょう。
・Gear.Club(iPhone 版、iTunes 起動)
(11/9 時点で Android 版は開発中)
※Youtube 公式 PV
操作感は悪くないのですが、タップ操作だとブレーキが「画面中央をタップ」なので、押しにくさがあるのが難点。
ただ、初心者用の操作ならブレーキはあまり使わなくても走れます。
コースは公道で、レース場を周回するタイプではありませんが、対向車が来るようなことはありません。
1レースは2分以内で終わり、リアル系としては短め。 手軽に遊ぶことができます。
このゲームには Driving Aids と呼ばれる運転支援システムがあり、これが難易度設定にもなっています。
初期設定は「Novice」で、これだとブレーキアシスト、ステアリングアシスト、スリップ防止装置が強く働きます。
カーブ手前で自動で減速してくれるので、ハンドリングが遅れない限り、ノーブレーキでも走ることが可能。
さらに道路の上には理想のコース取りを示すラインも表示されていて、これに沿って走ればスムーズなコーナリングを行えます。
ミニマップもあり、走り辛さを感じることはないでしょう。
逆にレースゲームに慣れた人だと物足りなく感じるかもしれませんが、上級者ならアシストを弱めて、より速くシビアな走りを目指すこともできます。
レースは主に、順位を競う通常のものと、タイムアタックの2種類。
ただ、タイムアタックでもライバルのゴースト(幻影)が多数出てくるので、単独で走る訳ではありません。
どちらもレース感は十分。
オンラインのチャレンジステージもあり、そこでは他プレイヤーのゴーストと競います。
通常レースで接触した場合、車がコントロールを失いやすく、自動ブレーキも強くかかります。
接触は出来るだけ避ける必要があり、ここはリアル系らしいですね。

※右の半透明な車はライバルのゴースト。
このゲームはタイムアタックでもゴーストがたくさん現れ、順位も出るので、普通のレースと同じような感覚です。
接触があるかないかの違い。

※このゲームには Rewind(巻き戻し)というユニークなシステムがあります。
これを使うと 10 秒前までの好きな状態にゲームを巻き戻すことが可能で、ミスってもそこから再開できます。
ただし回数に制限があり、回復させるには課金通貨が必要です。

※このゲームはマップ画面も美しい。 静止画では解りませんが、起伏を感じる上空マップが表示されます。
雲で覆われている部分はゲームの進行により晴れていきます。
たまに飛んでくる飛行船は時限イベントで、報酬の多いレースを行えるので見逃さないように。

※アシストの設定画面。 3つの設定が用意されていますが、ブレーキやハンドルのアシストを個別に調整することも可能。
Novice は安全運転なので、走りが完璧な人なら Normal や Expert の方が速くなりますが、Novice でも勝つことは可能です。
レースの結果に応じて賞金と経験値を得られ、資金は車の購入や強化の他に、整備工場の拡張にも使えます。
整備工場には最初は外装作業場、駆動系の作業場、メンテナンス場しかないのですが、ゲームが進むとタイヤ交換場、板金工場、駐車場などを増設可能。
部屋の配置は自分で決められ、コーヒーメーカーなどのインテリアもあり、敷地が足りなくなったら工場自体のサイズも拡大できます。
面白いのは、ロッカールームを設置するとメカニックを新たに雇用でき、同時作業数が増えること。
メカニックごとに顔と能力の違いもあります。
車には 最高速・加速・ブレーキ・ハンドリング の4つのステータスがあり、ドラッグで各作業場に移動させられ、資金で強化を行えます。
パワーアップ待ち時間があるのが難点ですが、クレーンやジャッキが動いたり、メカニックが周囲で作業を行うのがリアルで良いですね。 動画広告を見ることで時間短縮も可能です。
もちろん複数の車があれば、整備中でも他の車でレースを行えます。
カーショップも各メーカーのディーラーになっていて、それぞれ建物の作りが違います。
その中ではまるで美術館のように車が飾られていて、3D なのでズームや回転も自在、タップでドアやボンネットを開けられます。
このカーショップのシーンには「自動車愛」を感じられますね。
日産、シボレー、BMW、フォード、ロータスなどの実車が登場し、車種ごとに出場できるレースのグレードが決められています。
車は通常モデルとレーシングモデルがあって、レーシングモデルは課金通貨専用。
ただ、課金通貨はゲームの進行やミッションの達成でも得られ、無課金でも入手機会は多いです。
また、通常モデルの購入価格はそんなに高くなく、普通にゲームをやっていれば貯められるレベル。
通常モデルでも外装を変えれば、かなり見た目をアレンジできます。
多くの車を集めるのもこのゲームの楽しさでしょう。

※マシン強化中の様子。 この車は後ろにエンジンルームがあるので、後部が開いています。
工場に様々な設備を用意し、たくさんの車を買って、そこにズラッと並べていくのがこのゲームの醍醐味?

※カーディーラーのシーン。 これはビル風ですが、オリエント風や別荘風のディーラーもあります。
こういうところを作り込んでいるレースゲームは珍しいですね。

※そして内部もちゃんと再現。 タップやスライドでドアを開け閉めできます。
同じ車種でもレーシングモデルだと内装のカラーが変化。 もちろんエンジンルームも車ごとに異なります。
難点は、やや読み込みが多く、長めなこと。
ディスクの家庭用ゲーム機と同じぐらいの読み込み時間&回数があります。
ただ、目立った難点はそのぐらいで、とにかく高クオリティで遊びやすいレースゲームです。
メッセージは英語ですが、レースなのでそれで困ることはありません。
Real Racing 3 もアップデートが続いていて、やはりレース中のグラフィックや完成度はそちらの方が上なのですが、Gear.Club の方が取っ付きやすく、課金の必要性もあまり感じない作りです。
遊び心のある仕様も多く、幅広い人が楽しめるのではないでしょうか。
先日紹介した アスファルト:Xtreme と同じく、定番になり得るレースゲームのニューフェイス。
リアル系レースの方が好きな人は、ぜひ試しておきたいゲームでしょう。
・Gear.Club(iPhone 版、iTunes 起動)
(11/9 時点で Android 版は開発中)
※Youtube 公式 PV
グラフィックはかなり良いのでスクリーンショット機能が欲しいなあ。