ロボットのカウボーイ「Cowbot」達が、宇宙のならず者(ならずロボット)スクラッパーズと銃撃戦を繰り広げる、SF 西部劇のターン制シミュレーションゲームが公開されています。
「SteamWorld Heist」です。
日本では未発売でしたが、去年から 3DS や PC(Steam)、PS4 や Wii U などで販売されていて、高い評価を受けていたゲームです。
真横視点の XCOM といった感じのシステムで、ターン制ですが遮蔽物に身を隠しながら銃を撃ち合う展開。
ロボットなのに西部劇を意識した演出や BGM も魅力の1つです。
価格は 1200 円。 買い切りゲームなので課金・広告・スタミナはありません。
開発したのはスウェーデンのメーカーで、過去には Anthill などを公開していたところです。
とてもターン制 SLG には見えない画面ですが、キャラクターをタップして移動と攻撃を指示し、味方が全員行動したら敵の番になるという、オーソドックスなターン制のゲームです。
キャラをタップすると赤と青の移動範囲が表示され、赤は移動後に攻撃できる範囲、青は遠くまで行けるけど移動しかできない範囲を表わします。
移動先の横にドラム缶などの遮蔽物がある場合、そこに身を隠し、相手の銃撃を防ぐことができます。
こちらが銃撃する時はその遮蔽物は邪魔にはなりません。
ただ、遮蔽物にも耐久力があるため、ずっと撃たれると壊れてしまいます。
攻撃は撃ちたい敵をタップ。 照準が現れ、ドラッグで狙う場所を動かせます。
銃には射線があり、間に障害物があると命中しませんが、うまく撃てば遮蔽物からちょっとだけ出ている頭を狙い撃ちする、といったことも可能。
また、このゲームには「跳弾」があり、壁や天井に当たった弾は跳ね返ります。
障害物の向こうの敵も、天井で弾を反射させて狙ったりできます。
レーザーサイトがある銃なら射線が表示され、跳弾の軌道も解るので、活用しやすくなりますね。
結構シビアなゲームで、味方の HP が低く、無理に突出しようものならすぐやられてしまいます。
部屋に入らない限り中の敵は反応しないので、扉の前に全員移動させて一旦待機し、次のターンに一気に踏み込むといった慎重な行動が必要。
敵がいない間はゆっくり行動して構わないので、出来るだけ集結して、安全を確保しながら相手を1体ずつ処理し、敵が多くて近くに遮蔽物がない時は下がった方が良いでしょう。
ただ、中盤からは「警戒レベル」のあるステージが出てきます。
ターン毎にカウントダウンが行われ、0 になると扉から敵の援軍が出現。
警戒レベルがさらに上がると、天井から自動攻撃銃が現れ、援軍の量も増加します。
よってあまりノンビリやっていると逆に不利に。
状況によっては取るものを取ったら、脱出地点にダッシュした方が良いケースもありますね。
全体的に、ゲーマー向けのシステム&難易度。
ただ、ステージ開始時に難易度を5段階の中から設定可能で、一番下にすれば敵の質と量が低下。
これならあまりゲームをしないユーザーでも遊ぶことができるでしょう。
慣れたユーザーなら上位の難易度にすることで、より多くの経験値を入手できます。
※ドラム缶に身を隠し、銃撃を防いでいるところ。 敵がいる時は常に何かの裏に隠れておくことが大切です。
ただ、背の低いドラム缶もあって、それは上や正面からの攻撃はほとんど防げないため、あまり頼りになりません。
※こんな風に跳弾で狙うことが可能。 狙いは少し動くので、タイミングを計って撃ちましょう。
操作する味方メンバーは直接タップするか、左下のアイコンで変更できます。
※マップ画面。 移動できる場所は徐々に広がっていきます。
ステージごとに参加できる人数が決められていて、クリア時に得られる経験値はその人数で頭割りされます。
やられたキャラはステージ終了後に復帰しますが、経験値は入りません。
このゲームの大きな魅力は、その世界観でしょうか。
宇宙を飛び回るゲームですが、スチームパンクの世界になっていて、ロボットは最先端な感じではなく、ちょっとレトロで無骨な感じ。 宇宙船もオンボロ感が漂います。
酒場ではボーカル入りのすごく雰囲気の良い曲が流れ、オープニングは古い西部劇映画を模したような演出&ナレーション。
メッセージが英語なのでストーリーの詳細は解り辛いのですが、雰囲気だけでも海外で評価されていた理由が解ります。
ステージをクリアすると成果に応じた★を得られ、回収したお宝からは銃や装備、水が手に入ります。
水は買い物に使え、銃はピストル、アサルトライフル、ショットガン、グレネードランチャーなど多彩。
キャラクターによって装備できるものが決まっていて、中には移動後に攻撃できないものや、強力だけど味方を巻き込む銃も。
★はゲームの進行や、新メンバーの雇用に必要。
メンバーは経験値が貯まればレベルアップし、近くの味方の攻撃力を上げる INSPIRE、やられると攻撃力が上がる PAYBACK、ショット数が増える KILL SHOT、動かずに撃つと攻撃力が上がる FOCUS など、様々なアビリティも習得します。
シミュレーション RPG としての育成の楽しみもありますね。
※出撃前の装備画面。 この Sharpshooter はレーザーサイト付きの武器で、射線が表示されます。
威力は低めですが跳弾を使いやすいので、主人公はこれを優先した方が良いでしょう。
回復薬は使い捨てではなく、1ステージ1回の制限がありますが、ずっと使えるので人数分そろえておきたいところ。
SIDEARM という装備はフリーアクション(使っても行動終了にならない)攻撃を行えるもので、かなり便利です。
アイテムの所持数はショップでカーゴ(箱)を買うと増えます。
※グレネード系の武器は放物線を描いて飛ぶので、少し上を狙うこと。 爆風に巻き込まれないよう注意。
こんな風に盾を持った敵も出て来るので、対策が必要です。
※酒場でのライブシーン。 重厚なボーカルのサウンドが流れます。
酒場の BGM は本当に良く、思わずサントラが欲しくなるほど。
特に難点と言える部分はありません。
強いて言えばゲーマー向けの英語のゲームなので、やや解り辛い部分があり、敷居の高さも感じますが、そんなに複雑なルールではなく、アイテムやスキルの効果も見ればだいたい解るはず。
開始直後はかなり簡単で、このシステムの面白さを理解できないかもしれませんが、すぐに手強くなります。
私的にはオススメのゲームです。
いかにも洋ゲーな内容ですが、細部まで丁寧に作られている作品ですね。
・SteamWorld Heist(iPhone 版、iTunes 起動)
・SteamWorld Heist(PC 版、Steam へ移動)
※Youtube 公式 PV
キャラをタップすると赤と青の移動範囲が表示され、赤は移動後に攻撃できる範囲、青は遠くまで行けるけど移動しかできない範囲を表わします。
移動先の横にドラム缶などの遮蔽物がある場合、そこに身を隠し、相手の銃撃を防ぐことができます。
こちらが銃撃する時はその遮蔽物は邪魔にはなりません。
ただ、遮蔽物にも耐久力があるため、ずっと撃たれると壊れてしまいます。
攻撃は撃ちたい敵をタップ。 照準が現れ、ドラッグで狙う場所を動かせます。
銃には射線があり、間に障害物があると命中しませんが、うまく撃てば遮蔽物からちょっとだけ出ている頭を狙い撃ちする、といったことも可能。
また、このゲームには「跳弾」があり、壁や天井に当たった弾は跳ね返ります。
障害物の向こうの敵も、天井で弾を反射させて狙ったりできます。
レーザーサイトがある銃なら射線が表示され、跳弾の軌道も解るので、活用しやすくなりますね。
結構シビアなゲームで、味方の HP が低く、無理に突出しようものならすぐやられてしまいます。
部屋に入らない限り中の敵は反応しないので、扉の前に全員移動させて一旦待機し、次のターンに一気に踏み込むといった慎重な行動が必要。
敵がいない間はゆっくり行動して構わないので、出来るだけ集結して、安全を確保しながら相手を1体ずつ処理し、敵が多くて近くに遮蔽物がない時は下がった方が良いでしょう。
ただ、中盤からは「警戒レベル」のあるステージが出てきます。
ターン毎にカウントダウンが行われ、0 になると扉から敵の援軍が出現。
警戒レベルがさらに上がると、天井から自動攻撃銃が現れ、援軍の量も増加します。
よってあまりノンビリやっていると逆に不利に。
状況によっては取るものを取ったら、脱出地点にダッシュした方が良いケースもありますね。
全体的に、ゲーマー向けのシステム&難易度。
ただ、ステージ開始時に難易度を5段階の中から設定可能で、一番下にすれば敵の質と量が低下。
これならあまりゲームをしないユーザーでも遊ぶことができるでしょう。
慣れたユーザーなら上位の難易度にすることで、より多くの経験値を入手できます。
※ドラム缶に身を隠し、銃撃を防いでいるところ。 敵がいる時は常に何かの裏に隠れておくことが大切です。
ただ、背の低いドラム缶もあって、それは上や正面からの攻撃はほとんど防げないため、あまり頼りになりません。
※こんな風に跳弾で狙うことが可能。 狙いは少し動くので、タイミングを計って撃ちましょう。
操作する味方メンバーは直接タップするか、左下のアイコンで変更できます。
※マップ画面。 移動できる場所は徐々に広がっていきます。
ステージごとに参加できる人数が決められていて、クリア時に得られる経験値はその人数で頭割りされます。
やられたキャラはステージ終了後に復帰しますが、経験値は入りません。
このゲームの大きな魅力は、その世界観でしょうか。
宇宙を飛び回るゲームですが、スチームパンクの世界になっていて、ロボットは最先端な感じではなく、ちょっとレトロで無骨な感じ。 宇宙船もオンボロ感が漂います。
酒場ではボーカル入りのすごく雰囲気の良い曲が流れ、オープニングは古い西部劇映画を模したような演出&ナレーション。
メッセージが英語なのでストーリーの詳細は解り辛いのですが、雰囲気だけでも海外で評価されていた理由が解ります。
ステージをクリアすると成果に応じた★を得られ、回収したお宝からは銃や装備、水が手に入ります。
水は買い物に使え、銃はピストル、アサルトライフル、ショットガン、グレネードランチャーなど多彩。
キャラクターによって装備できるものが決まっていて、中には移動後に攻撃できないものや、強力だけど味方を巻き込む銃も。
★はゲームの進行や、新メンバーの雇用に必要。
メンバーは経験値が貯まればレベルアップし、近くの味方の攻撃力を上げる INSPIRE、やられると攻撃力が上がる PAYBACK、ショット数が増える KILL SHOT、動かずに撃つと攻撃力が上がる FOCUS など、様々なアビリティも習得します。
シミュレーション RPG としての育成の楽しみもありますね。
※出撃前の装備画面。 この Sharpshooter はレーザーサイト付きの武器で、射線が表示されます。
威力は低めですが跳弾を使いやすいので、主人公はこれを優先した方が良いでしょう。
回復薬は使い捨てではなく、1ステージ1回の制限がありますが、ずっと使えるので人数分そろえておきたいところ。
SIDEARM という装備はフリーアクション(使っても行動終了にならない)攻撃を行えるもので、かなり便利です。
アイテムの所持数はショップでカーゴ(箱)を買うと増えます。
※グレネード系の武器は放物線を描いて飛ぶので、少し上を狙うこと。 爆風に巻き込まれないよう注意。
こんな風に盾を持った敵も出て来るので、対策が必要です。
※酒場でのライブシーン。 重厚なボーカルのサウンドが流れます。
酒場の BGM は本当に良く、思わずサントラが欲しくなるほど。
特に難点と言える部分はありません。
強いて言えばゲーマー向けの英語のゲームなので、やや解り辛い部分があり、敷居の高さも感じますが、そんなに複雑なルールではなく、アイテムやスキルの効果も見ればだいたい解るはず。
開始直後はかなり簡単で、このシステムの面白さを理解できないかもしれませんが、すぐに手強くなります。
私的にはオススメのゲームです。
いかにも洋ゲーな内容ですが、細部まで丁寧に作られている作品ですね。
・SteamWorld Heist(iPhone 版、iTunes 起動)
・SteamWorld Heist(PC 版、Steam へ移動)
※Youtube 公式 PV
すごいと面白そう
早速やってみます