ネオン・クローム。 百万人以上の人々をホスティングする巨大アルコロジーである。
それは施設と神経を接続した1人の人間によりコントロールされていた。
ある日、精神コントロールにより目覚めた1人の兵士が、その施設の最深部を目指す・・・
そんな探索型のシューティングアクションゲームが公開されています。
「Neon Chrome」です。
XBox One、PS4、Vita、PC(Steam)でも公開されているゲームで、先日 iOS でも登場しました。
ゲーム内容は「2スティック制の全方向スクロールシューティング+ローグライクゲーム+ステルスゲーム+意味深なストーリー+ハイセンスグラフィック」といった感じ。
こう言うとすごく面白そうに聞こえますが、それぞれの要素がベストではなくベター、さらにメッセージが英語で抽象的なストーリー&グラフィックのため、日本人だと魅力を感じにくいゲームでもあります。
理解できればコアなファンが付きそうな世界観ではあるのですが・・・
アプリ価格は 1200 円。 買い切りゲームなので課金・広告・スタミナ等はありません。
開発は 10tons というフィンランドのメーカー。 Azkend や Sparkle シリーズなど、スマホ初期からゲームアプリをリリースしているところです。
ゲームが始まると、謎の人物が謎の椅子に座り、謎の装置で謎の兵士の精神に接続します。
兵士は初期スキルや装備が違う3人の中から選べ、その後はこの兵士を操作してゲームを行います。
グラフィックは 3D ですが、見下ろし型の 2D スタイルのダンジョン探索ゲームで、左スティックで移動、右スティックを倒した方向に銃を撃ちます。
敵を倒しながら出口を目指すゲームですが、そんなに銃をバリバリ連射して、無数の敵をバタバタ倒すようなゲームではありません。
慎重に忍び込み、邪魔にならない敵はスルーして、背後から近付きステルスアタックで片付けるのがベストなゲーム性です。
突っ込んで撃ちまくってもどうにかなる強さではありますが、回復の手段が限られているため、不要なダメージの蓄積は命取りです。
ダンジョンの構造はイベント階とボス階をのぞきランダム生成で、地形はもちろん、出てくる敵やアイテムなどもプレイごとに変化します。
ユニークなのは薄い壁をパンチで壊せることで、地形を破壊しながら突き進んだり、壁から部屋に入って敵を急襲することが可能です。
ダンジョン内では銃やスキルを発見でき、ショットガンやマシンガン、レーザーガンなどに持ち替えることができます。
スキルも HP 増加や弾倉アップなど、様々なものを習得できますが、どこで何が手に入るかはランダム。
この辺はローグ系なので、運も絡みますね。
※ボックスで武器を、カプセルでスキルを得られますが、すでに発見済みのものしか出てきません。
武器やスキルを新発見するには、この画像の右上に写っている青い柱のようなものを調べる必要があります。
なお、スキルは習得数に限りがありますが、習得済みのものを消して入れ替えることが可能です。
※緑のエレベーターが次のフロアへの出口ですが、たまに青いエレベーターが見つかることがあります。
これは特殊フロアへ進む出口で、そこでは武器やスキルなどを高確率で得られます。
ただしボーナスステージという訳ではなく、大量の敵がいたり、トラップだらけだったりするのでご用心。
※ボス戦もあり。 むやみに突っ込んで勝てるゲームではありません。
ボスは攻撃を連射した後はリロードするので、そのスキに撃ち込みましょう。
なお、自分のリロードボタンは最初は非表示ですが、オプションで追加できます。
HP が尽きると兵士は死亡しますが・・・ その直前に主人公は、その兵士との接続を切断します。
兵士達は使い捨て。 次はまた新たな兵士を目覚めさせ、探索を続けることになります。
ダンジョン内では資金を獲得でき、それを使って出発前に基本ステータスの強化を行うことができます。
体力、攻撃力、運などを高められ、これは全兵士に適用されます。
また、発見済みの好きな 銃・スキル・特殊攻撃 を1つずつ、次回の初期装備にすることができます。
ダンジョンは全 29 フロア。
途中に5つのボス階があり、打倒できれば次回はそこから再スタート可能。
謎の存在と会話をするイベントフロアも登場します。
ただ難点は、このストーリー部分。
攻殻機動隊を連想させる意味深な物語があるのですが、長い英文で語られるので日本人には理解困難。
そしてこのゲームは「雰囲気ゲー」の印象も強く、英語が解っても理解が難しそうな世界観とストーリーになっています。
見た目や演出で解るような話でもなく、よって英文がスラスラ読める人でないと何もかもがサッパリ。
海外では世界観の評価も高いようですが、英語が解らないと魅力半減系のゲームですね。
※謎のカプセルで保管されている兵士たち。 彼が死んでも代わりはいます。
この兵士たちの正体は何なのか?
※ステージマップ。 全 29 ステージが6つのエリアに分かれています。
そしてそれぞれの武器やスキルは、出現するエリアが決まっています。
何度も繰り返さないと武器とスキルは集まりませんが、まずは無理に集めようとせず、最上階を目指しましょう。
※兵士起動前、奥の部屋でパワーアップを行えます。
Slots の強化は習得できるスキルの上限数を増やします。
また、さらに奥の部屋で初期の武器やスキルを選べます。 お勧めは弾倉が2倍になる Chiphow AmmoArt。
ただし若干のお金がいるので注意。
スキルの説明も英語だし、シューティングの割に爽快感は乏しく、どうにも敷居が高いゲームです。
全方向スクロールのステルス銃撃アクションという点は Space Marshals 2 と共通していますが、そちらを「この手の解りやすいゲーム」とした場合、こちらは「解りにくいゲーム」。
ただ、様々なスキルを習得し、選んだ武器を鍛えながら、長いダンジョンを攻略していく楽しみがあるため、しっかり理解できれば面白くないゲームではありません。
じっくり遊べる人向けのゲームですね。
人を選ぶ内容ですが、エヴァやマトリックス的なシナリオが好きなゲーマーには勧められるアプリでしょうか。
1周はそんなに長くなく、しかし1周だけでは武器もスキルも全然そろわないので、長くやり込める作品ではあります。
・Neon Chrome(iPhone 版、iTunes 起動)
・Neon Chrome(PC 版、Steam へ移動)
※Youtube 公式 PV
兵士は初期スキルや装備が違う3人の中から選べ、その後はこの兵士を操作してゲームを行います。
グラフィックは 3D ですが、見下ろし型の 2D スタイルのダンジョン探索ゲームで、左スティックで移動、右スティックを倒した方向に銃を撃ちます。
敵を倒しながら出口を目指すゲームですが、そんなに銃をバリバリ連射して、無数の敵をバタバタ倒すようなゲームではありません。
慎重に忍び込み、邪魔にならない敵はスルーして、背後から近付きステルスアタックで片付けるのがベストなゲーム性です。
突っ込んで撃ちまくってもどうにかなる強さではありますが、回復の手段が限られているため、不要なダメージの蓄積は命取りです。
ダンジョンの構造はイベント階とボス階をのぞきランダム生成で、地形はもちろん、出てくる敵やアイテムなどもプレイごとに変化します。
ユニークなのは薄い壁をパンチで壊せることで、地形を破壊しながら突き進んだり、壁から部屋に入って敵を急襲することが可能です。
ダンジョン内では銃やスキルを発見でき、ショットガンやマシンガン、レーザーガンなどに持ち替えることができます。
スキルも HP 増加や弾倉アップなど、様々なものを習得できますが、どこで何が手に入るかはランダム。
この辺はローグ系なので、運も絡みますね。
※ボックスで武器を、カプセルでスキルを得られますが、すでに発見済みのものしか出てきません。
武器やスキルを新発見するには、この画像の右上に写っている青い柱のようなものを調べる必要があります。
なお、スキルは習得数に限りがありますが、習得済みのものを消して入れ替えることが可能です。
※緑のエレベーターが次のフロアへの出口ですが、たまに青いエレベーターが見つかることがあります。
これは特殊フロアへ進む出口で、そこでは武器やスキルなどを高確率で得られます。
ただしボーナスステージという訳ではなく、大量の敵がいたり、トラップだらけだったりするのでご用心。
※ボス戦もあり。 むやみに突っ込んで勝てるゲームではありません。
ボスは攻撃を連射した後はリロードするので、そのスキに撃ち込みましょう。
なお、自分のリロードボタンは最初は非表示ですが、オプションで追加できます。
HP が尽きると兵士は死亡しますが・・・ その直前に主人公は、その兵士との接続を切断します。
兵士達は使い捨て。 次はまた新たな兵士を目覚めさせ、探索を続けることになります。
ダンジョン内では資金を獲得でき、それを使って出発前に基本ステータスの強化を行うことができます。
体力、攻撃力、運などを高められ、これは全兵士に適用されます。
また、発見済みの好きな 銃・スキル・特殊攻撃 を1つずつ、次回の初期装備にすることができます。
ダンジョンは全 29 フロア。
途中に5つのボス階があり、打倒できれば次回はそこから再スタート可能。
謎の存在と会話をするイベントフロアも登場します。
ただ難点は、このストーリー部分。
攻殻機動隊を連想させる意味深な物語があるのですが、長い英文で語られるので日本人には理解困難。
そしてこのゲームは「雰囲気ゲー」の印象も強く、英語が解っても理解が難しそうな世界観とストーリーになっています。
見た目や演出で解るような話でもなく、よって英文がスラスラ読める人でないと何もかもがサッパリ。
海外では世界観の評価も高いようですが、英語が解らないと魅力半減系のゲームですね。
※謎のカプセルで保管されている兵士たち。 彼が死んでも代わりはいます。
この兵士たちの正体は何なのか?
※ステージマップ。 全 29 ステージが6つのエリアに分かれています。
そしてそれぞれの武器やスキルは、出現するエリアが決まっています。
何度も繰り返さないと武器とスキルは集まりませんが、まずは無理に集めようとせず、最上階を目指しましょう。
※兵士起動前、奥の部屋でパワーアップを行えます。
Slots の強化は習得できるスキルの上限数を増やします。
また、さらに奥の部屋で初期の武器やスキルを選べます。 お勧めは弾倉が2倍になる Chiphow AmmoArt。
ただし若干のお金がいるので注意。
スキルの説明も英語だし、シューティングの割に爽快感は乏しく、どうにも敷居が高いゲームです。
全方向スクロールのステルス銃撃アクションという点は Space Marshals 2 と共通していますが、そちらを「この手の解りやすいゲーム」とした場合、こちらは「解りにくいゲーム」。
ただ、様々なスキルを習得し、選んだ武器を鍛えながら、長いダンジョンを攻略していく楽しみがあるため、しっかり理解できれば面白くないゲームではありません。
じっくり遊べる人向けのゲームですね。
人を選ぶ内容ですが、エヴァやマトリックス的なシナリオが好きなゲーマーには勧められるアプリでしょうか。
1周はそんなに長くなく、しかし1周だけでは武器もスキルも全然そろわないので、長くやり込める作品ではあります。
・Neon Chrome(iPhone 版、iTunes 起動)
・Neon Chrome(PC 版、Steam へ移動)
※Youtube 公式 PV
そもそも日本語訳されていても分かりづらい抽象的表現の連続ですので
雰囲気と割り切ればゲーム部分は大変面白い秀作だと思います
死んでは強化してリトライを繰り返しじわりじわりと
先に進む楽しさはアクションSTGでありながらRPGのようなプレイ感でした
ステージが毎回ランダムで生成されるのも新鮮で良いです