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キャンディークラッシュでおなじみのメーカー King が公開している、バブルシューター(パズルボブル系)のゲーム「バブルウィッチ」。
世界的には本家のパズルボブルより、こちらの方が定番です。
そのバブルウィッチに続編が登場しました。
バブルウィッチ3」です。

ゲーム内容は前作とほぼ変わらず、パズルボブル のルール通りなのですが、そこは キャンディークラッシュ の King。
誰でも楽しめる、遊びやすい難易度&システムになっています。
作りも丁寧で、今作もライトユーザーを中心に、幅広い層を対象にしているのが伺えます。

アプリ本体は無料。 課金はありますが必須ではありません。
スタミナ制ですがミスしないと減らない形式で、難易度が低めなので、パズルボブルに慣れている人だと当面は延々と遊べます。 広告はありません。

ちなみに「バブルウィッチ2」というアプリは存在しません。
アップデートで1が2の扱いになったためで、実質これが2作目になります。

バブルウィッチ3
画面内にはカラフルな「バブル」がたくさん配置されています。
プレイヤーは画面下からバブルを発射して、これにくっつけ、同じ色を3つ以上繋げると消すことができます。

発射方向を示すガイド表示が常に表示されていて、壁にバブルを撃つと跳ね返るのですが、その反射軌道も正確に表示されます。
よって常に確実に狙いを付けることができます。
この辺の遊びやすさが特徴の1つでしょうか。

バブルは天井か支点から繋がっていて、途中のバブルを消すと、支えがなくなったバブルはまとめて落ちてきます。
これにより高得点を獲得でき、ステージクリアのコツにもなっています。

撃ち出すバブルの候補は2つ提示され、発射前にタップすると入れ替えることができます。
運が悪いといらない色が配られることもありますが、この時は隣にいる相棒の黒猫をタップすることで、そのバブルを破棄し、パワーに変換することができます。
画面上のバブルを消してもパワーは溜まっていき、最大になると「ボムバブル」が与えられ、これを発射すると爆発が発生、周囲のバブルをまとめて消去できます。
中にはボムを使わないと消せない壁バブルもあるので、活用は必須です。

クリア条件は3種類あって、普通にバブルを全消去するステージの他に、鳥が閉じ込められているバブルをすべて割る場合と、上へ昇っていくゴーストの通り道を作るステージがあります。
ゴーストを誘導するというのは、他のパズルボブル系にはないユニークなルールですね。
これとは別に、各エリアのラストにボス戦があります。

バブルを発射するごとにストックが1つ減っていき、0 になるとゲームオーバー。
無駄撃ちしたり、不必要に手玉をパワーに変換したりするとクリアできなくなりますが、前述したように難易度は低めで、バブルの色の種類も少なめ。 当面はかなり簡単です。

バブルウィッチ3 ゴーストとボス戦
※左はゴーストを最上部まで誘導するステージ。 上に通じるすき間を作ると、ゴーストがそこを通っていきます。
白い手玉はボムバブルで、周囲2マスの全バブルを消去。
右はボス戦。 中が光っているバブルを割るとボスにダメージが入ります。


おまけ要素として、壊されてしまった自宅を再建するモードがあります。
クリア評価に応じてスターが溜まっていき、これが最大になると魔法の粉(スターダスト)を得られ、家を作り直し、さらにベンチやらメールボックスやら、色々なものを付け加えて行くことができます。

ある程度リフォームが進むとご褒美を貰えますが、基本的には再建でゲームが有利になる訳ではありません。
しかしこういうのがあると、高評価を取りたいと思えるようになりますね。

課金要素はお助けバブルの購入と、スタミナ回復、ミスった時のコンティニュー。
ただ、どれも必須なものではありません。
お助けアイテムはデイリークエストの達成や、リフォームのご褒美でも貰うことができます。
スタミナは 30 分で1つ回復。 前述したようにミスした時にしか減りません。

少し気になったのは、前作にあったクリア後のご褒美タイムがなくなったことでしょうか。
前作は画面下部に壷があって、その中に落としたバブルが入るとスコアが加算されました。
そしてクリアすると余ったバブルがバラまかれ、追加のスコアを得られるボーナスシーンになったのですが・・・
今回はその壷自体がないので、ご褒美タイムもなく、余ったバブルはそのまま点になります。

ゲームのアクセントになっていて良かったと思うのですが、どの壷にバブルが入るかでスコアが決まってしまい、クリア評価が運次第になってしまうので、Facebook のフレンドとスコアを競うシステムもある今作では避けたのかもしれません。

バブルウィッチ3 リフォームとマップ画面
※家のリフォームシーン。 フレンドの家に訪問する機能もあります。 Facebook アカウントが必要ですが。
右はマップ画面。 現時点でも 10 以上のステージがあるエリアが 13 もあって、ボリュームは十分。


相変わらず遊びやすいゲームです。
要するにパズルボブルをキャンディークラッシュなプレイ感にしたものですね。
キャンディークラッシュ は普段ゲームをやらないサラリーマンや高齢者にもプレイヤーが多いですが、この作品も同様に、そうしたライトユーザーでも楽しめる作りです。

もちろんベースがパズルボブルなので、そちらが好きな方も楽しめます。
キャラクターがちょっとアメリカンですが、そこまでケバい訳でもありません。
手軽に長く楽しめる、万人向けのアプリです。

バブルウィッチ3(iPhone 版、iTunes 起動)

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